2005年12月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2005年12月主催行事


05-2 NMR研究会

主題=ヘルスケア&ソフトマテリアル材料開発に貢献するNMR技術
<趣旨> 高分子分野におけるNMR研究はこれまで,工業的な材料の解析に主眼をおいて進展してきました。しかし近年,高分子材料の新たな用途として,ライフサイエンス,ヘルスケアといった医薬品開発や化粧品開発,また食材などのソフトマテリアル分野への応用がめざましく発展してまいりました。これらわれわれの生活を豊かにするこれらの素材開発に関して,物性と構造,機能などのメカニズムを知ることはたいへん重要です。それらを可能にする分析・解析技術は種々ありますが,NMR法は,その使い方を工夫することにより他の手法では不可能な独自の情報が得られるという点で非常に優れています。今回の研究会では,NMRを用いて化粧品や医薬品,ソフトマテリアル関連材料を研究されている研究機関・企業・大学の先生方にご講演いただきます。これらの材料の研究開発に携わっておられる方々,またNMRという手法の将来の可能性に興味をもっている方々に多数お集まりいただき,活溌な討論を行いたいと思います。

主 催 高分子学会 NMR研究会
協 賛 日本化学会 日本核磁気共鳴学会(予定)
日 時 12月2日(金)10 : 00〜17 : 10
会 場 新日本製鐵代々木研修 センター(東京都渋谷区代々木3-59-9 TEL 03-3370-3141)
交 通 JR山手線代々木駅下車 徒歩12分または小田急線参宮橋駅下車 徒歩3分
講 演
<10 : 00〜11 : 50>
  1. ハチが作る有用物質の素材化における固体NMRの役割
    (農業生物研)亀田恒徳

  2. 化粧品開発におけるNMR
    (資生堂リサーチセ)福原忠雄

<13 : 00〜17 : 00>
  1. 産業用酵素や医薬品の開発におけるNMR解析
    (味の素)榛葉信久

  2. 固体NMRの固体医薬品の結晶多形解析への応用
    (三菱ウェルファーマ)増田 勝彦

  3. 調理デンプン食品中の水分分布のMRIによる計測と物性
    (食総研)吉田 充

  4. ソフトマテリアルとパルス法NMR
    (神奈川大工)池原飛之
参加要領 (銀行振込)1) 定員100名2)参加費 (1)企業 5,250円 (2)大学・官公庁 3,150円 (3)学生・ゴールド・シルバー 2,100円 (4)NMR研究会メンバー 無料 3) 申込方法 こちらの申込用紙に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費を12月末までにご送金ください。開催当日のお支払いはできません。お振込みをお願いいたします。開催約1カ月前より参加証,請求書(希望者のみ)を送付いたします。
申込先 高分子学会 05-2NMR研究会係

05-2 有機EL研究会

主題=固体照明を目指す有機EL最新技術
<趣旨> 有機EL素子はすでにディスプレイ分野で事業化され,さらなる長寿命化と高効率化が期待されております。ディスプレイ応用目的で開発されてきた技術をベースとして照明応用への展開が検討され始めております。照明応用においては,これまでの真空蒸着を用いた小型素子の作製技術から,大面積での製造技術を念頭においた技術へのシフトも想定されます。本研究会では,固体照明を目指す上での有機EL素子の要求・課題を明らかにし,今後の照明応用に必要となる要素技術に焦点を当て,この分野の最先端でご活躍されている講師の方々に議論を深めていただこうと企画いたしました。多数のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 有機EL研究会
日 時 12月9日(金) 10 : 00〜16 : 30
会 場 発明会館ホール(東京都港区虎の門2-9-14 TEL 03-3502-5499)
交 通 東京メトロ 銀座線 虎ノ門駅3番出口より徒歩 約5分
http://www.bekkoame.ne.jp/ha/id25154/index.html
プログラム
<10 : 00〜11 : 40>
  1. 有機ELの一般照明用途への展開
    (GEインダストリアル)江澤道広

  2. 有機ELの大面積・均一発光のための印刷プロセスと部材
    (大日本印刷)青木大吾

<13 : 00〜16 : 30>
  1. 塗布型燐光材料を用いた有機EL素子
    (NHK)都築俊満・鈴木充典・時任静士

  2. 白色発光有機EL素子の作製プロセス
    (富山大)中 茂樹・岡田裕之・女川博義

  3. マルチフォトン有機EL照明
    (アイメス)松本敏男

  4. 照明用有機ELの光取り出し技術の現状
    (有機エレクトロ研)小田 敦

参加要領 1) 定員300名 2) 参加費 (1)企業 5,250円 (2)大学・官公庁 3,150円 (3)学生・ゴールド・シルバー 2,100円 (4)有機EL研究会メンバー 無料 3) 申込方法 こちらの申込用紙に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費を12月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ) は順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会 05-2有機EL研究会係

2005高分子交流会[金沢]

