2007年度有機EL講習会
有機半導体:材料からデバイスまで
趣旨 1987年にC.W. Tangらにより有機EL素子が発表されてから20年が経ちました.当初は,正孔輸送層と発光層の2層型素子構造を,低分子材料の真空蒸着により,薄膜積層化するという技術内容でした.現在に至るまで,この素子構造におけるヘテロ接合という概念は,すべての有機EL素子の基礎となっています.しかしながら,材料開発に関しては,低分子材料が高分子へと発展し,さらには,蛍光色素からリン光錯体へと大きく進化してきました.プロセスについても,真空蒸着法から,インクジェットに代表される湿式印刷法の検討も行われてきました.また,シリコン半導体技術との組み合わせにより,アクティブマトリックス型パネルも実用化され,有機半導体技術の間口が非常に大きいことが示されています.有機半導体は,有機EL素子を用いたディスプレイ分野だけではなく,有機トランジスタへの応用,また,ELとは逆過程である有機太陽電池への展開も活発になってきています.
本講習会では,有機半導体を取り巻く最近の状況を踏まえ,有機半導体材料の研究を原点として,有機半導体固有の物性に基づくデバイス設計に至るまでを,各分野の最先端でご活躍されている講師をお招きして,現在の状況や将来展望について講演いただきます.有機半導体に関して,今後の研究活動の一助となることを目的として企画しました.
多数のご参加をお待ちしています.
主催 高分子学会 有機EL研究会
開催日 2007年10月19日 10:00〜17:00
開催場所 東京大学 本郷キャンパス 小柴ホール
文京区本郷7-3-1 東京大学理学部1号館
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/acc/map.html
交通 東京メトロ 丸の内線 本郷三丁目駅 徒歩 約8分、千代田線 湯島駅又は根津駅 徒歩 約8分、南北線 東大前駅 徒歩 約1分
プログラム <10:00-10:40>
1) 有機半導体研究30年の教訓から (九大総合理工)筒井哲夫
<10:40-11:20>
2) 有機半導体材料の分子設計と合成 (東工大総合理工)山下敬郎
<11:20-12:00>
3) 有機薄膜の物性評価 (有機エレクトロニクス研)小田敦
<13:20-14:00>
4) 低分子有機EL素子における寿命の支配要因 (北陸先端大院マテリアルサイエンス)村田英幸
<14:00-14:40>
5) 高分子有機ELのメカニズム解析 (シャープ)内田秀樹
<14:40-15:20>
6) 有機ELリン光素子の最新技術 (コニカミノルタテクノロジーセンター)北弘志、大谷博史
<15:40-16:20>
7) 有機トランジスターのディスプレイ応用 (九大院システム情報科学)服部励治
<16:20-17:00>
8) 有機薄膜太陽電池 (阪大院工)平本昌宏
受付期間 2007年08月20日〜2007年10月18日
参加要領 1)定員150名
2)参加費   @企業 13,650円 A大学・官公庁 5,250円
       B学生・ゴールド・シルバー 2,100円
       C有機EL研究会メンバー
        a)企業 10,500円,b)大学・官公庁 4,200円
3)申込方法  Webでお申し込み後、参加費を10月末日までにご送金下さい。
       参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。
4)振込先   銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 (社)高分子学会>
       郵便振込<00110-6-111688 (社)高分子学会>
  振込手数料は振込人にてご負担下さいますようお願いいたします。
  銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。

問合せ先   (社)高分子学会 有機EL研究会係
       〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
       TEL 03-5540-3771   FAX 03-5540-3737

※Webでのお申し込みは10月18日(木)午前までとさせていただきます。以降は上記宛お問い合わせ下さい。