本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2018年1月主催行事


第29回高分子ゲル研究討論会

主 催 高分子学会高分子ゲル研究討論会
協 賛 (予定)応用物理学会、日本化学会、日本薬学会、日本農芸化学会、化学工学会、日本DDS学会、日本バイオマテリアル学会
会 期 1月11日(木),12日(金)
会 場

東工大蔵前会館 くらまえホール(目黒区大岡山2-12-1)

交 通

東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車 徒歩1分

プログラム
第1日=1月11日(木)
<10:30~11:30>[座長 小門憲太]
1.4分岐型ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)の末端間縮合反応による均一網目高分子ゲルの調製
(名大院工)岡谷優美・城地悠仁・竹岡敬和・関 隆広・佐藤浩太郎・上垣外正己
2.コアシェル型粒子を用いた中空ゲル粒子の作製
(慶應大院理工)栗原俊介・福井有香・藤本啓二
3.温度制御/フィード沈殿重合法による巨大ハイドロゲル微粒子の創製と界面におけるゲル微粒子の変形挙動の評価
(信州大繊維)湊 遥香・渡邊拓巳
(信州大繊維・信州大ファイバー研)鈴木大介
<11:30~12:30>[座長 福井有香]
4.高分子電解質ゲル微粒子を活用した複合ゲル微粒子の創製
(信州大学繊維)渡邊拓巳
(生理研)ソンチホン・村田和義
(信州大繊維)呉羽拓真
(信州大繊維・信州大国際ファイバー研)鈴木大介
5.MOFを用いた多面体形状高分子カプセルの作製と内部への機能性物質導入法の開発
(北大院総化)道端彩乃・町田 崇・石渡拓己
(北大院総化・北大院理)小門憲太・佐田和己
6.ウレイド高分子を利用したUCST型自励振動高分子の設計と合理的な振動特性制御
(東工大生命理工)増田 造・嶋田直彦・佐々木 泰・丸山 厚
(東大院工)秋元 文・吉田 亮
<14:00~15:00>[座長 伊田翔平]
7.大振幅振動せん断による混合多糖ゲルの相分離構造の解明
(海洋大)松川真吾・Flores Stephen
(サンカルロス大)Bacabac Rommel
8.螺旋状自励振動ゲルの作製とその運動機能制御
(東大院工)金 娟秀・竹田成美・木下真玲央・秋元 文・酒井崇匡・吉田 亮
9.Probe Diffusionによるゾルゲル転移の評価
(東大物性研)渡辺延幸・Li Xiang
(東大院工)酒井崇匡
(東大物性研)柴山充弘
<15:00~16:00>[座長 松川真吾]
10.ポリアクリルアミド誘導体ゲルの調製法および調製条件が網目構造に及ぼす影響
(滋賀県立大院工)吉田龍一
(滋賀県立大工)伊田翔平・金岡鐘局・廣川能嗣
11.トリブロック共重合体を用いたイオンゲルのミクロ相分離構造変化
(横国大院工)平澤 学・橋本 慧・小久保 尚・渡邉正義
12.2本鎖DNAによって架橋された温度応答性物理ゲルの網目構造
(東大物性研)吉川祐輔・Li Xiang・辻 優依
(東大院工)酒井崇匡・鄭 雄一
(東大物性研)柴山充弘
<16:00~17:55>ポスターセッション 16:30~17:25 ショートプレゼンテーション(1分/件)
P1.PHEMA微粒子をコアとする重合型および積層型表面層の構築
(慶應大理工)兼森智規・福井有香・藤本啓二
P2.エラストマー微粒子分散液の乾燥による高強度かつ高伸長可能なフィルムの創製
(信州大繊維)広重聖奈・呉羽拓真
(東工大物質)澤田 隼・青木大輔
(東工大物質・JST-CREST)高田十志和
(信州大繊維・信州大ファイバー研)鈴木大介
P3.重水を含有した高分子ハイドロゲルの脱水過程における水の構造変化
(明大院理工)渡邉哲平・綿野 仁・深澤倫子
P4.X線回折法を用いたpolyacrylamideハイドロゲルの構造解析
(明大院理工)加藤謙一 猶原 諒
(明大理工)深澤倫子
