本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2011年11月主催行事


第37回中国四国支部高分子講座

主題=高分子・超分子の最前線

<趣旨>最近の高分子・超分子に関する研究は特異なモノマーや触媒の分子設計に基づく精緻な構造・配列制御,新しい重合法の開発など今後益々発展が期待できる。本高分子講座では高分子・超分子分野において世界をリードする3名の講師を招き,最新の動向と未来展望をご講演いただきます。産・学・官の研究者や学生諸君のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会中国四国支部
共 催 山口大学工学部
日 時 11月2日(水)13 : 30~17 : 00
会 場 山口大学工学部 D11講義室(山口県宇部市常盤台2-16-1)
交 通 以下のホームページを参照して下さい。http://www.eng.yamaguchi-u.ac.jp/10info/access.html
プログラム
  1. 有機チタン錯体触媒によるオレフィン共重合体の精密合成
    (広島大学大学院)塩野 毅
  2. らせん高分子・超分子の合成と応用
    (名古屋大学大学院)八島栄次
  3. トポロジカルな結合がもたらす高分子の機能と特性
    (東京工業大学大学院)高田十志和
参加要領 1)定員 150名 2)参加費 無料 3)申込方法 氏名,所属,連絡先を明記の上,E-mailにて下記までお申込み下さい。
申込先 山口大学大学院理工学研究科 物質工学系専攻 大石 勉
TEL 0836-85-9281
E-mail: oishi@yamaguchi-u.ac.jp


11-4ポリマーフロンティア21

主題=プリンタブルエレクトロニクス

<趣旨>印刷をキー技術とするプリンテッドエレクトロニクスは,省エネルギー・低環境負荷,廃棄物低減,大幅なコストダウンが可能なプロセス革新技術として,近年,注目を集めています。本講演会では,有機半導体デバイス,有機太陽電池,フレキシブルディスプレイやOLED照明等をターゲットとしたプリンテッドエレクトロニクス分野における高分子材料への期待,市場ニーズ,技術動向に関して,ご講演いただきます。
主 催 高分子学会 行事委員会
協 賛 日本化学会
日 時 11月4日(金)10 : 20~17 : 30
会 場 東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール(東京都目黒区大岡山2-12-1)
交 通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約1分
プログラム
<10 : 20~11 : 20>
  1. プリンテッド・エレクトロニクスをめぐる国内外の技術開発
    (大阪大学産業科学研究所)菅沼克昭
    今日,世界中でプリンテッド・エレクトロニクス技術開発に拍車が掛けられているが,国内外の技術開発の概要を紹介し,その上でインク技術,プロセス技術をまとめる。また,今後の技術開発のあり方に関して総括する。
<11 : 20~12 : 20>
  1. フレキシブルディスプレイを実現するプリンテッド有機TFT
    (凸版印刷)喜納 修
    フレキシブルディスプレイを駆動する背面版TFTの印刷法による形成技術について紹介する。特に既存製品と同等の解像度のパターニングが可能なマイクロコンタクト印刷などの最新の印刷技術を中心として紹介を行う。
<13 : 20~14 : 20>
  1. ナノ構造酸化亜鉛電極を用いた軽量低価格フィルム型太陽電池
    (岐阜大学)吉田 司
    水溶液からの電解析出や印刷法などの低温製膜法によって,高性能な酸化亜鉛ナノ構造電極を得ることができる。Roll to Rollプロセスによる安価な高速連続生産を可能とし,軽量,フレキシブル,カラフルで用途や設置の自由度が高いフィルム型太陽電池の研究開発について,その技術基礎と最新動向を解説する。
<14 : 20~15 : 20>
  1. プリンタブルエレクトロニクス スクリーン印刷メーカーとしての取り組み
    (東海商事)小林大介
    エネルギーデバイス(各種発電デバイスおよび二次電池)と携帯端末(スマートフォンおよび新しい端末iPadなど)業界が盛況である。これらの製品に必要な電子部品(抵抗・キャパシタ・インダクタ・センサーなど)も順調に需要が伸びている。課題はコストと品質である。課題解決のプロセス技術として印刷が注目されていると実感している。印刷で回路(導体),半導体膜,絶縁層を積層していくことができればアディティブ工法となり,無駄の少ない低コスト製造プロセスとなる。 プリンテッドエレクトロニクス市場においては,それぞれ固有の顧客要求品質,制約条件がある。現在,弊社ではスクリーン印刷装置・原版メーカーとして印刷技術がプロセス技術としてより多くの業界で活用され,さらなる技術革新を実現できるようにするために課題解決のための具体的なアクションを行っている。いくつかの事例を通してプロセス技術としての可能性と課題を実感いただければと思う。
<15 : 30~16 : 30>
  1. 高性能半導体ポリマーの開発
    (広島大学)尾坂 格
    本講演では,有機トランジスタや有機薄膜太陽電池を指向した半導体ポリマー材料の開発について紹介する。高性能化に向けた材料の分子設計について,低分子とポリマーとの違いも含めて議論する。
<16 : 30~17 : 30>
  1. オール印刷型有機TFTの低温作製技術
    (山形大学大学院)時任静士
    将来のフレキシブルエレクトロニクス実現には,プラスチックフィルム上への有機TFTの集積化が重要な技術となる。本講演では,有機TFTの電極,ゲート絶縁層,有機半導体層等のすべての部分を低温の印刷法で作製するための要素技術とその特性について紹介する。
※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 ①企業 21,000円 ②大学・官公庁 10,500円 ③学生 1,050円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シルバー会員 3,150円 ⑤年会費制会員※の団体からのご参加は何名様でも割引料金となります(※グループ・関係会社除く。詳細はhttp://www.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei. htmlをご覧下さい)。a)企業 16,800円 b)大学・官公庁 8,400円 3)申込方法 学会ホームページまたは申込用紙(704頁)にご記入の上,FAXまたは郵送にて送付ください。参加証,請求書を随時送付いたしますので,請求書到着後,11月末日までに参加費をご送金下さい。
申込先 高分子学会 11-4ポリマーフロンティア21係


