本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2012年11月主催行事


12-1バイオミメティクス研究会

主題=バイオミメティクス研究開発の国際動向と国際標準化

<趣旨>今回は、10月にベルリンで開催されたバイオミメティクス国際標準化委員会(ISO TC266)の報告と、米国における研究開発動向の紹介を頂きます。第21回ポリマー材料フォーラムの開催にあわせ、北九州国際会議場で開催いたします。研究会に所属の皆様、ならびに、関連の分野で興味をおもちの皆様の多数のご来聴をお待ちしております。
主 催 高分子学会 バイオミメティクス研究会
協 賛 科学研究費新学術領域「生物規範工学」 科学技術振興機構
日 時 11月2日(金)17 : 00~19 : 00
会 場 北九州国際会議場1F 11会議室([802-0001]北九州市小倉北区浅野3-9-30)
交 通 JR「小倉」駅より徒歩5分
http://www.convention-a.jp/access/
プログラム
<17 : 00~19 : 00>
  1. 米国陸軍におけるバイオミメティクス研究
    (米国陸軍国際技術センター)宮田隆夫
  2. バイオミメティクスの国際標準化動向
    (産総研ナノシステム)阿多誠文
参加要領 1)定員60名 2)参加費 ①企業 2,100円 ②大学・官公庁 1,050円 ③学生 1,050円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,050円 ⑤バイオミメティクス研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページまたは申込用紙(808頁)に記入し、FAXまたは郵送にて送付の上、11月末日までに参加費をご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)は順次発送いたします。
申込先 高分子学会 12-1バイオミメティクス研究会係


第14回関西若手高分子セミナー@東洋紡

<趣旨>東日本大震災を受けて、持続可能な社会の構築がますますその重要性を増しています。高分子材料は日々の生活の隅々にまで浸透していますが、その多くは石油由来です。本セミナーではバイオベースや重金属を用いない環境に配慮した高分子材料を紹介するとともに、バイオテクノロジーを利用した燃料(原料)について講演していただきます。琵琶湖に隣接する堅田へ多くの方が足を運ばれ、高分子材料の環境・エネルギーへの貢献に思いを馳せ、持続可能な社会の構築について考えてみてはどうでしょうか。
主 催 高分子学会関西支部
日 時 11月6日(火)13 : 00~17 : 30
会 場 東洋紡総合研究所 講義室
([520-0292]滋賀県大津市堅田2-1-1)
交 通 JR湖西線「堅田」駅下車 堅田町内循環バス約10分またはタクシー約5分
プログラム
<13 : 00~13 : 10>挨拶
 高分子学会関西支部 支部長
 京都工芸繊維大学 塚原安久

講演
<13 : 10~14 : 00>
  1. 植物由来ポリアミド樹脂
    (アルケマ)宮保 淳
<14 : 00~14 : 40>
  1. 新規アルミ系ポリエステル触媒について
    (東洋紡)大橋英人
<14 : 50~15 : 30>
  1. ポリ乳酸系コーティング材の新展開
    (東洋紡)篠沢奈央子
<15 : 30~16 : 20>
  1. 藻類燃料への期待と現実
    (ネオ・モルガン研究所)藤田朋宏
<16 : 30~17 : 30>見学
 東洋紡総合研究所展示室および分析センター
参加要領 1)参加費 無料 2)定員80名 3)申し込み方法 氏名、所属、連絡先を明記の上、10月29日(月)までにFAXまたはE-mailにてお申し込みください。
申込・連絡先 高分子学会関西支部
[536-8553]大阪市城東区森之宮1-6-50
大阪市立工業研究所内
TEL&FAX 06-6969-4428
E-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kansai/index.html


第47回茨城地区活動講演会

主題=バイオマテリアルの最新動向

主 催 高分子学会関東支部
日 時 11月8日(木)13 : 15~18 : 30
会 場 JSR 筑波研究所
(つくば市御幸が丘25、TEL029-856-1001)
http://www.jsr.co.jp/pdf/company/map_tsukuba.pdf
交 通 (1)つくばエクスプレス:
 ①研究学園駅よりタクシー約5分、つくば駅よりタクシー約10分
 ②研究学園駅より「つくバス」利用:西部工業団地下車、バス停より徒歩約5分
【研究学園(J26便)12 : 45発
 →西部工業団地12 : 51着
研究学園(Y16便)12 : 50発
 →西部工業団地12 : 57着】
(2)JR常磐線:
 ①荒川沖駅よりタクシー約30分
 ②土浦駅よりタクシー約40分
プログラム
<13 : 15~16 : 45>講演
  1. JSRライフサイエンスの紹介
    (JSRライフサイエンス)宮本秀俊
  2. 刺激応答性高分子のスマートバイオマテリアルへの展開
    (物材機構)青柳隆夫
  3. 界面化学的手法によるバイオマテリアルの創製
    (東理大)大塚英典
  4. Tetra-PEGゲルのバイオマテリアルへの応用へ向けた試み
    (東大)酒井崇匡

<17 : 00~18 : 30>懇親会

参加要領 1)定員50名 2)参加費 ①会員・学生 無料 ②会員外 1,000円(ただし、所属企業が法人会員の場合は無料)(当日徴収)3)懇親会費 一般 3,000円 学生 1,000円(当日徴収)4)申込方法 氏名、勤務先、連絡先、種別(個人会員、法人会員、学生、非会員の別)、懇親会出欠を明記の上、E-mailまたはFAXでお申込ください。5)申込締切10月31日
申込先 [305-0841]茨城県つくば市御幸が丘25 JSR 筑波研究所 山川芳孝
TEL029-856-2878 FAX 029-856-1477
E-mail: yoshitaka_yamakawa@jsr.co.jp


