本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2014年9月主催行事


2014年度中国四国支部高分子講演会

主題=高分子合成化学の最前線

主 催 高分子学会中国四国支部
日 時 9月4日(木)13:30~17:30
会 場 愛媛大学総合情報メディアセンターメディアホール
交 通 JR松山駅から市内電車「赤十字病院前」下車、徒歩3分
http://www.ehime-u.ac.jp/access/johoku/eng_sci.html
プログラム
9 月4 日(木)
<13:30~17:30>
1.「特異結合を組み込んだ精密重合:機能性基の位置・配列制御と鎖形態の制御」
(京都大学大学院工学研究科)大内 誠
2.「エキソメチレンモノマー類のリビングアニオン重合」
(東京工業大学大学院理工学研究科)石曽根 隆
3.「2Dポリマー膜とその前駆体膜の合成 ~らせん高分子膜、デンドロン膜、マルチストランドポリマー膜、2D超分子ポリマー表面膜~」
(新潟大学大学院自然科学研究科)青木俊樹
参加要領 1)定員100名 2)参加費無料 3)申込方法 氏名・所属・連絡先を明記し、E-mailで下記の連絡先までお申込ください。当日申し込みも可能です。
申込・連絡先 愛媛大院理工 井原栄治
TEL089-927-8547
E-mail: ihara@ehime-u.ac.jp


14-3ポリマーフロンティア21

主題=最新医療を支える高分子材料 
    ―再生医療・先端医療に寄与する高分子の最前線に迫る―

<趣旨>高齢化社会への流れの中で、医療や介護の重要性が高まってきています。たとえば、人工臓器、治療用材料、医薬用品材料といった医療分野から、再生医療・先端医療に関する材料まで高分子材料の寄与は多岐にわたっています。さらに、近年iPS細胞や自家培養表皮といったものにより再生医療が身近に感じられるようになり、今後さらに高分子材料分野と医療応用を進めるバイオ分野の融合は重要になると考えられます。医療用高分子材料の最前線の研究内容、実際の活用例と今後の展望ついてご講演いただきます。
主 催 高分子学会 行事委員会
協 賛 日本化学会、日本再生医療学会、日本人工臓器学会、日本バイオマテリアル学会、日本薬学会(予定)
日 時 9月5日(金)10:20~17:10
会 場 東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール(東京都目黒区大岡山2-12-1)
交 通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約1分
http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/index.html
プログラム
<10:20~11:20>
1.最新医療を支える高分子材料 ―再生医療・先端医療に寄与する高分子の最前線に迫る―
(東京女子医科大学先端生命医科学研究所)岡野光夫
我々は、温度応答性の高分子修飾表面を利用し、その構造と機能を壊すことなく剥離・回収できる細胞シートの作製に世界で初めて成功、それを積層化していくことでより高機能な組織を作製している。現在、再生治療でヒト臨床研究をスタートさせ、さらなる適用の可能性も追求している。
<11:20~12:10>
2.リコンビナント足場材料を用いた再生医療への取り組み
(富士フイルム)吉岡康弘
再生医療では細胞、活性化因子と並び足場材料が重要である。富士フイルムでは写真技術で培ったコラーゲン技術、材料設計技術、プロセス技術を背景に動物由来成分を含まない安全な足場材料を開発してきた。この足場材料(RCP:リコンビナントペプチド)を用いた再生医療への取り組みを紹介したい。
<12:10~12:30>
―名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場―

<13:30~14:20>
3.高分子材料が支える再生医療の最前線-再生治療と再生研究
(京都大学再生医科学研究所)田畑泰彦
自然治癒力を促し病気を治す再生医療では、治癒力の基である細胞の増殖、分化能力を高めることが重要となる。本講演では、高分子材料により細胞能力を高めた再生治療および細胞能力を調べる再生研究について説明する。
<14:20~15:10>
4.生分解性ナノファイバーを利用した組織再生
(帝人)兼子博章
組織再生におけるナノファイバーの重要性はますます高まりを見せている。本発表では脂肪族ポリエステルのナノファイバーを活用した組織再生に関する我々の検討結果を紹介し、今後の展望について意見を交換したい。
<15:10~15:30>
―名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場―

<15:30~16:20>
5.再生医療のための高分子多孔質材料の開発
(物質・材料研究機構)陳 国平
再生医療に用いられる高分子多孔質足場材料について、とくに、氷の微粒子を用いた多孔質構造の制御技術や合成高分子と天然高分子の複合化、自家足場材料、三次元パターン化多孔質材料などの例を挙げながら、最近の進歩と今後の展開を紹介する。
<16:20~17:10>
6.微細加工技術を基盤とした三次元培養容器の開発
(クラレ)江尻洋子
当社では微細加工技術をバイオ領域に展開している。本講演では三次元培養容器を用いたアプリケーションの一例を紹介するとともに開発の裏側についても紹介する。
参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 21,600円 ②大学・官公庁 10,800円 ③学生 1,080円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 3,240円 ⑤年会費制会員の団体からのご参加は何名様でも割引料金となります。(※グループ・関係会社除く。詳細はhttp://main.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.htmlをご覧ください。)a)会社 17,280円 b)大学・官公庁 8,640円 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申込画面よりお手続きください、参加費用を9月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。
連絡先 高分子学会 14-3ポリマーフロンティア21係


