2010年1月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2010年1月主催行事


第21回高分子ゲル研究討論会

主 催 高分子学会 高分子ゲル研究会
協 賛 応用物理学会 日本化学会 日本薬学会 日本農芸化学会 化学工学会 日本レオロジー学会
会 期 2010年1月13日(水),14日(木)
会 場 東京大学 山上会館 大会議室(東京都文京区本郷7-3-1)
交 通 地下鉄丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」,千代田線「根津」,南北線「東大前」下車 徒歩10分
プログラム
 [口頭発表](発表15分・討論5分/件)(座長交渉中)
 第1日=1月13日(水)
 <10 : 00〜11 : 00>[座長 長崎幸夫]
  1. 水中または有機溶媒中でUCST,LCST型相分離挙動を示す種々のビニルエーテルポリマーの精密合成
    (阪大院理)゚下元浩晃・吉満隼人・深見 大・金岡鍾局・青島貞人
  2. ロタキサン架橋を鍵とする高速温度応答ヒドロゲルの合成と機能
    (リンテック)荒井隆行
    (東工大院理工)゚高田十志和
  3. 多量のペンダントアリル基を有する剛直なトリアリルイソシアヌレート架橋樹脂前駆体と種々の柔軟な前駆体とのハイブリッド化による多彩な架橋システム材料の構築
    (関西大化学生命工)゚岡田武司・青田浩幸・松本 昭
    (日本化成)藤井俊文・取溜博之
 <11 : 00〜12 : 00>[座長 高田十志和]
  1. ナノゲル様ネットワークポリマー前駆体をモジュールとする究極の不均質ネットワークポリマーとしての架橋システム材料の構築
    (関西大化学生命工)゚濱本裕之・青田浩幸・松本 昭
  2. In situ多官能ビニル架橋重合を活用したコア−シェル型DAPナノゲルの設計・合成と架橋システム材料への応用
    (関西大化学生命工)゚井上 聡・青田浩幸・松本 昭
    (ダイソー)柴野美知朗・的場康夫・横山勝敏
  3. カルボキシ含有量の高いゲル微粒子の作製とキャラクタリゼーション
    (神奈川工大応用バイオ)゚清水秀信・長岡洋樹・和田理征・岡部 勝
 <13 : 00〜14 : 00>[座長 古川英光]
  1. 結合欠陥を導入したゲルネットワークの力学物性シミュレーション
    (東大物性研)゚杉村亜寿美・松永拓郎・野口博司・柴山充弘
  2. 新規高強度ハイドロゲルの力学特性に対する架橋点間分子量の効果
    (東大院工)゚赤木友紀・倉員麻奈実
    (東大院新領域)松永拓郎
    (東大院工)石井武彦
    (東大院新領域)柴山充弘
    (東大院工)酒井崇匡
    (東大院工・東大医)鄭 雄一
  3. 3成分系shake gel 物性と構造形成
    (東大物性研)゚竹田麻希子・松永拓郎・遠藤 仁・柴山充弘
 <14 : 00〜15 : 00>[座長 竹岡敬和]
  1. Enhancement of Mechanical Property of Hydrogel by Incorporating Lipid-like Lamellar Structure
    (Grad. Sch. of Sci., Hokkaido Univ.)゚HAQUE Md. Anamul・KAMITA Gen
    (Creative res. Inst. sousei, Hokkaido Univ.)KUROKAWA Takayuki
    (Grad. Sch. of Sci., Hokkaido Univ.)GONG JianPing
  2. 力学的ヒステリシスと膨潤度から見る,DNゲルの破壊挙動
    (北大院理)゚中島 祐・郁 秋明
    (北大電子研)田中良巳
    (北大創成)黒川孝幸
    (山形大院理工)古川英光
    (北大院理)グン 剣萍
    (National Inst. of Standards & Tech., USA)Lin Eric・Wu Wen-li
  3. 大荷重下におけるDNゲルの保水力評価
    (北大院理)゚渡鍋貴仁・黒川孝幸
    (北大電子研)田中良巳
    (山形大院工)古川英光
    (北大院理)グン 剣萍
 <15 : 00〜16 : 00>[座長 岡部 勝]
  1. 関節並みの高荷重下におけるDNゲルの摩擦
    (北大院理)゚中野征洋・グン 剣萍・黒川孝幸
  2. 生体適合性ゲル表面の創製
    (山形大院理工)゚田中 賢
  3. リン脂質で修飾されたカルボキシメチルセルロースのハイドロゲル
    (帝人)゚田中大士・遠藤信幸・伊東雅弥・兼子博章
