ブックタイトル高分子 POLYMERS 62巻12月号

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高分子 POLYMERS 62巻12月号

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高分子 POLYMERS 62巻12月号

委員会だより第2回Short Course in Asia高分子学会ビジョン2010には「3.高分子科学技術の持続的発展の牽引」の項に“発展著しいアジア地域での交流の強化”が謳われています。間違いなくアジア諸国には、将来のその国の高分子科学分野を学術的に発展させ、社会へ貢献するであろう優秀な多くの人材が生まれて育っています。一方、高分子産業にかかわる多くの日本企業がアジア諸国に工場や研究所を設けて活動し、世界の産業においても重要な役割を担うに至っています。アジア諸国の高分子にかかわる科学・技術が大きく発展するためにはそれぞれの国における産官学の高分子に関するソサイエティーの形成が必要でしょう。高分子学会は、産官学が連携してバランス良く活動を行うことで高分子科学と産業の発展に大きく貢献し、新たな人材の教育にも寄与してまいりました。将来の日本の高分子科学および産業の発展を考えますと、世界との、とくにアジア諸国を中心とした交流と連携が重要となります。高分子学会とアジア諸国との交流はアジア諸国の産官学の高分子に関するソサイエティーつくりにも貢献し、“わが国とアジア諸国が共に歩むこと”が両者にbenefitをもたらすとの考えはすでにわれわれの共通認識でしょう。さて、アジア地域ではとくに学生・若い研究者への高分子教育が必要であるとされているという実情を鑑み、日本の高分子学会が主導で教育プログラムを現地で行うことを企画し、第2回目としてベトナムのハノイで開催することを計画いたしました。当日は、高分子合成、高分子物性および高分子機能に関して基礎的講義を行った後、現地に工場や事業所をもっている邦人企業の紹介を行っていただきます。また、新たにポスターセッションを設置し、ベトナムの学生および企業からのポスター発表を行います。教育プログラムと交流会は、現地の産官学の高分子に関するソサイエティーつくりにも貢献し、本企画はアジア諸国との恒常的なより密接な交流へ発展することが期待されます。主催:高分子学会共催:ベトナム高分子学会、ハノイ工科大学、Viet Tri工業大学、ベトナム科学アカデミー日時:2014年1月15日(水)会場:Hotel Nikko Hanoi主題:Introduction to Polymer Science対象:大学院学生、若手研究者、現地日本企業およびベトナム企業が雇用した若手技術者や研究者プログラム:高分子合成、高田十志和(高分子学会副会長、東京工業大学)高分子物性、功刀滋(京都工芸繊維大学)ポスター発表(ポリマー材料フォーラム2014 inベトナム)機能性高分子、河原成元(長岡技術科学大学)機能性高分子、明石満(高分子学会会長、大阪大学)企業紹介懇親会参加要領:1)定員:20名程度、2)申込締切:12月20日、3)申込方法:氏名、勤務先、連絡先、電話番号、FAX番号、電子メールを明記の上、電子メールにてkobunshi@spsj.or.jpまでお申し込みください。連絡先:[104-0042]東京都中央区入船3-10-9新富町ビル公益社団法人高分子学会国際交流委員会Short Course in Asia担当係? 03-5540-3775 FAX 03-5540-3737 E-mail: kobunshi@spsj.or.jp高分子62巻12月号(2013年)761