Workshop on Analysis of Functional Properties of Macromolecules by NMR Spectroscopy
(NMR研究会 PPC10併設講演会)
趣旨  高分子構造解析の有力なツールであるNMRは、特に近年、磁場の向上、分光器・コンピューターの性能向上、様々な測定手法の開発により、さらに強力な分子構造解析手法として注目を集めている。NMRの発展に伴い、従来は困難であったテーマにも果敢にチャレンジする研究例も増加し、NMR法による高分子構造解析は新たな局面をむかえているといってよい。そこで、NMR研究会では、「NMR法による高分子の機能発現の解析」と題し、国内外のチャレンジ精神に溢れた研究を展開する研究者に講演を依頼し、この分野の未来を方向づける講演会を開催する。
主催 高分子学会 PPC10組織委員会 NMR研究会
開催日 2007年12月05日 10:00〜17:40
開催場所 神戸商工会議所3F 神商ホール
神戸市中央区港島中町

交通 ポートライナー「市民広場」駅より北へ徒歩約5分
プログラム <10:00〜10:10>開会のあいさつ  併設プログラム実行委員長  河原 成元
1.Current Leader講演 〜NMRによる高分子構造解析の確立〜
<10:10〜10:55>
1-1.高分子材料の固体NMRによる精密構造解析
(京大)堀井文敬

<10:55〜11:40>
1-2.絹の固体NMR構造解析と新しい絹様材料の設計・再生医療材料への応用
(農工大)朝倉哲郎

<11:40〜12:25>
1-3.The preparation and medical applications of hyaluronan- and chitosan-based MRI contrast agents.
(Universite de Montreal)Dr. Francoise M. Winnik

2.New Leader講演 〜NMRを自在に使いこなした複雑系の構造解析へのチャレンジ〜
<13:40〜14:15>
2-1.高分子の化学構造分布を測定するNMR ― 溶液NMRの新展開
(徳島大)右手浩一

<14:15〜14:50>
2-2.固体1H-NMR緩和現象に及ぼす複合材料の相溶性とモルフォロジー
(防衛大)浅野敦志

<14:50〜15:25>
2-3.Quantitative CP/MAS methods for polymer structure characterization
Dr. Qun Chen

<15:25〜16:00>
2-4.加硫天然ゴムの架橋点の構造解析
(長岡技科大)河原成元

3.Now Generation講演 〜スタイルの継承・新たな展開〜
<16:10〜16:40>
3-1.新規固体NMR測定法の開発と高分子材料解析への応用
(日本電子)西山裕介

<16:40〜17:10>
3-2.高分解能固体NMRを用いた粘土鉱物の構造解析及び磁場勾配NMRによる懸濁状態における粘土粒子の配向度解析
(東工大)高橋貴文

<17:10〜17:40>
3-3.超好熱菌由来のPyrrolidone Carboxyl Peptidaseの中間体構造
(富山大)竹内誠

<17:40> 閉会のあいさつ  高分子NMR研究会運営委員長  右手浩一
<18:00〜20:00> 懇親会 ポートピアホテル 生田の間
受付期間 2007年10月31日〜2007年12月04日
参加要領 1)定員 90名(定員になり次第、締め切らせていただきます。)
2)参加費 @企業 5,250円 A大学・官公庁 3,150円 B学生・ゴールド・シルバー会員 2,100円 CNMR研究会メンバー・PPC10参加者無料
3)申込方法 Webにて申込後、参加費を12月末までにご送金下さい。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。当日のお支払いはご遠慮ください。
4)懇親会費 8,000円
5)振込先:銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 名義(社)高分子学会>
 郵便振替<00110-6-111688 名義(社)高分子学会>
振込み手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。

問合先 (社)高分子学会 NMR研究会係
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
TEL 03-5540-3771  FAX 03-5540-3737

※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
※ PPC10に参加される場合は、別途参加登録(参加費用)が必要ですので、ご注意ください。
※Webでのお申し込みは12月4日(火)午前までとさせていただきます。以降は上記宛お問い合わせ下さい。