本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2017年5月主催行事


第23回関西若手高分子セミナー@奈良女子大学

主題=~化粧品を科学する~

<趣旨> 近年、「シンデレラ・テクノロジー」という言葉を耳にするようになり、魔法のように変身できるメイク術を紹介する番組やネット情報に触れることが多くなってきました。そこで、本セミナーでは、メイクにとって最も基本アイテムである化粧品に焦点をあて、関連分野でご活躍されている先生方にご講演いただきます。多くの方々の参加をお待ちしています。
主 催 高分子学会関西支部
協 賛 繊維学会関西支部
会 期 5月11日(木)
会 場 奈良女子大学 記念館2F
(奈良県奈良市北魚屋西町)
http://www.nara-wu.ac.jp/nwu/intro/access/map/index.html
交 通 近鉄奈良駅より徒歩5分
プログラム
<13:00~13:05>挨拶
高分子学会関西支部 支部長
(神戸大学大学院工学研究科)西野 孝
<13:05~17:00>講演
<13:05~13:55>
1.触感覚のトライボロジー:化粧品の使用感と感性価値の数値化・定量化
(横浜国立大学 大学院環境情報研究院)中野 健
<13:55~14:45>
2.バイオ技術が生んだヒトと地球に優しい化粧品素材の開発
(東洋紡 バイオ研究所 研究員)菅原知宏
<15:05~15:55>
3.化粧品に求められる機能性と使用性 ~サンクリーン剤の開発を中心に~
(ファンケル 総合研究所 化粧品研究所)粂井貴行
<15:55~16:45>
4.美しくなるための機能性素材
(コーセー 研究所 メイク製品研究室)萩野 亮
参加要領 1)参加費 無料 2)定員100名(定員になり次第、締め切らせていただきます) 3)申込方法 氏名、所属、連絡先を明記の上、E-mailまたは関西支部ホームページよりお申し込みください。
申込・連絡先 高分子学会関西支部
TEL 06-6969-4428
E-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kansai/index.html


17-1超分子研究会

主題=分子自己組織化が創る電子・エネルギーデバイス

<趣旨> 有機半導体を用いたさまざまなデバイスは、フレキシブル性などの有機材料の特性を活かしたユニークな用途の可能性から注目されています。それらの性能が向上するにともない、固体薄膜中の分子集合構造が特性に大きく影響することが明らかになってきました。そのため分子自身の電子的特性に加えて、固体薄膜中の集合状態の制御まで考慮した分子設計が新たな研究のターゲットとなってきています。
今回の超分子研究会では、有機電界効果型トランジスタや有機熱電変換素子などの有機デバイスにおける集合状態や分子配向性の重要性を浮き彫りにすることを目的として、第一線で御活躍の先生方から最新の研究成果を御講演いただきます。
主 催 高分子学会超分子研究会
協 賛 (予定)日本化学会、応用物理学会M&BE
会 期 5月12日(金)
会 場 早稲田大学 西早稲田キャンパス 55N号館 1階 大会議室(新宿区大久保3-4-1)
交 通 JR山手線・西武新宿線 高田馬場駅から徒歩15分、地下鉄東京メトロ副都心線 西早稲田駅に直結、東西線 早稲田駅から徒歩22分
プログラム
<13:00~16:40>
1.液晶性による高品質な結晶薄膜の作製と有機トランジスタ特性
(東工大)飯野裕明・半那純一
2.分子性薄膜の電子準位を決定する要因-結晶性、密度、分子配向
(千葉大)吉田弘幸
3.導電性高分子の熱電特性を向上させるための評価手法と最適化技術
(産総研)衛 慶碩
4.n型半導体高分子の分子設計と有機薄膜デバイスへの応用
(東工大)道信剛志
参加要領 1)定員100名 2)参加費(税込) ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 1,080円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,080円 ⑤超分子研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続きください。参加費は5月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付します。当日のお支払いはご遠慮ください。
連絡先 高分子学会 超分子研究会係