P5.Poly-(acrylamide-co-dimethylacrylamide)ハイドロゲルの網目構造形成メカニズム
(明大院理工)東 輝・田畑麻友
(明大理工)相澤 守・深澤倫子
P6.Direct observation of hydrogel nano-scale network structure
(北大)木山竜二・野々山貴行・中島 祐・黒川孝幸・龔 剣萍
P7.動的光散乱によるNonswellable gelのダイナミクスの観察
(東理大理)大平征史
(東大物性研)Li Xiang・柴山充宏
(東大院工)酒井崇匡
P8.環動ゲルにおける力学物性の粗視化MDシミュレーション
(東大院新領域)保田侑亮
(産総研)戸田昌利
(東大院新領域)眞弓晧一・横山英明
(産総研)森田裕史
(東大院新領域)伊藤耕三
P9.超高分子多糖のパーティション現象:界面配向による薄膜形成とその構造評価
(北陸先端大院先端科学)新濱猛司・桶葭興資・岡島麻衣子・金子達雄
P10.高分子ゲルの網目の運動に関する3種類の拡散係数の比較
(東大院工)藤藪岳志・酒井崇匡
P11.粒子追跡法による混合多糖ゲルの相分離構造の解明
(海洋大)イオンゾンレスター
(サンカルロス大)Bacabac Rommel
(海洋大)松川真吾
P12.高分子構造及び溶液条件が自励振動ブロック共重合体の振動挙動に与える影響
(横国大院工)玉手亮多
(物材機構)上木岳士
(東大物性研)柴山充弘
(東大院工)吉田 亮
P13.温度応答性コポリマーハイドロゲル中の水の構造
(明大院)伊藤慎大郎
(明大)深澤倫子
P14.脱水に伴う感熱応答性高分子ハイドロゲル中の水の構造変化のメカニズム
(明大院理工)曽我部勇斗
(明大理工)深澤倫子
P15.LCSTが異なるグラフト鎖を有する表面グラフトゲルの調製およびその応用
(東大院工)古澤麻実・金 娟秀・松川 滉・秋元 文・吉田 亮
P16.マイクロ流路内における異種微粒子の分離に対する微粒子のサイズとやわらかさの影響
(信州大繊維)大浦 舜・渡邊拓巳・湊 遥香
(信州大繊維・信州大ファイバー研)鈴木大介
P17.異種ABC型トリブロック共重合体ブレンドによるレオロジー特性及びゲル化点制御
(東大院工)小野田実真
(物材機構)上木岳士
(東大院工)秋元 文
(横国大院工)玉手亮多
(ミネソタ大)Lodge Timothy
(東大院工)吉田 亮
P18.小角中性子散乱によるゲル化臨界クラスターの構造解析
(東大物性研)乗富貴子・Li Xiang・廣澤 和
(東大院工)酒井崇匡
(東大物性研)柴山充弘
P19.高分子ゲルの弾性に及ぼすエネルギーの寄与
(東大院工)吉川祐紀・酒井崇匡
P20.ブロック共重合体/難揮発プロトン性液体からなるソフトエラストマーの調製
(名大院工)梶田貴都・安田歩生・野呂篤史・松下裕秀
P21.弾性率可変な光・温度応答性ゲルの創製とその細胞培養基材への応用
(関西大化学生命工)松田安叶
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文・宮田隆志
P22.アミノ酸を用いたバイオポリイミドの水溶化とフィルム特性
(北陸先端大院)坂本茂樹・小林拓也・ドゥイベディスマント・高田健司・金子達雄
<18:00~19:30>懇親会(東京工業大学生協 第一食堂)
第2日=1月12日(金)
<10:10~11:10>[座長 山口哲生]
13.星形ポリマーからなるアクリルアミド系重合体ゲルの合成とその物性
(名大院工)Kwon Dowoo・岡谷優美・城地悠仁・竹岡敬和・関 隆広・佐藤浩太郎・上垣外正己
(京工繊大)浦山健治
14.高温で高強度・高靭性化するアイソコリック相分離ゲルの創製
(北大先端生命)野々山貴行
(北大生命科学)太田玖美・李 永祐
(北大理)藤岡慶伍
(北大先端生命)黒川孝幸・龔 剣萍
15.力学刺激が誘起するDNゲルの機能転換:内部破壊が鍵となる高分子鎖破断ラジカルの活用
(北大院生命科学)松田昂大・川上るな・難波 遼
(北大院先端生命)中島 祐・龔 剣萍
<11:10~12:10>[座長 野々山貴行]
