2008年度燃料電池材料研究会講座
燃料電池開発の最前線と高分子材料への期待
趣旨 固体高分子形燃料電池(PEFC)やメタノール直接型燃料電池(DMFC)は、高効率・低公害の次世代エネルギー供給源として電気自動車や定置用電熱併給システム、携帯機器用電源への応用を目指した世界的な研究・開発競争が展開されています。PEFCやDMFCの実用化のためには高性能化、長寿命化、低コスト化が達成されなければなりませんが、そのいずれにおいても高分子材料が貢献すべき課題が数多く残されています。
本講座では、PEFC、DMFCの研究開発に最前線で携わっておられる講師陣をお招きして、現状と技術課題、高分子材料に対する期待と将来展望についてご講演いただきます。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
主催 高分子学会 燃料電池材料研究会
協賛 (予定)応用物理学会、化学工学会、石油学会、電気学会、電気化学会、日本化学会、 日本エネルギー学会、日本分析化学会
開催日 2008年10月02日〜2008年10月03日
開催場所 化学会館7階ホール
東京都千代田区神田駿河台1-5

Tel:03-3292-6161
交通 JR中央線・総武線 御茶ノ水駅下車徒歩3分、東京メトロ丸の内線 御ノ水駅下車 徒歩4分、東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅下車 徒歩5分
プログラム
第1日=10月2日(木)
<10:00〜11:00>
1) 燃料電池技術開発の現状と材料開発への期待
(NEDO)佐藤嘉晃

<11:00〜12:00>
2) 新規な芳香族系高分子電解質膜の開発
(JSR)後藤幸平

<13:00〜14:00>
3) 電解質膜の高次構造解析 物質移動現象との相関性
(産業技術総合研究所)大平昭博

<14:00〜15:00>
4) 高分子電解質の高次構造制御とPEFC特性の関係
(上智大学)陸川政弘

<15:00〜16:00>
5) 燃料電池用炭化水素系イオン交換膜の物性と発電特性
(トクヤマ)柳 裕之

<16:20〜17:20>
6) 定置用PEFCの開発と電解質膜への期待
(東芝燃料電池システム)干鯛将一

<17:20〜18:20>
7) 松下電器における定置用PEFC開発
(松下電器産業)辻 庸一郎


第2日=10月3日(金)
<10:00〜11:00>
8) 燃料電池自動車開発の現状と今後の課題
(日産自動車)金坂浩行

<11:00〜12:00>
9) FCHV運転モードにおける触媒の形態変化
(トヨタ自動車)加藤 学

<13:00〜14:00>
10) 松下電池工業におけるモバイル用DMFC開発の取り組み
(松下電池工業)秋山 崇

<14:00〜15:00>
11) 日立マクセルにおける小型燃料電池の開発状況
(日立マクセル)中井敏浩

※11)講演者変更になりました。
※演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
受付期間 2008年08月07日〜2008年10月01日
参加要領 [定員] 80名

[申込]
当サイトからお申し込みの上、参加費を10月末日までにご送金ください。
参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。

[参加費(税込)]
(1)企業 27,300円
(2)大学・官公庁 9,450円
(3)学生 3,150円
(4)名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 3,150円 
(5)燃料電池材料研究会メンバー (a)企業 22,050円 (b)大学・官公庁 7,350円

[振込先]
(1)銀行振込
  三菱東京UFJ銀行銀座支店 普通預金 1126232 (社)高分子学会
(2)郵便振替
  00110-6-111688(社)高分子学会

[その他]
・振込み手数料は振込人にてご負担ください。
・銀行・郵便局の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。

[問合せ先] 
(社)高分子学会 2008年度燃料電池材料研究会講座係
 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F 
  電話03−5540−3771 FAX03−5540−3737


※Webでのお申し込みは10月1日(水)午前までとさせていただきます。
 以降は上記宛お問い合わせ下さい。