本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2014年9月主催行事


第149回東海高分子研究会講演会(夏期合宿)

<趣旨>本講演会は大学・企業・官公庁の若手研究者を対象とした合宿形式のセミナーです。高分子の各分野でご活躍されている先生をお招きして、最新の研究成果についてご講演いただきます。また、若手研究者による依頼講演や学生を中心としたポスターセッションも行います。ポスターセッションでは、優れた発表者にポスター賞を授与します。
高分子の合成から物性にわたる基礎から応用までの幅広い話題を提供していただき、産・官・学の研究者間の活発な議論と交流が図れる良い機会です。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。なお、東海地区以外からの参加者も歓迎いたします。
主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会
日 時 9月5日(金),6日(土)
会 場 湯の山温泉 湯元グリーンホテル(三重県三重郡菰野町千草7054-173)
TEL059-392-3111
URL:http://www.green-hotel.jp/
交 通 ①近鉄 湯の山温泉駅下車 送迎バスあり(事前に要連絡) ②東名阪自動車道・四日市ICより車で約20分
プログラム
1日目<12:40~22:00>
1)「高分子末端のダイナミックス」
(岐阜大工)三輪洋平
2)「刺激応答性分子集合体のデザイン~光から機械的刺激まで~」
(千葉大院工)矢貝史樹
3)「分子集合体化学で経験した偶然と必然」
(名城大理工)藤田典史
4)「水溶性増粘剤による化粧品のレオロジーコントロール」
(資生堂)中村綾野
5)ポスターセッション1

6)ポスターセッション2
*ポスターセッション1と2の間に夕食会(懇親会)を行います。

2日目<9:20~11:40>
7)「アモルファス-液晶ブロック共重合体が示す動的光配向挙動の速度論的考察」
(名大院工)佐野誠実
8)「ブロック高分子を利用した水溶液からの材料創製」
(名大院工)鳴瀧彩絵
9)「アクリレート/スチレン型定序配列三量体を側鎖に有するスチレン/マレイミド交互共重合体の合成および解析」
(名大院工)副島敬正
10)「粘着・剥離のメカニクス」
(九大院工)山口哲生
参加要領 1)定員80名 2)参加費(当日徴収、宿泊・食事・テキスト代を含む)①大学・官公庁・企業 15,000円(懇親会費 2,000円を含む)②学生 7,000円(懇親会費 500円を含む)③1日のみ、あるいは部分的な参加も受け付けます。3)申込締切 8月15日(金) 4)申込方法 氏名、勤務先、電話番号、E-mailアドレス、バス利用の有無を明記し、下記申込先にE-mailにてお申し込みください。
申込・連絡先 名古屋大学大学院工学研究科物質制御工学専攻 田浦大輔
TEL052-789-3186
E-mail: taura@apchem.nagoya-u.ac.jp


平成26年度第24回東海ミニシンポジウム

主題=軽量化、高機能化を支える異種材接合技術

<趣旨>自動車、航空機などでは環境、エネルギーへの対応の流れから材料の軽量化が求められています。そのような中、樹脂の接着だけでなく、樹脂と金属、樹脂とセラミックスなどの異種材接合が軽量化実現のキーとなっています。今回、接着、接合の基本的なメカニズムとともにとくに異種材接合に着目して最新の開発事例について大学から企業まで広くその分野でリードされている先生方に講演いただきます。
主 催 高分子学会 東海支部
共 催 高分子学会
日 時 9月18日(木)10:00~16:15
会 場 豊田中央研究所厚生センター「アクタス」Bホール 愛知県長久手市横道41-1
http://211.13.218.180/comp/access.html
交 通 ①JR名古屋駅より地下鉄東山線「藤が丘」行きで、終点「藤が丘」駅下車(約30分)。「藤が丘」駅より東部丘陵線LINIMO「八草」行きで「長久手古戦場」駅下車(約8分)。東へ徒歩約10分
②「藤が丘」駅より名鉄バス「長久手車庫」行きで、終点「長久手車庫」下車(約15分)。徒歩2分
③「藤が丘」駅よりタクシーで約20分
④車でお越しの方は、東名高速道路日進JCT経由名古屋瀬戸道路、長久手ICより西へ約0.5 km
(駐車場に限りがありますのでお申し込みのときにご連絡ください)
プログラム
<10:00~11:00>
①「接着のための界面制御」
(神戸大)西野 孝
<11:00~12:00>
②「樹脂めっきの接合界面」
(関東学院大)クリストファー コルドニエ、本間英夫
<13:15~14:15>
③「界面反応を利用した異種高分子材料の直接接着技術」
(ダイセル・エボニック)六田充輝
<14:15~15:15>
④「大気圧プラズマ処理による金属/樹脂の異種材料接合」
(あいち産業科学技術総合センター)鈴木正史
<15:15~16:15>
⑤「樹脂金属接合技術」
(MEC)林 知紀
参加要領 1)定員80名(先着順) 2)参加費 ①会員 6,000円(予稿集代、消費税含む)②学生 無料 3)昼食費 1,000円(施設の近隣に食事を取っていただけるところがあまりありませんので、ご希望の方はお弁当を用意させていただきます。お申し込みの際にその旨ご記入ください。)4)駐車場に限りがありますのでお車でお越しの方はお申し込みの際にその旨ご記入ください。5)申込方法 高分子学会東海支部が所属している化学関係学協会合同事務局のホームページ(http://www.c-goudou.org/)の「第24回東海ミニシンポジウム」の案内からお申し込みください。
参加費、昼食費は銀行振込(三井住友銀行名古屋支店 普通預金口座5557774 高分子学会東海支部)でお支払いください。
申込締切 9月3日(水)
申込先 TEL052-231-3070
E-mail: y.habaue@c-goudou.org
連絡先 ㈱豊田中央研究所 中村 浩
TEL0561-63-3090
E-mail: nakamura@mosk.tytlabs.co.jp


