本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2017年10月主催行事


第29回 高分子学会NMR講座

主題=基礎と応用コース

<趣旨> NMR分光法は、高分子化合物の構造解析やダイナミクス解析にきわめて有用な分析法です。高分子学会NMR研究会は、NMRに関心をもつ人、NMRを使用している人、最新の技術を学びたい人などを対象に1989年よりNMR講座を開催してきました。本年も、NMR初心者から経験者までの幅広いNMRユーザーを対象として、基礎的な原理から応用例までの幅広い内容で表記の講座を構成しました。普段何気なく使っているNMRパラメーターの意味や応用する上で忘れてはならない基礎的な事項、測定の原理、応用技術、測定上の問題点・注意点などをNMRに日常的に携わる方々のためにわかりやすく解説します。また本年はトピックスとしてゴムのNMRに関する講義を企画しました。NMR経験の深浅を問わず多数のみなさまの受講を歓迎いたします。
  参加申込者には、各講演で使用する予定のスライド原稿を、HP経由にて事前に閲覧可能とするサービスを実施いたしますのでご活用ください。
主 催 高分子学会NMR研究会
協 賛 (予定)日本分析化学会、日本核磁気共鳴学会
会 期 10月6日(金)
会 場 名古屋工業大学・4号館1階大ホール(名古屋市昭和区御器所町)
交 通 JR中央本線 鶴舞駅 下車 東へ徒歩約8分

プログラム
<10:00~11:30>
1)溶液NMRの基礎
(徳島大)平野朋広
<12:30~17:20>
2)溶液NMRの応用
(帝人)菅沼こと
3)固体NMRの基礎
(日本電子)芦田 淳
4)固体NMRの応用
(名工大)吉水広明
5)ゴムNMRの基礎と応用
(長岡技科大)河原成元
参加要領 1)定員100名 2)参加費(税込) ①企業 14,040円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤NMR研究会メンバー (a)企業 10,800円 (b)大学・官公庁 4,320円 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続きください。参加費は10月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付します。当日のお支払いはご遠慮ください。
連絡先 高分子学会 NMR研究会係


2017年度若手社員のための高分子基礎講座

<趣旨> 高分子関連の業務に携わる若手研究者の方々を対象とした「若手社員のための高分子基礎講座」を開催します。この基礎講座は、新入社員のみならず新たに高分子関連分野の業務を担当される方々にも広くご参加いただけるよう企画いたしました。
 「高分子とはどのような物性をもち、どのように合成するのか」から始まり、その機能、用途、製造法、成形法、評価、製品開発の基礎的なポイントを解き明かしていく構成で、学生時代に高分子を専攻されなかった方々にもご理解いただける内容となっております。さらに、個々のトピックスとして、ゴム、自動車、光学材料、膜分離、環境などの分野における高分子開発の最新動向なども盛り込まれております。高分子研究、開発の第一線でご活躍の先生方をお迎えし、合宿形式で過ごす3日間は、講師の先生はもとより、他業種の参加者の方々とも交流・人脈形成をはかっていただく大変貴重な機会となります。2日目には、講師の先生と少人数でディスカッションを行う場も設けています。講義内容のさらなる理解のみならず、日頃感じているさまざまな疑問の解決の手助けとなるでしょう。短期間で成果の期待できる本講座に奮ってご参加ください。
主 催 高分子学会関東支部
会 期 10月18日(水)~20日(金)
会 場

横浜ゴム湘南セミナーハウス(平塚市袖ヶ浜19-15 TEL 0463-24-7611)

交 通

JR東海道線平塚駅南口下車、徒歩約20分、タクシー約5分

プログラム
第1日=10月18日(水)
<12:30~14:20>
オリエンテーション/自己紹介
 
<14:30~15:50>
1)高分子材料とは
(東京工業大学)高田十志和
<16:00~17:20> 
2)高分子合成の基礎1-連鎖重合を中心に
(東京工業大学)石曽根隆
<17:30~18:50>
3)高分子の構造物性-特に熱的特性を中心に
(首都大学)山登正文
<19:00~21:00>
講師と参加者の交流会
 
第2日=10月19日(木)
<8:00~9:20>
4)高分子合成の基礎2-逐次重合を中心に
(神奈川大学)亀山 敦
<9:30~10:50>
5)高分子のレオロジーからナノファイバーまで
(東京工業大学)松本英俊
<11:00~12:20>
6)ゴムの基礎から自動車用ゴムまで
(長岡技術科学大学)河原成元
<13:00~15:00>
7)グループディスカッション
 
