2014年度バイオミメティクス研究会・高分子表面研究会合同研究会
表面!生物と高分子の接点
趣旨 生物にとっても、高分子材料にとっても、表面は非常に重要です。表面を「みて」、のぞむべき表面を「つくり」そして、その機能を引き出して「つかう」ことに、共通するものもあれば際立って異なるものもあります。生物と高分子材料の表面をお互いに知ることは、生物機能の模倣や医用材料の開発など、様々な分野への応用が広がるとともに、新しい分析法やモノ作りの考え方をもたらします。今回の講演会は、高分子表面研究会とバイオミメティクス研究会の共同事業として、異分野研究者が集い連携を深める場を持ちたいと存じます。
主催 高分子学会 バイオミメティクス研究会 高分子表面研究会
開催日 2015年01月30日 13:00〜18:45
開催場所 京都大学 東京オフィス
東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟27階

Tel:03-5479-2220
交通 JR・京浜急行 品川駅より徒歩5分
プログラム <13:00−13:05> 開会
<13:05−13:45>
生体不活性特性を有する材料表面近傍の水分子の役割
(東京工業大学) 林 智弘

<13:45−14:25>
ナノスーツ法をもちいた生きた生物表面の高解像度電子顕微鏡観察
(浜松医科大学) 針山孝彦

<14:25−15:05>
非干渉性中性子非弾性散乱による蛋白質/水界面の水和状態と揺らぎの解析
(日本原子力研究開発機構) 中川 洋

<15:05−15:45>
イガイの接着能力からヒントを得た水中接着剤の開発
(高原ERATO) 西田 仁

<15:45−16:00> 休憩
<16:00−16:40>
植物の分泌/自己修復機能を模倣した撥液表面の作製
(産業技術総合研究所) 穂積 篤

<16:40−17:20>
厳密ではない表面構造が持つ緻密な機能:モスアイ構造の乱れと光学特性
(大阪大学) 吉岡伸也

<17:20−18:00>
生物の表面はどのようにつくられるのか:複眼の発生生物学
(北海道教育大学)木村賢一

<18:00−18:40>
情報が繋ぐ生物と工学−生物顕微鏡像から工学的気づきを生み出すバイオミメティクス・画像検索−
(北海道大学) 長谷山美紀

<18:40−18:45> 閉会
受付期間 2014年12月11日〜2015年01月29日
参加要領 1) 定員 100名
2) 参加費(税込)
  企業 3,240円、大学・官公庁 2,160円、
  学生・名誉・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 1,080円
  (バイオミメティクス研究会、表面研究会メンバー 無料)
3) 申込方法 学会ホームページhttp://www.spsj.or.jp/entry/からお申込ください。
      ※参加証を順次送付いたします。
4) 振込先
  銀行振込<三菱東京UFJ銀行銀座支店(普通) 1126232 公益社団法人 高分子学会>
  郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人 高分子学会>
5) その他 プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

【問合先】 高分子学会 バイオミメティクス研究会/高分子表面研究会係
      〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
      電話 03-5540-3771  FAX 03-5540-3737