 <16 : 00〜17 : 50>ポスターセッション
 16 : 00〜16 : 30 イントロダクション(1分/件)
 P1. 水中においてUCST型相分離挙動を示すポリマーの精密合成
(阪大院理)゚吉満隼人・金岡鍾局・青島貞人
 P2. リビングカチオン重合を用いた種々のフッ素含有ビニルエーテルポリマーの精密合成およびUCST型相分離挙動
(阪大)゚深見 大・下元浩晃・金岡鍾局・青島貞人
 P3. ポリスチレンを主鎖とした親油性高分子電解質ゲルの合成
(九大院工)゚伊勢田一也・小野利和・佐田和己
 P4. 多官能ビニル架橋重合における不均質ネットワーク構造形成の追究
   ービニル系ネットワークポリマーの超音波照射破壊ー
(関西大化学生命工)゚姫井孝太・濱本裕之・青田浩幸・松本 昭
 P5. Tetra-PEGゲルのゲル化反応におけるpH,イオン強度の影響
(東大院工)゚倉員麻奈実・鄭 雄一・酒井崇匡
 P6. Tetra-PEGゲルのミクロやマクロな物性に与える作製条件の効果
(東大院工)゚西 健吾・鄭 雄一・酒井崇匡
 P7. laponite-PEO系shake gel中の水の構造
(明大院理工)゚森久保 諭・関根由莉奈・深澤倫子
 P8. 高アシルジェランのゲル化機構
(海洋大海洋)゚新庄礼佳
(海洋大院)安藤暢毅
(海洋大海洋・海洋大院)松川真吾
 P9. NMR法による多糖ゲル中での物質拡散の測定
(海洋大院海洋)゚清水諒人・松川真吾
 P10. PVAゲルの弾性挙動に対する溶媒組成の影響
(名大院工)゚古田亮一・松岡辰郎
 P11. ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)グラフトシリカ微粒子の調製と評価
(名大院工)゚後藤佳恵・鈴木宏昌・熊野尚美・片桐清文・竹岡敬和・関 隆広
 P12. 表面にビフェニル基を有するゲル微粒子の作製と性質
(神奈川工大応用バイオ)゚渥美恭平・和田理征・清水秀信・岡部 勝
 P13. イオン液体中でコロイド粒子の自己組織化により形成される三次元的規則配列を有する可視光選択反射型ソフトマテリアル
(横国大院工)゚永塚智三・上野和英・稲葉 彩・安田友洋・渡邉正義
 P14. 均一網目を有するゲルの乾燥状態における結晶化挙動
(東大物性研)゚野本祐作・松永拓郎・柴山充弘
(東大院工)酒井崇匡・鄭 雄一
 P15. Tetra-PEGゲルの物性と構造の相関
(東大物性研)゚松永拓郎
(東大院工)酒井崇匡・鄭 雄一
(東大物性研)柴山充弘
 P16. Tetra-PEGゲル内における物質拡散挙動の解析
(東大院工)゚筒井裕亮・鄭 雄一・酒井崇匡
 P17. 温度応答性成分を導入した生体分子応答性ゲルの構造設計
(関西大化学生命工)゚大喜多佑里恵・古谷英莉子
(関西大化学生命工・関西大HRC・JST-PRESTO)宮田隆志
(関西大化学生命工・関西大HRC)浦上 忠
 P18. クロモフォア導入DNA応答性ゲルの構造設計とそのDNA配列認識挙動
(関西大化学生命工)゚上羽未紗・南辻 睦
(関西大化学生命工,関西大HRC,JST-PRESTO)宮田隆志
(関西大化学生命工・関西大HRC)浦上 忠
 P19. コアセルベーションを引き起こす高分子二成分系から作製したsemi-IPNマイクロゲルの刺激応答性評価
(鹿児島大院理工)゚児玉祐季・前田智広・赤崎祐介・山元和哉
(物材機構)青柳隆夫
 P20. 高密度PEG化ナノゲルの合成と評価
(筑波大数理)゚一戸智史
(筑波大数理・筑波大TIMS)池田 豊
(筑波大数理・筑波大TIMS・筑波大TARA・筑波大人間総合・物材機構)長崎幸夫
 P21. 天然高分子を用いた徐放性ゲル剤の調製とその評価
(北海道医療大薬)゚宮崎正三・伊藤邦彦・下山哲哉
 P22. 自励振動ゲルの蠕動運動を利用した新規物質輸送表面の設計と輸送能評価
(東大院工)゚日高未央
(東大院工・大日本印刷)村瀬陽子
(東大院工・JST-PRESTO)吉田 亮
 P23. ナノゲル―リポソーム複合体を架橋点とした新規ハイブリッドゲルの設計
(東医歯大)゚関根由莉奈
(東医歯大・NTTドコモ)森谷優貴
(明大)深澤倫子
(京大)市川正敏・吉川研一
(東医歯大)秋吉一成
 P24. 微量送液した三次元ゲル培養系でのPC12細胞の長期培養と微弱なストレスによる神経突起伸長方向制御
(早大院先進理工)゚上原 惇
(早大高等研)枝川義邦
(早大院理)武田直也
 P25. ホウ素中性子捕捉療法を目指したコア架橋型高分子ミセルの調製
(筑波大院数理)゚角谷省吾・大石 基・長崎幸夫
 P26. 経口投与型胆汁酸吸着剤としての4級アミンナノゲルの創製 −悪玉コレステロール抑制および善玉コレステロール上昇効果を示す複合型胆汁酸吸着剤の設計−
