2009年12月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2009年12月主催行事


日本海ポリマーワークショップ富山 ’09

主題=高分子と環境,もっと使えるバイオマスポリマー

<趣旨>現在の高分子産業の流れは,石油資源を利用して二酸化炭素を排出する環境負荷が高い工業材料から,植物を中心としたバイオマスを樹脂原料や充填材として利用して,省資源で二酸化炭素排出量が小さい環境対応型の工業材料へ大きく変化しています。また,多くの研究成果をもとに,バイオマスポリマーの性能は機能やコストに関して石油系のポリマーと一線を画し,新しい工業材料の分野を築きつつあります。今回,「高分子と環境,もっと使えるバイオマスポリマー」という主題で,この分野の第一線の企業のみなさまの講演と北陸の関連分野からのパネル・製品展示を企画しました。ぜひご参加下さい。
主 催 高分子学会北陸支部
日 時 12月1日(火)10 : 00〜17 : 30
会 場 富山国際会議場
[930-0084]富山市大手町1-2
TEL (代)076-424-5931
交 通 JR富山駅よりバスで約5分/城址公園前下車 徒歩3分
プログラム
講演<10 : 00〜16 : 00>
  1. 10 : 00〜11 : 00
    「バイオマスをコンポジット化したバイオマスペレット「アグリウッド」」
    アグリフューチャー・じょうえつ(株)
  2. 11 : 00〜12 : 00
    「植物を原料としたポリ乳酸素材「エコディア」」
    東レ(株)
  3. 13 : 00〜14 : 00
    「ポリ乳酸の物性改善と低コスト化」
    バイオベース(株)
  4. 14 : 00〜15 : 00
    「植物由来バイオマスポリマーの成形加工技術と自動車への展開」
    神鋼テクノ(株)
  5. 15 : 00〜16 : 00
    「我が社のバイオマスポリマー製品の企画・販売とこれからの展開」
    (株)エヌ・ティ・ティネオメイト
パネル・製品展示<16 : 00〜17 : 30>
参加要領 1)定員80名 2)参加費 一般3,000円 学生500円(振り込み)
3)申込方法 参加者氏名,勤務先(電話,E-mail),一般,学生の区別,金額を記載の上,メールまたはFAXで下記へ申し込んでください。4)申込締め切り 11月24日
申込・連絡先 富山県工業技術センター 水野 渡
TEL 0763-22-2141
E-mail: mizuno@itc.pref.toyama.jp