第31回無機高分子研究討論会

<趣旨>多彩な分野において期待されている高度な性能や機能を発現する複合材料には、無機高分子や無機元素を含む素材により構成されているものが多く、今後ますます無機高分子を軸とした超高性能および超高機能な次世代材料の開発が注目されることは明らかです。本研究会では、毎年、無機高分子に関連する学術研究討論会を企画し、大学、企業、各種研究機関で行われている無機高分子の基礎から応用に関する研究成果の発表と情報交換の場を設けています。今回も無機高分子の合成、構造と機能、応用に関する幅広い内容について討論を計画しております。皆様のご参加をお願いいたします。
主 催 高分子学会 無機高分子研究会
協 賛 (予定)応用物理学会、ケイ素化学協会、材料技術研究協会、色材協会、繊維学会、日本化学会、日本接着学会、日本セラミックス協会、ゼオライト学会、日本バイオマテリアル学会
日 時 11月8日(木),9日(金)
10 : 00~17 : 00
会 場 東京理科大学森戸記念館 第1フォーラム
交 通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩10分
都営地下鉄 牛込神楽坂駅 徒歩5分
地下鉄 神楽坂駅 徒歩5分
プログラム
第1日=11月8日
<10 : 00~11 : 00>[座長 三治敬信]
  1. チタナシクロペンタジエン骨格をもつ有機金属ポリマーから得られるホスホール骨格を有するπ共役ポリマーの化学修飾とこれに基づくリン元素を含む多彩な機能性ポリマーの合成
    (東工大院総理工)°松村吉将・冨田育義
  2. カルボラン骨格を主鎖に有する新規π共役系高分子の合成と特性
    (京大院工)°冨永理人・森崎泰弘・中條善樹
  3. メカノクロミック特性を有するケトイミンホウ素錯体含有オリゴマーの合成
    (京大院工)°吉井良介・田中一生・中條善樹
  4. 主鎖にチタナシクロペンタジエン骨格を有する有機金属ポリマーの高分子反応による16族元素ブロック含有π共役ポリマーの合成
    (東工大院総理工)°冨田育義・西山寛樹
<11 : 00~12 : 00>[座長 冨田育義]
  1. ベンゾキノリルジベンゾシレピン含有共役系高分子の発光特性における置換基効果
    (京大院工)°所雄一郎・田中一生・中條善樹
  2. ポリカルバゾール-ホウ素錯体を活用した可視的フッ化物イオンセンシング
    (北陸先端大マテリアル)°細野泰弘・ラーマン ヴェーダラージャン・松見紀佳
  3. ガリウムを含むフルオレン含有共役系高分子の合成と光学特性評価
    (京大院工)°松本拓也・田中一生・中條善樹
  4. ジチエノゲルモールを有する新規共役系高分子の合成と有機薄膜太陽電池への応用
    (広島大院工)°宮崎真行・大下浄治・張 飛豹・田中大樹
<13 : 00~14 : 00>[座長 金子芳郎]
  1. ケイ素-π電子系交互ポリマーとカーボンナノチューブとのハイブリッド化と色素増感太陽電池への応用
    (広島大院工)°大下浄治・田中大樹・呂 洲・大山陽介・水雲智信
  2. 含ケイ素H型化合物の合成とその性質
    (倉敷芸科大)°仲 章伸・福田隆一・謝花喜史
  3. アクセプターとしてテトラシアノブタジエニル基を用いたD-A型有機ケイ素ポリマーの合成
    (広島大院工)°梶原知成・小田祐一郎・田中大樹・大山陽介・大下浄冶
  4. PVAを用いた有機ホウ素系イオンゲル電解質の合成とそのイオン伝導特性
    (北陸先端大マテリアル)°蔦川弘貴・VEDARAJAN Raman・松見紀佳
<14 : 00~15 : 00>[座長 郡司天博]
  1. 難燃性有機ホウ素系バイオベースポリマーを用いたイオンゲル電解質の合成と特性
    (北陸先端大マテリアル)°吉永悠也・VEDARAJAN Raman・松見紀佳
  2. 高分子化シラトランの合成とリチウムイオン伝導体としての特性
    (広島大院工)°水雲智信・中島真実・大下浄治
  3. アレン類のリビング配位ブロック共重合に基づく多彩なナノ構造をもつ有機-無機ナノハイブリッド材料の構築
    (東工大院総理工)°中西弘貴・冨田育義
  4. エステル型POSS核デンドリマーを用いた固体機能性材料の開発
    (京工繊大院工芸)°入江康行・中 建介
<15 : 00~15 : 15>休憩
<15 : 15~16 : 15>[座長 大下浄冶]
基調講演I:ポリシルアリーレンシロキサン誘導体の光学特性
(日大工)根本修克
<16 : 15~17 : 30>[座長 中 建介]
  1. ヘキサゴナル積層構造を有するアニオン性はしご状ポリシルセスキオキサンのゾル-ゲル合成と機能化
    (鹿児島大院・物材機構)°豊留寿也・井伊伸夫・金子芳郎
  2. イオン液体の熱物性改良のためのPOSSフィラーの開発
    (京大院工)°田中一生・Jeon Jong-Hwan・中條善樹
  3. Development of Functionalized POSS Fillers for Regulating Refractive Indices of Polymers
    (京大院工)°全鍾歡・田中一生・中條善樹
  4. アミノ基含有トリアルコキシシランの酸触媒縮合反応によるかご型およびはしご状シルセスキオキサンの選択的合成
    (鹿児島大院・広島大院)°正入木未来・水雲智信・金子芳郎
  5. アリールスルホン酸を側鎖とするポリシルセスキオキサンの合成と性質
    (東理大理工)°友部 彬・山本一樹・阿部憲孝・阿部芳首・塚田 学・郡司天博
<17 : 45~20 : 00>
ミキサー(同館 第1会議室)

