2000年6月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

February


東海シンポジウム

主題=高分子材料の新たな視点
<趣旨>高分子材料とそれを取り巻く状況は,ニーズの多様化・環境意識の高まりなどの社会的変化や国際的な競争の進展により,大きく変化しようとしています.構造解析・機構解析・レオロジー解析などの高分子解析技術は,このような変化に対応するための重要な要素技術であり,各界における活発な研究活動の結果従来の枠を越える新たな視点からの展開が可能になってきています.ここでは,こうした要素技術とそれらを基礎とした高分子材料の環境への対応・構造の制御・特性の発現に向けたこれまでの進歩と将来展望について,各分野をリードする研究者の方々にご講演いただきます.参加者各位が本シンポジウムを通じて来るべき時代の高分子に対する夢と希望を抱き,今後の研究の発展につなげていただくことを期待しております.
主 催高分子学会東海支部会
協 賛日本化学会東海支部 東海化学工業会 有機合成化学協会東海支部 繊維学会東海支部 日本接着学会中部支部 日本分析化学会中部支部 色材協会中部支部 化学工学会東海支部 プラスチック成形加工学会 日本レオロジー学会
日 時2月1日(火),2日(水)
会 場名古屋国際会議場 221室(名古屋市熱田区熱田西町1-1 TEL052-683-7711 交通:JR金山駅もしくは名鉄金山駅から地下鉄名城線名古屋港行きに乗換え日比野駅下車,または名古屋駅から地下鉄東山線に乗車し栄駅で名城線名古屋港行きに乗換え日比野駅下車 徒歩5分)
プログラム
第1日目=2月1日
<10:00〜12:10>
  1. はじめに(三菱化学)今野哲郎
  2. PVCの多面的リサイクル技術(大洋塩ビ)佐々木慎介
  3. 新しいリサイクル技術−ポリエステルからのポリアミド製造(エムアンドエス研究開発)中野征孝
<13:10〜16:25>
  1. 森林資源リグニンから誘導される機能性ポリマーの世界(三重大生物資源)舩岡正光
  2. 自然に学ぶ表面形状の制御(岡山県工業技術)窪津 彰
  3. 人間の感性から見た繊維高分子材料の表面特性評価とは(信州大繊維)西松豊典

第2日目=2月2日 <9:00〜12:10>
  1. 電池用フィルムに適したポリマー構造とその形成手法(旭化成)羽根俊興
  2. 鉛フリーはんだ高含有導電性プラスチックの特徴(日工大先端材料)野口裕之
  3. 複雑形状製品の成形方法−車輌部品の振動融着(三菱エンジニアリングプラスチックス)大山 一
<13:10〜16:25>
  1. マイクロ波を利用した加工技術(ミクロ電子)篠塚英利
  2. 成形過程の可視化・計測技術(東大生研)横井秀俊
  3. 高分子レオロジーの新しい展開(名大院工)土井正男
参加要領 1)定員100名 2)参加費(含予稿集代) (1)企業10,000円,(2)大学・官公庁5,000円,(3)学生2,000円 3)申込方法 氏名,勤務先,電話,FAX,会員番号を明記しお申し込み下さい.参加費は銀行振込み(さくら銀行名古屋支店,普通口座 5557774 高分子学会東海支部)でお支払い下さい.4)申込締切 1月20日(木)
申込先 [460-0008]名古屋市中区栄2-17-22 中部科学技術センター内 高分子学会東海支部 TEL052-231-3070 Fax 052-204-1469

