17-1バイオミメティクス研究会
生態系バイオミメティクスの新潮流と自然史博物館の役割
趣旨 2010年6月に国立科学博物館で開催した"「次世代バイオミメティック材料の研究動向と異分野連携」に関するジョイントシンポジウム"を契機とし、2012年から文部科学省科学研究費新学術領域「生物規範工学」が発足することで、我が国のバイオミメティクス研究は、"情報科学で繋ぐ生物学と工学"をキャッチフレーズのもと、STEM (Science、 Technology、 Engineering、Mathematics)と経済学、社会学等との連携による総合的な学術領域として体系化されつつあります。一方、世界的には、Industrie4.0やAI、ロボティクスを支える"群れのバイオミメティクス"に端を発した「生態系バイオミメティクス」とも称すべき新しい潮流が興り、"持続可能な街づくり"を開発目標としたBiomimetic Architecture やBiomimetic Smart Cityの提案がなされはじめました。今回の研究会は、様々な視点から、建築・都市設計におけるバイオミメティクスを考えることで、"持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals:SDGs)"と自然史博物館の役割について、改めて議論を始めることにしました。
主催 高分子学会バイオミメティクス研究会
協賛 共催:国立科学博物館、協賛:平成24〜28年文部科学省科学研究費新学術領域「生物規範工学」
開催日 2017年06月15日 10:00〜16:05
開催場所 国立科学博物館 上野本館 日本館2階 講堂
台東区上野公園 7-20

Tel:03-5777-8600
交通 JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
http://www.kahaku.go.jp/userguide/access/index.html
プログラム 10:00     開 会 
(国立科学博物館)野村周平

10:05〜10:15 挨 拶
(国立科学博物館)林 良博

10:15〜11:00 生き物の再生・治癒・進化に学ぶ都市づくり
(筑波大学)谷口 守

11:00〜11:45 持続可能な住環境技術とバイオミメティクス
(LIXIL)井須紀文

11:45〜12:45 昼 食
12:45〜13:30 自然史博物館はどこへ向かうのか:生物多様性と自然史博物館
(国立科学博物館) 松浦啓一

13:30〜14:15 粘菌に学ぶネットワーク構築のバイオミメティクス
(北海道大学) 中垣俊之

14:15〜14:30 休 憩
14:30〜15:00 生物規範工学の成果と課題
(産業技術総合研究所) 穂積 篤

15:00〜15:30 生物規範工学からエミュレーション生物学へ
(海洋研究開発機構) 出口 茂

15:30〜16:00 STEAM教育と博物館がもたらす、"自然に学ぶ!持続可能な街づくり"
(北海道大学総合博物館)下村政嗣

16:00〜 閉 会
(高分子学会バイオミメティクス研究会運営委員長)下村政嗣
受付期間 2017年04月28日〜2017年06月15日
参加要領 1) 定員 150名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
2) 参加費(税込)
  企業 5,400円 大学・官公庁 3,240円 学生 2,160円
  名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 2,160円
  バイオミメティクス研究会メンバー・国立科学博物館職員 無料

3) 申込方法
  Webにて申込の上、参加費を6月末日までにご送金ください。
  参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。
4) 振込先
  銀行振込
   <三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 公益社団法人 高分子学会>
  郵便振替
   <00110-6-111688 公益社団法人 高分子学会>
  ※振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。
  ※銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書に代えさせていただきます。
5)その他:プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。


問合先
   高分子学会 バイオミメティクス研究会係
   〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
   電話 03−5540−3771  FAX 03−5540−3737

※ウェブでのお申し込みは6月14日(水)午前までとさせていただきます。
 以降は上記宛お問い合わせください。