第2日=11月9日
<9 : 30~10 : 30>[座長 内丸祐子]
  1. 簡便なオクタシルセスキオキサン誘導体の合成
    (東理大理工)°大野純平・阿部憲孝・阿部芳首・塚田 学・郡司天博
  2. アニオン性末端POSS核デンドリマーを用いた炭酸カルシウム複合ナノ粒子の作製とその特性評価
    (京工繊大院工芸)°中村志穂・中 建介
  3. アニオン性剛直高分子を用いた炭酸カルシウム複合体の作製
    (京工繊大院工芸)°西尾 隆・中 建介
  4. タンパク質内包炭酸カルシウムの合成と応用
    (産総研関西セ)°藤原正浩・塩川久美・窪田宜之
<10 : 30~11 : 30>[座長 渡瀬星児]
  1. フェノキシアレンのリビング配位分散重合による磁性高分子微粒子の精密合成と応用
    (東工大院総理工)°鈴村雄誠・冨田育義
  2. ウェットプロセスによるシリコン太陽電池
    (東北大多元研)°渡辺 明
  3. 有機-無機ハイブリッド内でのエネルギー移動特性を利用した光学材料の合成及び評価
    (京大院工・松本油脂製薬)°岡田浩之・田中一生・中條善樹
  4. ナノ粒子架橋型シリコーン樹脂の合成
    (日東電工・東農工大)°平野敬祐・飯島志行・神谷秀博
<11 : 30~12 : 00>[座長 瀬川浩代]
  1. 高強度透明導電膜を志向したPEDOT・シリカ複合膜の作製
    (広島大院工)°今栄一郎・中村悠人・駒口健治・大山陽介・大下浄治・播磨 裕
  2. シルセスキオキサンにハイブリッド化した金錯体の発光挙動
    (阪市工研・阪電通大院)°渡瀬星児・村田健太郎・藤崎大樹・渡辺 充・御田村紘志・西岡 昇・松川公洋
<13 : 00~14 : 00>[座長 佐熊範和]
基調講演II:次世代リチウムイオン電池材料の機能化研究開発と課題解決の方向性
(山形大院理工)吉武秀哉
<14 : 00~15 : 00>[座長 西見大成]
  1. 99Mo-99mTcジェネレータ用無機高分子系Mo吸着剤のリサイクル性
    (アート科学・原子力機構)°新関智丈・菱沼行男・鈴木 将・長谷川良雄・西方香緒理・木村明博・石田卓也・谷本政隆・土谷邦彦
  2. 1,4-Bis(phosphono)benzeneとTiCl4を用いたTiOP系ハイブリッドの合成
    (早大院先進理工・産総研・愛媛大院理工・UMR ICG Universit Montpellier)°斉藤ひとみ・内丸祐子・佐藤久子・Broury Bruno・Mutin P. Hubert・菅原義之
  3. ゾル-ゲル法によるSiAlON分散ガラスの作製
    (物材機構・東理大院)°瀬川浩代・中嶋 悟・広崎尚登・柳田さやか・安盛敦雄
  4. 液相-気相熱分解法によるSiC前駆体ポリカルボシランの分子設計
    (アート科学)°長谷川良雄・菱沼行男・新関智丈・鈴木 将・越坂亜希子
<15 : 00~15 : 15>休憩
<15 : 15~16 : 15>[座長 長谷川良雄]
  1. Si-O-C(-H)アモルファスセラミックスのPL特性評価と各寿命成分の分離同定
    (阪府大・阪市工研)°成澤雅紀・河相武利・渡瀬星児・松川公洋・川本 泰・岩瀬彰宏
  2. 近赤外光照射により一重項酸素を生成する有機-無機ナノハイブリッドの作製
    (広島大院工・東海大理・奈良先端大物質創成)°片桐清文・石田兼基・犬丸 啓・冨田恒之・飯塚達也・秋山元英・池田篤志
  3. 単分散球状メソポーラスシリカ/導電性高分子コンポジットの合成と光学材料への応用
    (豊田中研・Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America)°山田有理・中村忠司・加藤 誠・矢野一久
  4. 有機ジスルフィド架橋メソポーラスシリカによる細孔内アクセス制御
    (産総研関西セ・阪工大)°田渕淳子・藤原正浩・塩川久美・森内隆代
<16 : 15~17 : 00>[座長 冨田育義]
  1. CNT/ポリスチレン複合体におけるポリマー分散剤の分岐構造の影響
    (京工繊大工芸・U. Akron)°間島智子・Kyu Thein・足立 馨・塚原安久
  2. リン酸エステル修飾チタニアナノ粒子の合成と高屈折率ハイブリッド薄膜への応用
    (阪市工研・阪電通大・大八化学)°松川公洋・宮崎怜太・平田 学・御田村紘志・西岡 昇・渡瀬星児
  3. 液相-気相熱分解縮合法を用いたPCSの合成における合成条件および反応メカニズムに関する検討
    (茨城県工技セ・アート科学)°安藤 亮・飯村修志・浅野俊之・長谷川良雄
参加要領 本討論会は全員登録制です。発表者および共同研究者で本討論会に出席される方は、必ず参加登録をしてください。
1)定員100名 2)①企業・大学・官公庁 7,350円 ②学生 3,150円 ③名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 3,150円 ④無機高分子研究会メンバー 5,250円 3)ミキサー参加費 1,000円 4)申込方法 高分子学会ホームページまたは申込用紙(808頁)に記入し、FAXまたは郵便にて送付の上、参加費を11月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)を順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会 第31回無機高分子研究会討論会係


第42回湘南地区講演会

主題=微細構造解析と高分子

主 催 高分子学会関東支部
共 催 神奈川県産業技術センター
日 時 11月9日(金)13 : 00~17 : 00
会 場 神奈川県産業技術センター カンファレンスルーム(海老名市下今泉705-1 TEL046-236-1500)
交 通 ①JR相模線「海老名駅」下車、徒歩約15分、②小田急線、相模鉄道線「海老名駅」からは、西口自由通路をわたりJR「海老名駅」を経由して約18分
プログラム
<13 : 00~17 : 00>
  1. ものづくりに役立つSPring-8
    (高輝度光科学研)佐野則道
  2. 繊維回折法による構造多糖の固体構造解析
    (東大院農学生命)和田昌久
  3. 有機半導体薄膜の微細構造解析
    (ソニー 先端マテリアル研)越谷直樹

<17 : 20~19 : 00> 懇親会
 終了後、懇親会を開催

参加要領 1)定員70名(先着順) 2)参加費 無料 3)懇親会参加費 一般 3,000円、学生 1,000円(当日徴収) 4)申込方法 氏名、勤務先、懇親会参加の有無を記入してE-mailにて申込みください。
申込・連絡先 [243-0435]海老名市下今泉705-1 神奈川県産業技術センター 津留崎恭一 TEL046-236-1500
E-mail: H24f-poly@kanagawa-iri.go.jp


関東高分子若手研究会 2012 秋の講演会

主題=光と高分子材料

<趣旨>光メディア、カメラ、光ファイバなどの光機能媒体の需要は、年々増加の一途をたどっています。こうした状況下、次世代のフォトニクス材料を目指した開発競争が激化していることは言うまでもありません。従来概念を打ち破り、新しい機能や優れた特性をもつ材料を創出するためには、どのような設計・工夫が求められるのでしょうか。今回は、フォトニクス材料分野の第一線で活躍されている3名の先生方をお招きして、お話を頂戴することにしました。基礎から応用まで具体的な研究例とともにわかりやすく紹介していただく予定です。多くの方々の参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
日 時 11月10日(土)13 : 30~18 : 05
会 場 東京工業大学大岡山キャンパス 本館4階第1会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1)
交 通 東急目黒線、東急大井町線 大岡山駅より徒歩3分(交通詳細は東京工業大学ホームページ http://www.titech. ac.jp/about/campus/index.htmlをご覧ください)
プログラム
<13 : 30~18 : 05>講演
  1. 分子集合体電子機能材料の新展開
    (筑波大)山本洋平
  2. 光応答性液晶高分子の創製とソフトマターメカニクスへの展開
    (東工大)宍戸 厚
  3. フォトニクスポリマーとFace-to-Faceコミュニケーション
    (慶應義塾大)小池康博

<18 : 30~>懇親会

参加要領 1)定員60名 2)参加費 ①企業・大学 2,000円 ②学生 無料(当日徴収)3)懇親会費 ①企業・大学 3,000円 ②学生 2,000円(当日徴収)4)申込方法 氏名、所属、連絡先(E-mailまたは電話)、懇親会出席の有無を明記し、E-mail、FAXまたは郵送にて事前にお申込ください。お席に余裕があれば、当日登録もお受けいたします。
申込・連絡先 [152-8550]東京都目黒区大岡山2-12-1-H120 東京工業大学大学院理工学研究科 東原知哉
TEL&FAX 03-5734-2126
E-mail: thigashihara@polymer.titech.ac.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kantowakate/


