高分子 Vol.65 No.11
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特集 走れ!高分子
現在、自動車において体積比で30%、重量比で10%もの高分子材料が使われており、その用途はタイヤだけではなくバンパーやフロントパネル、エンジン内の各部品に至る。また、より高い燃費、環境性能の向上、デザイン面からも、さらに多くの高分子材料が利用されることが期待されている。また、高分子の分野では、内閣府のImPACTプロジェクトが走りだし、「しなやかなタフポリマー」の開発を通して、究極の安全性、省エネ自動車の開発を目指している。そこで、本号では、「走れ!高分子」と題して、自動車の中に使われている種々の高分子に着目して、その利用、今後の発展についてまとめてみたい。
Guest Editor伊藤耕三
松葉・三浦・川口・井川・角田

Digest for English Readers
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Hot Topics
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イントロダクション
ImPACT-しなやかなタフポリマーの実現 加藤 尚樹
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対談
革新的研究開発推進プログラムImPACTへの意気込みと期待 久間 和生・伊藤 耕三
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Polyman 画
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トピックス
破壊機構の分子的解明 樹神 弘也
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自己修復性高分子 大塚 英幸
624
放射光が拓く高分子材料の可視化技術 高田 昌樹
626
燃料電池電解質膜薄膜化の取り組み 立松 伸
628
「しなやかタフポリマー」クルマへの適用に向けて 高木 潔
630
持続可能社会に貢献するImPACTへの期待 平尾 雅彦
632

グローイングポリマー
ボスとの間合い 桶葭 興資
634

先輩からのメッセージ - 仕事しごと 私事しごと
研究をライフワークとするために 吉川 千晶
635

高分子科学最近の進歩
高機能生分解性インジェクタブルポリマーの開発 大矢 裕一
636

私の本棚から 木村俊作 / 藤井秀司
641

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