第47回高分子と水に関する討論会

主 催 高分子学会 高分子と水・分離に関する研究会
協 賛 応用物理学会 化学工学会 繊維学会 電気化学会 日本化学会 日本農芸化学会 日本機械学会 日本繊維機械学会 日本膜学会 日本水環境学会 日本薬学会 日本分析化学会 プラスチック成形加工学会(予定)
日 時 12月3日(木)10 : 00〜16 : 00
会 場 東京工業大学西9号館ディジタル多目的ホール(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL 03-5734-3340)
http://www.titech.ac.jp/about/campus/ index.html
交 通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車 徒歩約3分
プログラム
講演
<10 : 00〜11 : 00>[座長 佐藤 満]
  1. ポリヘドラルオリゴメリックシルセスキオキサン(POSS)含有共重合体の合成とそのCO2収着特性
    (明大理工)゚冨田裕子・大輪州永・武尾一興・川北哲史・佐藤修一・兼橋真二・永井一清
  2. テレケリック型フッ素含有ポリイミド膜のCO2透過性・分離性に及ぼすUV架橋の効果
    (明大理工)゚横内 陽・代蔵 隼・吉田和仁・佐藤修一・兼橋真二・宮田 壮・永井一清
  3. シンジオタクチックポリスチレンの気体輸送特性に関するNMR法から見た考察
    (名工大院工)゚吉水広明・鶴永実希
<11 : 00〜12 : 00>[座長 吉川正和]
  1. 繊維物質による悪臭の消臭挙動
    (実践女大生活)゚牛腸ヒロミ・池田紘子・稲垣サナエ
    (紡績検査協会)関口彩香
    (東京家政短大)小林泰子
    (東工大名誉)小見山二郎
  2. 多孔性シートへの架橋型グラフト鎖の付与による金属イオン実用吸着容量の増加
    (千葉大院工)゚和田 剛・三好和義・梅野太輔・斎藤恭一
    (原子力機構)浅井志保
    (イノアックコーポレーション)山田伸介・廣田英幸
  3. 微量金属分析前処理のための抽出試薬担持シートの作製および海水への適用
    (千葉大院工)゚石原 量・三好和義・梅野太輔・斎藤恭一
    (原子力機構)浅井志保
    (イノアックコーポレーション)山田伸介・廣田英幸
<13 : 00〜14 : 00>[座長 足立泰久]
  1. 電界紡糸法による液晶高分子ナノファイバーの構造
    (東工大院理工)゚中島慶大・石毛亮平・坪井一真・松本英俊・戸木田雅利・渡邊順次・谷岡明彦
  2. 紡糸法により調製した燃料電池用カソード電極の物性と発電特性
    (旭硝子)小寺省吾・藤井勝也・渡部浩行・゚寺田一郎
    (阪大院工)宇山 浩
  3. 固体高分子形燃料電池用膜・電極接合体の高ロバスト化に関する研究開発
    (旭硝子)山田耕太・木下伸二・小寺省吾・本村 了・若林浩和・゚寺田一郎
<14 : 00〜15 : 00>[座長 吉水広明]
  1. アスパラティル残基含有キラルポリアミド膜による光学分割
    (京工繊大院生体分子)゚橋本健志・浅岡定幸・吉川正和
  2. コロイド粒子に吸着した高分子(電解質)層の流体力学的評価
    (筑波大生命環境)゚足立泰久・日下靖之
    (筑波大生物資源)小林 梓
  3. 非連続液体水相を含む多孔性高分子材料中のNaClの拡散
    (東京聖栄大健康)橋場浩子
    (お茶大生活)仲西 正
    (実践女大生活)牛腸ヒロミ
    (山口大院理工)比嘉 充
    (東工大名誉)゚小見山二郎
<15 : 00〜16 : 00>[座長 山中弘次]
  1. 分子シミュレーションによるナイロン66対する水の溶解度
    (兵庫教育大院)゚福田光完
  2. 温度応答性高分子ナノファイバーコート表面の濡れ挙動
    (東工大院理工)゚鴻巣裕一・松本英俊・坪井一真・皆川美江・谷岡明彦
  3. 新規感温性含水ゲルの膨潤挙動とゲル中水の運動性
    (東工大院理工)王 建全・゚佐藤 満
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 @企業・大学・官公庁4,200円 A学生2,100円 B名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド・シルバー会員2,100円 C高分子と水・分離に関する研究会メンバー3,150円 3)申込方法 学会ホームページまたは申込用紙(851頁)に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費を12月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)を順次ご送付いたします。
担 当 高分子学会
第47回高分子と水に関する討論会係