17-1 NMR研究会

主題=植物系高分子とNMR

<趣旨> 近年、脱石油依存型社会の実現に向けて、植物由来の高分子に熱い視線が注がれています。植物系高分子は、植物が二酸化炭素と水から作るカーボンニュートラルな材料であるため、生分解されやすく環境に優しい素材という特徴をもち、地球温暖化を抑制する観点からも注目されています。しかし、石油に代わる原材料として植物系高分子を幅広く利用していくためには、さらなる物性の改良が必要であり、とくに生分解性という優れた特徴を損なわずに機能をより高めるための研究開発が期待されています。植物系高分子の複雑な結晶/非晶構造と生分解性や難溶性といった物性の結び付きを解明するための手段として、NMR法は大変有効であると言えます。今回のNMR研究会では、「植物系高分子とNMR」と題し、セルロース、リグニン、ポリ乳酸といった植物系高分子の構造解析を、NMR法を駆使して精力的に行っている先生方を講師としてお招きしました。NMR研究会を通して、植物系高分子の可能性について討論したいと考えています。
あわせて、今年もポスター発表の機会を設けました。主題に関連する分野に限らずさまざまな分野から、また、完成された研究内容だけでなく、研究途中の成果であっても活発な議論が沸き起こる興味深い内容のポスターを募集しました。本研究会での討論や交流を通して、皆さまの研究のさらなる発展が期待されますので、奮ってご参加ください。
主 催 高分子学会NMR研究会
協 賛 (予定)日本化学会 日本核磁気共鳴学会 日本分析化学会、日本木材学会
会 期 5月19日(金)
会 場 名古屋工業大学・4号館1階大会議室
交 通 JR中央本線 鶴舞駅 下車 東へ徒歩約8分
http://www.nitech.ac.jp/access/
プログラム
<10:00~11:40>
1.生物のエネルギー源として捉える水陸バイオマス
(理研)菊地 淳
2.NMR法で探る細胞壁リグニンの多様性と可変性
(京大)飛松裕基
<12:40~14:30>
3.ポスター発表
<14:40~17:00>
4.セルロースおよびその誘導体のNMR構造解析
(苫小牧工専)甲野裕之
5.選択的13C標識法とNMR測定の組み合わせによるリグニンの構造解析
(名大)松下泰幸
6.溶液NMRを用いたポリ乳酸の立体規則性解析
(帝人)菅沼こと
7.ポスター賞表彰式
ポスター発表プログラム
1) 無機ナノ粒子と結合ペプチドの相互作用解析
(福井大学テニュアトラック)鈴木 悠
2) 酢酸ビニル-ビニルアルコール共重合体のDiffusion-Ordered 2D NMR Spectroscopy(DOSY)
(徳島大院先端技術)山本寛生・妹尾美咲
(徳島大院理工)押村美幸・平野朋広・右手浩一
3) NMRスペクトルの多変量解析によるポリ乳酸の立体規則性(4)~メソラクチドから得られた立体規則性ポリマーを用いた解析精度の向上~
(徳島大院理工)石井雄大・中西由佳・武市生馬・八幡莉紗
(帝人・農工大院工)菅沼こと
(農工大院工)朝倉哲郎
(徳島大院理工)押村美幸・平野朋広・右手浩一
4) 超高圧印加したモノテルペン/シクロデキストリン包接化合物のNMR分析
(カネカテクノリサーチ)谷川竜一・岩田谷正純・曽我部啓介
(福井大)竹下恭介・久田研次
5) 立体反転によって誘起されるペプチドファイバーの形態変化と固体NMRによる構造解析
(横国大院工)尾澤夢実
(愛媛大)佐藤久子
(横国大院工)内藤 晶・川村 出
6) NMR法による、PMMAの異なる凝集構造の自由体積評価
(名工大院工)西口枝里子・吉水広明
7) ゴム材料の気体拡散特性を溶液NMRを用いて求める方法の提案
(名工大院工)宮代亜紗美・吉水広明
8) 種々の界面活性剤を用いて合成されたシリカエアロゲルのパルスNMRおよび固体NMRを用いた構造解析
(積水化学工業)濵前奈未・浅尾恭伸・篠原貴道・楠葉祐子・中川聡美・大鷲圭吾・日下康成
(東理大)遠藤健司・安孫子大祐・酒井秀樹
9) ポリ(アリルアミン)/ポリ(アクリル酸)複合体の固体NMRによる構造解析
(福井大院工)杉森 諭・川口 健・前田史郎
10) NMRを用いた含水状態のエチレンビニルアルコール共重合中の気体の拡散特性
(名工大院)松下晴香・吉水広明
11) ポリ-4-メチルペンテン1気体収着の結晶化度と温度の依存
(名工大院工)野村優友・吉水広明
12) 微生物産生高分子ポリ(γ-L-グルタミン酸)の構造解析
(福井大院工)藤井美暉子・柿下拓史・前田史郎
13) シリコン化合物のNMRによる構造解析
(積水化学工業)新井祥人・松田みか
14) 固体NMRによる種々のシンジオタクチックポリスチレン結晶の構造解析
(名工大院工)伊藤美翔・吉水広明
15) ポリロタキサンの溶液中におけるダイナミクス
(東大院新領域)日高悠太・眞弓皓一・加藤和明・横山英明・伊藤耕三
16) NMRによる酵素合成グルカンの構造解析
(京大院農)久住亮介・佐藤句真・和田昌久・木村恒久
17) ポリアルキルアクリレートのラテックスNMRスペクトルの分解能と温度の関係
(長岡技科大院工)飯塚悠介・森田展成・河原成元
18) ポリアルキルアクリレートのラテックスNMRスペクトルに関する研究
(長岡技科大院工)森田展成・飯塚悠介・河原成元
参加要領 1)定員100名 2)参加費(税込) ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤NMR研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続きください。参加費は5月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付します。当日のお支払いはご遠慮ください。
連絡先 高分子学会 NMR研究会係