第34回北海道支部研究発表会

主 催高分子学会北海道支部
日 時2月4日(金)
会 場北海道大学学術交流会館(札幌市北区北8条西5丁目  TEL011-706-2141)
プログラム
<8:55〜12:00>
  1. 固体重水素NMRによるポリペプチド主鎖のダイナミクス(北大院工)゜森越信之・平沖敏文・堤 耀広
  2. NMRによるジェランガム水溶液のゾルゲル転移に関する研究(北大院工)゜泉川大輔・平沖敏文・堤 耀広
  3. ESR法によるマンガンイオンとジェランガムの相互作用に関する研究(北大院工)゜岡田 基・平沖敏文・堤 耀広
  4. 液晶高分子によるメゾスコピックパターン形成(北大電子研)゜藪  浩・小糸健夫・KarthausOlaf・下村政嗣,(北大院理)西村紳一郎
  5. HPC/Glycerol/Water系の相図と伸張流動特性(北大院理)゜藤井修治・佐々木直樹
  6. 伸長流動場を利用したカードランのhelix-coil転移(北大院理)゜遠藤太志・佐々木直樹・中田允夫・引地邦男
  7. 海綿骨と皮質骨の力学特性およびミネラル配向度の比較(北大院理)゜盛健太郎・佐々木直樹・中田允夫・引地邦男
  8. 関節軟骨の応力緩和:緩和弾性率の関数系および塩の効果(北大院理)゜安田裕紀・佐々木直樹・中田允夫・引地邦男
  9. P(VDF73/TrFE27)/at-PMMAブレンドの相分離と 1H-13C 交差緩和[III](北大院工)゜越 大亮・石井文明・堤 耀広
  10. P(VDF73/TrFE27)/at-PMMAブレンドの相溶性に関する研究[III](北大院工)゜金田嘉次・石井文明・堤 耀広
  11. 北海道における生分解性プラスチックの分解特性(道立工業試験場)゜可児 浩・金野克美・吉田昌充
  12. フェノールFRP引抜成形材の強度特性に及ぼす成形温度の影響(道立工業試験場)゜山岸 暢・大市貴志・後町光夫
  13. 非対称型非共役ジエンの不斉環化重合における不斉誘導能(北大院工)゜中出 宏・上坂貴洋・小幡 誠・横田和明,(北大院地環)覚知豊次
<13:30〜17:30>
  1. Rh錯体触媒による擬ヘキサゴナル構造を形成する光学活性ポリアセチレンエステルの形成と構造(北大院工)゜西田毅之・曽根岳之・田畑昌祥・横田和明
  2. Rh錯体触媒による擬ヘキサゴナル構造を形成する置換基にアミド基を有するポリフェニルアセチレンの形成と構造(北大院工)゜米元大吾・中村 実・曽根岳之・田畑昌祥・横田和明
  3. テトラフェニルプロペン構造をもつ芳香族ポリエステルの合成(北見工大)゜山口充史・池上茂里・村田美樹・渡辺眞次・増田 弦
  4. ポリアミド酸を分散安定剤として用いたスチレンの分散重合(北見工大)゜上野健治・村田美樹・渡辺眞次・増田 弦
  5. 異なる表面構造をもつメルカプト基を固定した高分子ミクロスフェア(北見工大)゜池田 涼・池田博昭・村田美樹・渡辺眞次・増田 弦
  6. 分子動力学シミュレーションされたn-アルカン表面融解の熱的性質(北教大函館)゜高橋伸幸・衣澤典章,(山口大理)山本 隆,(広島大総合科学)彦坂正道
  7. 哺乳類の5'-スプライスサイトの塩基配列とアミノ酸配列の解析(北大院工)゜阿部澄枝・工藤峰一・新保 勝・堤 耀広,(北教大函館)高橋伸幸
  8. DNA超分子構造体の調製と内分泌撹乱化学物質除去への応用(北大院地球環境)゜加藤こずえ・山田真路・野水基義・坂入信夫・西 則雄,(信州大繊維)山本浩之
  9. 細胞特異的な接着作用を有するDNA-キトサン系機能性二重膜の研究(北大院地球環境)゜若林陽子・瓜生博之・佐藤 琢・野水基義・坂入信夫・西 則雄,(クラレ)本屋敷由紀子・山田秀明
  10. 生体膜中でのタンパク質のフォールディング(北大院理)゜増渕雄輝・出村 誠・新田勝利
  11. 高分子アルキルチオフェン自己組織化単分子膜の形成過程(北教大)゜小野寺 理・下山雄平,(静岡大電子研)坂口浩司
  12. NMR法によるセルロースアセテートの置換基分布の定量(北大院工)゜永井展裕・甲野裕之・惠良田知樹・高井光男
  13. セルロース産生酢酸菌培養におけるエタノール添加効果(北大院工)゜長田佳子・永井展裕・甲野裕之・藤原政司・惠良田知樹・高井光男
  14. CTAモデルとしてのセロオリゴ糖アセチル化物の構造解析と評価(北大院工)゜沼田ゆかり・甲野裕之・永井展裕・惠良田知樹・高井光男
  15. 両末端にアントラセン基を有するポリエチレングリコールの光二量化と水の効果(北大院理)゜石沢基喜・金子達雄・Jian Ping Gong・長田義仁
  16. 筋肉タンパクのゲル化と滑り運動特性(北大院理)゜角五 彰・金子達雄・Jian Ping Gong・長田義仁
  17. ヘリックス構造を有するヒアルロン酸ゲルの形成とpH応答(北大院理)゜瀬口達也・角五 彰・成田哲治・金子達雄・Jian-Ping Gong・長田義仁
  18. Template効果によるハイドロゲルの細胞接着性制御(北大院理)゜角田 智・成田哲治・Jian Ping Gong・長田義仁,(東大医)高橋希美子・安藤譲二
<17:30〜19:00> 懇親会(会場未定)
参加要領 1)参加費 無料 2)懇親会費 一般 1,000円,学生 無料(当日受付)
申込先 [060-8628]札幌市北区北13条西8丁目 北海道大学工学研究科量子物理工学専攻 堤 耀広 TEL011-706-6639 Fax Fax 011-716-61751  e-mail: atsutsu@eng.hokudai.ac.jp