16.モデルネットワーク高分子の破壊特性とトポロジー
(九大院工)山口哲生・尾上雄大・澤江義則
17.環動ゲルの強靭化機構
(東大院新領域)劉 暢・眞弓皓一・加藤和明・横山英明・伊藤耕三
18.接触角では評価不能なハイドロゲル表面の精密濡れ性解析
(東大院工)秋元 文
(理研)田中信行・松川 滉
(北川鉄工所)春園嘉英
(理研)田中 陽
(東大院工)吉田 亮
<13:30~14:30>[座長 河村暁文]
19.ブロック共重合体ミセルのジャミングとミセル間水素結合を利用した自己修復性イオンゲル
(横国大院工)玉手亮多・橋本 慧・渡邉正義
20.光修復機能をもつイオンゲルの創製
(横国大院工)猿渡 彩・平澤 学・小林優美・玉手亮多・橋本 慧・小久保 尚・渡邉正義
21.イオン性/感温性共架橋ゲル:モノマー配列およびイオン構造が膨潤特性に与える効果
(滋賀県立大工)十河愛実・伊田翔平・金岡鐘局・廣川能嗣
<14:30~15:30>[座長 眞弓皓一]
22.アメーバのようにゾル-ゲル転移する自励振動高分子溶液の創製とその駆動環境制御
(東大院工)小野田実真
(物材機構)上木岳士
(横国大院工)玉手亮多
(東大物性研)柴山充弘
(東大院工)吉田 亮
23.極めて大きく膨潤するゲルの膨潤理論
(北大院先端生命・北大GI-CoRE)中島 祐
(北大院生命科学)星野顕一
(東大院工)酒井崇匡
(北大院先端生命・北大GI-CoRE)龔 剣萍
24.離漿を示すオルガノゲルの難付着材料への応用
(産総研)浦田千尋・佐藤知哉・穂積 篤
(トロント大マテリアル)Hatton Benjamin
<15:30~16:30>[座長 増田 造]
25.光と生体分子に対する二重刺激応答性ゾル-ゲル相転移ポリマーの設計と細胞足場材料への応用
(関西大化学生命工)夏目洋資・大熊幸平
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文・宮田隆志
26.ロジックゲート機能の構築を目指した分子応答性マイクロゲルバルブの調製
(関西大化学生命工)平山真優・石田瑞希
(農工大院工)大原正行
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文
(農工大院工)川野竜司
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)宮田隆志
27.角膜の構造模倣による透明でタフネスな複合材料の開発
(名大院)渡邉健太・竹岡敬和・関 隆広
(京工繊大院)浦山健治
<16:30~17:30>[座長 玉手亮多]
28.w/oエマルションをテンプレートとした刺激応答性ゲルカプセルの作製
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文
(関西大化学生命工)中浦 宏
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)宮田隆志
29.温度応答型カチオン性くし形共重合体の設計と脂質膜破壊ペプチドの活性制御
(東工大生命理工)増田 造・嶋田直彦・丸山 厚
30.酵素の連鎖反応を用いたゲル微粒子への炭酸カルシウムの複合化
(慶應大院理工)落合達也・福井有香・藤本啓二
参加要領 1)定員200名 2)参加費(税込) ①企業 7,560円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 3,240円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 3,240円 ⑤高分子ゲル研究会メンバー 3)懇親会費 3,000円 4)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続きください。参加費は1月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付します。当日のお支払いはご遠慮ください。
申込先