2014接着と塗装研究会講座

主題=新しい接着・粘着技術

<趣旨>近年の接着・粘着剤の用途展開はめざましいものがあり、建築・土木というインフラの整備から液晶テレビや半導体素子など先端製品まで広く活用され、豊かな社会作りに貢献しています。また、自動車、航空、新エネルギー、再生医療の分野でも新規な接着・粘着剤の開発が進められています。これら接着・粘着剤に用いられる技術は年々発展しており、生物模倣による新たな接着・粘着技術、あるいは表面改質による新たな接着技法などさまざまな応用技術が開発されております。
本年度の講座では第一線でご活躍の先生方をお招きし、接着・粘着技術の基礎から応用、最新のトピックス、具体的用途開発等、一日で網羅できる講座を開催いたします。今後さまざまな産業に貢献できる接着・粘着技術について学ぶ良い機会と考えます。多くの皆様の参加を期待いたします。
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会
日 時 9月19日(金)10:20~16:30
会 場 東京理科大学森戸記念館 第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2 TEL03-5228-8110)
交 通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分
プログラム
<10:20~11:20>
1.自動車車体の接着接合 最近の動向
(東京工業大学)佐藤千明
自動車車体の軽量化は低燃費化にきわめて重要であり、軽量な新材料の適用が図られています。これらの接合には接着が適しており、近年あらためて注目されています。本講演では、これら最近のトレンドについて報告していただきます。
<11:20~12:20>
2.生物から学ぶ可逆的接着技術
(物質・材料研究機構)細田奈麻絵
ハムシ、テントウムシなどの昆虫はさまざまな表面を垂直にも逆さにも歩くことができます。これらの歩行能力は足の裏に、接着性に優れた構造があるためです。接着のしくみから接着機構の開発および非着について解説していただきます。
<13:20~14:20>
3.粘着・剥離の基礎知識と最近の問題
(九州大学)山口哲生
粘着・剥離の基礎知識として、界面とバルクの役割について述べていただきます。また、最近生物規範工学の分野で注目されている、ヤモリの手足のように“形”をもった粘着剤のメカニズムや機能や、粘着・剥離における材料物性、構造、機能の密接な関係についてご紹介いただきます。
<14:20~15:20>
4.超強力植物由来カテコール性接着剤
(九州工業大学)金子大作
ムール貝が岩などに強固に接着する接着機構を模倣し、天然物のみを材料とした超強力接着剤の創製に成功しました。この接着剤は高い生体親和性も併せもち、さまざまな分野での実用化が期待されており、本講演ではその数例を紹介していただきます。
<15:30~16:30>
5.接着剤を用いた金属高強度接合技術
(大成プラス)成富正徳
これまでは、接着剤を被着体の界面に塗布し接着する相手側に押し当て、接着剤が硬化したときにはじめて接着したとみなしました。この場合の接着は、吸着・密着・固着・反応のいずれかで、異素材の接着となると接着剤のみの設計では難易度の高い作業でした。今回、被着体の表面に化学処理を加えることで、同じ接着剤で従来のほぼ3倍の接合強度を得ることができる技術が開発されたので、紹介していただきます。
参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 14,040円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円(接着と塗装研究会メンバー a)企業 10,800円 b)大学・官公庁 4,320円) 3)申込方法 高分子学会ホームページ(http://www.spsj.or.jp/entry/)の主催行事参加申込画面よりお手続きください、参加費用を9月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。
連絡先 高分子学会 接着と塗装研究会係