1999年度重合プロセス工学講習会

主題=マイクロ加工が拓く新しいバイオテクノロジー
<趣旨>本講習会は,高分子学会・反応工学研究会が行っている主要な行事の一つとして毎年,全国各地の化学工業地帯において開催し,好評を得ています. 今年度は,岡山県の水島コンビナートがある倉敷市にて開催します.内容としては重合プロセス工学の基礎から,最近のトピックスまでの課題を取り上げました.これらの課題は日常において生産・研究活動に携わっておられる技術者ならびに研究者の業務においても大いに参考になると確信しております.多くの皆様の参加を期待しております.
主 催高分子学会 反応工学研究会
共 催岡山地区高分子懇話会
協 賛日本化学会 化学工学会
日 時2月7日(月) 10:00〜16:30
会 場倉敷市商工会館第5会議室(倉敷市白楽町249-5 TEL086-424-2111)
講 演
<10:00〜12:00>
  1. 重合反応工学の基礎(東京農工大)尾見信三
  2. 重合反応装置の選定(日本ゼオン)浅野健治
<13:10〜16:30>
  1. 重合反応プロセスと環境への対応(もと 日本ゼオン)佐伯康治
  2. 特殊重合反応装置(花王)片田直樹
  3. PVC重合モデルの開発(三菱化学)守本 正
参加要領 1)定員100名 2)参加費(銀行振込,含協賛学協会会員) (1)会社13,650円 (2)大学・官公庁5,250円 (3)学生2,100円 (4)反応工学研究会メンバー (a)会社10,500円 (b)大学・官公庁4,200円 3)申込方法 申込用紙(959頁)に記入しお申込ください.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 重合プロセス工学講習会係

99-2高分子エレクトロニクス研究会

主題=超分子のエレクトロニクス
<趣旨>近年,特異な分子構造,秩序性を有することで注目されている超分子の電気,光学,磁気的な性質についての研究に焦点を絞り,構造と物性の相関関係,構造の特異性がもたらす新たな光・電気的特性について講演を願い,オプトエレクトロニクスデバイスへの応用展開について考えるために企画いたしました.
主 催高分子学会 高分子エレクトロニクス研究会
協 賛(予定)応用物理学会 日本化学会
日 時2月7日(月) 10:00〜16:30
会 場東京工業大学百年記念館フェライト会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL03-3726-1111)
講 演
<10:00〜12:00>
  1. 光応答分子膜を介した共役高分子鎖の制御(東工大資源研)゜関 隆広
  2. 光学活性ポリシランの光特性(NTT物性基礎研)藤木道也
<13:30〜16:30>
  1. DNA自己組織体のフォトニック機能(北大電子研)居城邦治
  2. ポルフィリン分子システムによる機能素子へのアプローチ(東大院総合)瀬川浩司
  3. 超構造分子のフォトリフラクティブ応答(理研)和田達夫
参加要領 1)定員50名 2)参加費 (1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生2,100円 (4)高分子エレクトロニクス研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(49頁)に記入しお申し込みください.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 99-2高分子エレクトロニクス研究会係

