高分子 Vol.59 No.4 2010年4月
高分子 Vol.59 No.4
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特集 海外で活躍する日本人研究者
昨今の研究・開発のグローバル化にともない,多くの日本人研究者が海外の大学,研究所,企業でポジションを得て活躍されている。この背景には,決して豊かとは言えない時代に開拓者として海を渡り,高分子への熱い思いを胸に異国の地で現在の地位を築かれた先達たちの努力がある。本特集では,若手からシニアに至るまで,海外で活躍されている13名の日本人研究者にスポットをあて,海外在住を決意するに至った動機,きっかけ,異国の地での波乱万丈の研究生活,成功に至るまでの紆余曲折,研究への思い入れなどを熱く語って頂くことを目的に企画しました。本稿が会員諸氏,とくに若手研究者にとって,国際化とは何かについて,改めて見つめ直すきっかけになれば幸いである。
八島・秋吉・伊藤・菊池
素描
世界により良き研究の場を求めて 岡本善之
185

Hot Topics
188

グローイングポリマー
結晶の分子運動を追って 堀毛悟史
191
予想と実際 前田壮志
192

展望
独立して研究室をもつということ 黒田賢一
193
テニュアへの道 古賀忠典
195
Homogeneous Catalyst for Isotactic Polystyrene 奥田 純
197
北米での研究生活 原 正典
199
ドイツで過ごした研究生活 樽見和明
201
フランスでポジションを得る 成田哲治
203
本当にやりたいことをやってみたら? 小田玲子
205
雑感―成功まではまだ長い道のり― 藤原知子
207
Interdisciplinaryな環境のもとで 山越葉子
209
マイクロリソグラフィーに魅せられて 鈴木泰弘
211
10年間のポスドク生活 村田博宣
213
学問を通しての出会い 日下 勇
215
果報は寝て待つ 秋葉和輝
217

高分子科学最近の進歩
次世代有機系太陽電池開発の未来 瀬川浩司
219

先輩からのメッセージ − 仕事 しごと 私事 しごと
女性の社会進出へ向けた提言 グン 剣萍
225
継続は力なり,門前の小僧習わぬ経を読む? 山田美都子
226

学会からのお知らせ
227
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