09-2超分子研究会
精密無機化学を基盤とする超分子金属錯体
趣旨  有機合成化学は極めて高度な手法が確立されて、あらゆる分子を自在につくり出す事が可能となってきており、今や機能材料の開発の原動力となっていることは言うまでもない。特に新しい超分子構造体の新分野の躍進に大きな役割を果たしてきている。これに対し、無機元素は炭素原子以外の110種類近く有りながら、未だ無機・金属を自在に組み立てる方法が実現されていない。いわゆる、未踏の領域である精密無機合成化学を基盤として、種類豊富な無機金属元素を原料に精密にかつ自在にナノ構造体を組み上げる方法こそが、全く知られていない数多くの次世代ナノ材料の誕生に繋がる。精密無機合成化学への新しいアプローチこそが次のナノテク戦略として強く望まれており、活発な研究開発が展開され始めている。今回、新しい時代を誕生させる未来材料として期待されている超分子金属錯体について最先端の話題について取り上げ、各界の第一線で活躍されている講師陣を招いて研究会を開催します。
主催 高分子学会 超分子研究会
協賛 日本化学会、錯体化学会 
後援 慶應義塾大学、新学術領域研究「配位プログラミング」
開催日 2010年01月21日 13:30〜17:30
開催場所 慶應義塾大学 理工学部(矢上キャンパス)
創想館(14棟) 地下2階 マルチメディアルーム
横浜市 港北区 日吉 3-14-1
http://www.keio.ac.jp/access/yagami.html
交通 東急東横線「日吉駅」下車 徒歩15分
プログラム 1. 精密無機化学のためのナノクラスター化学
(慶應義塾大学理工学部)中嶋 敦

<14:25〜15:05>
2. シークエンスの制御と金属錯体
(物質・材料研究機構)田代 健太郎

<15:05〜15:45>
3. 超分子金属錯体空間を活用した精密分子集積化
(東京工業大学資源化学研究所)吉沢 道人

<15:45〜16:00> コーヒーブレイク
<16:00〜16:40>
4. 集積型金属錯体のナノ粒子材料化?物性と応用
(東京農工大学大学院共生科学技術研究院)山田 真実

<16:40〜17:30>
5. 分子構造に基づく特異な磁性
(筑波大学大学院数理物質科学研究科)大塩 寛紀


受付期間 2009年10月30日〜2010年01月20日
参加要領 1) 定員100名
2) 参加費 @企業3,150円 A大学・官公庁2,100円 B学生1,050円 C終身・名誉・フェロー・ゴールド・シルバー会員 1,050円 D超分子研究会メンバー無料
3) 申込方法 WEBにてお申込の上、参加費を1月末までに送金下さい。
参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。
4) 振込先:銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 名義(社)高分子学会>
郵便振替<00110-6-111688  名義(社)高分子学会>
5)その他:演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。

問合先 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル (社)高分子学会
09-2超分子研究会係 TEL 03-5540-3770 FAX 03-5540-3737

※Webでのお申し込みは1月20日(水)午前までとさせていただきます。以降は上記宛お問い合わせ下さい。