高分子学会 高分子ゲル研究会係



第52回北海道支部研究発表会

主 催 高分子学会北海道支部
会 期 1月15日(月)
会 場

北海道大学学術交流会館(札幌市北区北8条西5丁目)

プログラム
<9:00~18:00>口頭・ポスター発表
<18:30~20:00>懇親会
※時間は申込件数によって多少変更になる場合がありますので、ご了承ください。
特別講演
「未来を化学で元気にする元素ブロック高分子材料」
(京大工/高分子学会 会長)中條善樹
詳細は、支部ホームページをご覧ください。
研究発表申込先 北海道大学大学院先端生命科学研究院 谷口 透
研究発表申込期間(締切) 2017年12月15日(金)
発表申込方法 支部ホームページ掲載の発表申込テンプレートに必要事項を記入し、予稿原稿とともにE-mailに添付してお申し込みください。予稿原稿はA4版1枚に作成してください。Wordファイルと、PDFに変換したものを両方お送りください。印刷物はモノクロとなります。
高分子学会学生会員による優れた発表に対し、優秀講演賞・ポスター賞を授与いたします。審査を希望する場合は、高分子学会会員番号を必ず記入してください。
参加登録・参加費 参加費 学生無料、一般 1,000円。懇親会費 (事前申込)学生 1,000円、一般 2,500円、(当日申込)学生 1,500円、一般 3,000円。
支部ホームページ掲載の申込書に必要事項を記入し、E-mailに添付してお申し込みください。
事前参加申込締切 2018年1月5日(金)(これ以降の懇親会申込は、当日料金となる場合がございます)
予稿原稿提出先 北海道大学大学院先端生命科学研究院 谷口 透
連絡先

E-mail: polyhoku@sci.hokudai.ac.jp
TEL 011-706-9048
URL:http://www2.spsj.or.jp/hokkaido/event-03/



第二回産学イブニングセミナー ポリマー・プレミアムイブニング

<趣旨>未来の材料開発を支える若手・中堅研究者・技術者に向けた少数参加型企画<ポリマー・プレミアムイブニング>を開催します。日頃から抱えている疑問や課題に、トップランナーの先生からアドバイスが欲しい! 先端材料の開発秘話を聞きたい! 企業間の垣根を超えて、若手のネットワークを作りたい! などなど、参加者が主役のセミナーです。産官学は問いません。奮ってご参加ください。
主 催 高分子学会関東支部
会 期 1月17日(水)
会 場

高分子学会事務局会議室 東京都中央区入船3-10-9新富町ビル6F

交 通

地下鉄有楽町線「新富町」下車7番出口から徒歩7分、地下鉄日比谷線「築地」下車3番・4番出口から徒歩5分

プログラム
<17:00~18:10>講演
しなやかタフポリマーによる材料の革新
(東大院新領域)伊藤耕三
<18:30~19:30>自由討論
参加要領 1)定員15名 2)7,000円(講演資料・軽食込み) 3)申込方法 氏名・所属・連絡先を明記し、E-mailで下記の連絡先までお申し込みください。
申込・連絡先

物質・材料研究機構/東大院新領域 内藤昌信
TEL 029-860-4783
E-mail: NAITO.Masanobu@nims.go.jp
・参加者からは事前に質問を受け付け、講師にお伝えいたします。また、質問への回答は講演に含めていただきます。
・参加者全員が質疑・討論に参加していただきます。
・講師と参加者の交流が活発になるように、コーディネーターがつきます。(筑波大長崎幸夫・NIMS内藤昌信)



第16回高分子ナノテクノロジー研究会講座

主題=医療用高分子材料の現状とマイクロ・ナノ加工技術

<趣旨>現在、医療において高分子材料は必要不可欠な材料であり、医療の進歩には医療技術のみに留まらず、医療用高分子材料や医療機器のさらなる発展が欠かせません。近年、高分子材料の高機能化を図る手法の一つとして、マイクロ・ナノスケールにおける精密加工技術が注目され、医療用高分子材料に適用する試みが盛んに行われています。そこで、医療用高分子材料の現状と課題、マイクロ・ナノ加工技術の医療用高分子材料への応用展開についての議論の場として、これらの分野の専門家を講師としてお招きした講座を企画しました。多くの方のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 高分子ナノテクノロジー研究会
日 時 1月18日(木)10:20~16:40
会 場