ゲルワークショップ イン 長崎

主題=ゲルの力学物性 ―現代的視点から―

<趣旨>ゲルを特徴づける代表的な物理量は、弾性率と粘性率です。しかしながら、従来のゲルは架橋不均一性が大きいために非常に脆く、合成高分子を用いた人工関節、人工軟骨などの実用化は不可能でした。しかし、近年、環動ゲル、ダブルネットワークゲル、ナノコンポジットゲル、テトラゲルなど新たな架橋様式をもつゲルが登場し、これらのゲルの有する優れた力学物性により、機能材料への応用はもちろん、その物性発現のメカニズムを解明する過程で新たなサイエンスが展開されようとしています。そこで、ゲルの基本物性である力学物性をもう一度基礎から理解することを目的として本ワークショップを企画しました。大変形、摩擦、破壊、トライポロジーなどをキーワードとして、それぞれの分野の第一線でご活躍の講師の方々をお迎えし、ゲルの力学物性について現代的な視点から講義していただく予定です。
大学、企業を問わず、いろいろな分野でゲルにかかわる研究に従事されている方々、また日頃ゲルに興味をもたれていらっしゃる方々の、多数のご参加をお待ちしています。
主 催 高分子学会 高分子ゲル研究会
会 期 9月26日(金),27日(土)
会 場 長崎ブルースカイホテル
([852-8007]長崎県長崎市江の浦町18-1 TEL095-811-0303)
交 通 長崎駅からタクシーで10分。(長崎大学(第63回高分子討論会会場)からホテルまで無料送迎バスあり)
プログラム
第1日:9月26日(金)
<18:00>夕食
<19:00~19:45>
1)ゲルの表面レオロジー
(長岡技術科学大学)吉武裕美子
<20:00~21:30>
ポスターセッション

第2日:9月27日(土)
<8:45~9:45>
2)ゲルの破壊現象
(横浜国立大学)田中良巳
<9:45~10:30>
3)ゲルの大変形挙動
(京都工芸繊維大学)浦山健治
<10:40~11:25>
4)ゲルの流体摩擦
(九州大学)鴇田昌之
<11:25~12:10>
5)ゲルのトライポロジー
(九州大学)山口哲生
<12:30>解散・送迎バス出発
参加要領 1)定員50名 2)参加費 ①企業 10,800円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生3,240円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 3,240円 ⑤高分子ゲル研究会メンバー 無料 3)宿泊費(1泊/夕食・朝食付) ①企業・大学・官公庁 15,000円 ②学生 10,000円(第1日目のみ参加の方は、夕食代 一般 7,500円、学生 4,000円です。) 4)申込締切 8月22日(金) 5)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面からお申込みの上、参加費を9月末日までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。9月上旬に、参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。開催当日のお支払いはできません。お振込みをお願いいたします。6)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。部屋割りは高分子ゲル研究会運営委員会に一任ください。
連絡先 高分子学会 ゲルワークショップ イン 長崎係


14-1バイオ・高分子研究会

主題=核酸を科学する

<趣旨>タンパク質、核酸、糖鎖、脂質などのバイオ高分子は独立した分子として機能するだけでなく、自己組織化によって形成されるナノ階層構造により、生命活動に不可欠な高次機能を実現しています。最近このバイオ高分子の自己組織化プロセスを利用して新たな機能をもったナノバイオ組織体を構築し、疾患制御、細胞工学、人工触媒、生体適合生材料、バイオセンサーなどに応用する研究が進められています。今回のバイオ・高分子研究会では、核酸を中心にこの分野の第一線でご活躍されている先生方の最前線の研究についてご講演いただき、核酸をキーワードに今後の展望について議論できればと思います。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 バイオ・高分子研究会
会 期 9月26日(金),27日(土)
会 場 にっしょうかん新館・梅松鶴([850-0041]長崎市浜平2丁目14-1 TEL095-824-2153)
交 通 [行き]JR長崎大学から送迎バスで約20分
[帰り]JR長崎駅まで送迎バス
プログラム
第1日=9月26日(金)
<19:00~>懇親会

第2日=9月27日(土)
<8:50~9:35>
1.非二重らせん構造に隠された核酸の機能を知る
(甲南大学先端生命工学研究所(FIBER))杉本直己
<9:35~10:20>
2.核酸に結合する低分子を創る・使う
(大阪大学産業科学研究所第3研究部門(生体・分子科学系))中谷和彦
<10:40~11:25>
3.核酸と多糖の相互作用をDDSとして使う
(北九州市立大学国際環境工学部環境生命工学科)櫻井和朗
<11:25~12:10>
4.相互作用をプログラムして核酸を分析する
(熊本大学大学院自然科学研究科)井原敏博
<12:15~13:10>昼食
<13:10>送迎バス出発
参加要領 1)定員 50名 2)参加費(税込・振込)①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤バイオ・高分子研究会メンバー 無料 3)宿泊費(1泊3食付・当日支払い)17,000円 学生 15,000円。懇親会は研究会の前日に開催しますので、できるだけ9月26日からご参加ください。9月10日(水)以降はキャンセル料が発生します。4)申し込み方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面からのお申込みの上、参加費のみをご送金ください。宿泊費は当日徴収いたします。プログラムは変更になることがございます。最新情報はHPでご確認ください。5)申し込み締め切り 8月22日(金)
申込先 高分子学会 14-1バイオ・高分子研究会係
連絡先 九州工業大学物質工学系応用化学部門 竹中繁織
TEL&FAX 093-884-3322
E-mail: shige@che.kyutech.ac.jp