12-2光反応・電子用材料研究会 2012年度第4回ナノインプリント技術研究会

主題=ナノインプリント技術とバイオミメティクスの接点

<趣旨>ナノインプリント技術は、半導体微細加工において、EUV、ブロック共重合体リソグラフィーとともに次世代のリソグラフィー技術として期待されています。また、その手法の簡便さから、ハードディスクやディスプレイ、さらには生体適合材料などの分野へ応用が拡大しつつあります。今回は、生物/植物のもつ構造や仕組み・形状などを、工業製品に応用する生物模倣技術、すなわちバイオミメティクスに関する研究や製品展開への関心が急速な盛り上がりを見せている現状を踏まえ、“ナノインプリント技術とバイオミメティクスの接点”と題する研究会を企画しました。ナノインプリント技術とバイオミメティクスの両領域で研究開発を進めておられる第一線の講師の先生方を産学官からお招きして、最新の成果と今後の課題をご講演頂きます。多くの皆様の御参加をお待ちいたしております。
主 催 高分子学会 光反応・電子用材料研究会
共 催 応用物理学会 ナノインプリント技術研究会
協 賛 日本化学会
日 時 11月14日(水)13 : 00~16 : 50
会 場 産業技術総合研究所 臨海副都心センター 別館11階会議室1
(東京都江東区青海二丁目4番7号4-2-2 TEL03-3599-8001)
交 通 新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」「テレコムセンター駅」下車徒歩約4分
東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」下車徒歩約15分
http://unit.aist.go.jp/waterfront/参照)
プログラム
<13 : 00~16 : 50>
  1. 自己組織化・自己集合プロセスを用いたナノ構造体の形成と機能発現
    (東北大多元研)藪 浩
  2. ナノインプリントによる表面改質とバイオデバイスへの応用
    (日立)宮内昭浩
  3. Design Considerations for UV-NIL Resists
    (富士フイルム)下畠孝二
  4. 印刷法によって作製するバイオセンシングデバイス
    (産総研)牛島洋史
参加要領 1)定員60名 2)参加費 ①企業 3,150円 ②大学・官公庁 2,100円 ③学生 1,050円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,050円 ⑤光反応・電子用材料研究会メンバー 無料 ⑥応用物理学会ナノインプリント技術研究会会員 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページまたは申込用紙(808頁)に記入し、FAXまたは郵送にて送付の上、11月末日までに参加費をご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)は順次発送いたします。
申込先 高分子学会 12-2光反応・電子用材料研究会係


2012高分子学会東北支部研究発表会

<趣旨>東北地区の高分子科学にかかわる研究者、技術者、学生の皆様の意見交換の場として、支部研究発表会が毎年開催されており、今年度は仙台で開催される運びとなりました。大学や公的研究機関のみならず、企業の方々にもご参加していただきたく、ご案内申し上げます。懇親会も行いますので、人的交流、研究者ネットワーク形成にご活用ください。高分子学会非会員の方の参加も歓迎いたします。
主 催 高分子学会東北支部
共 催 東北ポリマー懇話会
会 期 11月15日(木),16日(金)
会 場 東北大学 WPI新棟2階会議室(宮城県仙台市片平2丁目1-1)
交 通 JR仙台駅より徒歩で約20分
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/public/index.php?content_id=33
発表形式・発表時間 1)若手招待講演(発表時間25分、旅費支給)候補者の推薦をお願いします(自薦も可)。招待講演の応募資格は高分子学会東北支部学生会員および正会員(40歳以下)とします。10月5日(金)までにご連絡ください。 2)口頭発表(発表時間15分(質疑応答および交代時間を含む)、参加人数によって変更する場合があります。) プロジェクターを使用します。コンピューターを持参ください。
研究発表申込先 E-mail: y-hirai@tagen.tohoku.ac.jp
研究発表申込締切 10月5日(金)必着
発表申込方法 発表1件ごとに、1)発表題目、2)所属・氏名(発表者氏名の前に○印)、3)連絡者氏名、4)連絡者所属、5)連絡者住所、6)電話、7)FAX、8)E-mailアドレス、9)招待講演の希望の有無、を明記の上、E-mailにてお申し込みください。
予稿原稿形式および締切 予稿原稿はA4 で1 ページです。形式は発表申込後にお知らせします。
参加登録・参加費 1)参加登録費無料、2)講演予稿集1,000 円、3)懇親会費一般3,000 円、学生1,000 円(いずれも当日徴収)
予稿原稿提出・連絡先 [980-8577]宮城県仙台市片平2丁目1-1 東北大学多元物質科学研究所 高分子・ハイブリッド材料研究センター 自己組織化高分子材料研究分野 平井悠司
TEL022-217-5329
E-mail: y-hirai@tagen.tohoku.ac.jp
担 当 東北大学多元物質科学研究所 自己組織化高分子材料研究分野 下村政嗣
TEL022-217-6150
E-mail: shimo@tagen.tohoku.ac.jp


第54回湘北地区懇話会

主題=医工連携のための高分子

主 催 高分子学会関東支部
共 催 東海大学総合理工学研究科
日 時 11月16日(金)13 : 00~19 : 00
会 場 東海大学湘南キャンパス 松前記念会館講堂(平塚市北金目4-1-1)
交 通 ①小田急線「東海大学前」駅より徒歩約15分、②JR線「平塚」駅北口より神奈中バス『東海大学行』または『秦野駅行』に乗車、「東海大学正門前」下車、所要時間約30分
プログラム
<13 : 00~16 : 30>講演会
  1. 細胞膜に倣ったポリマーバイオマテリアルの設計と応用
    (関西大化学生命工)岩﨑泰彦
  2. 医療機器に求められる高分子
    (テルモ)川西徹朗
  3. 難治性肝疾患に対する細胞移植療法のための肝幹細胞培養系の構築
    (東海大創造科学技研)紙谷聡英
  4. ナノバイオマテリアルの創製と医用展開~高分子ナノシート・ナノ粒子~
    (東海大創造科学技研)岡村陽介

<16 : 30~17 : 30>
見学会 松前記念会館展示室
<17 : 30~19 : 00>懇親会

参加要領 1)定員200名 2)参加費 会員・学生 無料、会員外 1,000円(ただし、所属企業が法人会員の場合は無料) 3)懇親会費 一般 3,000円、学生 1,000円(当日徴収) 4)申込方法 氏名、勤務先、種別(個人会員、法人会員、学生、非会員の別)、懇親会出欠を明記の上、E-mailでお申込みください。 5)申込締切 11月5日(定員になり次第締切)
申込・連絡先 [259-1292]神奈川県平塚市北金目4-1-1 東海大学工学部応用化学科 長瀬 裕
TEL0463-58-1211 内線4179
E-mail: yunagase@tokai-u.jp