産業技術総合研究所 臨海副都心センター別館会議室(11階)(東京都江東区青海2-4-7、http://www.aist.go.jp/waterfront/

交 通

新交通ゆりかもめ「テレコムセンター」下車徒歩3分、りんかい線「東京テレポート」下車徒歩15分

プログラム
<10:20~11:20>
1.医療機器と高分子材料
(テルモ)川西徹朗
<11:20~12:20>
2.マイクロパターンによる幹細胞の機能制御
(物質材料研)陳 国平
<13:30~14:30>
3.光硬化樹脂を用いたマイクロ・ナノ光造形法と新概念バイオ医療デバイス応用
(東大)生田幸士
<14:30~15:30>
4.患者QOL向上に向けたマイクロ・ナノ医療ならびにヘルスケアデバイス
(慶応大)三木則尚
<15:40~16:40>
5.マイクロ・ナノ加工化高分子足場による細胞からの組織作製
(早大)武田直也
参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 14,040円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤高分子ナノテクノロジー研究会メンバー a企業 10,800円 b大学・官公庁 4,320円 3)申込方法 高分子学会ホームページ(http://www.spsj.or.jp/entry/)からお申し込みください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。参加費は、お振込みをお願いいたします。 4)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先

第16回高分子ナノテクノロジー研究会講座係



17-2超分子研究会

主題=低分子ゲルの開発と産業応用

<趣旨>高分子化合物によるゲルは、そのユニークな特性から多くの分野で応用されており、機能性ソフトマテリアルとして注目されています。一方で、低分子ゲル化剤が非共有結合的な相互作用を通して自己組織化することによって形成されるゲルは、低分子ゲルと呼ばれ、超分子化学の発展とともに研究開発が盛んに行われるようになりました。そして、化粧品、廃油処理、医療・医薬など多岐にわたる分野で実用化されています。
 今回の超分子研究会では、低分子ゲル化剤の自己組織化によって形成される低分子ゲルに焦点を当て、低分子ゲルの現状や産業応用について、第一線でご活躍の先生方から最新の研究成果をご講演いただきます。
主 催 高分子学会超分子研究会
協 賛 日本化学会(予定)
会 期 1月19日(金)
会 場

早稲田大学 西早稲田キャンパス 62W号館 1階 大会議室

交 通

JR山手線・西武新宿線 高田馬場駅から徒歩15分、地下鉄東京メトロ副都心線 西早稲田駅に直結、東西線 早稲田駅から徒歩22分

プログラム
1.油性ゲル化剤・増粘剤の化粧品・食品・医薬品への活用
(東京工科大)柴田雅史
2.アミノ酸系低分子ゲル化剤の特徴と産業応用
(味の素)押村英子
3.脂質ジペプチド系自己組織化材料の化粧品への応用
(日産化学工業)宮地伸英
4.化粧品素材としての有機変性粘土鉱物
(資生堂)関根知子
参加要領 1)定員80名 2)参加費(消費税込) ①企業 3,240円 ②大学・官公庁 2,160円 ③学生 1,080円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,080円 ⑤超分子研究会メンバー無料 3)申込方法 高分子学会ホームページからお申し込みのうえ、参加費を1月末日までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。当日のお支払いはご遠慮ください。
連絡先

高分子学会 超分子研究会係



17-2水素・燃料電池材料研究会

主題=燃料電池自動車材料・システムの最新動向

<趣旨>我が国の燃料電池技術は世界を牽引し、家庭用だけでなく燃料電池自動車も販売が開始されています。しかしながら、本格的な普及にはまだ時間がかかります。燃料電池技術は、再生可能エネルギー、水素キャリアも含めて全体で考えなければ有効な技術にはなりません。本会では水素と燃料電池の研究紹介を交互に行っていますが、今回は燃料電池材料およびシステムの最新動向を議論します。水素・燃料電池技術の必要性から始まり使用白金量を大幅に低減する材料および白金を用いない燃料電池材料など、どこまで燃料電池技術は進んでいるのかを議論し、さらにSOFCなどPEFCとは異なるシステムを燃料電池自動車へ応用したときの魅力など、燃料電池技術分野で活躍される著名な先生の講演を聴くことにより、幅広い観点から議論します。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 水素・燃料電池材料研究会
日 時 1月19日(金)13:00~17:10
会 場

首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス
(東京都千代田区外神田1-18-13秋葉原ダイビル12階 TEL 03-5294-0250)

