06-1エコマテリアル研究会
高分子分解酵素の新展開
趣旨 生分解性プラスチックとバイオベースプラスチックの2種類が、環境に優しい高分子として現在定義されている。前者は環境中に存在する微生物が分泌する分解酵素の作用により二酸化炭素と水に分解されるプラスチックであり、後者は糖や植物油などの再生可能資源から生産されるプラスチックである。最近ポリ乳酸を始めとするバイオベースプラスチックが注目されているが、本シンポジウムでは、プラスチックの生分解性機構にもう一度焦点を当て、新規分解酵素の探索、分解酵素の立体構造と機能、生分解速度の予測、新しい生分解の解析についての研究をご講演して頂く。本シンポジウムを通じて、生分解性プラスチックとバイオベースプラスチックの長所・短所を再認識して頂ければ幸いである。
主催 エコマテリアル研究会
開催日 2006年07月14日 13:00〜17:30
開催場所 理化学研究所 大河内記念ホール
和光市広沢2-1

Tel:048-462-1111
交通 東京メトロ有楽町線または東武東上線 和光市駅下車 徒歩15分
プログラム 13:00〜13:05 はじめに(運営委員長挨拶)(大阪大学大学院)宇山浩
13:05〜13:55
1)酵母が生産する新規高活性ポリ乳酸分解酵素(独立行政法人酒類総合研究所)正木和夫
13:55〜14:45
2)ポリヒドロキシブタン酸分解酵素の結晶構造 (独立行政法人理化学研究所) 久野玉雄
15:00〜15:50
3)高分子分解酵素遺伝子の発現解析と分子進化(岡山大学)河合富佐子
15:50〜16:40
4)麹菌を用いた生分解性プラスチックのバイオケミカルリサイクル
(東北大学大学院)阿部敬悦
16:40〜17:20
5)制御された実験室コンポスト中での脂肪族ポリエステルの生分解(静岡大学)中崎清彦 
受付期間 2006年05月30日〜2006年07月13日
参加要領 [申込]
(1)「行事参加・発表申込」(web)にてお申込ください。
  (申込内容はe-mailにて届けられる受理通知にてご確認ください。)
(2)申込受付後、事務局より参加証と請求書(希望者のみ)が届きます。
(3)参加費を下記いずれかの振込先に7月末日迄にご送金ください。


[参加費]
(1)企業3,150円 (2)大学・官公庁2,100円 (3)学生・ゴールド・シルバー 1,050円
(4)エコマテリアル研究会メンバー無料

[振込先]
(1)銀行
  三菱東京UFJ銀行銀座支店 普通預金 1126232 (社)高分子学会
 
(2)郵便局
  00110-6-111688(社)高分子学会

[その他]
・振込み手数料は振込人にてご負担ください。
・銀行・郵便局の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。

[問合せ先] 
(社)高分子学会 06-1エコマテリアル研究会係
 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F 
  電話03−5540−3770 FAX03−5540−3737

※Webでのお申し込みは7月13日(木)午前までとさせていただきます。
以降は上記宛お問い合わせ下さい。