12-2接着と塗装研究会

主題=接着と塗装における新材料・新合成法

<趣旨>近年、進歩が著しいリビングラジカル重合などの精密重合は、提案された当初の課題を徐々に克服し、まさに工業化に向けて花開こうとしている段階といえます。ますます高付加価値化が要求される最近の材料開発には不可欠な技術となりつつあり、その用途は塗料や接着剤のみならずさまざまに応用されようとしています。本研究会では、これら精密な高分子合成法について、研究開発および工業化に関連する最新の話題と展望を、その最先端で活躍されている研究者の方々に企業ならではの視点でご紹介いただきます。多くの方々のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会
日 時 11月16日(金)13 : 30~16 : 40
会 場 東京理科大学森戸記念館第2フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2)
交 通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分
プログラム
<13 : 30~14 : 30>
  1. アクリル系ブロック共重合体「クラリティ™」の応用展開
    (クラレ)森下義弘
    「クラリティ™」は、MMAとnBA(アクリル酸ブチル)のブロック共重合体で、リビングアニオン重合法により工業化を行っています。PMMAの「透明性」「耐候性」とPnBAの「柔軟性」「接着性」の双方の特長をもつ熱可塑性エラストマーであり、粘着剤、成形材料、樹脂改質剤、フィルム部材などへの応用展開についてご紹介していただきます。
<14 : 30~15 : 30>
  1. 新しい設計アプローチによる接着・塗料材料の提案
    (アルケマ)有浦芙美
    アルケマ社では、イノベーションをもたらす材料の提案をモットーに新規材料の開発を行っています。本講演では、ラジカル制御重合によるリビングポリマーや、強力な水素結合を形成する分子を利用した接着・塗料材料への応用についてご紹介していただく予定です。
<15 : 40~16 : 40>
  1. 制御ラジカル重合法を用いた機能性ポリマーの開発
    (大塚化学)河野和浩
    制御ラジカル重合は、高分子化合物の分子量と構造を制御することが可能な技術です。当日は弊社独自の制御ラジカル重合法“TERP法”の特徴ならびに、用途開発事例を交え、制御ラジカル重合の有効性をご紹介していただく予定です。

<18 : 30~>懇親会

参加要領 1)定員60名 2)参加費 ①企業 3,150円 ②大学・官公庁 2,100円 ③学生 1,050円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,050円 ⑤接着と塗装研究会メンバー 無料 3)申込方法 学会ホームページまたは申込書(808頁)に必要事項を記入し、FAXまたは郵送にて送付の上、参加費用を11月末日までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付します。
申込先 高分子学会 12-2接着と塗装研究会係


第23回バイオマテリアル若手研究会

主題=バイオマテリアルの基礎研究から臨床への応用

<趣旨>バイオマテリアル若手研究会は、おもに関東地区の6大学13研究室に所属する150名程度の学生・社会人が集い、特別招待講演や各研究室の研究発表および親睦会を通じ、盛んに意見交換を行う場です。本年の招待講演では、基礎研究の成果を実際に臨床の現場で応用されている先生方にご講演いただきます。
主 催 高分子学会 バイオマテリアル若手研究会
会 期 11月16日(金),17日(土)
会 場 八王子セミナーハウス(八王子市下柚木1987-1)
http://www.seminarhouse.or.jp
交 通 ①JR八王子駅下車、南口京王バス(八60・八61・八66系統)に乗り、野猿峠(やえんとうげ)停留所で下車、②京王線・相模原線南大沢駅より京王バス(北03・八60・八61系統)に乗り、野猿峠停留所で下車
プログラム
第1日=11月16日(金)
  1. 参加者の研究室紹介
  2. 各研究室によるポスターセッション
  3. 目指せ!研究成果の実用化-夢をかなえ、社会貢献するポリマー分子設計の楽しみ
    (東大)石原一彦

第2日=11月17日(土)

  1. 大学発ものづくりベンチャーによる世界への挑戦~冠動脈バイパス手術訓練装置の開発と事業化~
    (早大)朴 栄光
参加要領 1)定員150名 2)参加費 ①一般 10,000円 ②学生 5,000円(当日受付)3)申込方法 氏名、所属、連絡先(E-mail、電話番号等)を明記し、E-mailまたは郵送にて下記宛てにお申し込みください。4)申込締切 10月19日(金)
申込・連絡先 [162-8480]東京都新宿区若松町2-2先端生命医科学センター 早稲田大学大学院先進理工学研究科 生命医科学専攻 武田研究室(東京女子医大 先端生命医科学研究所 研究生)木村綾華
TEL03-5367-9945(内線6229)
FAX 03-3359-6046
E-mail: kmra_ayak@toki.waseda.jp


第79回高分子若手研究会[関西]

主題=高分子がつくる表面・界面

<趣旨>高分子の一次構造や高次構造の精密な設計が可能になり、より高い機能を発現する材料の開発には、高分子のつくり出す界面および表面の解析・設計が重要になってきています。今回の高分子若手研究会[関西]では、「高分子がつくる表面・界面」と題して、高分子の表面・界面の解析から応用まで、第一線でご活躍されている先生方をお招きし、ご講演いただきます。産・官・学の若手研究者・学生間の活発な討論と交流の場として、皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会関西地区若手研究会
共 催 高分子学会、高分子学会関西支部
会 期 11月17日(土)12 : 50~19 : 00
会 場 京都工芸繊維大学60周年記念館 1Fホール(京都市左京区松ヶ崎橋上町1)
交 通 京都市営地下鉄烏丸線「松ヶ崎」駅下車、徒歩約8分。(京都工芸繊維大学 正門横)詳細はHPをご参照ください。http://www.kit.ac.jp/01/gakunaimap/matugasaki.html
プログラム
<12 : 50~13 : 00>開会の挨拶
<13 : 00~17 : 30>講演
(講演時間 各60分(質疑応答含む))
  1. ブロック共重合体のミクロ相分離構造の外場による配向制御
    (京都工芸繊維大学)櫻井伸一
  2. 錯体ナノ空間で高分子を制御する
    (京都大学)植村卓史
  3. 高分子微粒子内における相分離構造の制御とその応用
    (東北大学)藪 浩
  4. 局所領域における超分子・高分子の構造とダイナミクス
    (九州大学)田中敬二

<17 : 30~17 : 40>
 第80回高分子若手研究会[関西]の案内と閉会の挨拶
<18 : 00~19 : 00>懇親会
 (60周年記念館 2F大セミナー室)