交 通

JR山手線、京浜東北線、総武線「秋葉原駅」より徒歩1分
つくばエクスプレス「秋葉原駅」から徒歩2分
東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」から徒歩5分
東京メトロ日比谷線「末広町駅」から徒歩5分

プログラム
<13:00~14:00>
1.水素・燃料電池技術の必要性と革新的燃料電池材料の提案
(東工大)山口猛央
<14:00~15:00>
2.先進PEFCのための脱貴金属・脱炭素酸化物系酸素還元触媒の開発
(横浜国立大)石原顕光
<15:10~16:10>
3.固体高分子形燃料電池用非白金酸化物の開発
(昭和電工)李 建燦
<16:10~17:10>
4.固体酸化物型燃料電池を利用した高効率バイオエタノール発電システムのEVへの適用
(日産自動車)上条元久
※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
参加要領 1)定員60名 2)参加資格 高分子学会 水素・燃料電池材料研究会メンバー 3)参加費 無料 4)申込方法 高分子学会ホームページ(http://www.spsj.or.jp/entry/)よりお申し込みください。参加証を送付いたします。 5)その他 水素・燃料電池材料研究会メンバーでない方で参加を希望される方は、http://main.spsj.or.jp/c12/enterpdf/materials.pdfにて入会手続き後、お申し込みください。
連絡先

17-2水素・燃料電池材料研究会係



17-2高分子学会講演会

主題=高分子分析の匠~分析技術の基礎から最前線まで~

<趣旨>高分子の構造解析や物性評価は、高分子科学の学術的発展と実用化において重要な役割を果たしてきました。最近では、分析技術や装置の進歩にともなってナノ構造や動的構造の観察が可能になり、さらにこれまで困難であった局所的なナノ物性も明らかにされ始めています。こうして構造解析や物性評価を専門とする研究者が培ってきた知識と技術は、「匠の技」として高分子科学の発展に大きく貢献してきました。本講演会では「高分子分析の匠~分析技術の基礎から最前線まで~」と題して、第一線で活躍されている研究者に高分子分析の技術背景から最先端技術をご紹介いただきます。
主 催 高分子学会 行事委員会
協 賛 日本化学会、化学工学会、日本材料学会、日本ゴム協会、繊維学会(予定)
会 期 1月23日(火)
会 場

関西大学 千里山キャンパス 100周年記念会館(大阪府吹田市山手町3-3-35)

交 通

阪急千里線 関大前駅下車徒歩約5分
http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/access.html

プログラム
<10:20~11:10>
1.散乱技術を用いた溶液中での高分子ナノ集合体の構造解析
(大阪大)佐藤尚弘
溶液中でナノキャリアやナノリアクターとしての応用が期待されている高分子ナノ集合体の精密な構造解析は、ナノ材料の物性制御・品質管理に不可欠な技術である。散乱法を中心としたナノ集合体の構造解析技術について紹介する。
<11:10~12:00>
2.散乱技術を用いた高分子材料の構造解析最前線
(京大)竹中幹人
量子ビームを用いた散乱法は階層構造をもつ高分子材料の構造解析に適した方法である。講演では、散乱法を用いた構造解析の実例を中心に、コントラスト変調法などの最新の解析法についても述べる予定である。
<12:00~12:20>-名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場-
<13:20~14:10>
3.溶液NMRによる合成高分子の一次構造解析
(徳島大)右手浩一
高分子の立体規則性や共重合モノマー連鎖、末端基などの一次構造を解析する際に最も一般的な方法はNMRである。連鎖解析の考え方と統計モデルの基礎を平易に解説し、NMRによる平均連鎖と分布の分析、多変量解析などの最近の進歩について述べる。
<14:10~15:00>
4.固体NMRスペクトルおよび緩和解析による高分子構造解析
(防衛大)浅野敦志
ポリマーブレンドおよび有機/無機ナノコンポジットを中心として、その相互作用や運動性の変化を固体NMR法により解析した事例を解説する。固体NMR特有の現象について事例を基に説明する。
<15:00~15:20>-名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場-
<15:20~16:10>
5.レオロジーによる高分子ダイナミクスの解析
(名古屋大)増渕雄一
レオロジー、とくに粘弾性は系のブラウン運動をよくあらわす。しかし理論が発展途上なため自動的な解析技術はなく、研究者の知識と経験によって得られる情報量に差がある。本講演では解析の要点と課題をお話しする。
<16:10~17:00>
6.ナノ触診原子間力顕微鏡による高分子ナノ力学物性評価
(東工大)中嶋 健
原子間力顕微鏡をナノスケールの分解能で力学物性評価を行うツールとして利用することができるナノ触診技法について、その基礎と高分子ナノアロイやナノコンポジットへの応用事例を紹介する。
<17:00~17:20>-名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場-
参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 10,800円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 1,080円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 2,160円 年会費制会員の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。a)企業 8,640円 b)大学・官公庁 4,320円 ※詳細はhttp://www.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.htmlをご覧ください。 3)参加費の支払い 請求書到着後1月末日までにお願いします。銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。銀行振込<三菱東京UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 4)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
申込先

