2003年5月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2003年5月主催行事


03-1高分子錯体研究会

主題=イオン性液体 -基礎と最近の話題-
<趣旨>グリーンサステイナブルケミストリーの観点から,常温で液体であるイオン性液体(常温溶融塩)に関する研究が急速に行われてきています。イオン性液体は,不揮発性,不燃性,化学的安定性,高極性,高イオン導電性,広い電位窓など多くの興味深い特徴をもち,合成や触媒反応などの化学反応に用いる再利用可能なグリーン溶媒として,また新規な電解質溶液としてたいへん期待されています。また,イオン性液体のポリマー化や高分子フィルム化も可能になっています。
 本研究会では,イオン性液体の合成,物性,応用について,この分野で活躍されている先生方からの最近の話題を紹介いただき,活発な討論を行います。
主 催 高分子学会 高分子錯体研究会
協 賛 (予定)電気化学会 日本化学会
日 時 5月7日(水)13 : 00 - 17 : 00
会 場 早稲田大学理工学部(大久保キャンパス)55号館S棟2F第四会議室
(東京都新宿区大久保3-4-1 TEL: 03-5286-3148)
交 通 (1)JR山手線 高田馬場駅[戸山口]下車 徒歩10分 (2)西武新宿線 高田馬場駅下車 徒歩12分 (3)地下鉄東西線 高田馬場駅下車 徒歩12分 (4)都バス 都立障害者センター前下車 徒歩1分
サイトマップ:http://www.sci.waseda.ac.jp/campus-map/index.html
プログラム
<13 : 00 - 17 : 00>(55 分/講演)
  1. 電極界面でのイオン性液体の吸着・配位のその場赤外分広法計測(東工大院総合理工)°北村房男,(東京工芸大工)南部典稔
  2. イオン性液体の合成反応への応用(東工大院生命理工)北爪智哉
  3. 新規イオン性液体を用いた蓄電デバイスの諸特性(日清紡績 研究開発本部)佐藤貴哉
  4. イオン性液体中での有機電解反応(東工大院総合理工)渕上寿雄
参加要領 1)定員40名 2)参加費(銀行振込,含協賛学協会員) (1)会社3,150円 (2)大学・官庁2,100円 (3)学生・ゴールド・シルバー1,050円 (4)高分子錯体研究会メンバー無料 3)申込方法 申込書(305頁)に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費をご送金下さい。参加証を順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会 03-1高分子錯体研究会係

03-1高分子エレクトロニクス研究会

主題=有機FETの可能性を探る
<趣旨>有機半導体や導電性高分子の応用分野として有機ELは定着した感があり,新たな応用分野の開拓と有機ELの高機能化が望まれています。その中で,有機FET技術は有機ELの駆動用として,また新規な電子素子として再注目されています。本研究会では,昨年の有機FETにかかわる論文捏造事件もひとつの契機ととらえ,有機FETに関連する測定方法,評価方法,デバイス作製技術などを,当該分野の先駆者による講演を通じて再認識し,有機FETの将来,可能性を考えてみたい。
主 催 高分子学会 高分子エレクトロニクス研究会
協 賛 (予定)応用物理学会 日本化学会
日 時 5月9日(金)13 : 15 - 17 : 00
会 場 上智大学中央図書館棟8階812会議室(東京都千代田区紀尾井町7-1)
交 通 (1)JR中央線 (2)地下鉄丸の内線・南北線 ともに四ツ谷駅下車 徒歩5分
プログラム
<13 : 15 - 17 : 00>
  1. 導電性高分子による有機FETの開発(三菱電機)肥塚裕至
  2. 高分子・電極界面の電子的構造評価(東工大工)岩本光正
  3. 有機FETの高性能化に向けた電極配置の検討(産総研)鎌田俊英
  4. 有機半導体のキャリア移動度と新規FET構造の新展開:SIT型FET(千葉大工)工藤一浩
  5. 有機EL駆動用有機FET -有機ELの立場から必要な特性-(阪大先端研)大森 裕
参加要領 1)定員60名 2)参加費(銀行振込,含協賛学協会員) (1)会社3,150円 (2)大学・官公庁2,100円 (3)学生1,050円 (4)高分子エレクトロニクス研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(305頁)に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費をご送金下さい。参加証は順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会 03-1高分子エレクトロニクス研究会係

第54回次代の高分子研究者のための講演・見学会

主 催 高分子学会関西支部
日 時 5月9日(金)13 : 00 - 17 : 00
会 場 大阪府立大学 学術交流会館多目的ホール(堺市学園町1-1 TEL: 072-252-1161内線2791)
交 通 (1)地下鉄御堂筋線 中百舌鳥駅下車 徒歩15分 (2)南海電車高野線 白鷺駅下車 徒歩10分
プログラム
<13 : 00 - 15 : 10>
  1. 高分子材料の安定化技術(住友化学有機合成研)児島史利
  2. 立体特異性アニオン重合を用いる高分子構造制御(阪大院基礎工)北山辰樹
<15 : 30 - 17 : 00>
  見 学 大阪府立大学先端科学研究所
参加要領 参加費無料(当日受付)
申込先 [536-8553]大阪市城東区森之宮1-6-50
大阪市立工業研究所内 高分子学会関西支部
TEL/FAX: 06-6969-4428
E-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp

03-1光反応・電子用材料研究会

主題=ナノテクノロジーと光・電子材料
<趣旨>ナノテクノロジーに関する材料開発や,基盤技術としての研究が活発化しています。ナノテクノロジーは光・電子材料にどのような発展をもたらすのでしょうか。本研究会では「ナノテクノロジーで何ができるのか,その技術を実用化し,ビジネスにつなげる際に解決しなければならない課題は何か」を討論するための講演を企画しました。ナノテクノロジーの科学,ナノテク応用の新技術の分野で活躍されている先生方,また実際にビジネスの現場で事業化へと踏み出し,当該研究分野をリードしている研究者をお呼びし,ナノテクによる光・電子材料のパラダイムシフトについて解説してもらいます。
主 催 高分子学会 光反応・電子用材料研究会
協 賛 (予定)応用物理学会 日本化学会
日 時 5月14日(水)13 : 00 - 16 : 40
会 場 東京工業大学百年記念館フェライト会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL: 03-3726-1111)
プログラム
<13 : 00 - 16 : 40>
  1. カーボンナノチューブの作製と応用(信州大工)遠藤守信
  2. カップ積層構造ナノチューブの研究開発(GSIクレオス)柳澤 隆
  3. 超微細インクジェット技術(産総研)村田和広
  4. 非線形光学による超解像(阪大院工)藤田克昌・中村 收
  5. 2光子励起による透明材料の加工(徳島大院工)三澤弘明
参加要領 1)定員60名 2)参加費(銀行振込,含協賛学協会員)(1)会社3,150円 (2)大学・官公庁2,100円 (3)学生・ゴールド・シルバー 1,050円 (4)光反応・電子用材料研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(305頁)に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費をご送金下さい。参加証は順次発送いたします。
申込先 高分子学会 03-1光反応・電子用材料研究会係