(筑波大数理)゚山崎 毅・大石 基
(筑波大人間総合)田村磨聖
(国循セ)斯波真理子
(東理大基礎工)菊池明彦
(筑波大数理)長崎幸夫
 <18 : 00〜19 : 30>懇親会(東京大学山上会館)
 第2日=1月14日(木)
 <9 : 40〜11 : 00>[座長 松川真吾]
  1. 高密度ダングリング鎖を有するエラストマーのダンピング特性
    (京大院)゚山崎春菜・浦山健治・瀧川敏算
    (カネカ)竹田正直・河野良行
  2. 溶媒中の高分子ゲルの超低速伸長挙動
    (京大院)゚紺田明宏・浦山健治・瀧川敏算
  3. ナノコンポジットゲルの力学物性と微視的構造
    (東大物性研)゚西田理彦・遠藤 仁
    (農工大)大坂 昇
    (東大物性研)柴山充弘
    (川村理研)李 歓軍・原口和敏
  4. 小角中性子散乱法によるTetra-PEGゲルの構造解析 −重水素化試料を用いた精密構造解析−
    (東大物性研)゚松永拓郎
    (東大院工)酒井崇匡・鄭 雄一
    (東大物性研)柴山充弘
 <11 : 00〜12 : 00>[座長 原口和敏]
  1. 表面改質手法を用いたゲルの接着手法に関する研究
    (早大院理工)゚阿部秀和・原 雄介・前田真吾・橋本周司
  2. Gelation Mechanism of Agarose Solution Studied by NMR Mea-surements
    (Dept. of Food Sci. & Tech.,Tokyo Univ. of Marine Sci. & Tech.)゚Bona Dai・Shingo Matsukawa
  3. ゲル内における物質拡散の磁場勾配NMRによる研究
    (海洋大院海洋)゚松川真吾
 <13 : 00〜14 : 00>[座長 佐田和己]
  1. 高分子グラフト化シリカ微粒子とイオン液体が形成する新しいゲルの構造と特性
    (横国大院工)゚佐野裕大・上野和英・稲葉 彩・渡邉正義
  2. イオン液体を溶媒に用いた刺激応答性ブロックコポリマーの特徴と機能
    (横国大院工)゚上木岳士・渡邉正義
  3. 磁場に誘導する刺激応答性コアセルベートの構築及びそのゲル化
    (鹿児島大院理工)゚前田智広・児玉祐季・山元和哉
    (物材機構・鹿児島大院理工・筑波大院数理)青柳隆夫
 <14 : 00〜15 : 20>[座長 青柳隆夫]
  1. 親油性高分子電解質を用いた高分子ゲル化剤の開発
    (九大院工)゚小野利和・佐田和己
  2. 分子認識応答性ゲルの分子構造認識能に及ぼす分子インプリント効果
    (関西大化学生命工)゚大高 翔・奥谷 学
    (関西大化学生命工,関西大HRC,JST-PRESTO)宮田隆志,
    (関西大化学生命工,関西大HRC)浦上 忠
  3. フォトクロミックハイドロゲルの光応答物性に及ぼすスピロピラン誘導体構造の影響
    (産総研器官発生工学研)゚佐藤 琢・須丸公雄・高木俊之・高井克毅・金森敏幸
  4. カルシウム応答性ゲルを用いたFETイオンセンサーの作製と応答解析
    (東大院工)゚遠藤貴士
    (東大CNBI)松元 亮
    (物材研)宮原裕二
    (東大院工)吉田 亮
 <15 : 20〜16 : 40>[座長 宮田隆志]
  1. 高速駆動するゲルアクチュエータの創製
    (早大院理工)゚中丸 啓・原 雄介・前田真吾
    (東大院工)吉田 亮
    (早大院理工)橋本周司
  2. LCST変化を誘起するフォトクロミック部位を導入した自励振動高分子の作製と振動の光制御
    (東大院工)山本達也・゚清野紘史
    (東大院工・JST-PRESTO)吉田 亮
  3. ゲルを媒体とした反応拡散系における自己複製パターンの制御
    (東大院工)゚上野智永・吉田 亮
  4. 光重合型ナノコンポジットゲルの合成と機能性
    (川村理研)○高田哲生・原口和敏
参加要領 1)定員120名 2)参加費 @企業・大学・官公庁7,350円 A高分子ゲル研究会メンバー5,250円 B学生3,150円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー3,150円 3)懇親会費 3,000円 ポスター発表の中から合計3件の優秀発表賞を選出し,受賞者は懇親会にご招待します。 4)申込方法:学会ホームページまたは申込書(941頁)に懇親会の出欠も記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費を1月末までにご送金ください。参加証,請求書(希望者のみ)を送付いたします。
担当者 高分子学会 第21回高分子ゲル研究討論会係