http://www.spsj.or.jp/entry/

連絡先

TEL 03-5540-3770
高分子学会 行事委員会



第29回埼玉地区懇話会

<趣旨>今年は、大学と企業の先生方に講演を行っていただき、ポスター発表は例年通り学生および企業の若手研究者の方に行っていただく懇話会としました。講演は、リビングアニオン重合による機能性高分子の精密合成や高分子材料の表面修飾などの複合材料の開発とそれらの特性について先端的な研究とその課題などをご講演いただきます。
主 催 高分子学会関東支部
共 催 埼玉大学先端産業国際ラボラトリー
会 期 1月24日(水)
会 場

埼玉大学 研究機構棟 7階大会議室(埼玉県さいたま市桜区下大久保255)

交 通

・JR京浜東北線「北浦和駅」西口下車→バス「埼玉大学」ゆき(終点)
・JR埼京線「南与野駅」下車→北入口バス停から「埼玉大学」ゆき(終点)
・JR埼京線「南与野駅」下車→西口バス停からすべての便が埼玉大学を経由します
・東武東上線「志木駅」東口下車→バス「南与野駅西口」ゆき(「埼玉大学」下車)
http://www.saitama-u.ac.jp/access/accessmap/

プログラム
<13:00~17:00>
講 演(研究機構棟 7階大会議室)
13:10~
1)「糖鎖還元法による糖被覆金ナノ微粒子の合成と病原体検出に向けた応用」
(埼玉大 総合技術支援センター)小山哲夫
13:50~
2)「リビングアニオン重合による機能性高分子の精密合成」
(東工大院理工)石曽根 隆
休憩(10分)
15:00~
3)「表面修飾分子で誘起するナノ粒子の自己組織化」
(日本工業大創造システム工学)新倉謙一
16:00~
4)「接着剤で利用される化学反応とその特性」
(コニシ 浦和研究所)大河原義明
ポスター発表&懇親会
<17:00~19:00>埼玉大学 第2食堂
参加要領 1)定員60名 2)参加費 無料 3)懇親会費 ①一般 5,000円 ②学生 1,500円(当日徴収) 4)申込方法 氏名、勤務先、連絡先、ポスター発表希望の有無、懇親会出欠を明記のうえ、E-mailあるいはFAXでお申し込みください。懇親会準備の都合上、事前申し込みをお願いいたします。なお、講演会参加のみの方は当日申込でも可能です。 5)事前申込締切 2017年12月26日(火) 6)ポスター発表要旨締切 12月12日(火) 要旨の様式は申し込みをいただいた方にお送りします。
申込先

綜研化学 和泉 潤
TEL 04-2954-3518
E-mail: j-izumi@soken-ce.co.jp



17-1 高分子表面研究会

主題=機能性表面の創出の最前線

<趣旨>機能性高分子材料の接着・撥水・剥離・帯電・摩擦などさまざまな機能は、高分子の表面・界面の構造に関与しますが、バルクとは異なる構造・物性を示します。これら機能を積極的に活用した研究や材料開発が近年盛んに行われ、各種接着剤からナノ粒子デバイス、低摩擦表面や再生医療における足場材料等に至るまで幅広く応用されています。そこで、今回の研究会では同分野の研究や材料開発で活躍されております先生方を講師にお迎えし、機能性表面の創出の最前線について解説していただきます。多数のご参加をお待ちいたしております。
主 催 高分子学会 高分子表面研究会
協 賛 日本化学会、日本接着学会、日本表面科学会、繊維学会、応用物理学会(予定)
会 期 1月26日(金)
会 場

