本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2017年3月主催行事


第11回フォトニクスポリマー研究会講座

主題=IoT時代のディスプレイ、ウェアラブル、ポリマー

<趣旨> 少子高齢化・人口減少が進む日本では、膨張し続ける医療・介護費および医療・介護に従事する方々の負担増は深刻さを増すばかりです。「テクノロジーによる医療・介護分野の生産性向上への貢献」は、社会的な要請といってよいでしょう。医療・介護分野以外の分野においても、生産年齢人口の減少により人手不足が深刻化する可能性が高く、ITの活用による生産性向上への取り組みはすでに始まっています。重要な情報を取得するためのウェアラブルデバイスや各種センサーが利用可能になっており、多くの物がインターネットにつながる本格的なIoTの時代を迎えようとしています。IoTにおいても、情報をわかりやすく表示するディスプレイはキーデバイスであり、新しいディスプレイおよびVR(仮想現実)、AR(拡張現実)などの映像技術、それらを支える部材などの研究開発が進められています。本講座では、これらの分野の最前線でご活躍の著名な方々にご講演いただきます。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 フォトニクスポリマー研究会
協 賛 プラスチック成形加工学会 応用物理学会 日本化学会
会 期 3月3日(金)
会 場 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎シンポジウムスペース(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1)
http://www.keio.ac.jp/access/ac_hiyoshi.html
交 通 東急東横線 日吉駅下車(徒歩1分) ※日吉駅に特急は停まりません。
プログラム
<10:30~12:20>
[基調講演]
1)自己投射性と相互作用性を実現したVR/AR/MRによる個別化医療
(国際医療福祉大学大学院)杉本真樹
2)ヘッドマウントディスプレイがもたらす新しい世界
(セイコーエプソン)津田敦也
<13:30~17:00>
3)(仮)ソニーの放送業務用ディスプレイの広がりと大画面向け新LEDディスプレイ「CLEDIS」について
(ソニー)別府大輔
4)最先端薄型偏光板
(日東電工)池田哲朗
5)テキスタイル素材の生体インターフェースへの応用と展望
   -着るだけで生体情報の連続計測を可能とする機能素材“hitoe”-
(東レ)竹田恵司
6)手のひらサイズの非侵襲血糖値センサー
(量子科学技術研究開発機構)山川考一
参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 14,040円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤フォトニクスポリマー研究会メンバー a 企業 10,800円 b 大学・官公庁 4,320円 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続きください。参加費は3月3日までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)は順次発送いたします。
申込先 高分子学会 第11回フォトニクスポリマー研究会講座係


16-3エコマテリアル研究会

主題:バイオベースマテリアルの実用化技術の開発動向

<趣旨> 持続的社会構築に向けて、バイオマス資源から有用化合物ならびに高分子素材などバイオベースマテリアル生産にかかわる技術開発が推し進められ、その実用化に向けた取り組みが活発になされています。16-3エコマテリアル研究会では、このようなバイオベースマテリアルの研究開発の最前線に焦点を当て、これらの活動に取り組んでおられる研究者の方々に御講演いただきます。また、今回もポスター発表も行い、優秀な若手研究者および学生にはポスター賞を授与します。基礎科学研究から製品技術まで、幅広くエコマテリアルに関連の成果発表を募集します。この分野にご関心をおもちの方々の交流の場として活用いただけるよう、ご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 エコマテリアル研究会
協 賛 未定
会 期 3月3日(金)
会 場 理化学研究所 大河内記念ホール
交 通 各線和光市駅下車徒歩:約15分
バス:約10分(西武バス39番「大泉学園駅」行きに乗り、「広沢」で下車。)
プログラム
<13:00~13:05>
はじめに(運営委員長挨拶)
(京都工芸繊維大学)山根秀樹
<13:05~13:45>
1.植物等資源から高機能品及び化学品の製造技術開発について
(NEDO)権藤 浩
<13:45~14:25>
2.バイオケミカルの現状と将来
(三井物産戦略研究所)宇野博志
<14:25~15:05>
3.カネカバイオポリマーPHBHの海水中における生分解性
(カネカ)大倉徹雄
<15:05~16:00>ポスターセッション

