09-2NMR研究会
溶液・固体NMRが高分子材料開発に果たす役割
趣旨  高分子系物質やポリマー系材料の研究開発の現場において、NMRは不可欠な「分析」手段としての役割を果たしています。NMRから得られる分析情報は、物質の同定や構造解析のみならず、生産現場における製品管理などにも広く用いられています。一方、NMRから得られる多彩な情報は分析だけにとどまらず、新たな分子設計・材料開発に積極的に活かすことが可能です。今回の研究会では、NMRから得られる情報をどのようなカタチで積極的に「高分子材料開発」に活かすかという視点を重視し、企業の研究所等において材料開発に直結した立場でNMRを活用されておられる先生方にご講演いただきます。NMRの特徴を踏まえた実践的な溶液NMR・固体NMRの役割について、利点や弱点を含めた議論の場としてこの研究会が活用されることを期待いたします。
主催 高分子学会 NMR研究会
協賛 日本化学会 日本核磁気共鳴学会
開催日 2009年12月18日 10:00〜16:50
開催場所 東京農工大学小金井キャンパス内 科学博物館・講堂
小金井市中町2-24-16

交通 JR中央線東小金井駅南口より徒歩 10分
プログラム プログラム
<10:00〜11:00>
1. 高分子の溶液および固体NMR研究とその活用
(東京農工大学)朝倉 哲郎

<11:00〜11:40>
2. 高分解能NMR・ラマン分光を用いた医薬品化合物の結晶形評価
(日産化学)佐藤 博彦

<11:40〜12:20>
3. LC−NMRの応用としての医薬品不純物・代謝物の構造解析
(東レリサーチセンター)川口 謙

<13:30〜14:10>
4. 企業での高分子材料開発のための溶液NMRの活用例 −ポリエステルを中心として−
(帝人)松田 裕生

<14:10〜14:50>          
5. 溶液・固体NMRによるゴムの材料開発     
(住友ゴム工業)小林 将俊

<15:30〜16:10>
6. 住友化学の材料開発における固体NMRの利用法 〜高分子LED材料の立体構造解析〜
(住友化学)金坂 将

<16:10〜16:50>
7. 固体NMRによるポリマー材料の物性評価 −ポリグリコール酸の物性と配向の関係−
(三井化学分析センター)関根 素馨


 本研究会は、新型インフルエンザや悪天候等の影響により、予定を変更する場合があります。催行情報についてはこちらに掲載いたしますので、
研究会当日は、お出かけの前に必ずこちらのページをご確認いただきますよう、お願い申し上げます。



予定どおり開催します 2009.12.17更新


受付期間 2009年10月07日〜2009年12月17日
参加要領 1)定員 120名(定員になり次第、締め切らせていただきます。)
2)参加費 @企業 5,250円 A大学・官公庁 3,150円 B学生 2,100円 B名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,100円 CNMR研究会メンバー 無料
3)申込方法 Webにて申込後、参加費を12月末までにご送金下さい。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。
4)振込先:
 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 名義(社)高分子学会>
 郵便振替<00110-6-111688 名義(社)高分子学会>

振込み手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。

問合先 (社)高分子学会 09-2NMR研究会係
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
TEL 03-5540-3771  FAX 03-5540-3737

※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
※Webでのお申し込みは12月17日(木)午前までとさせていただきます。以降は上記宛お問い合わせ下さい。