11-2グリーンケミストリー研究会見学会

主題=PETボトルのマテリアルリサイクル工場

<趣旨>飲み終わったPETボトルが,どのようにリサイクルされているのか,PETボトルマテリアルリサイクルの最前線を見学致します。奇しくも今年4月13日にサントリーから衝撃的なプレス発表がありました。回収した使用済みPETボトルを新たなPETボトルに再生する「メカニカルリサイクルシステム」を導入し,5月から一部商品で再生ボトルの使用を始める。このシステムは,今回見学します協栄産業株式会社様と共同で構築したもので,国内の飲料メーカーでは初めてです。
主 催 高分子学会 グリーンケミストリー研究会
日 時 11月11日(金)13 : 10~16 : 00
会 場 ジャパンテック(株)宇都宮工場 栃木県鹿沼市深程990-30(宇都宮西中核工業団地)・協栄産業(株)小山工場 栃木県小山市萱橋1085-3(小山第2工業団地)
交 通 (下記時刻は2011年7月6日現在のものです。各自ご確認ください。)
・東京駅より 東北新幹線で
 東京11 : 20発 → 小山12 : 02着
・上野駅より 宇都宮線で
 上野11 : 05発 → 小山12 : 27着
(久喜駅(11 : 52着)で湘南新宿ライン快速・宇都宮行に乗り換えると12 : 16に小山駅着)
プログラム
<12 : 30>集合
 貸切バスでジャパンテック(株)に移動
<13 : 10~13 : 40>
 会社&PETリサイクル技術の紹介
<13 : 40~14 : 20>
 PETボトルの選別 ⇒ 粉砕 ⇒ 洗浄 ⇒ フレーク 工程の見学
<14 : 20~15 : 00>
 ジャパンテック(株)⇒ 協栄産業(株)に移動
<15 : 00~16 : 00>
 PETフレーク ⇒ ペレット 工程の見学
<16 : 30>小山駅着
参加要領 1)定員 約20名(グリーンケミストリー研究会メンバー優先)2)参加費 ①会社 3,150円 ②大学・官公庁 2,100円 ③学生 1,050円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 1,050円 ⑤グリーンケミストリー研究会メンバー 無料 3)バス代 2,000円 4)申込方法 高分子学会HP(http://www. spsj.or.jp/entry/)からお申込みください。受理通知が届きます。3日以内に受理通知が届かない場合には,電話(03-5540-3770)にて必ずお問い合わせください。5)見学可否および最終案内は,10月28日ころ行います。6)参加費の支払い 請求書到着後,11月末までにお振込みください。7)その他 同業者にはご遠慮いただく場合がありますのであらかじめご了承ください。昼食は,事前にお済ませ下さい。
申込先 高分子学会 11-1グリーンケミストリー研究会(見学会)係


