2003年2月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2004年2月主催行事


03-2高分子学会講演会

主題=得意技を武器にしてワールドワイドに活躍するベンチャー企業
〜大企業・大学にも必要不可欠なベンチャースピリット〜
<趣旨>情報のボーダレス化が進み,いかなる産業/技術分野でもメガコンペティションの時代に突入した。この大競争時代の真っ只中で,自分の得意技を活かし,したたかに生き抜き成長を続けるベンチャー企業が存在する。最近では大学発ベンチャーの動きも活発である。また,大企業においてスピンオフのベンチャー支援なども日々盛んになっている。
 今回は,ベンチャー企業成長のコツを学び,各参加者が直面している課題克服に役立つ情報発信を目的とする。ベンチャー起業家的考え方と動き方が,今後ますます必要とされ,社会人のみならず大学生にも勇気を与えたい。
主 催 高分子学会 行事委員会
協 賛 日本化学会
日 時 2月13日(金)10 : 20〜17 : 20
会 場 東京工業大学 百年記念館3階フェライト会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL: 03-3726-1111)
交 通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車 徒歩約1分 http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayama-campus-j.html
プログラム
<10 : 20〜12 : 20>
  1. ヒット商品を生み出す秘訣  (鈴木総業)中西幹育

    どんな発明・商品でも,法律に守られていなければ,経営資源にならない。それが知的財産である。そして,知的財産を最大にいかした経営戦略と,人・モノ・金という経営資源を一極集中したときヒット商品は生まれる。

  2. 経営は裸足の凧上げ  (飾一)岩宮陽子

    たとえるならば,企業の持つ夢・ビジョンは凧である。経営者はその凧を高く上げるために経営基盤の安定を図り,時代の風や取り巻く風を見極めることが大事である。
<13 : 10〜17 : 20>
  1. ハイドロゲルの事業展開とそのノウハウ  (メビオール)森 有一

    当社が独自に開発した高機能ハイドロゲルを用いてメディカルバイオ,アグリバイオ,環境のそれぞれの分野で開発している製品,技術を紹介し,それをベースとしたベンチャー特有の事業開発について紹介したい。

  2. 半導体産業におけるベンチャービジネス  (エー・アイ・ティ)加藤凡典

    日本の半導体産業においては,ベンチャービジネスの成功例がまだまだ少ない。現在半導体産業自体の構造が大きく変化しており,その改革が成功した時点での新しいビジネスについて考察してみる。

  3. 高分子薄膜で大学発ベンチャー起業  (慶應大理工)白鳥世明

    ウェットプロセスを用いた高分子薄膜のナノ構造制御により,センサ,ナノコーティング,薄膜製造を行い,製品化した。ガスセンサ,ガス除去フィルタ,薄膜による表面処理など多用途での展開が可能である。

  4. ベンチャー立ち上げのノウハウ  (産学共同システム研)白井 達郎

    ベンチャー起業を立ち上げる際,具体的な収益構造が確立できているか ,十分考慮し,事業計画書の企画立案することがもっとも重要である。とくに,収益を得るための柱となるビジネステーマはもちろんのこと,資金面・技術面・市場動向ならびに人的資源の確保も十分留意することが肝要である。
参加要領 1) 定員100名 2) 参加費 (1)会社10,500円 (2)大学・官公庁5,250円 (3)学生・ゴールド・シルバー2,100円 4)年会費制登録をされている団体からのご参加は何名様でも割引料金となります a) 会社8,400円 b) 大学・官公庁4,200円 詳細はhttp://www.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei_main.html をご覧下さい。 c) 申込方法 こちらをダウンロードして記入し,FAXまたは郵送にて送付下さい。開催約1カ月前より参加証,請求書を送付いたしますので,請求書到着後,ご送金下さい。
申込先 高分子学会 03-2高分子学会講演会係

