第30回無機高分子シンポジウム
魅力ある炭素材料 ―ナノからマクロスケールの無機高分子材料― |
趣旨 |
2010年ノーベル物理学賞の対象にグラフェン(ガイム、ノボセロフ両博士)が選出され、炭素材料が新たな注目を集めています。炭素材料は、古くから人類と密接にかかわり、石炭、カーボンブラック、活性炭といった生活に密着したものから、近年では、ものづくりに必須なカーボン繊維、ダイヤモンドライクカーボン、さらにはカーボンナノチューブ、フラーレンといったこれまでにない高機能性の発現が期待されるナノ材料まで開発、発見されています。このような魅力的な炭素材料を0、1次元(フラーレン、カーボンナノチューブ)、2次元(グラフェン)、3次元(炭素)、工業製品(カーボン繊維)と整理し、ナノからマクロスケールの無機高分子材料と捉えてシンポジウムを企画しました。本シンポジウムでは、炭素材料の研究、開発、応用まで、産業界・学界の第一線でご活躍の研究者にご講演をお願いいたしました。また、意見交換の場としてご利用いただけるようコーヒーブレイクの時間も設けさせていただきました。皆様のご参加をお待ち申し上げております。 |
主催 |
高分子学会 無機高分子研究会 |
協賛 |
(予定)応用物理学会、ケイ素化学協会、ゼオライト学会、電気化学会、
日本化学会、日本セラミックス協会
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開催日 |
2011年06月17日 10:30〜17:00 |
開催場所 |
東京理科大学記念講堂 神楽坂キャンパス1号館17階
東京都新宿区神楽坂1-3
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交通 |
JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分
大江戸線飯田橋駅下車 徒歩10分
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プログラム |
<10:30〜11:20> 1.「カーボンブラック−産業を支える炭素微粒子−」(三菱化学)服部 剛
<11:20〜12:10> 2.「グラフェンの端とその電子・磁気的活性」(東京工業大学大学院)榎 敏明
<13:10〜14:00> 3.「ナノカーボン材料の化学修飾と光機能」(京都大学大学院)今堀 博
<14:00〜14:50> 4.「塗布型CNT(カーボンナノチューブ)トランジスタの開発」(日本電気)遠藤 浩幸
<14:50〜15:20> コーヒーブレイク
<15:20〜16:10> 5.「カーボンナノホーンのドラッグデリバリー応用可能性」(産総研つくば)湯田坂 雅子
<16:10〜17:00> 6.「炭素繊維複合材料の展開について」(東レ)山中 亨
※停電等の事情により、プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
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受付期間 |
2011年04月14日〜2011年06月16日 |
参加要領 |
1)定員 100名 2)参加費(税込) @企業13,650円 A大学・官公庁5,250円 B学生2,100円 C名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シルバー会員2,100円 D 無機高分子研究会メンバー (a)企業10,500円 (b)大学・官公庁4,200円
3)申込方法 本サイトhttp://www.spsj.or.jp/entry/からお申込いただくか、下記申込用紙にご記入いただき、FAXまたは郵便にてご送付の上、参加費を6月末までにご送金ください。申込受付後、参加証と請求書(希望者のみ)を順次送付いたします。
4)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行銀座支店 普通預金1126232(社)高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688(社)高分子学会> 振込手数料は申込者にてご負担くださいますようお願いいたします。 銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書とさせていただきます。
申込先 高分子学会 第30回無機高分子シンポジウム係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F 電話03−5540−3771 Fax03−5540−3737
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