<16:00~16:40>
4.PEF, a biobased polyester with a great future(PEF, 待望の100%バイオポリエステル)
(Synvina C.V.)Nathan Kemeling
(三井物産)亘理 実
<16:40~17:20>
5.植物由来フェノールの製造技術開発
(住友ベークライト)宮内啓行
<17:20~17:30>表彰・閉会の挨拶
申込先 高分子学会 エコマテリアル研究会


2016年度東海高分子学生研究会

主題=高分子構造物性相関の最前線

<趣旨> 本会は東海地区の高分子研究に携わる学生が中心となって開催する講演会です。毎年3月に、東海地区とその周辺の研究者の先生方を講師としてお招きし、最新の研究内容についてご講演いただいております。本年度は、「高分子構造物性相関の最前線」と題して、その分野の最前線で活躍されているお二方の先生よりご講演いただきます。皆様方のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会東海支部 東海高分子学生研究会
会 期 3月4日(土)
会 場 名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー(VBL)
3階ベンチャーホール(名古屋市千種区不老町)
交 通 名古屋市営地下鉄名城線「名古屋大学駅」下車(3番出口)
(JR名古屋駅から地下鉄東山線「本山駅」乗換、名古屋大学まで約30分)
http://www.vbl.nagoya-u.ac.jp/access/index.html
プログラム
<13:30~16:00>
1)「放射光斜入射小角X線散乱を用いた高分子薄膜の構造解析」
(京大化研)小川紘樹
2)「高分子ダイナミクスの分子論」
(名大NCC)増渕雄一
3)講演会終了後に交流会を予定しています。
参加要領 1)参加費無料(講演会) 2)申込方法 氏名、所属、交流会参加の有無を明記してE-mailにて2月24日(金)までに下記までお申し込みください。
申込・連絡先 名古屋大学大学院工学研究科 化学生物工学専攻 松下研究室 淺井裕介
TEL 052-789-4605
E-mail: asai.yusuke@h.mbox.nagoya-u.ac.jp


第67回医用高分子研究会

主題=医用高分子を支えるもの作り

<趣旨> 医用高分子には、ビニル系高分子、ポリエステルなどが用いられています。本研究会では、医用高分子研究をスタートした大学生、大学院生、ならびに会社で本分野に携わることになった皆様に向け、基礎からその応用に関する内容を、本分野で活発に研究されている講師に講演いただきます。ビニル系高分子などの最新の重合法から、微粒子、ゲル、ナノファイバー、金属微粒子などへの医用高分子の適用を念頭に置きながらわかりやすく解説していただきます。
主 催 高分子学会 医用高分子研究会
協 賛 化学工学会 日本化学会 日本人工臓器学会 日本農芸化学会 日本バイオマテリアル学会 日本薬学会
会 期 3月6日(月)
会 場 東京理科大学森戸記念館 地下1階
第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2 TEL 03-5228-8110)
http://www.tus.ac.jp/facility/morito/
交 通 JR総武線、東京メトロ有楽町線・東西線・南北線、都営大江戸線「飯田橋」駅下車、徒歩3分
プログラム
<10:00~11:40>
1)制御ラジカル重合による医用高分子の合成
(兵庫県大工)遊佐真一
2)ナノゲルテクトニクスによる医用高分子の設計
(京大院工)秋吉一成
<12:50~17:10>
3)表面開始グラフト重合によるバイオインターフェースの設計
(工学院大先進工)小林元康
4)高分子微粒子の創りかたと医用高分子への活かしかた
(慶応大院理工)藤本啓二
5)高強度ダブルネットワークゲルとその軟骨治療への応用
(北大院先端生命)龔 剣萍
6)細胞を操るナノ・マイクロファイバーシステム
(九大先導研)木戸秋悟
7)金属ナノ粒子を成分に含むハイブリッド医用高分子
(理研)前田瑞夫

参加要領 1)定員80名 2)参加費(税込) ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤医用高分子研究会研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続きください。参加費は3月6日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)を順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会 第67回医用高分子研究会係