99-2高分子学会講演会

主題=高分子産業が21世紀に生き延びるための戦略
<趣旨>現在の日本国内の高分子産業にあっては,海外の市場,競争相手を考慮しながら発展をせざるをえない状況である.そこで日本の高分子産業が21世紀を生き延びるためには何をしなければならないのか,さまざまな方々からの戦略をわかりやすく説明していただきます.
主 催高分子学会 行事委員会
協 賛(予定)化学工学会 強化プラスチック協会 繊維学会 日本化学会 日本ゴム協会 日本合成樹脂技術協会 プラスチック工業連盟 プラスチック成形加工学会 日本材料学会 有機合成化学協会
日 時2月10日(木) 10:00〜16:15
会 場東京工業大学 百年記念館 フェライト会議室(東京都目黒区2-12-1 TEL03-3726-1111)
講 演
<10:00〜11:45>
  1. The 21st Century−A Challenge and Opportunity for BASF Plastics (BASF Japan Ltd.) Dr. R. Sonnberger
  2. デュポンの企業戦略(デュポン)山本雅俊
<13:00〜16:15>
  1. 研究開発戦略(旭化成)瀬田重敏
  2. 21世紀における高分子研究課題(JSR)吉田淑則
  3. エレクトロニクス商品の環境配慮と高分子材料(ソニー)大木 裕
参加要領 1)定員100名 2)参加費 会員(銀行振込,含協賛学協会員) (1)社10,500円 (2)大学・官公庁5,250円 (3)学生2,100円 3)申込方法 申込用紙(959頁)に記入しお申し込み下さい.参加証は順次ご送付します.
申込先 高分子学会 99-2高分子学会講演会係

第17回医用高分子研究会講座

主題=ドラッグデリバリーシステムのための高分子設計
<趣旨>バイオテクノロジー,遺伝子工学の進展とともにペプチド,タンパク質,DNAなどによる診断,治療の領域は目覚ましい発展を遂げています.これら生理活性物質を治療に利用するドラッグデリバリーシステム(DDS)に対する期待はますます大きなものとなっています.そこで本講座では高分子と生理活性物質を複合させた薬物放出デバイス,自己制御放出システム,標的治療,遺伝子治療について,その全体像を整理しながら各先端テクノロジーの基礎と応用をわかりやすく解説します.この講座は最近のDDSの傾向や医療の中での役割を広範囲にわたって取り上げており,高分子分野のみならず薬学,医学分野の研究者,学生にきわめて有効な新概念,技術の情報を与えるものと確信しており,DDSにおける高分子関連技術の可能性を議論するまたとない機会となることを期待しています
主 催高分子学会 医用高分子研究会
協 賛(予定)日本化学会 日本人工臓器学会 日本薬学会 日本バイオマテリアル学会
日 時2月14日(月),15日(火)9:50〜17:00
会 場東京大学本郷キャンパス山上会館(東京都文京区本郷7-3-1 TEL03-3818-3008)
講 演
第1日=2月14日
<9:50〜11:50>
  1. DDS概論(星薬大名誉)永井恒司
  2. マトリックスからの放出速度制御(0次放出システム)−物質移動制御の立場から−(筑波大応用生物化学系)吉田 亮
<12:50〜17:00>
  1. 経皮吸収製剤と薬物の皮内動態(城西大薬)杉林堅次
  2. キトサンカプセルを用いた薬物の大腸特異的送達法の開発(京都薬科大)山本 昌
  3. 生分解性高分子とそのDDSへの応用(北陸先端大)由井伸彦
  4. 刺激応答ハイドロゲルとDDS(東女医大医工研)青柳隆夫