2003年度印刷・情報記録・表示研究会講座

主題=ディスプレイ・プリンティング技術の挑戦
<趣旨>ディスプレイは大型化と薄膜フレキシブル化を目指した開発研究が,印刷技術はプラスチックエレクトロニクスの実現に向かってナノ・マイクロパターニングとして新たな基礎研究が進められ,大きな技術革新の流れを生み出そうとしています。本講座では,これらの2大技術の挑戦を「次世代およびフレキシブルディスプレイ」と「プラスチックエレクトロニクスおよびナノ・マイクロパターニング」の2つのテーマとして取り上げ,デバイスから部材にわたる広い範囲の技術について議論することにしました。新技術の芽となるものを含め革新的な技術の創生に向けた最新の技術動向と課題についての講演と討論を行います。
主 催 高分子学会 印刷・情報記録・表示研究会
協 賛 紙パルプ技術協会 色材協会 日本化学会 日本印刷学会 日本写真学会 画像電子学会 日本画像学会
日 時 2月19日(木),20日(金)
会 場 発明会館ホール(東京都港区虎ノ門2-9-14 TEL03-3502-5499)
講 演
第1日=2月19日(木)
<9 : 30〜12 : 45>『次世代ディスプレイ』
  1. 次世代LCD  (シャープ)木村直史
  2. カーボンナノチューブの電界放出型ディスプレイへの応用  (阪府大)中山喜萬
  3. 電子ペーパー総論  (千葉大)北村孝司
  4. フルカラーディスプレイを実現する有機EL技術  (三洋電機)西尾佳高
<オーサーズインタビュー>
<13 : 30〜16 : 45>『フレキシブルディスプレイ』
  1. フレキシブルディスプレイ  (大日本印刷)高橋達見
  2. 印刷技術によるフレキシブルフィルム液晶の作製  (NHK放送技研)藤掛英夫
  3. 塗布型偏光膜  (Optiva Japan)中村司朗
  4. LCD用光学補償膜の技術動向  (富士フイルム)森 裕行
<オーサーズインタビュー>
第2日=2月20日(金)
<9 : 30〜12 : 45>『プラスチックエレクトロニクス』
  1. PFPエレクトロニクス-プリンタブル・フレキシブル・プラスチック  (産総研光技術)八瀬清志
  2. 高性能有機半導体材料  (有機エレクトロニクス研)小田 敦
  3. ナノギャップ有機FET  (産総研ナノテク研)水谷 亘
  4. 有機EL駆動用有機TFTの現状と課題  (NHK放送技研)時任静士・井上陽司
<オーサーズインタビュー>
<13 : 30〜16 : 45>『ナノ・マイクロパターニング』
  1. インクジェットを用いたデバイス作製技術  (セイコーエプソン)長谷井宏宣
  2. 銀コロイドインクを用いた微細電子回路作製  (森村ケミカル)小口壽彦
  3. ナノ・インプリント法による微細構造の成形技術  (阪府大)平井義彦
  4. 高分子材料を用いたナノ・マイクロ周期構造作製技術の開発  (北大)三澤弘明
<オーサーズインタビュー>
参加要領 1) 定員100名 2) 参加費(銀行振込,含協賛学協会員)会員(1)会社27,300円 (2)大学・官公庁9,450円 (3)学生・ゴールド・シルバー3,150円 (4)印刷・情報記録・表示研究会メンバー a) 会社21,840円 b) 大学・官公庁7,560円 3) 申込方法 こちらをダウンロードして記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費用を2月末日までにご送金下さい。参加証と請求書(希望者のみ)は開催約1カ月前から順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会 2003年度印刷・情報記録・表示研究会講座係

03-2 高分子錯体研究会

主題=ガス吸蔵の新材料-基礎と課題-
<趣旨>最近,水素やメタンなどのエネルギー材料となるガスの有効利用が,燃料電池をはじめとする次世代エネルギー革命と関連して話題となっています。このテーマの鍵を握るのが,ガスの貯蔵,運搬,放出をいかに効率よく行うかであり,そのための材料開発が急速に展開されています。たとえば,水素については水素吸蔵合金の性能アップに加えて,炭素や金属錯体のナノポーラス材料など他の吸蔵材料が候補として出現しており,燃料電池自動車への搭載も視野に入っています。また,単なるガス吸蔵・放出の観点からだけでなく,基礎科学的な立場から,吸蔵されたガス分子の特異な物性や化学現象も注目を浴びています。たとえば,O2 のような磁性気体を集積した系では特異な物理現象が起こる可能性があり,またガスを集積した状態では特異な触媒反応が起こる可能性があります。本研究会では,このような観点から新しいガス吸蔵材料やそこで起こる科学現象に焦点をあて,基礎および技術開発上の課題について講演および討論を行います。
主 催 高分子学会 高分子錯体研究会
協 賛 (予定)日本化学会 電気化学会 錯体化学会 触媒学会
日 時 2月23日(月)13 : 00〜16 : 40
会 場 東京大学 本郷キャンパス 山上会館 2階201会議室(文京区本郷7-3-1)
交 通 地下鉄丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」,千代田線「根津」,南北線「東大前」下車 徒歩10分
プログラム
<13 : 00〜16 : 40>
  1. 水素吸蔵材料の水素吸蔵機構・特性とその応用  (産総研電力研)秋葉悦男
  2. カルボン酸金属錯体を用いた機能性細孔の構築と応用  (神奈川大理)森 和亮
  3. 金属錯体ポーラス材料-気体の大量吸蔵,分離から特殊凝集構造の創製まで  (京大院工)北川 進
  4. 規則性ナノ多孔体の特性を活かした新しい触媒反応  (東工大資源研)岩本正和
参加要領 1) 定員40名 2) 参加費(銀行振込)(1)会社3,150円 (2)大学・官庁2,100円 (3)学生・ゴールド・シルバー1,050円 (4)高分子錯体研究会メンバー無料 3) 申込方法 定員に達したため、参加申込は締め切りました。お申込ありがとうございました。
申込先 高分子学会 03-2高分子錯体研究会係