第21回高分子ゲル研究会講座

主題=高分子ゲルの応用展開~実用化に向けた応用研究の最前線~

<趣旨>高分子ゲルは化学,物理,生物,材料科学などの基礎研究分野で大きく発展してきました。現在,これらの研究シーズが工学,農学,医学など幅広い応用分野のニーズと結びつき,新たな付加価値とイノベーションを創出しています。たとえば,デザインされた網目構造や階層構造を有する機能性ゲルは,ユニークな力学特性や刺激応答性,優れた電気特性を有することが知られています。本研究会では,進展著しい高分子ゲルの新物性とその応用展開について,最先端の研究をわかりやすく紹介していただきます。
主 催 高分子学会 高分子ゲル研究会
日 時 11月18日(金)10 : 00~17 : 00
懇親会 17 : 00~18 : 30
会 場 東京理科大学 森戸記念館 第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2)
交 通 JR「飯田橋」駅西口より徒歩6分,都営地下鉄・東京メトロ「飯田橋」駅B3出口より徒歩5分
プログラム
<10 : 00~11 : 40>
  1. 高分子ヒドロゲルの最近の展開と応用
    (川村理研)原口和敏
  2. ナノゲル工学による先端医療への展開
    (京大院工)秋吉一成
<13 : 00~17 : 00>
  1. オイルゲル化剤の最近の展開と応用
    (信州大院工)英 謙二
  2. 光応答性ゲルを用いた総合マイクロ流体制御システム
    (産総研)須丸公雄
  3. 磁性ソフトマテリアルの巨大磁気粘弾性効果とその応用
    (山形大院理工)三俣 哲
  4. PEDOT/PSS導電性高分子分散液の開発とその応用
    (ヘレウス)石川明生
  5. 高い均一性を有するTetra-PEGゲルの合成と応用
    (東大院工)酒井崇匡
  6. 船底塗料用ハイドロゲルの実用化研究
    (エステン化学研究所)平沢洋治
  7. セグメント化ポリウレタンゲルの開発と応用
    (タキロン)谷口雅彦
<17 : 00~18 : 30>懇親会
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 ①企業 13,650円 ②大学・官公庁 5,250円 ③学生 2,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,100円 ⑤高分子ゲル研究会メンバー(a)企業 10,500円(b)大学・官公庁 4,200円 3)懇親会費 300円 4)申込方法 学会ホームページまたは,申込書(704頁)に必要事項を記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費を11月末日までにご送金下さい。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。
申込先 高分子学会 第21回高分子ゲル研究会講座係