16-6ポリマーフロンティア21

主題=ポリマーを動かす!~新たなアクチュエータ、ロボットに向けて~

<趣旨> ポリマーは、軽量性、加工性、高強度を特徴とし、金属などを置き換える骨格・構造材料として普及しています。一方で、ポリマー自身を「動かす」という全く新しい視点からの動的機能の付与・発現に注目が集まっています。ポリマーを「動かす」ことは、金属によるメカニクスとは異なる、繊細・微細な動きや多様なエネルギーの変換を可能にするアクチュエータや人工筋肉などへの応用につながり、ロボットの高機能化・多様化へ寄与すると期待されています。「ポリマーを動かす!」をキーワードに最先端の動向や未来技術に向けた取り組みをご紹介いただきます。
主 催 高分子学会 行事委員会
協 賛 (予定)日本化学会 応用物理学会 化学工学会 電気学会 精密工学会 日本機械学会 日本ロボット学会
会 期 3月17日(金)
会 場 早稲田大学西早稲田キャンパス55号館 N棟大会議室(東京都新宿区大久保3-4-1)
交 通 JR山手線・東京メトロ東西線・西武新宿線 高田馬場駅下車徒歩15分
東京メトロ副都心線 西早稲田駅下車出口3(早大理工方面口)がキャンパスに直結
プログラム
<10:10~11:10>
1.高分子によるソフトアクチュエータとその応用
(産業技術総合研究所)安積欣志
初めに、高分子によるソフトアクチュエータについて、その概要、応用面からみた開発の目的、また応用開発の現状について述べる。その後、私たちの進めているイオン導電性高分子アクチュエータの材料、特性、駆動モデル、応用について述べる。
<11:10~12:00>
2.誘電エラストマ(DE)を用いた革新的省エネアクチュエータ、センサ及び発電システム
(千葉科学研究所)千葉 毅
誘電エラストマを用いたアクチュエータ/発電素子は、構造が簡単でコストも安く、軽量で、かつエネルギー変換効率が非常に高いため、省エネルギーデバイスとして、また再生可能エネルギーの新しい回収手段としても大いに注目されている。
<12:00~12:20>
-名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場-
<13:20~14:10>
3.大変位、高出力なポリマーアクチュエータの開発と応用
(パナソニック)平岡 牧
ポリマーアクチュエータは、材料設計やデバイス構造の工夫によって変位を一軸方向に拘束し、高出力化できる。本講演では小スケールの遺伝子検査チップへの応用から、大スケールのウェアラブル向け人工筋の開発まで、取り組みを紹介する。
<14:10~15:00>
4.PVCゲルアクチュエータの開発とロボットへの応用
(信州大学)橋本 稔
可塑化PVCゲルのもつ特異な電気刺激応答性を利用してソフトアクチュエータを構成する三つの方法とそれらのアクチュエータ特性について述べるとともに、ロボットへの応用例を紹介する。
<15:00~15:20>
-名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場-
<15:20~16:10>
5.化学反応により自ら周期的に動く高分子ゲルアクチュエータ
(東京大学大学院)吉田 亮
われわれは、従来の刺激応答ゲルとは異なり、心臓の拍動のように一定条件下で自発的に周期的リズム運動を行う新しい自励振動ゲルを開発した。化学振動反応(BZ反応)の化学エネルギーを高分子鎖の形態変化に変換して周期的な力学変化を生み出すことに成功した。高分子アクチュエータとして新たな自律機能材料への展開が期待される。
<16:10~17:00>
6.光で動かす高分子
(中央大学)池田富樹
光で変形する光応答分子を液晶高分子に組み込み架橋すると、光照射によって液晶分子の配向が変化し、高分子のマクロな変形が誘起される。光で動く(運動・変形)高分子について、その原理から最近の進展まで概説する。
<17:00~17:20>
-名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場-
参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 21,600円 ②大学・官公庁 10,800円 ③学生 1,080円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 3,240円 ⑤年会費制会員の団体からのご参加は何名様でも割引料金となります(※グループ・関係会社除く。詳細は http://main.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.html をご覧ください)。 a)会社 17,280円 b)大学・官公庁 8,640円 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申込画面よりお手続きいただき、参加費用を会期当日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会 16-6ポリマーフロンティア21係