平成21年九州支部特別講演会および工場見学会

<趣旨>九州支部では産学官連携や他分野との交流を目指して,例年表記講演会を開催しています。
今回の講演会では,支部会員と他分野の先生からの1件ずつの講演と,九州支部若手奨励賞受賞者の講演を予定しています。多数の参加をお待ちしています。
主 催 高分子学会九州支部
会 期 12月4日(金)
会 場 北九州学術研究都市会議場メインホール(北九州市若松区ひびきの2-1)
交 通 JR鹿児島本線折尾駅西口より北九州市営バス「学研都市ひびきの」下車
プログラム
講演<9 : 00〜12 : 00>
1.支部若手奨励賞受賞講演
  1. 糖応答性マイクロカプセルの薬剤放出挙動
    (佐賀大理工)緒方越子
  2. 選択的吸着剤を用いた新規エンドトキシン定量システムの開発
    (熊大院工・チッソ)吉村佳奈
  3. 可溶性ポリベンゾオキサゾール前駆体の合成と評価
    (九大院工)福丸貴弘
  4. 自己集合部位としてグルタチオンを有する金属錯体の合成とその水中での特性
    (九大院工・JSTさきがけ)岸田寛之
  5. カチオン性脂質を用いた遺伝子導入剤の構造と遺伝子導入効率の関係
    (北九州市立大)上川由美
2.特別講演
  1. 低温プラズマ技術による可視光応答性光触媒の開発研究
    (北九州工業高等専門学校物質化学工学科 教授)山田憲二
  2. 混合プラスチックの分解油化プロセスの開発
    (北九州市立大学 国際環境工学部エネルギー循環化学科 教授)藤元 薫
見学会<13 : 00〜15 : 30>
 北九州市エコタウンセンター見学(北九州市若松区向洋町10-20)
 (申込み先着50名まで)
参加要領 1)定員 100名(見学会は先着50名まで) 2)参加費:無料 3)申込方法:氏名・所属・住所・TEL ・FAX番号を明記の上,E-mailでお申込み下さい。 4)申込締切日:11月20日(金)
5)申込先:高分子学会九州支部秘書 E-mail: spsj_kun@chem.kumamoto-u.ac.jp
申込先 熊本大学大学院自然科学研究科
國武雅司
E-mail: spsj_kun@chem.kumamoto-u.ac.jp


第14回高分子計算機科学研究会講座

主題=計算機シミュレーションを進めていくための高分子物理の基礎

<趣旨>近年,さまざまな系を対象としたシミュレーション・ソフトウェアが整備されるようになり,計算機シミュレーションを活用した高分子材料の構造解析や物性予測が盛んに行われるようになってきています。一方,計算機シミュレーションを進めていく上で,その背景にある基礎物理を理解しておくことは非常に重要です。しかしながら,研究領域の細分化や研究対象の多様化にともない,修得しておくべき基礎物理も,その範囲や深度がますます増してきています。そこで,本講座では,これからシミュレーション研究に取り組む研究者や計算機シミュレーションの背景にある基礎物理を学びたい研究者を対象に,計算機シミュレーションを進めていくための高分子物理の基礎理論をしっかりと講義して頂きます。また,本講座では講演後にミキサーを企画しており,その中で講演者に個別に質問ができる場を設ける予定です。高分子材料研究を推進する上で,これからシミュレーション研究に携わろうとしている方や新たなシミュレーション手法の開発を模索されている方には,とくに有益な機会になると思います。是非,興味ある方はご参加ください。
主 催 高分子学会 高分子計算機科学研究会
日 時 12月4日(金)10 : 00〜16 : 40 ※終了後ミキサー
会 場 東京大学本郷キャンパス山上会館2階 大会議室(東京都文京区本郷7-3-1 TEL 03-3812-2111)
交 通 地下鉄丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」,千代田線「根津」,南北線「東大前」下車 徒歩10分
プログラム
<10 : 00〜10 : 10>
 運営委員長 挨拶
<10 : 10〜11 : 10>
  1. 一本鎖の緩和挙動
    (慶應大理工)高野 宏
<11 : 10〜12 : 10>
  1. ゴムの基礎物性
    (京大院人環)宮本嘉久
<13 : 20〜15 : 20>
<13 : 20〜14 : 20>
  1. ポリマーアロイの相分離とそのダイナミックス
    (京大院工)竹中幹人
<14 : 20〜15 : 20>
  1. 高分子の計算機シミュレーションに不可欠な結晶構造および原子間相互作用情報の取得技術(X線回折および分子分光法)
    (豊田工大院工)田代孝二
<15 : 40〜16 : 40>
  1. 低分子の溶解・透過性
    (兵庫教育大院)福田光完
<16 : 40〜17 : 40>
  1. ミキサー(会費1,000円)
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 @企業13,650円 A大学・官公庁5,250円 B学生2,100円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員2,100円 D高分子計算機科学研究会メンバー a)企業10,500円 b)大学・官公庁4,200円 3)申込方法 学会ホームページまたは申込用紙(851頁)に記入しFAXまたは郵送にて送付の上,参加費用を開催当日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。
連絡先 高分子学会
第14回高分子計算機科学研究会講座係


