第1回高分子学会グリーンケミストリー研究会シンポジウム
趣旨  高分子の原料である石油など化石資源の枯渇が避けられない状況のなかで、再生可能な資源(バイオマス)を石油に変わる高分子の原料や高分子材料に変換する技術の開発が活発になっています。一方、高分子は体積において世界最大の生産量を誇っていますが、材料として利用された後、その大部分が廃棄されています。しかし、これまで、その廃棄高分子を原料に戻す従来型のフィードストック(ケミカル)リサイクルは、コスト高に加え、生成するケミカルズの付加価値が低いため、大きな産業に発展しておらず、プラスチック廃棄物全体の数%程度で寄与しているだけでした。
 現在、石油やバイオマスを原料とした廃棄高分子を新たな資源と位置づけた高度な資源循環システムの構築が求められています。本シンポジウムでは、廃棄物・資源循環学会 リサイクルシステム技術研究部会で行われた「容リ法プラ・シュレッダーダストプラのリサイクル(平成23年3月16日)」に続いて、関連分野の研究技術者が一同に会し、次世代のプラスチックの資源循環システムを支える最新の化学と技術について幅広く討論する場を提供いたします。
主催 高分子学会 グリーンケミストリー研究会
開催日 2012年08月23日〜2012年08月24日
開催場所 日本大学理工学部駿河台校舎1号館6階 CSTホール
千代田区神田駿河台1-8-14

交通 JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅下車 聖橋口改札出口より徒歩3分
プログラム
プログラム詳細こちらをご覧ください。
8月23日(木)
<13:00〜14:20>
招待講演1)グリーンケミストリーのめざすもの-Positive GC/GSCの提案
(東京大学名誉教授)御園生 誠

招待講演2)グリーンサステイナブル化学原料−再生可能資源(バイオマス)の利用
((株)三菱化学化学技術研究センター合成技術研究所)瀬戸山 亨

<14:20〜15:35>口頭発表
<16:00〜17:20>ポスター発表
<17:30〜19:20>ポスター賞表彰・懇親会
8月24日(金)
<10:00〜11:40>口頭発表
<11:40〜12:20>
招待講演3)グリーン化学製品−循環型炭素資源としてのプラスチック
(京都工芸繊維大学名誉教授)奥 彬

<13:20〜16:00>口頭発表
受付期間 2012年05月10日〜2012年08月22日
参加要領 1) 定員100名
2) 参加費 @企業・大学・官公庁 7,350円 A学生3,150円 B高分子学会名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 3,150円C高分子グリーンケミストリー研究会メンバー 5,250円
3)懇親会費 1.企業・大学・官公庁4,000円 2.学生2,000円
  懇親会のキャンセルの場合は、係る費用をご負担いただくことがあります。
4) 申込方法 Webにて申込後、参加費を8月末日までにご送金下さい。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。
5) 振込先:銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232(社)高分子学会>
郵便振替<00110-6-111688(社)高分子学会>
振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。
銀行・郵便振替の領収書をもちまして本会からの領収書にかえさせていただきます。
6)その他:演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。

登録が完了すると受理通知が届きます。24時間経っても受理通知が届かない場合、開催間際になっても参加証が届かない場合は下記までお問い合わせください。

※WEBからの申込は8月22日(水)午前までです。以降は下記までお問合わせください。

問合先 公益社団法人 高分子学会 第1回グリーンケミストリー研究会シンポジウム係
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
TEL 03-5540-3771  FAX 03-5540-3737