参加要領 1)定員170名 2)参加費 ①一般 2,000円 ②学生 1,000円 3)懇親会費 ①一般 1,000円 ②学生 500円 4)申込方法 氏名・勤務先・連絡先と懇親会参加の有無を明記の上、E-mailにてお申し込みください。 5)申込締切10月31日(水)
申込・連絡先 [606-8585]京都市左京区松ヶ崎御所海道町 京都工芸繊維大学大学院物質工学専攻 足立 馨
TEL075-724-7536
E-mail: kadachi@kit.ac.jp
研究会に関する詳細は高分子学会関西支部HPでもご覧になれます。
http://www2.spsj.or.jp/kansai/index.html


高校教諭のためのサイエンスセミナー(17回)

主題=エネルギー変換と高分子

主 催 高分子学会関東支部
日 時 11月17日(土)14 : 30~17 : 00
会 場 筑波大学附属高等学校 化学講義室・実験室(東京都文京区大塚1-9-1)
プログラム
<13 : 30~18 : 05>講演
  1. 講演:エネルギー変換と高分子
    (上智大理工)竹岡裕子
  2. 実験:
    ①開環重合による6-ナイロンの重合
    ②伝導性高分子に関する実験
    (上智大理工)竹岡研究室
参加要領 1)定員40名(先着順) 2)参加費 無料 3)申込方法 氏名、所属高校、連絡先(電話、FAXも)を明記し、FAXでお申し込みください。 4)申込締切 10月26日(金)
申込・連絡先 高分子学会関東支部
高校教諭のためのサイエンスセミナー係
TEL03-5540-3777 FAX 03-5540-3737
E-mail: oh-hashi@spsj.or.jp


第83回千葉地域活動高分子研究交流講演会

主 催 高分子学会関東支部
日 時 11月20日(火)14 : 00~17 : 20
会 場 千葉工業大学 4号館4階431講義室(習志野市津田沼2-17-1)
交 通 JR総武本線 津田沼駅(南口)下車 徒歩2分
プログラム
<14 : 00~17 : 20>
〔座長:大井伸夫(住友化学)〕
  1. 金属触媒をもちいたヘテロ小員環化合物とC1化合物との共重合
    (農工大院工)中野幸司
〔座長:橋本裕輝(日本曹達)〕
  1. 原子移動ラジカル重合(ATRP)を利用したテレケリックポリアクリレートの開発
    (新化学技術推進協)中川佳樹
〔座長:岡本卓治(出光興産)〕
  1. 錯体ナノ空間で高分子を制御する
    (京大院工)植村卓史

<17 : 30~>懇親会
 千葉工業大学 新1号棟20階ラウンジ

参加要領 1)定員70名(講演聴講・懇親会とも当日受付) 2)参加費 ①高分子学会会員(含法人会員)・学生 無料 ②会員外 1,000円 3)懇親会費 一般 4,000円、学生 1,000円(当日徴収)
申込・連絡先 [275-0016]習志野市津田沼2-17-1 千葉工業大学工学部生命環境科学科 寺本直純
TEL047-478-0406
E-mail: teramoto-n@sea.it-chiba.ac.jp


