本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2013年10月主催行事


第8回超分子研究会講座

主題=未来の自動車を支える超分子

<趣旨>人やモノの移動手段として、自動車は未来においても最も重要なツールであると言えます。すでに多くの進化を遂げてきた自動車ですが、生活の発展と自然環境の変化にともなって、さらに高い機能が求められています。ハイブリッド自動車や電気自動車は環境への負荷を減らすことができるというこれまでにない高い機能が世界で認められ、一気に市場が広がりました。これらもさらなる機能向上が求められており、機能を実現するために分子設計を行い、精密に合成をし、その機能を実現させるためには類稀なる努力が積み重ねられてきました。今回の講座では、そのような超分子の最前線に携わる研究者にご講演いただき、夢の自動車の実現に向けた一歩をご紹介いただきます。また、未来の自動車に対するニーズについても意見交換し、シーズとの結びつけができるよう、さまざまな分野の研究者にもご参加いただくことを期待します。
主 催 高分子学会超分子研究会
協 賛 (予定)日本化学会、応用物理学会、触媒学会、錯体化学会、電気化学会、電子情報通信学会、日本液晶学会
日 時 10月11日(金)9 : 30~17 : 00 懇親会17 : 00~19 : 00
会 場 上智大学 中央図書館棟8階L-821会議室(東京都千代田区紀尾井町7-1)
交 通 JR中央線・総武線/地下鉄丸ノ内線・南北線/四ツ谷駅 下車徒歩5分
プログラム
<9 : 40~12 : 10>
  1. サステナブルモビリティにおける超分子への期待
    (トヨタ自動車)射場英紀
  2. タイヤ用エラストマー技術の動向
    (ブリヂストン)小澤洋一
  3. ナノマトリックス構造を用いた粘弾性の制御
    (長岡技科大)河原成元
<13 : 10~16 : 50>
  1. 自動車用自己修復塗料
    (東大)伊藤耕三
  2. メソポーラス有機シリカと燃料合成技術への応用
    (豊田中研)稲垣伸二
  3. エチレンオキシド構造に依存しない新しい高分子電解質の開発
    (農工大)富永洋一
  4. プロトン伝導性ナノファイバーを用いた新奇な燃料電池電解質膜
    (首都大東京)川上浩良
<17 : 00~19 : 00>
  講師を囲む懇親会
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込)①企業 13,650円 ②大学・官公庁 5,250円 ③学生 2,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,100円 ⑤超分子研究会メンバー a)企業 10,500円 b)大学・官公庁 4,200円 3)懇親会費 3,000円 4)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続きください。参加費は10月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付します。
連絡先 高分子学会 超分子研究会係


2013年度若手社員のための高分子基礎講座

<趣旨>高分子関連の業務に携わる若手研究者の方々を対象とした「若手社員のための高分子基礎講座」を開催します。この基礎講座は、新入社員のみならず新たに高分子関連分野の業務を担当される方々にも広くご参加いただけるよう企画いたしました。「高分子とはどのような物性を持ち、どのように合成するのか」から始まり、その機能、製造法、成形法、評価、製品開発のポイントなどを解き明かしていく構成で、学生時代に高分子を専攻されなかった方々にもご理解いただける内容となっております。さらに、最近のトピックスとして、電気・電子、情報・通信、エネルギー、環境などの分野における高分子開発の最新動向、なども盛り込まれております。高分子研究の第一線でご活躍の先生方をお迎えし、合宿形式で過ごす3日間は、講師の先生はもとより、他分野の参加者の方々とも交流・人脈形成をはかっていただく大変貴重な機会となります。2日目には、午前と午後の2度にわたり講師の先生と少人数でディスカッションを行う場を設けています。講義内容のさらなる理解のみならず、日頃感じているさまざまな疑問の解決の手助けとなるでしょう。短期間で成果の期待できる本講座に奮ってご参加ください。
主 催 高分子学会関東支部
日 時 10月24日(木)13 : 00~26日(土)12 : 30
会 場 横浜ゴム湘南セミナーハウス(平塚市・袖ヶ浜)
交 通 JR東海道線平塚駅南口下車、徒歩約20分、タクシー約5分
プログラム
第1日=10月24日(木)
<13 : 00~15 : 10>
オリエンテーション/自己紹介

<15 : 20~18 : 50>
1)高分子材料とは
(東工大院理工)高田十志和
2)高分子合成―基礎から分子設計まで
(東工大院理工)石曽根 隆
3)成形加工とレオロジー
(三井化学)伊崎健晴
<19 : 00~21 : 00>
講師と参加者の交流会