第2日=2月15日 <9:50〜11:50>
  1. ポリペプチドの生体内長期放出DDS(武田製薬)猪狩康孝
  2. アクティブターゲッティング(東大薬)加藤将夫
<12:50〜17:00>
  1. パッシブターゲッティング−高分子システム−(東女医大医工研)横山昌幸
  2. リポソームを用いたターゲッティングシステム(帝京大薬)丸山一雄
  3. 脂質化生理活性物質(聖マリアンナ医科大)五十嵐理慧
  4. 遺伝子デリバリーシステム(東工大生命理工)丸山 厚
参加要領 1)定員100名 2)参加費(銀行振込) (1)会社27,300円 (2)大学・官公庁9,450円 (3)学生3,150円 (4)医用高分子研究会メンバー (a)会社22,050円,(b)大学・官公庁7,350円 3)申込方法 申込用紙(959頁)に記入しお申し込みください.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 第17回医用高分子研究会講座係

第12回高分子同友会総合講演会

<趣旨>高分子同友会は年間約100回の勉強会を開催しているが,本講演会では平成10年度の勉強会講師のうち代表4人による講演会を開催する.
主 催高分子学会 高分子同友会
日 時2月21日(月) 13:00〜18:00
会 場化学会館 7階ホール(東京都千代田区神田駿河台1-5 TEL03-3292-0120)
プログラム
<8:55〜12:00>
  1. 光触媒についての最近の研究開発動向(東大院工)藤嶋 昭
  2. 新高分子ナノ組織体(科学振興事業団,前九大工)国武豊喜
  3. マルチメディアを支える高分子材料への期待(NEC真空硝子)溝口勝大
  4. 新世代の R & D マネジメント(アーサー・D・リトル社)小久保厚郎
〈プログラムは変更する場合があります.あらかじめご了承ください.〉
参加要領 1)参加費5,000円 2)定員100名 3)申込方法 氏名,連絡先をFAXまたは郵送で下記宛お送り下さい.折り返し参加証をお送りします.参加費は会場で受領いたします.4)申込締切 2月4日(金)(定員になり次第)
申込先  [104-0042]東京都中央区入船3-10-9 入船32藤ビル 高分子学会 高分子同友会 TEL03-5540-5331  Fax 03-5540-5332

1999年度印刷・情報記録・表示研究会講座

主題=印刷・情報記録・表示技術の最新動向
<趣旨>情報の記録と表示技術の進歩はきわめて急速である.絶えずどこかで新しい方法が開発され上市されて,従来の方法と競合し,淘汰したりあるいは逆に淘汰されたりしている.従来からの印刷・情報記録・表示技術も既得権をもつ完成品として市場を独占し続けうるものではなく,日々に改良されなければ新技術の挑戦を凌ぎ得ない.銀塩写真しかり,普通紙コピーしかり,カラー記録しかり,ディスプレイしかりである.このような分野にかかわりをもっておられる方々に対して,新技術と新素材の話題提供の一端にでもなればと,昨年の続編として本講座を企画しました.多くの方々の参加を期待しています.
主 催高分子学会 印刷・情報記録・表示研究会
協 賛(予定)日本化学会 日本印刷学会 紙パルプ技術協会 色材協会 日本写真学会 画像電子学会 電子写真学会
日 時2月22日(火)・23日(水)
会 場国立教育会館601大会議室(東京都千代田区霞が関3-2-3 TEL03-3580-7151 交通:地下鉄銀座線虎ノ門駅下車5番出口すぐ,文部省となり)
講 演
第1日=2月22日 [ELの最近の技術動向] <10:00〜12:10>
  1. 共役系高分子を用いるEL素子とレーザ発振(阪大院工)吉野勝美
  2. 色素含有高分子を用いた有機EL素子(山形大院理工)城戸淳二
  3. 低分子有機EL(三菱化学横浜総合研)佐藤佳晴
<13:15〜16:55>
  1. ポリマーELのディスプレイ(セイコーエプソン基盤技研)下田達也
  2. 低分子有機ELディスプレイI(東北パイオニア)当摩照夫
  3. 低分子有機ELディスプレイII(三洋電機)山田 努
  4. [LCDの最近の技術動向]
  5. 偏光板を有効利用した光学機能フィルム(日東電工)相沢 啓
  6. 高精細カラーフィルタ(凸版エレクトロニクス研)伊藤浩光
  7. フォトリソスぺーサー(JSR 精密電子研)小笠原昭二