2012年度高分子基礎物性研究会・高分子計算機科学研究会・高分子ナノテクノロジー研究会 合同討論会

<趣旨>先端材料、高機能材料、グリーンマテリアルなどとして、高分子は利用の範囲を広げています。高分子材料の開発、加工、利用において、高分子の基礎的な物性やその発生機構の解明はより重要性を増しています。また、それらを解析、予測するための計算技術もコンピューターの発展とともに有用性を増しています。そして今後重要となることとして、研究者間、および個別の技術間の連携が挙げられます。異なった技術・手法をもった研究者が連携することによって、多方向の視点から高分子材料を視て研究・開発を行うことで、新たなイノベーションの可能性が指摘されています。このような現状をふまえ、高分子ナノテク、基礎物性、計算科学の3分野で活動する3つの研究会で、合同の研究討論会を企画いたしました。互いに近接し、かつ重複も大きな課題に取り組む、さまざまなバックグラウンドをもつ研究者が集まり、最近の成果を持ち寄ってじっくりと討論することで、それぞれの課題の解決への前進や、さらに新しい課題の発見があるものと期待しています。
主 催 高分子学会 高分子基礎物性研究会・高分子計算機科学研究会・高分子ナノテクノロジー研究会
会 期 11月21日(水),22日(木)
会 場 東京工業大学 蔵前会館 ロイアルブルーホール
(東京都目黒区大岡山2-12-1)
交 通 東急目黒線・東急大井町線
大岡山駅下車 徒歩約1分
プログラム
招待講演時間50分・質疑応答10分、一般発表時間20分・討論4分・交代1分
11月21日(水)
<10 : 20~10 : 30>開会挨拶
<10 : 30~12 : 10>
  1. ポリスチレンスルホン酸ナトリウムからなるポリマクロモノマーの剛直性
    (京大院工)中村 洋
  2. ロッドブラシの合成と分子鎖形態
    (山形大院理工)齋藤悠太・鳴海 敦・川口正剛
  3. 結び目を有する環状高分子の合成とキャラクタリゼーション
    (名大院工・お茶大理)°澤木大輝・高野敦志・出口哲生・松下裕秀
  4. 低温での溶液散乱法の開発と高分子の非摂動広がりの温度依存性
    (阪大院理)寺尾 憲・佐藤尚弘
<12 : 10~13 : 10>昼休み
<13 : 10~15 : 15>
  1. 酸化ジルコニウム微粒子を基盤とした新規透明光学材料の設計
    (山形大院理工)松本 睦
    (産総研)堀内 伸
    (山形大院理工)鳴海 敦・川口正剛
  2. ガラス状ポリスチレンにおける応力複屈折の発現メカニズム
    (東工大院理工)有浦瑛人・久保山敬一・扇澤敏明
  3. 粗視化分子動力学法によるガラス状高分子の一軸伸長シミュレーション
    (三井化学/山形大院理工)小林直樹
    (山形大院理工)橋本翔太・滝本淳一
  4. 高分高分子ブレンドにおける結晶化挙動とラメラ構造形成
    (長岡技科大)塩見友雄・竹下宏樹・新井史紀・篠原和也・竹中克彦・宮 正光
  5. 水分率で制御するグリーンポリマーフィルムの力学特性
    (九大院工)松野寿生・戦 捷
    (DIC)小池淳一郎・堀米 操
    (高輝度光科学研究センター)増永啓康・小川紘樹
    (九大院工)田中敬二
<15 : 20~16 : 50>ポスターセッション
  1. ポリ(α-メチルβ-アラニン)およびポリ(β-メチルβ-アラニン)のモデル化合物を用いた分子特性解析
    (千葉大院工)森 翔吾・和田拓実・笹沼裕二
  2. ab initio統計力学によるポリ乳酸の分子特性解析
    (千葉大院工)峠 大地・°笹沼祐二
  3. 燃料電池用セパレータ用カーボン/ポリマー複合材料に含まれるポリプロピレン結晶の高次構造解析
    (昭和電工)鈴木俊也・安部朋弘・下平祥貴・泉善一郎
  4. デンドリマー/線状高分子電解質複合体化の分子動力学シミュレーション
    (京工繊大院工芸科学)數野 輝・藤原 進・伊藤 孝・橋本雅人
  5. 温度応答性ポリペプチド鎖を用いた一軸配向液晶ハイドロゲルのヘリックス-コイル転移と膨潤挙動
    (名工大院工)水谷圭佑・井口裕也・猪股克弘・杉本英樹・中西英二
  6. ピレニル基を修飾したCNT分散剤の会合挙動と分散特性
    (名工大院工)吉田 渉・大岩智哉・猪股克弘・杉本英樹・中西英二
  7. n-アルカン超薄膜の融解に関する分子動力学シミュレーション
    (京工繊大院工芸科学)高橋寿始・藤原 進・伊藤 孝・橋本雅人
  8. シリカ粒子-液状エポキシ樹脂分散系の固液界面構造、表面間力、およびレオロジー
    (住友ベークライト)松岡佑樹・藤崎和也・太田 賢
    (京大院工)深澤智典・新戸浩幸
  9. 導電性高分子ナノファイバーの初期構造形成過程における分子動力学シミュレーション
    (農工大院BASE)滝澤佑美・下村武史
    (産総研)三浦俊明
  10. 芳香族ポリアミドおよびポリチオアミドの分子特性解析
    (千葉大院工)長澤雅之・石井達也・笹沼裕二
  11. Density Functional Study of the cluster model of SnO2(110)surface modified by benzoic acid
    (横浜国大)Tegshjargal Khishigjargal・Javkhlantugs Namsrai・Youji Kurihara・Kazuyoshi Ueda
    (National University of Mongolia)Ganzorig Chimed
    (東京薬科大)Masamichi Fujihira
  12. ポリビニルアルコール=ヨウ素錯体の構造と形成機構に関する量子化学的検討
    (豊田工大)高濱智彦・田代孝二
  13. GPUを利用した平均場理論による高分子の相分離シミュレーション
    (日本ゼオン)本田 隆
  14. 異方性フィラー添加によるポリエチレンオキシド結晶の配向化挙動の観察
    (住友ベークライト)若林みどり・野田実希・妹尾政宣
    (神戸大院工)小寺 賢
<17 : 00~>ミキサー
11月22日(木)
<10 : 00~12 : 15> 
招待講演
 ナノ・マイクロレオロジー
 ―極小高速の液体物性計測―
(東大生研)酒井啓司
  1. フェノール樹脂の粘弾性と複屈折
    (住ベリサーチ)馬路 哲
    (阪大院理)井上正志
  2. 伸張状態での高分子の摩擦低下
    (京大化研)増渕雄一
  3. ボトルブラシ状高分子のダイナミクス:側鎖末端基種および主鎖分岐密度の効果
    (阪大院理)岩脇 寛・井上正志
    (京大院工)中村 洋
<12 : 15~13 : 15>昼休み
<13 : 15~15 : 05>
招待講演
高分子・界面活性剤系のハイブリッド・シミュレーション手法に基づく構造と物性予測
(東北大院理)川勝年洋
  1. ブロック共重合体が希薄溶液中で形成するミセルの特性化
    (阪大院理)豊倉安紀子・寺尾 憲
    (兵庫県立大院工)遊佐真一
    (阪大院理)°佐藤尚弘
  2. カラギーナン/キトサン混合水溶液の不均一構造とゲル化特性
    (信州大学繊維)岩堀将大・°高橋正人・西田綾子・山辺典昭
<15 : 05~15 : 15>ブレイク
<15 : 15~16 : 30>
  1. 溶媒との共晶に誘起されるポリ乳酸のゲル化
    (静岡大院工)松田靖弘・深津彰伸・田坂 茂
  2. ポリペプチド一軸配向液晶ゲルのヘリックス-コイル転移と異方的膨潤挙動
    (名工大院工)猪股克弘・井口裕也・水谷圭佑・杉本英樹・中西英二
  3. 粒子系材料における粗視化シミュレーション
    (産総研)森田裕史

<16 : 30~16 : 40>閉会挨拶

参加要領 1)定員100名(定員になり次第、締め切らせていただきます。)2)参加費 ①企業・大学・官公庁 7,350円 ②学生 3,150円 ③名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 3,150円 ④高分子計算機科学研究会・高分子基礎物性研究会・高分子ナノテクノロジー研究会 5,250円 3)ミキサー費 1,000円 4)申込方法 高分子学会申込みサイト http://www.spsj.or.jp/entry/ からお申し込みいただくか、申込用紙(808頁)に記入し、FAXまたは郵送にて送付の上、参加費を11月末日までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。5)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店(普通)1126232(社)高分子学会> 郵便振込<00110-6-111688(社)高分子学会>振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。
申込先 高分子学会 2012年度高分子基礎物性研究会・高分子計算機科学研究会・高分子ナノテクノロジー研究会係


第51回プラスチックフィルム研究会講座

主題=表面、界面の構造制御技術とその特性における最近の話題

<趣旨>近年、プラスチックフィルムは、環境、エネルギー、光学、電子、医療、包装用途等々、ますます広範囲に応用展開されています。当研究会は、フィルムをこれら用途に適用する際に求められる技術の基礎から応用までを検討の対象としています。
今回は、プラスチックフィルムの機能化のための重要な要素のひとつである表面および界面の構造制御技術とその特性についての最近の話題を研究開発の第一線で活躍されている方々にご講演頂きます。皆様のご参加、活発な議論をお待ちしています。
主 催 高分子学会 プラスチックフィルム研究会
協 賛 日本化学会、応用物理学会、化学工学会、画像電子学会、電気学会、電気化学会、日本印刷学会、日本化学会、日本合成樹脂技術協会、日本農芸化学会、プラスチック成形加工学会、日本材料学会、日本分析化学会(予定)
日 時 11月26日(月)10 : 20~16 : 40
会 場 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館コラボレーションルーム
(東京都目黒区大岡山2-12-1)
交 通 東急目黒線・東急大井町線
大岡山駅下車 徒歩3分
http://www.titech.ac.jp/about/campus/index.html参照)
プログラム
<10 : 20~12 : 20>
  1. 生体医療用材料に必要な高分子材料の表面特性
    (山形大院理工)田中 賢
  2. 自己組織化ハニカム状多孔質膜の表面微細構造による濡れ性制御
    (名工大)石井大佑
<13 : 30~16 : 40>
  1. 超撥水・超親水ポリマーコーティング~表面微細構造の発現とぬれ性制御
    (川村理研)加藤愼治
  2. 微細リンクル加工技術を基盤とした多目的機能性材料の開発
    (東理大工)遠藤洋史
  3. 二軸延伸ポリプロピレンフィルムの微細表面凹凸構造制御
    (プライムポリマー)田村 聡
参加要領 1)定員70名 2)参加費 ①企業 13,650円 ②大学・官公庁 5,250円 ③学生 2,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,100円 ⑤プラスチックフィルム研究会メンバー a 企業 10,500円、b 大学・官公庁 4,200円 3)申込方法 学会ホームページまたは申込用紙(808頁)に記入し、FAXまたは郵送にて送付の上、参加費を12月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会 第51回プラスチックフィルム研究会講座係