第2日=10月25日(金)
<8 : 00~12 : 00>
4)液晶の超分子化と機能化
(東大院工)加藤隆史
5)有機系太陽電池の研究開発
(東大先端研)久保貴哉
6)グループディスカッション

<13 : 00~18 : 00>
7)界面機能性高分子の基本~実例と企業研究者の心得を添えて~
(ライオン)土岐育子
8)ブレークスルーに必要なSerendipity―シンジオタクチックポリスチレンの開発―
(出光興産)石原伸英
9)高分子科学に役立つイオン液体
(農工大院工)大野弘幸
10)グループディスカッション

<19 : 00~20 : 10>
11)光学材料とファンダメンタルズ
(慶應大理工)小池康博

第3日=10月26日(土)
<8 : 00~11 : 50>
12)ボトムアッププロセスの工業化研究―モスアイフィルムなどを事例として
(三菱レイヨン)魚津吉弘
13)バイオプラスチックの研究開発と最近の話題
(帝人)平坂雅男
14)高分子の熱的、磁気的性質
(首都大都市環境)山登正文
参加要領 1)定員 35名(先着順)合宿形式(個室) 2)参加費 52,500円(聴講費、教材費、宿泊・食費を含む) 3)申込方法 下記申込書に氏名、勤務先、連絡先(電話、E-mail)を明記の上、高分子学会関東支部あてE-mailでお申し込みください。受け付けましたら、折り返しE-mailで返信します。もし、返信がない場合は、再度メールにてご確認ください。受付後、8月末に請求書をお送りしますので、お支払いは銀行振込でお願いいたします。(振込先は、請求書ご送付の際、お知らせいたします) 4)申込締切9月6日(金)〔ただし定員になり次第締切〕 5)参加者は自己紹介で使うPower Pointのファイル(3枚以内)を10月15日までに高分子学会事務局にお送りください。
申込・連絡先 [104-0042]東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル 高分子学会関東支部 2013年度若手社員のための高分子基礎講座係
TEL03-5540-3777
E-mail: oh-hashi@spsj.or.jp


第25回高分子学会NMR講座

主題=基礎と応用コース

<趣旨>NMR分光法は、高分子物質の構造解析の分野できわめて有用な分析法となっています。高分子学会NMR研究会は1989年よりNMRに関心をもつ人、NMRを使用している人で最新の技術を学びたい人などを対象に、初心者を対象としたビギナーコースと経験者を対象としたアドバンストコースを開催してきました。本年もここ数年と同様、「基礎と応用コース」として、基礎的な解析に応用例も含め、実際のNMR測定上の問題点や注意点を含んだ内容で表記の講座を構成しました。普段何気なく使っているNMRパラメータの意味、応用する上で忘れてはならない基礎的な事項や測定の原理・応用技術、測定上の問題点や注意点などをNMRに日常的に携わる方々のためにわかりやすく解説します。また、参加申込者には、各講演で使用予定のスライド原稿をHP経由にて事前に閲覧可能とするサービスを実施いたしますので、NMR経験の深浅を問わず多数のみなさまの受講を歓迎いたします。
主 催 高分子学会NMR研究会
協 賛 (予定)日本化学会、日本分析化学会、日本核磁気共鳴学会
日 時 10月25日(金)10 : 00~17 : 20
会 場 京都大学化学研究所(宇治キャンパス)共同研究棟大セミナー室(1階 CL-110号室)
交 通 京阪宇治線・JR奈良線 黄檗(おうばく)駅から徒歩約10分
プログラム
<10 : 00~11 : 30>
1)溶液NMRの基礎
(徳島大ソシオテクノ)平野朋広
<12 : 30~17 : 20>
2)溶液NMRの応用
(三菱レイヨン)百瀬 陽
3)固体NMRの基礎
(東工大院理工)山田和彦
4)固体NMRの応用
(京大化研)梶 弘典
5)NMRのハードウェア
(ブルカーバイオスピン)木村英昭
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込)①企業 13,650円 ②大学・官公庁 5,250円 ③学生 2,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,100円 ⑤NMR研究会メンバー (a)企業 10,500円 (b)大学・官公庁 4,200円 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続きください。参加費は10月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付します。参加費は、お振込みをお願いいたします。当日のお支払いはできません。
連絡先 高分子学会 NMR研究会係