平成21年度東海シンポジウム

主題=高分子が時代を変える

<趣旨>厳しい経済状況が続いていますが,高分子が人類の生活にいかに深くかかわっているかを改めて考えさせられます。試練とも言えるこのような状況だからこそ,切り札となる高分子や関連する技術に熱い視線を注ぐべきでしょう。本シンポジウムでは,「時代を変える高分子材料」について,合成と物性を総合的に,とりわけ構造制御,高機能化,環境調和などの視点から議論して材料設計と材料開発の新たな光を見いだすことを主眼としています。どうぞ高分子学会東海支部最大行事の東海シンポジウムで新たな「ひらめき」を!
主 催 高分子学会東海支部
協 賛 日本化学会東海支部 東海化学工業会 有機合成化学協会東海支部 繊維学会東海支部 日本接着学会中部支部 日本分析化学会中部支部 色材協会中部支部 化学工学会東海支部 プラスチック成形加工学会 日本レオロジー学会 日本繊維機械学会東海支部 自動車技術会中部支部
会 期 2010年1月14日(木),1月15日(金)
会 場 名古屋国際会議場222号室(名古屋市熱田区熱田西町1-1 TEL 052-683-7711)
交 通 名古屋駅から@地下鉄東山線栄駅または桜通線久屋大通駅で名城線に乗り換え,日比野駅または西高蔵駅下車,徒歩5分。AJRまたは名鉄で金山駅下車,地下鉄名城線に乗り換え,日比野駅または西高蔵駅下車,徒歩5分
プログラム
第1日=1月14日(木)
<10 : 00〜12 : 10>
 はじめに
(名大院生命農)青井啓悟
A.高分子合成,構造制御を極める
  1. 立体規則性共役ポリマーの合成と光トポロジカル超分子ポリマー化
    (新潟大院自然)青木俊樹
  2. 構造制御を極めるための高分子精密合成
    (京大院工)澤本光男
<13 : 10〜16 : 10>
B.表面・界面が拓く新領域
  1. 高分子固体界面の分子鎖凝集構造制御と動的特性
    (九大先導研・JST/ERATO)高原 淳
  2. 表面力から見る高分子科学
    (東北大多元研)栗原和枝
  3. 光応答高分子の界面組織化と機能
    (名大院工)関 隆広
第2日=1月15日(金)
<9 : 00〜12 : 00>
C.機能化の新機軸
  1. 革新的な高機能液晶ディスプレイを生み出す高分子材料
    (JSR)熊野厚司
  2. ソフト界面が拓く新機能材料
    (理研)前田瑞夫
  3. 高分子のパートナーとしてのイオン液体
    (農工大院工)大野弘幸
<13 : 00〜16 : 00>
D.環境を考える新たな視点−ホワイトケミストリーとグリーンケミストリー−
  1. 火薬,ナイロンそして環境負荷軽減に貢献するバイオテクノロジー,第三世紀の挑戦
    (デュポン)賀来群雄
  2. 超臨界流体を用いる高分子の合成とリサイクル技術
    (静岡大院創造)佐古 猛
  3. 汎用プラスチックの精密ケミカルリサイクル技術を支える最新の高分子化学
    (日大理工)澤口孝志
参加要領 1)定員100名 2)参加費(含予稿集代)@企業10,000円 A大学・官公庁5,000円 B学生 無料 3)申込方法 氏名,勤務先,連絡先住所,TEL ,FAX,E-mail,会員番号,参加費 払込日を明記し,FAXまたはE-mailでお申し込み下さい。参加費は銀行振込[三井住友銀行名古屋支店 普通預金口座5557774 高分子学会東海支部]でお支払い下さい。 4)申込締切12月18日(金)
申込先 [460-0008]名古屋市中区栄2-17-22 (財)中部科学技術センター内 高分子学会東海支部 宛
TEL 052-231-3070 FAX 052-204-1469
E-mail: tmorikawa@c-goudou.org