高分子学会 世界結晶年(IYCr2014)公開シンポジウム

主 催 高分子学会
共 催 長崎大学、世界結晶年2014日本委員会、日本結晶学会
日 時 9月25日(木)14:30~17:35
(受け付け開始 14:00)
会 場 長崎大学文教キャンパス 教養教育棟1F 環境科学部141番
プログラム
<14:30~14:35>
1.はじめに
(九大先導研)髙原 淳
<14:35~15:25>
2.結晶研究の先達-寺田寅彦と中谷宇吉郎
Pioneer of Crystallography~Drs.Torahiko Terada and Ukichiro Nakaya
(中谷宇吉郎雪の科学館)神田健三
(Nakaya Ukichiro Museum of Snow and Ice)Kenzo Kanda
<15:25~16:15>
3.高分子科学における近代結晶学の夜明け―それは、寺田寅彦と西川正治によって1913年にはじまった―
The Dawn of Modern Crystallography in Polymer Science -The beginning had been made by T. Terada & S. Nishikawa in 1913.-
(理研播磨)高田昌樹
(Riken Harima Institute)Masaki Takata
<16:15~17:05>
4.高分子結晶の特異性
Characteristic Features of Polymer Crystals
(京大名誉)梶 慶輔
<17:05~17:35>
5.超高強度高分子の結晶の直接観察
Direct Observation of Crystalline Lattices in an Ultrahigh Strength Polymer
(東洋紡)村瀬浩貴
参加要領 参加費無料、定員100名
参加申込:所属、お名前、連絡先をご記入の上、高分子学会世界結晶年公開シンポジウム参加申し込みとご記入の上、メールでiycr2014@ms.ifoc.kyushu-u.ac.jp宛にお申し込みください。
http://takahara.ifoc.kyushu-u.ac.jp/IYCrSPSJ


九州・関東高分子若手研究会2014ミニシンポジウム

主題=高分子集合体の基礎と応用

<趣旨>近年、高分子マテリアルが多様化し、高分子単体ではなく集合体として機能を発現する例が次々に発見されています。高分子集合体の振る舞いを理解し、制御するためには、どのような方法論があるのでしょうか。本シンポジウムでは、そのような研究に従事している3名の先生方をお招きし、ご講演いただくことにしました。全国から多くの若手研究者が参加できるよう高分子討論会直後の日程となっています。会場で熱く語り合った後は、さらに懇親を深め、高分子の明日を語り合いましょう! 多くの方々のご参加をお待ちしています。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
共 催 高分子学会 九州地区高分子若手研究会
日 時 9月26日(金)17:30~9月27日(土)12:00
会 場 セントヒル長崎(長崎市筑後町4-10)
交 通 長崎大学工学部から、3号系統蛍茶屋行きにご乗車いただき「桜町」下車、徒歩3~4分。長崎駅より、徒歩5分。詳細は下記若手会HPでお知らせします。
プログラム
第1日=9月26日(金)
<18:00~19:30>
1)生分解性高分子の結晶化と機能
(山形大)松葉 豪
第2日=9月27日(土)
<9:00~12:00>
2)放射光を用いた高分子ミセルの構造解析
(北九州市大)秋葉 勇
3)会合性高分子の構造とレオロジー
(阪大院)浦川 理
参加要領 1)定員35名 2)参加費(当日徴収) ①一般 15,000円(懇親会費 3,000円を含む) ②学生 10,000円(懇親会費2,000円を含む) 3)申込方法 以下URL(http://goo.gl/lxbWwl)、もしくは関東高分子若手研究会HPより参加申込してください。4)申込締切 8月25日(月)なお、会場の都合上、参加者数が定員になった時点で締切ります。
申込・連絡先 [113-8656]東京都文京区本郷7-3-1 東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻 酒井崇匡
TEL03-5841-1899
E-mail: sakai@tetrapod.t.u-tokyo.ac.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kantowakate/