<趣旨>人やモノの移動手段として、自動車は未来においても最も重要なツールであると言えます。すでに多くの進化を遂げてきた自動車ですが、生活の発展と自然環境の変化にともなって、さらに高い機能が求められています。ハイブリッド自動車や電気自動車は環境への負荷を減らすことができるというこれまでにない高い機能が世界で認められ、一気に市場が広がりました。これらもさらなる機能向上が求められており、機能を実現するために分子設計を行い、精密に合成をし、その機能を実現させるためには類稀なる努力が積み重ねられてきました。今回の講座では、そのような超分子の最前線に携わる研究者にご講演いただき、夢の自動車の実現に向けた一歩をご紹介いただきます。また、未来の自動車に対するニーズについても意見交換し、シーズとの結びつけができるよう、さまざまな分野の研究者にもご参加いただくことを期待します。 |
主 催 |
高分子学会超分子研究会 |
協 賛 |
(予定)日本化学会、応用物理学会、触媒学会、錯体化学会、電気化学会、電子情報通信学会、日本液晶学会 |
日 時 |
10月11日(金)9 : 30~17 : 00 懇親会17 : 00~19 : 00 |
会 場 |
上智大学 中央図書館棟8階L-821会議室(東京都千代田区紀尾井町7-1) |
交 通 |
JR中央線・総武線/地下鉄丸ノ内線・南北線/四ツ谷駅 下車徒歩5分 |
プログラム |
<9 : 40~12 : 10> |
- サステナブルモビリティにおける超分子への期待
(トヨタ自動車)射場英紀
- タイヤ用エラストマー技術の動向
(ブリヂストン)小澤洋一
- ナノマトリックス構造を用いた粘弾性の制御
(長岡技科大)河原成元
|
<13 : 10~16 : 50> |
- 自動車用自己修復塗料
(東大)伊藤耕三
- メソポーラス有機シリカと燃料合成技術への応用
(豊田中研)稲垣伸二
- エチレンオキシド構造に依存しない新しい高分子電解質の開発
(農工大)富永洋一
- プロトン伝導性ナノファイバーを用いた新奇な燃料電池電解質膜
(首都大東京)川上浩良 |
<17 : 00~19 : 00>
講師を囲む懇親会 |
参加要領 |
1)定員 100名 2)参加費(税込)①企業 13,650円 ②大学・官公庁 5,250円 ③学生 2,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,100円 ⑤超分子研究会メンバー a)企業 10,500円 b)大学・官公庁 4,200円 3)懇親会費 3,000円 4)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続きください。参加費は10月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付します。 |
連絡先 |
高分子学会 超分子研究会係 |