第130回東海高分子研究会講演会

主題=高分子構造の精密制御と機能化

<趣旨>東海高分子研究会では,東海地区の学生や大学・企業で高分子に携わる研究者を対象に,年間で4回の講演会を開催しております。本年度の最終回となる今回は「高分子構造の精密制御と機能化」と題して,当分野でご活躍されているお二人の先生に,最新の研究成果についてご講演していただきます。新しい構造制御技術を多角的に理解するとともに,今後の展望について活発な議論を行える貴重な機会です。また,産・官・学の若手研究者間の交流も深めることができますので,積極的にご参加下さいますようお願い致します。なお,東海地区以外からの参加者も歓迎致します。
主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会
日 時 12月12日(土)13 : 30〜16 : 00
会 場 名古屋工業大学 2号館 F1講義室(名古屋市昭和区御器所町)
交 通 地下鉄「鶴舞駅」4番出口・JR「鶴舞駅」名大病院出口 東へ徒歩10分
プログラム
<13 : 30〜16 : 00>
  1. 「アクリレートポリマーの立体規則性ならびにシーケンス制御」
    (阪大院基礎工)北浦健大
  2. 「相分離に基づくポリマー微粒子の構造制御と機能化」
    (東北大多元研,JSTさきがけ)藪 浩
  3. 懇親会 講演終了後に懇親会を予定しています。
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 無料 3)懇親会費2,000円程度 4)申込締切 12月5日(土) 5)申込方法 氏名,所属,連絡先を明記の上,下記までE-mailまたはFAXでお申込み下さい。
申込・
連絡先
[466-8555]愛知県名古屋市昭和区御器所町 名古屋工業大学大学院工学研究科 松岡真一
TEL&FAX 052-735-7254
E-mail: matsuoka.shinichi@nitech.ac.jp


第2回高分子アドバンスト講座

主題=光と高分子

<趣旨>本講座は昨年度から開設した講座で,高分子研究に携わる企業の研究者に対して,高分子科学の掘り下げおよび高分子関連科学の機能材料開発へ展開を図るための知識習得の場を提供することを目的としています。この講座では,講義による専門的な知識の習得および実体験型の装置実習により,材料開発への応用力を高めることができます。今回は「光と高分子」をテーマに開催いたします。
主 催 高分子学会関東支部
日 時 12月12日(土)および19日(土)10 : 00〜17 : 00
会 場 東京工業大学(大岡山キャンパス)有機・高分子物質専攻内 南8号館623室
(東京都目黒区大岡山2-12-1)
交 通 東急目黒線・大井町線 大岡山駅より徒歩5分
プログラム
第1日=12月12日(土)顕微鏡手法
<10 : 00〜12 : 00>
  1. 光学顕微鏡による高分子構造解析
    (東工大院)鞠谷雄士
  2. 高分子の実空間観測と顕微鏡の新たな使い方
    (農工大院)下村武史
 測定装置実習
  1. 顕微鏡測定を中心として
    (キーエンス)益満秀治
第2日=12月19日(土)光散乱測定とその応用
<10 : 00〜12 : 00>
講義
  1. 光散乱の基礎
    (東大院)伊藤耕三
  2. 光散乱測定とその応用
    (大塚電子)筒井和典
<13 : 00〜17 : 00>
 測定装置実習
  1. 光散乱を中心として
    (大塚電子)筒井和典
参加要領 1)定員 15名 2)参加資格 高分子基礎講座(東京工業大学)修了者および高分子学会正会員 3)参加費 参加資格に該当する方は無料。なお,定員に満たない場合は参加資格外の方も参加できます(参加費20,000円) 4)申込締切 11月30日(定員になり次第締切) 5)申込方法 氏名,会員番号,所属,連絡先を下記E-mailあてご連絡ください。
申込・
連絡先
[104-0042]東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6階 高分子学会関東支部
第2回アドバンスト講座 大橋廣士
TEL 03-5540-3777 FAX 03-5540-3737
E-mail: oh-hashi@spsj.or.jp