第2日=2月23日 [ドライイメージング] <10:00〜12:30>
  1. サーマル記録材料の医療用画像への適用(富士フイルム富士宮研)竹内 公
  2. 熱現像銀塩写真の医療用画像への適用(コニカ・メディカル & GA)滝口秀樹
  3. 水なしCPT(東レ)萩原孝信
[インクジェットの進歩] <13:30〜17:00>
  1. インクジェット総論(松下電器 知財セ)高島裕二
  2. 高速フルカラーインクジェット(サイテックス・ジャパン)沖 尚武
  3. 高精細記録(キヤノン 記録技研)中島一浩
  4. 顔料分散技術(大日本インキ)田中正夫
参加要領 1)定員100名 2)参加費(銀行振込,含協賛学協会員) (1)会社27,300円 (2)大学・官公庁9,450円 (3)学生3,150円 (4)印刷・情報記録・表示研究会メンバー (a)会社21,840円 (b)大学・官公庁7,560円 3)申込方法 申込用紙(959頁)に記入しお申し込みください.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 1999年度印刷・情報記録・表示研究会講座係

第26回プラスチックフィルム研究会講座

主題=新しい世紀に向けたフィルム&フィルム技術
<趣旨>2000年代に入ってもプラスチックフィルムの需要はますます大きくなり,食品包装材料や工業資材としてあらゆる生活の場で展開が期待されます.しかし,環境保全など開発における制約条件などがますますきつくなるのも必至であり,それだけに高い性能や新しい機能を追求する研究開発が重要となり企業努力がいっそう望まれるようになります.今回は新しい時代に向けたフィルムやその技術につき第一線でご活躍の講師にご講演をしていただきます.
主 催高分子学会 プラスチックフィルム研究会
協 賛(予定)繊維学会 日本印刷学会 日本化学会 日本合成樹脂技術協会 電気学会 日本材料学会 日本分析化学会 日本塑性加工学会 日本膜学会 日本農芸化学会
日 時2月28日(月),29日(火)10:00〜16:50
会 場国立教育会館601大会議室(東京都千代田区霞ヶ関3-2-3 TEL03-3580-7151 交通:地下鉄銀座線虎ノ門駅下車5番出口すぐ,文部省となり)
プログラム
第1日=2月28日
<10:00〜12:00>
  1. 結晶性ポリマーのリジッドアモルファス(東工大院理工)浅井茂雄
  2. 非晶性フィルムの変形機構(東工大院理工)齋藤 拓
<13:00〜16:50>
  1. 容器リサイクル法と包装材料(東洋紡パッケージングプランサービス)村内一夫
  2. 離型用ポリエステルフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム)尾崎慶英
  3. 押出ラミネート用樹脂の最近の動向(日本ポリケム)橋本美則
  4. フォト・サーマルプリンター展望・動向(松下電噐)田口信義

第2日=2月26日
<10:00〜12:00>
  1. フィルム・ボトルに関する海外最新情報(海外パッケージング研究会)渡辺晴彦
  2. フィルムへの蒸着加工技術(東洋メタライジング)青柳 力
<13:00〜16:50>
  1. LCD光学フィルム(日東電工)藤村保夫
  2. LCPの電子回路基板への応用と基礎(クラレ)田中善喜・小野寺 稔
  3. 包装材料分野におけるMXナイロンの新展開(三菱ガス化学)山本幸司
  4. PDPとフィルム(富士通)篠田 傳
参加要領 1)定員100名 2)参加費 (1)会社27,300円 (2)大学・官公庁9,450円 (3)学生3,150円 (4)プラスチックフィルム研究会メンバー (a)会社22,050円,(b)大学・官公庁7,350円 3)申込方法 申込用紙(959頁)に記入しお申し込みください.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 第26回プラスチックフィルム研究会講座係