東京理科大学 森戸記念館第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2 電話03-3260-4271)

交 通

JR総武線・地下鉄有楽町線・東西線・南北線「飯田橋駅」下車徒歩10分、都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂駅」徒歩10分

プログラム
<10:00~10:05>開会の挨拶
<10:05~10:55>
1.「界面設計に基づく高分子への生体成分の付着制御」
(九州大)織田ゆか理
<10:55~11:45>
2.「自己組織化ペプチドによる2次元ナノシートのバイオ電子界面制御」
(東工大)早水裕平
<12:50~13:40>
3.「振動分光法で観た高分子-水系・高分子界面の水構造」
(富山大)源明 誠
<13:40~14:30>
4.「ナノ粒子界面構造設計による挙動制御」
(東京農工大)神谷秀博
<14:45~15:35>
5.「粘着材、剥離材表面分析における原子間力顕微鏡の応用」
(リンテック)宮田 壮
<15:35~16:25>
6.「DLCと環境調和型潤滑剤との組み合わせによる超低摩擦特性」
(技術コンサルタント(元日産))加納 真
<16:25~16:55>質問コーナー
<16:55~17:00>閉会の挨拶
参加要領 1)定員80名 2)参加費 ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤高分子表面研究会メンバー無料
申込・連絡先

高分子学会 17-1高分子表面研究会係
URL:https://www.spsj.or.jp/entry/
TEL 03-5540-3770



第1回NEXT高分子(関西)交流会

<趣旨>本交流会は、高分子学会・業界の次代を担う、産学官の研究者が集まり、自由な雰囲気の下で意見交換し交流を深めることで、人脈の拡大と、産学官の共同研究を推進することを目的としています。「高分子イノベーションの創出」を主テーマとして、さまざまなバックグラウンドをもつ産学官の研究者達が意見を出し合い、次の企画を決めていくことも本交流会の特徴です。第1回NEXT高分子(関西)交流会では、コンポジット、ハイブリッド材料関連の講演会&パネルディスカッションと懇親会を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会関西支部
共 催 高分子同友会
会 期 1月29日(月)
会 場

大阪大学 吹田キャンパス コンベンションセンター(大阪府吹田市山田丘1-1)
https://facility.icho.osaka-u.ac.jp/convention/index.html

交 通

大阪モノレール「阪大病院前」駅下車 徒歩約10分、JR東海道線「茨木」駅下車 近鉄バス「阪大病院・阪大本部前」行に乗車し終点「阪大本部前」下車 徒歩3分、北大阪急行線「千里中央」駅下車 阪急バス「阪大本部前」行または「茨木美穂ヶ丘」行に乗車し「阪大本部前」下車 徒歩3分

プログラム
<13:30~13:40>挨拶
高分子学会関西支部 副支部長
(三洋化成工業) 小林幸哉
<13:40~16:20>講演
(13:40~14:30)
1.機能性ハイブリッド材料の開発と光学応用への展開
(京都工芸繊維大)松川公洋
(14:30~15:20)
2.コアシェル型ゴム粒子を用いたエポキシ樹脂の靭性改良技術と複合材への応用
(カネカ)吉原秀輔
(15:30~16:20)
3.エポキシポリマーブレンド・複合材の相構造形成と機能発現
(兵庫県立大院工)岸 肇
<16:30~16:50>
パネルディスカッション
テーマ:産学官の共同研究推進に向けて
<17:00~19:00>懇親会
大阪大学吹田キャンパス カフェテリア匠
参加要領 1)参加費 無料(ただし、懇親会に参加される場合は3,000円を当日徴収します) 2)定員60名 3)申込締切日 平成30年1月12日(金) 4)申込方法 氏名、所属、連絡先、を明記のうえ、E-mailまたは関西支部ホームページよりお申し込みください。懇親会(会費 3,000円)参加ご希望の方は申込時に『懇親会参加希望』とご記載ください。
申込・連絡先

高分子学会関西支部
TEL 06-6969-4428
E-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kansai/index.html