本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2016年3月主催行事


【フォトニクスポリマー研究会設立10年記念】
第10回フォトニクスポリマー研究会講座

主題=ディスプレイの進化とフォトニクスポリマー

<趣旨> ディスプレイは天然色を求めてきた時代から、高精細に表示できる4K~8Kのスーパーハイビジョンへと進化を続けています。表示される映像は、忠実な色再現に加えて調子再現まで求められるようになり、放送コンテンツ以外に、医療や教育、そして美術や芸術鑑賞に適用される期待が高まってきています。これまでの10年間、研究会の活動の中で好ましい映像を表示するためにフォトニクスポリマーは進化し、デザインに工夫を重ねて役割を担ってきました。本講座では、これからのディスプレイの潮流をつかむために、最前線の研究を進めておられる先生方をお招きしてご講演をしていただきます。また新たな進化を求めてきっかけをつくる場になることを望んでいます。皆様の御参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 フォトニクスポリマー研究会
日 時 3月3日(木)10:20~17:05
会 場 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎シンポジウムスペース(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1、http://www.keio.ac.jp/access/ac_hiyoshi.html
交 通 東急東横線 日吉駅下車(徒歩1分) ※日吉駅に特急は停まりません。
プログラム
<10:20~12:20>
フォトニクスポリマー研究会の10年とこれからの発展に向けて
(慶應大院工)小池康博
1.8K技術とその医療応用~世界初の8K内視鏡手術を中心に~
(メディカル・イメージング・コンソーシアム)谷岡健吉
2.大日本印刷の光学機能性フィルムの現状と将来展望
(大日本印刷)中川博喜
<13:30~17:05>
3)ディスプレイ分野でのNEDOの取組み
(NEDO)鈴木浩之
4)超音波を用いた皮膚感覚ディスプレイ
(埼大院理工)髙﨑正也
5)2種類のナノ粒子を用いることによる光学フィルムの3次元複屈折の制御及び新液晶方式の開発
(山口東理大工)高頭孝毅
6)次世代液晶ディスプレイ
(東北大院工)石鍋隆宏
参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 14,040円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤フォトニクスポリマー研究会メンバー a 企業 10,800円、b 大学・官公庁 4,320円 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続ください。参加費は3月3日までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)は順次発送いたします。
連絡先 高分子学会 第10回フォトニクスポリマー研究会講座係


平成27年度東北地区先端高分子セミナー

<趣旨> 東北地区で活躍する若手研究者を講師とする一泊二日のセミナーを企画いたします。平成27年度は、関東および北陸地区からも講師をお招きします。大学・研究機関・企業の若手研究者同士の親睦・交流を深め、新たなヒントの獲得や連携活動への発展に繋がれば幸いです。東北地区以外からのご参加も歓迎いたします。なお、高分子学会会員でなくても参加できますので、高分子に興味のある方の参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会東北支部
会 期 3月7日(月),8日(火)
会 場 福島市穴原温泉 山房月之瀬([960-0201]福島県福島市穴原温泉北原7)
交 通 福島交通飯坂線 飯坂温泉駅より車で10分。敷地内無料駐車場完備。また、飯坂温泉駅より随時送迎ございます。
プログラム
1日目=3月7日(月)
<12:30~13:25>受付
<13:25>開会の挨拶
<13:30~14:15>講演1
「生体親和性の向上を目的とした生分解性ポリマーの機能化設計」
(山形大学大学院理工学研究科)福島和樹
<14:15~15:00>講演2
「ナノバイオ界面に迫る高分子超薄膜の開発と応用」
(早稲田大学理工学術院)藤枝俊宣
<15:00~15:20>コーヒーブレイク
<15:20~16:05>講演3
「医薬品原薬製造におけるペプチド合成事例」
(米沢浜理薬品工業)渡部晃央
<16:05~16:50>講演4
「温故知新~有機合成化学から学ぶ高分子合成の可能性」
(金沢大学理工研究域)覚知亮平
<18:00~19:30>
夕食会~フリータイム
<21:00~>夜の勉強会

2日目=3月8日(火)
<9:30~10:15>講演5
「高分子合成・加工・評価に関する研究開発に携わってみて」
(岩手県工業技術センター機能表面技術部)村上総一郎
<10:15~11:00>講演6
「ポリメタクリル酸型スルホベタインの精密合成と水溶液性状」
(山形大学工学部)菊地守也
<11:00~11:45>講演7
「結晶性形状記憶ゲルの高透明と強靭化」
(山形大学大学院理工学研究科)宮 瑾
参加要領 1)定員40名 2)参加登録費(懇親会費を含む)10,000円(当日徴収) 3)申込方法 氏名・勤務先・連絡先(住所、電話番号、電子メール)・性別・送迎(飯坂温泉駅より)の希望有無を明記の上、E-mailにてお申込みください。4)申込締切 2月12日(金)
申込・連絡先 山形大学大学院理工学研究科 鳴海 敦
TEL 0238-26-3829
E-mail: narumi@yz.yamagata-u.ac.jp


