高分子 Vol.58 No.5 2009年5月
高分子 Vol.58 No.5
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特集 高分子学会研究会
高分子学会には,会員の要請によって設置された22の研究会があり,それぞれ独自の研究活動を行っている。メンバー数も累計で2000名を超える。研究会の運営委員長の1/3以上が企業会員であることは,基幹産業と密接に関わる高分子科学の特徴を反映している。科学技術の目覚ましい進歩と学際領域の拡大に伴い,基礎から応用に至る最先端の情報や研究交流の場を提供する研究会の役割は,益々重要となってきている。本特集では,研究会のユニークな研究活動・特徴,研究会が関わる最新の科学・技術動向,諸問題,成果,今後の展望等について,4月号に引き続き紹介する。
八島・秋吉・桜井・佐藤(尚)・鈴木・彌田
素描
高分子学会研究会と産学官連携 副会長 田中千秋
297

ホットトピックス
300

グローイングポリマー
徒然なるままに 生方 俊
304

展望
拡大する高分子表面の活用と課題 高分子表面研究会 中村友久・西野 孝
305
ネットワークポリマーの革新を目指す 精密ネットワークポリマー研究会 沼田俊一
307
固体界面固着材料としての高分子的本質追究と親地球的材料化探索 接着と塗装研究会 米澤宣行
309
燃料電池の実用化を目指した材料研究開発への貢献 燃料電池材料研究会 小谷貴彦
311
進化するバイオ高分子・生体分子システムへの挑戦 バイオ・高分子研究会 秋吉一成
313
電子・情報関連技術の発展とともに歩む研究会 光反応・電子用材料研究会 中野英之
315
未来のコミュニケーションを目指して フォトニクスポリマー研究会 小池康博
317
プラスチックフィルムの技術動向 プラスチックフィルム研究会 伊藤勝也
319
有機−無機ハイブリッドによる材料革命を目指して 無機高分子研究会 松川公洋
321
超分子研究のさらなる飛躍を目指して 超分子研究会 山元公寿
323
次世代の薄型ディスプレイ,照明を目指して 有機EL 研究会 城戸淳二
325

高分子科学最近の進歩
生命科学時代の新材料―高弾性・高靭性ダブルネットワークゲル― グン 剣萍
327
環状高分子のキャラクタリゼーションと物性―最近の展開― 太田 豊・高野敦志
332

先輩からのメッセージ − 仕事 しごと 私事 しごと
仕事と女らしさのバランス 大島まり
337
仕事と心情 秋田 隆
338

学会からのお知らせ
339
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