<15:10~16:20>
8)自動車の軽量化・樹脂化の現状と将来展望
(大庭塾)大庭敏之
<16:40~17:50>
9)高分子科学に役立つイオン液体
(東京農工大学)大野弘幸
<18:40~19:50>
10)光学材料とファンダメンタルズ
(慶應義塾大学)小池康博
第3日=10月20日(金)
<8:00~9:10>
11)高分子を利用した血液分離技術
(テルモ)本村忠広
<9:20~10:30>
12)成形加工/レオロジー/表面解析
(三井化学)伊崎健晴
<10:40~11:50>
13)21世紀の社会環境が求めるもの:GSC、機能性にポリマー科学はどう対応すべきか?
(三菱化学科学技術研究センター)清水史彦
参加要領 1)定員35名(先着順)合宿形式(個室) 2)参加費 54,000円(聴講費、教材費、宿泊・食費を含む) 3)申込方法 下記申込書に氏名、勤務先、連絡先(電話、E-mail)を明記の上、高分子学会関東支部あてE-mailでお申し込みください。受け付けましたら、折り返しE-mailで返信します。もし、返信がない場合は、再度メールにてお申し込みください。受付後、9月末に請求書をお送りしますので、お支払いは銀行振込でお願いいたします(振込先は、請求書ご送付の際、お知らせいたします)。 4)申込締切 9月4日(月)〔ただし定員になり次第締切〕 5)参加者は自己紹介で使うPower Pointのファイル(3枚以内)を10月10日(火)までに高分子学会事務局(E-mail: kantoshibu@spsj.or.jp)にお送りください。
連絡先

高分子学会関東支部 2017年度若手社員のための高分子基礎講座係
TEL 03-5540-3773
E-mail: kantoshibu@spsj.or.jp



第61回プラスチックフィルム研究会講座

主題=フィルム材料のイノベーションと新たな展開

<趣旨> フィルム材料は、産業の発展、進化にともないさまざまな進歩を遂げてきたとともに、革新的なフィルム材料により産業が拡大してきました。そして、これからもイノベーションが期待される研究分野です。当研究会は、このようなフィルム素材、高機能化技術、加工技術の進歩に資することを目的に活動を行っています。
  今回は、今後拡大が予測される分野での新たな材料技術、加工技術、用途展開について、第一線でご活躍されている先生方をお招きし、ご講演いただきます。関連する分野に携わっておられる、また、ご興味のある方々のご参加と活発な議論をお待ちしています。
主 催 高分子学会 プラスチックフィルム研究会
協 賛 応用物理学会 化学工学会 画像電子学会 電気学会 電気化学会 日本印刷学会 日本化学会 日本合成樹脂技術協会 日本農芸化学会 プラスチック成形加工学会 日本材料学会 日本分析化学会(予定)
会 期 10月19日(木)
会 場

東京工業大学大岡山キャンパス西9号館コラボレーションルーム
(東京都目黒区大岡山2-12-1)

交 通

東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車 徒歩3分
http://www.titech.ac.jp/maps/index.html 参照)

プログラム
<10:20~12:20>
1.自動車の内外装加飾部品とディスプレイ周りに用いられるフィルム
(日産自動車)小松 基
2.有機EL用フィルムの開発について
(JXTGエネルギー)鳥山重隆
<13:30~16:40>
3.透明バリアフィルムGL BARRIERの展開
(凸版印刷)山本俊巳
4.幅広いバリエーションのイージーピールフィルム
(デュポン)半田昌史
5.Tダイ法によるペーパーライク素材『LIMEX』
(TBM)黒木重樹
参加要領 1)定員70名 2)参加費 ①企業 14,040円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤プラスチックフィルム研究会メンバー a 企業 10,800円、b 大学・官公庁 4,320円 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続きください。参加費は10月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)は順次発送いたします。
連絡先

高分子学会 第61回プラスチックフィルム研究会講座係



17-2フォトニクスポリマー研究会

主題=IoT、センサーとフォトニクスポリマー

<趣旨> すべてのものがインターネットに繋がるIoT社会がすぐそこまで来ています。IoT社会を実現していく上で、生体情報、イメージや画像情報をセンシングするセンサーの役割と機能は重要です。また、身近なモビリティーである自動車もライドシェア、コネクテッド、自動運転へとその使い方が変化し、車そのもののサービス化が進んでいくように感じます。
  本研究会では、センサー分野でご活躍の講師の先生方に社会変化と先端技術開発の関係の一端を語っていただき、フォトニクスポリマーとの融合を模索し異業種交流を進めていきたいと考えます。どうぞ、奮ってご参加ください。
主 催 高分子学会 フォトニクスポリマー研究会
協 賛 応用物理学会 日本化学会 プラスチック成形加工学会
会 期 10月26日(木)
会 場

慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎シンポジウムスペース
(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1)
https://www.keio.ac.jp/ja/maps/hiyoshi.html 参照

交 通

東急東横線 日吉駅下車(徒歩1分) ※日吉駅に特急は停まりません。

プログラム
<13:30~17:20>
[基調講演]
1)MEMSセンサとそのIoT/医療健康分野への応用
(兵庫県大院)前中一介
[基調講演]
2)CPS(IoT)Explosion ~CMOSセンサーの最新動向~
(ソニーセミコンダクタマニュファクチュアリング)上田康弘
3)IoT社会を実現するフレキシブルデバイス
(産総研)吉田 学
4)自動運転と材料技術開発戦略
(AeroEdge)水田和裕
参加要領 1)定員60名 2)参加費 ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 1,080円 ④終身・名誉・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,080円 ⑤フォトニクスポリマー研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお申し込ください。参加費は10月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)は順次発送いたします。
連絡先

高分子学会 17-2フォトニクスポリマー研究会係