第21回埼玉地区懇話会

<趣旨>ナノテクノロジーを駆使した高分子科学は新しい産業的基盤となりつつあります。本懇話会では,理研ベンチャー企業群を含め,次代を担う高分子ナノテクノロジーに関しての話題提供をお願いいたしました。埼玉地区のみならず,当該研究分野にご関心をおもちの方々のご参加をおまちしています。
主 催 高分子学会関東支部
会 期 12月17日(木)
会 場 凸版印刷(株)総合研究所(埼玉県北葛飾郡杉戸町高野台南4-2-3)
交 通 東武日光線杉戸高野台下車,徒歩約15分
プログラム
<13 : 00〜17 : 40>
  1. 自己支持性を持つ巨大ナノ薄膜の作製とその機能化
    (理研・ナノメンブレン)藤川茂紀
  2. エレクトロスプレー・デポジション法による生体・有機高分子薄膜の形成
    (理研・フューエンス)山形 豊
  3. イオンビーム照射により改質した高分子の脳神経外科領域への応用と実用化検討
    (理研・メディカル・イオンテクノロジー)鈴木嘉昭
  4. 凸版印刷のナノインプリントへの取り組み
    (凸版印刷)渡辺二郎
  5. 液晶性ピレン誘導体の合成と物性
    (埼玉大院理)廣瀬卓司
懇親会<18 : 00〜19 : 30>総合研究所内
参加要領 1)定員 80名 2)参加費無料 3)懇親会費@一般2,000円 A学生1,000円(当日徴収) 4)申込方法 氏名,勤務先,連絡先,懇親会出欠を明記の上,E-mailあるいはFAXでお申し込みください。5)申込締切 11月30日(定員になり次第締切)
申込・
連絡先
[351-0198]和光市広沢2-1
(独)理化学研究所 伊藤ナノ医工学研究室 伊藤嘉浩
TEL 048-467-5809 FAX 048-467-9300
E-mail: y-ito@riken.jp