<趣旨> 高校・大学の学生と企業の研究者・技術者が一堂に集り,日頃疑問に思っていることを研究テーマとして話し合うことで,高分子について理解を深めることを目的とします。高分子に興味をもっている高校生や大学生,ならびに高分子を扱っている技術者の皆様はぜひご参加ください。
主 催 高分子学会北陸支部
日 時 12月10日(土) 10 : 00〜16 : 30
会 場 金沢工業大学7号館4階(石川県野々市町扇が丘7-1)
プログラム
発表はすべてポスターとします。優れたポスター発表にはポスター賞を与えます。
<10 : 00〜12 : 00>OHPを使ったポスタープレビュー [ポスター1件につき3分間のプレビュー]
<12 : 00〜13 : 00>ポスター貼付 [ポスターサイズ:縦180 cm×横90 cm]
<13 : 30〜15 : 30>ポスタープレゼンテーション
<15 : 30〜16 : 30>ポスター賞の発表および交流会
発表申込締切 11月25日(金)電子メール必着[厳守]
申込メールアドレス:yamagisi@t.kanazawa-u.ac.jp

 発表1件ごとに,1) 発表題目 2) 所属・氏名(発表者の名前に○印)3) 連絡者名 4) 連絡者所属 5) 連絡者住所 6) 電話番号 7) FAX番号 8) E-mailアドレスを記入の上,電子メールで申込みください。
 交流会では要旨集を発行しませんので,必要に応じて発表者が要旨を準備ください。なお,後日,発表者にはポスターの発表番号をお知らせします。
参加要領 1) 参加登録費 無料 2) 交流会費 一般1,000円(当日徴収),大学生以下は無料
問合せ先 [920-1192] 金沢市角間町 金沢大学大学院自然科学研究科 山岸忠明
TEL 076-234-4776 FAX 076-234-4800
E-mail: yamagisi@t.kanazawa-u.ac.jp

第114回東海高分子研究会講演会

主題=分子設計と材料設計
 
<趣旨> 東海高分子研究会では年に4回の講演会を開催し,毎回,日本各地の高分子関連の各分野でご活躍されている先生をお招きして,東海地区の学生をはじめ,大学・企業で広く高分子に携わる研究者を対象にご講演いただいております。今回は本年度最後の講演会として,本研究会のテーマである"分子設計と材料設計"を主題に掲げさせていただき,「π共役系機能性分子を利用した分子ナノデバイスの構築」および「糖鎖工学を考える-糖鎖を作り,糖鎖を使う-」と題して,お二人の先生より話題を提供していただく予定です。なお,東海地区以外からの参加者も歓迎いたします。
主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会
日 時 12月10日(土)13 : 30〜16 : 00
会 場 三重大学サテライトベンチャービジネスラボラトリー 2階会議室(津市栗真町屋町1577)
交 通 ・近鉄江戸橋駅(三重大学前)から徒歩15分。・近鉄津駅前バスのりば「4番」から三交バス「白塚駅前」(06系統),「太陽の街」(40系統),「三重病院」(51系統),「椋本むくもと」(52系統),「豊里ネオポリス」(52系統),「三行みゆき」(53系統)行きで,「大学病院前」下車 徒歩10分。
http://www.svbl.mie-u.ac.jp/
プログラム
<13 : 30〜16 : 00>
  1. π共役系機能性分子を利用した分子ナノデバイスの構築
    (産総研・界面ナノセンター)小山恵美子

  2. 糖鎖工学を考える-糖鎖を作り,糖鎖を使う-
    (東大国際・産学共同研究セ)畑中研一

  3. 懇親会 講演終了後に懇親会を予定しています。
参加要項1) 定員60名 2) 参加費無料(当日受付) 3) 懇親会費2,000円程度
申込先 [514-8507] 津市栗真町屋町1577 三重大学工学部分子素材工学科
樋口真弘 TEL & FAX 059-231-9431
E-mail: higuchi@chem.mie-u.ac.jp

05-4 印刷・情報記録・表示研究会

主題=フォトニック結晶・コロイド結晶-材料開発の方向性を探る
<趣旨> 可視光の波長程度の周期構造を有する構造体は,その周期構造に起因する特異な光学的性質を示すため,さまざまな光学素子などへの応用の観点から注目を集めています。本研究会では,フォトニック結晶・コロイド結晶の分野の最前線で活躍されている先生方に,最近の研究動向や最新の研究成果,今後の展望などをご講演いただき,フォトニック結晶・コロイド結晶でどのような応用展開が可能か,そのためにはどのような材料を開発していけばよいのかを探っていきたいと考えております。多数のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 印刷・情報記録・表示研究会
日 時 12月13日(火)13 : 00〜16 : 40
会 場 千里ライフサイエンスセンター9階会議室
(豊中市新千里東町1-4-2 TEL 06-6873-2010)
交 通 (1)新大阪駅から地下鉄御堂筋線(北大阪急行)で千里中央下車,北出口より徒歩すぐ。(2)大阪(伊丹)空港からモノレールで千里中央下車,北へ徒歩約5分。
http://www.senri-lc.co.jp/access.html
プログラム
<13 : 00〜16 : 40>
  1. 材料科学からのフォトニック結晶作製へのアプローチ
    (北大電子研)三澤弘明

  2. 液晶を利用した光機能高分子周期構造体の構築
    (東工大資源研)池田富樹

  3. コア−シェル型高分子微粒子を用いたコロイド結晶作製と構造色の発現
    (川村理研)深澤憲正

  4. 構造色が変化するコロイド結晶薄膜とその応用
    (物材研)不動寺 浩
参加要領 1) 定員50名 2) 参加費(銀行振込)(1)企業3,150円 (2)大学・官公庁2,100円 (3)学生・ゴールド・シルバー 1,050円 (4)印刷・情報記録・表示研究会メンバー 無料 3) 申込方法 こちらの申込用紙に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費を12月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会 05-4印刷・情報記録・表示研究会係