11-2光反応・電子用材料研究会

主題=ナノインプリント用材料とプロセス技術

<趣旨>ナノインプリント法は,半導体微細加工において,EUV,ブロック共重合体リソグラフィーとともに次世代のリソグラフィー技術として期待されています。また,その手法の簡便さから,ハードディスク,ディスプレイ,さらには生体適合材料などの加工へ応用が拡大しつつあります。ナノインプリント法が提案されてから15年ほどが経過し,当研究会においてもこれまでに個々の話題としては取り上げてきましたが,まだ材料,プロセスとも黎明期であったために主題として企画するには至りませんでした。しかし,ここ数年,産学官すべての領域から多くの研究者がナノインプリントに参入し,材料・プロセスとも大きな進展が見られました。こういう現状を踏まえ,本研究会では,ナノインプリント法に携わっている第一線の講師の先生方を産学官の領域からお招きして,材料・プロセス・シミュレーションなどの最新の成果と今後の課題をご講演頂く研究会を企画いたしました。多くの皆様の御参加をお待ちいたしております。
主 催 高分子学会 光反応・電子用材料研究会
協 賛 (予定)日本化学会 応用物理学会
日 時 11月18日(金)13 : 00~16 : 50
会 場 産業技術総合研究所 臨海副都心センター 別館11階 会議室1
(東京都江東区青海二丁目4番7号4-2-2 TEL 03-3599-8001)
交 通 新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」「テレコムセンター駅」下車 徒歩約4分 東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」下車 徒歩約15分
http://unit.aist.go.jp/waterfront/参照)
プログラム
<13 : 00~16 : 50>
  1. ナノインプリントプロセスの物理化学とシミュレーション
    (阪府大院工)平井義彦
  2. ナノインプリント用材料に関して
    (東京応化工業)嶋谷 聡
  3. 丸善石油化学のナノインプリント樹脂
    (丸善石油化学)池田照代
  4. ペンタフルオロプロパン(PFP)を用いた光ナノインプリント
    (産総研集積マイクロシステム研セ)廣島 洋
参加要領 1)定員 60名 2)参加費 ①企業 3,150円 ②大学・官公庁 2,100円 ③学生 1,050円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 1,050円 ⑤光反応・電子用材料研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページまたは申込用紙(704頁)に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,11月末日までに参加費をご送金ください。参加証,請求書(希望者のみ)は順次発送いたします。
申込先 11-2光反応・電子用材料研究会係


高分子学会北陸支部研究発表会

主 催 高分子学会北陸支部
会 期 11月19日(土),20日(日)
会 場 金沢工業大学7号館(石川県石川郡野々市町扇が丘7-1)
発表形式・発表時間 口頭発表(質疑応答含め15分,液晶プロジェクター使用,PC持参)
研究発表申込先 E-mail: a.kono@neptune.kanazawa-it. ac.jp
研究発表申込締切 9月24日(土)電子メール必着
発表申込方法 Subject欄に「研究発表会申込」と明記して,講演一件ごとにお申し込みください。記入項目 ①講演題目,②所属(略称),③研究者(ふりがな,講演者に○),④連絡先(住所,氏名,電話番号,FAX番号,電子メールアドレス)「高分子学会北陸支部優秀研究賞」に応募する場合は,申請書を添付ファイルで提出してください(申請書は北陸支部HPを参照してください)。
予稿原稿形式および締切 用紙:A4判(297 mm×210 mm)縦。1枚。余白(マージン):上下左右すべて25 mm。図・表・写真:本文中に貼り込んでください。キャプションは英語でお願いします。左右いっぱいにならない場合,右側に寄せて左余白に本文を書いて下さい(書式の詳細は北陸支部HP「H23予稿原稿執筆要綱」を参照してください)。Subject欄に「研究発表会予稿原稿」と明記したうえ,PDFファイルを「講演番号.pdf」のファイル名で送ってください。
送付締切:10月21日(金)
予稿原稿提出先 E-mail: a.kono@neptune.kanazawa-it.ac.jp
申込先 金沢工業大学 大澤 敏
TEL 076-274-7956
E-mail: osawa@neptune.kanazawa-it.ac.jp