09-2NMR研究会

主題=溶液・固体NMRが高分子材料開発に果たす役割

<趣旨>高分子系物質やポリマー系材料の研究開発の現場において,NMRは不可欠な「分析」手段としての役割を果たしています。NMRから得られる分析情報は,物質の同定や構造解析のみならず,生産現場における製品管理などにも広く用いられています。一方,NMRから得られる多彩な情報は分析だけにとどまらず,新たな分子設計・材料開発に積極的に活かすことが可能です。今回の研究会では,NMRから得られる情報をどのようなカタチで積極的に「高分子材料開発」に活かすかという視点を重視し,企業の研究所等において材料開発に直結した立場でNMRを活用されておられる先生方にご講演いただきます。NMRの特徴を踏まえた実践的な溶液NMR・固体NMRの役割について,利点や弱点を含めた議論の場としてこの研究会が活用されることを期待いたします。
主 催 高分子学会 NMR研究会
協 賛 日本化学会 日本核磁気共鳴学会
日 時 12月18日(金)10 : 00〜16 : 50
会 場 東京農工大学小金井キャンパス内 科学博物館・講堂(東京都小金井市中町2-24-16)
交 通 JR中央線東小金井駅南口より徒歩10分
http://www.tuat.ac.jp/basic_ information/access/index.html
プログラム
<10 : 00〜12 : 20>
  1. 高分子の溶液および固体NMR研究とその活用
    (東京農工大学)朝倉哲郎
  2. 高分解能NMR・ラマン分光を用いた医薬品化合物の結晶形評価
    (日産化学)佐藤博彦
  3. LC-NMRの応用としての医薬品不純物・代謝物の構造解析
    (東レリサーチセンター)川口 謙
<13 : 30〜16 : 50>
  1. 企業での高分子材料開発のための溶液NMRの活用例−ポリエステルを中心として−
    (帝人)松田裕生
  2. 溶液・固体NMRによるゴムの材料開発
    (住友ゴム工業)小林将俊
  3. 住友化学の材料開発における固体NMRの利用法〜高分子LED材料の立体構造解析〜
    (住友化学)金坂 将
  4. 固体NMRによるポリマー材料の物性評価−ポリグリコール酸の物性と配向の関係−
    (三井化学分析センター)関根素馨
参加要領 1)定員 120名(定員になり次第,締め切らせていただきます。)
2)参加費 @企業5,250円 A大学・官公庁3,150円 B学生2,100円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員2,100円 DNMR研究会メンバー無料 3)申込方法 高分子学会ホームページまたは下記申込書をご利用の上,FAXにて送付後,参加費を12月末までにご送金下さい。参加証,請求書(希望者のみ)を送付いたします。
担 当 高分子学会 09-2NMR研究会係


09-2有機EL研究会

主題=デバイス(作成,評価,電導機構,発光機構,界面現象を含む)

<趣旨>有機ELにおける評価技術と作成プロセスに焦点をあてた。素子の劣化機構を解析する手法として,PL測定の利用と同位体の利用が期待される。有機材料の界面評価に有効である光電子分光法の諸例を紹介してもらう。マスクなどを利用しないデバイス作成法である自己整合技術,ポリフルオレンの薄膜状態と特性との関係,界面におけるSAM材料による特性改善を討論していきたい。
主 催 高分子学会 有機EL研究会
共 催 電気学会東海支部 研究フォーラム「機能性有機材料の先端技術」
日 時 12月18日(金)13 : 00〜17 : 00
会 場 名古屋大学 IB電子情報館中棟 015講義室([464-8603]名古屋市千種区不老町)
交 通 名古屋市営地下鉄名城線名古屋大学駅3番出口すぐ横
http://www. nagoya-u.ac.jp/global-info/access-map/
プログラム
<13 : 00〜13 : 40>
  1. 有機ELの光学特性(仮題)
    (産総研)高田徳幸
<13 : 40〜14 : 20>
  1. 自己整合インクジェットプリント法を用いた有機EL素子
    (富山大理工)゚中 茂樹,岡田裕之
<14 : 20〜15 : 00>
  1. 有機ELの劣化評価 −同位体マーカ法を中心に−
    (東レリサーチセ)宮本隆志
<15 : 00〜15 : 15>休憩
<15 : 15〜15 : 50>
  1. 有機EL関連薄膜・界面の光電子分光と光電子収量分光
    (千葉大先進科学セ)石井久夫
<13 : 40〜14 : 20>
  1. フルオレン系高分子EL素子の薄膜層と発光特性
    (阪大先端科学イノベーションセ)゚梶井博武,高田亮太郎,小島世誠,笠間大輔,大森 裕
<16 : 25〜17 : 00>
  1. 自己組織化単分子膜の形成と有機ELへの応用
    (名大院工)森 竜雄
参加要領 1)定員 150名 2)参加費 無料 3)申込方法 学会ホームページまたは申込書(851頁)に必要事項を記入し,FAXまたは郵送にてご送付下さい。参加証を送付します。
担 当 高分子学会
09-2有機EL研究会係