09-2超分子研究会

主題=精密無機化学を基盤とする超分子金属錯体

<趣旨>有機合成化学はきわめて高度な手法が確立されて,あらゆる分子を自在につくり出すことが可能となってきており,今や機能材料の開発の原動力となっていることは言うまでもない。とくに新しい超分子構造体の新分野の躍進に大きな役割を果たしてきている。これに対し,無機元素は炭素原子以外の110種類近くありながら,未だ無機・金属を自在に組み立てる方法が実現されていない。いわゆる,未踏の領域である精密無機合成化学を基盤として,種類豊富な無機金属元素を原料に精密にかつ自在にナノ構造体を組み上げる方法こそが,全く知られていない数多くの次世代ナノ材料の誕生に繋がる。精密無機合成化学への新しいアプローチこそが次のナノテク戦略として強く望まれており,活発な研究開発が展開され始めている。今回,新しい時代を誕生させる未来材料として期待されている超分子金属錯体について最先端の話題について取り上げ,各界の第一線で活躍されている講師陣を招いて研究会を開催します。
主 催 高分子学会 超分子研究会
協 賛 (予定)日本化学会,錯体化学会
日 時 2010年1月21日(木)13 : 30〜17 : 30
会 場 慶應義塾大学 理工学部(矢上キャンパス)創想館(14棟)地下2Fマルチメディアルーム(横浜市港北区日吉3-14-1)
交 通 東急東横線「日吉」下車 徒歩15分
プログラム
<13 : 35〜17 : 30>
  1. 精密無機化学のためのナノクラスター化学
    (慶應大理工)中嶋 敦
  2. シークエンスの制御と金属錯体
    (物材機構)田代健太郎
  3. 超分子金属錯体空間を活用した精密分子集積化
    (東工大資源研)吉沢道人
  4. 集積型金属錯体のナノ粒子材料化−物性と応用
    (農工大院共生科学)山田真実
  5. 分子構造に基づく特異な磁性
    (筑波大院数理物質)大塩寛紀
参加要領 1)定員100名 2)参加費 @企業3,150円 A大学・官公庁2,100円 B学生1,050円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員1,050円 D超分子研究会メンバー無料 3)申込方法 高分子学会ホームページまたは申込書(941頁)に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費を1月末日までにご送金下さい。参加証,請求書(希望者のみ)を送付します。
担当者 高分子学会 09-2超分子研究会係


平成21年度愛媛地区高分子懇話会

主 催 高分子学会中国四国支部
日 時 2010年1月22日(金)16 : 00〜17 : 30
会 場 愛媛大学工学部講義棟42番講義室(松山市文京町3)
交 通 JR松山駅より市内電車(環状線・城北方面)日赤前下車,徒歩3分
(参照 http://www.ehime-u.ac.jp/access/johoku/index.html
プログラム
 表面開始重合による高分子電解質ブラシの調製と水界面での膨潤構造
(JST-ERATO高原ソフト界面プロジェクト グループリーダー)小林元康
参加要領 1)定員80名 2)参加費無料 3)申込方法 氏名,所属,連絡先を明記し,E-mailで下記の連絡先までお申込ください。
申込・
連絡先
愛媛大院理工・物質生命工学専攻 井原栄治
TEL 089-927-8547
E-mail: ihara@eng.ehime-u.ac.jp