15-6ポリマーフロンティア21

主題=薄膜における高分子表面・界面材料の設計と機能物性

<趣旨> 高分子は膜材料としての重要性とニーズが高く、各種要求特性に応じた多様な付加価値が求められています。高い信頼性に裏打ちされた機能や性能を引き出すためには、膜の表面、内部、界面における分子構造と膜本来の性質、および物性との相関を十分に理解することが大切になります。最近の分子・ナノスケールにおける精密な構造解析技術の進展もあり、特に接触界面における親和性、接着性、分子の配列・配向性に配慮した新しい膜材料が次々に開発されています。今回は、高分子膜材料の分子構造設計、構造解析と制御、機能、物性に至るまで幅広く最新の情報と今後の展望について紹介いただきます。
主 催 高分子学会 行事委員会
協 賛 日本化学会他
会 期 3月10日(木)
会 場 東工大蔵前会館ロイアルブルーホール(東京都目黒区大岡山2-12-1)
交 通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約1分
http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/index.html
プログラム
<10:20~11:10>
1.異種固体材料界面における高分子鎖の凝集状態と熱運動特性
(九州大学)田中敬二
異種固体界面における高分子鎖の凝集状態を和周波発生分光測定に基づき、また、熱運動特性を時空間分割蛍光測定に基づき評価した。界面近傍の分子鎖はバルク状態と異なるコンフォメーションで凍結され、その運動性は著しく低下していることが明らかとなった。
<11:10~12:00>
2.先端バイオマテリアルによる機能性高分子ソフト界面の創製
(東京工業大学)芹澤 武
我々は材料素材として有用な生体由来分子(バイオマテリアル)について研究している。本講演では、合成高分子に特異的に結合するペプチドや、酵素反応で得られるセルロース構造体などについて、表面/界面創製の視点から最近の研究成果を紹介する。
<12:00~12:20>
―名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場―
<13:20~14:10>
3.ブロック共重合体薄膜の誘導自己組織化を実現する材料・界面設計
(日立製作所)吉田博史
極微細パターニングを実現する手段としてブロック共重合体薄膜のミクロ相分離を活用するDirected Self-assembly(DSA、誘導自己組織化)が注目されている。シングルナノオーダー級リソグラフィーの実現を目指した材料設計、および自己組織化ドメインの形状・配向・配置の制御法について概説する。
<14:10~15:00>
4.ナノインプリントリソグラフィにおける光を利用した界面機能分子制御材料
(東北大学)中川 勝
ナノ加工技術として注目を集めているナノインプリントリソグラフィの現状を概説する。とくに、離型信頼性向上を目指した光反応性密着分子層と光硬化性蛍光液体を紹介し、界面機能分子制御に立脚したナノインプリントリソグラフィ法を述べる。
<15:00~15:20>
―名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場―
<15:20~16:10>
5.放射光施設を利用した塗布型有機太陽電池用薄膜の構造形成過程における動的解析
(MCHC R&Dシナジーセンター)小島優子
有機薄膜太陽電池の製造においては有機半導体材料の塗布プロセスにおける薄膜形成・薄膜構造の制御が重要である。本講演では有機半導体溶液の塗布乾燥過程について放射光を利用した時分割GI-SAXS/WAXS測定を中心に報告する。
<16:10~17:00>
6.有機高分子材料による焦電・圧電薄膜の創成
(神戸大学)石田謙司
配列制御された電気双極子(ダイポール)は、電極や有機半導体との界面形成によりメモリ機能やセンシング機能を発現します。本講演では、有機強誘電体薄膜のダイポール制御にともなうキャリア変調特性と焦電・圧電機能について紹介する。
参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 21,600円 ②大学・官公庁 10,800円 ③学生 1,080円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 3,240円 ⑤年会費制会員の団体からのご参加は何名様でも割引料金となります。(※グループ・関係会社除く。詳細はhttp://main.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.htmlをご覧ください。)a)会社 17,280円 b)大学・官公庁 8,640円 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申込画面よりお手続きいただき、参加費用を会期当日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。
連絡先 高分子学会 15-6ポリマーフロンティア21係


第4回東京23区地区懇話会

主題=高分子科学と関連産業の開発展望

<趣旨> 高分子学会関東支部主催の「東京23区地区懇話会」を、下記要領にて開催いたします。
企業の本社や、公的機関および大学が集約された地区の特徴を活かし、産学官の視点から最新技術・材料を紹介し会員各位の情報交換・交流の場を提供いたします。
また、今回は新しい試みとして、大学側:「23区内の大学のマスター、ドクター、ポスドクの研究紹介」、企業側:「学生が企業に入るとこんな研究をする」、をテーマに企業・大学交流ポスターセッションも開催します。
主 催 高分子学会 関東支部
日 時 3月11日(金)13:00~17:00
会 場 上智大学 図書館棟 921室/ホール(東京都千代田区紀尾井町7-1)
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya
交 通 JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線、四ッ谷駅下車、麹町口・赤坂口から徒歩5分
プログラム
<13:00~17:00>
講演〔テーマ:最新ソフトマテリアル〕
1)しなやかなタフポリマーを実現するために分子・材料設計戦略
(内閣府ImPACT)伊藤耕三
2)省燃費タイヤ用S-SBR(溶液重合スチレンブタジエンゴム)紹介と開発戦略
(旭化成ケミカルズ)仲二見裕美
3)生物の多様な機能に学ぶ表面分子設計の試み
(工学院大学)小林元康
<16:00~17:00>
企業・大学交流ポスターセッション
会場 9階ホール
<17:30~>
懇親会 紀尾井坂ビル 会議室
ポスター発表申込要領 ポスター発表をされる方は、タイトル、発表者名、所属を記入し、E-mailで下記宛お申込みください。申込締切は2月1日(月)です。ポスターの採否は運営委員会にご一任ください。ポスターの貼付サイズは(H 100 cm×W 120 cm)です。
参加要領 1)定員70名 2)参加費 会員・学生会員 無料、会員外 1,000円 3)懇親会参加費 会員 3,000円、学生 1,000円(当日徴収)4)申込要領 下記E-mail宛に、氏名、勤務先、住所、電話番号、E-mail、懇親会の参加の有無を明記してお申込みください。折り返し、受理通知を返信いたします。定員に空きがあれば当日も受け付けます。
申込・連絡先 高分子学会 関東支部 東京23区地区懇話会担当
TEL 03-5540-3777
E-mail: oh-hashi@spsj.or.jp