アロン化成および東邦ガス見学会

<趣旨>アロン化成、東邦ガス様のご厚意により、“ものづくりセンター”(アロン化成)と技術研究所(東邦ガス)の見学をさせていただけることになりました。
“ものづくりセンター”は、顧客と一体となって開発を推進するために設置された施設で、主要製品である塩ビ管を中心とした給排水システムやリサイクル樹脂を利用した雨水マス、介護用品等の樹脂製品の展示を見学させていただきます。東邦ガスでは、環境・エネルギー対応がますます重要となる中、注目される燃料電池等の研究開発を行っている技術研究所の見学と昨今の燃料電池開発動向についてもご講演いただける予定です。この機会に是非ともご参加くださいますようご案内申し上げます。
主 催 高分子学会東海支部
日 時 11月29日(木)13 : 00~17 : 00
会 場 アロン化成 ものづくりセンター(愛知県東海市新宝町30-6)、東邦ガス 技術研究所(愛知県東海市新宝町507-2)
交 通 集合場所:アロン化成 ものづくりセンター1Fロビー
(交通)名鉄常滑線「柴田駅」、「名和駅」からタクシーで約10~15分
ご来場者専用駐車場あり。
注1:お車でお越しの方は、申込時にご連絡ください。
スケジュール
<13 : 00>集合、受付
<13 : 10>挨拶、概要説明
<13 : 30>
 ものづくりセンター見学、質疑応答
<14 : 20>移動⇒東邦ガス
 (車/バスで移動 5~10分)
<14 : 40>挨拶
<14 : 45>講演
 「家庭用燃料電池の研究開発動向と東邦ガスにおける取り組み」
 (東邦ガス)水谷安伸
<15 : 15>質疑応答、研究開発概要説明
<15 : 40>技術研究所見学
<16 : 30>ガスエネルギー館見学
<17 : 00>終了、解散
 (東邦ガス様のご厚意で柴田駅までバスがあります。)
参加要領 1)定員40名(先着順) 2)参加費 ①正会員(高分子学会)無料、②学生会員 無料 注2:同業他社の方の参加は、ご遠慮いただくことがあります。あらかじめご承知おきください。 3)参加申込:氏名、勤務先、役職、連絡先(住所、電話、FAX、E-mail)、交通手段をご記入のうえ、FAXまたはE-mailにて御申込みください。
申込締切 11月21日(水)
申込・連絡先 [460-0011]名古屋市中区大須一丁目35番18号 一光大須ビル
中部科学技術センター内 高分子学会東海支部
TEL052-231-3070 FAX 052-204-1469
E-mail: tmorikawa@c-goudou.org
注3:本件について見学先企業様への直接のお問い合わせはご遠慮願います。


第27回茨城地区「若手の会」交流会

<趣旨>本若手の会は茨城地区の高分子若手研究者の交流、活性化を目的として活動しており、今年で27回目を迎えます。毎年、産官学の研究機関より多数参加いただき、非常に活況を呈しております。本年はつくばみらい市の「つくばセミナーハウス」を会場に、参加者全員による自己紹介、レクリエーション、招待講演、本会独自の形式で運営される話題提供や特別講演など、多くの企画を盛り込んで開催します。もちろん県外からの参加や、気持ちは若々しいベテラン研究者の参加も大歓迎です。
主 催 高分子学会関東支部 茨城地区「若手の会」交流会
日 時 11月29日(木)9 : 30~30日(金)16 : 00
会 場 つくばセミナーハウス(つくばみらい市絹の台4-5-2 TEL0297-52-6611)
交 通 ①つくばエクスプレスで守谷駅下車、関東鉄道に乗り換え、新守谷駅下車、徒歩7分 ②高速バス「つくば中央行」で新守谷駅入口下車徒歩7分 ③常磐自動車道で谷和原ICより3分
プログラム
[特別講演]
企業で感光性材料の研究開発に携わって
(信州大)上野 巧
[招待講演]
  1. タンパク質の超分子的エンジニアリング
    (東工大)上野隆史
  2. 光を操る高分子の合成
    (東工大)小西玄一
[話題提供講演]
  1. 界面活性剤自己集合構造内部における高アスペクト比金ナノロッドの合成
    (産総研)武仲能子
  2. 高分子溶液のナノ結晶化相分離法によるメソ多孔体の創製
    (物材機構)佐光貞樹
  3. 規則的に結合したπ共役分子の合成とその性質
    (茨城大)福元博基
  4. 高分子液晶と低分子液晶のブレンドにおける相分離挙動
    (住友化学)杉山貴之
  5. アクリル系エラストマー「クラリティ™」の合成とその用途
    (クラレ)大下晋弥
  6. 新規機能性モノマー(GLYMOU®)の特性およびその応用
    (日油)佐藤 敦
  7. グリコール分解法を用いた硬質ウレタンフォームのリサイクル
    (日立製作所)梶原ゆり
  8. 2GHz携帯向け漏えい同軸ケーブルのポリエチレン高発泡プロセス技術
    (日立電線)児玉壮平
  9. 爆砕リグニンを用いたバイオマス由来熱硬化樹脂の開発
    (日立化成)菊地郁子

[ポスターセッション]数十件予定

参加要領 1)定員70名 2)参加費(当日受付) ①社会人 16,000円、②学生 4,000円(テキストを含む) 3)申込方法 氏名、勤務先、連絡先住所、電話、FAX、E-mailアドレス、ポスター発表の有無(有の場合、タイトル、発表者名、所属)を記入し、電話、ハガキ、FAXまたはE-mailで下記宛お申込ください。 4)申込締切 10月26日(金)
申込・連絡先 [300-4247]茨城県つくば市和台48 日立化成工業 筑波総合研究所 神谷亮介
TEL029-864-8197 FAX 029-864-2813
E-mail: r-kamitani@hitachi-chem.co.jp