本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2019年1月主催行事


第30回 高分子ゲル研究討論会

主 催 高分子学会高分子ゲル研究会
協 賛 応用物理学会 日本化学会 日本薬学会 日本農芸化学会 化学工学会 日本DDS学会 日本バイオマテリアル学会
会 期 1月16日(水),17日(木)
会 場

東京工業大学 ディジタル多目的ホール(目黒区大岡山2-12-1)

交 通

東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車 徒歩1分

プログラム
第1日=1月16日(水)
<9:30~9:40>開会の辞
(運営委員長 北海道大学大学院理学研究院)角五 彰
<9:40~10:40>[座長 呉羽拓真]
1. 溶解性が大きく異なる2種類のアーム鎖を多数併せ持つコア架橋型星型ポリマーの合成と特性
(滋賀県大工)大石裕貴・伊田翔平・金岡鐘局
2. 規則的に配列したモノマーの重合による高分子・ネットワークの構造制御
(北大院総化)阿南静佳
(北大院総化・北大院理)小門憲太・佐田和己
3. 開始剤フリー光重合によるナノコンポジットゲルの合成およびネットワーク形成機構
(日大生産工)原口和敏
(DIC)高田哲生
(中央大理工)原口亮介
<10:40~11:40>[座長 伊田翔平]
4. 星形高分子からなるゲル網目構造の精密合成とその物性
(名大院工)Kwon Dowoo・城地悠仁・竹岡敬和・関 隆広・佐藤浩太郎・上垣内正己
5. 2種類の星形高分子合成手法を用いた均一な網目構造を持つエラストマーの合成
(名大院)馬場悠輔・權 度宇・城地悠二・竹岡敬和・関 隆広・佐藤浩太郎・上垣外正己
<11:40~12:40>[座長 竹岡敬和]
7. 感温性架橋ドメインを有するゲルの精密設計:空気中での力学特性変化
(滋賀県大工)森村光稀・伊田翔平・金岡鐘局
8. ロタキサン架橋微粒子の創製とラテックスフィルムの力学的特性評価
(信州大繊維)広重聖奈
(東工大物質)澤田 隼・青木大輔
(東工大物質・JST-CREST)高田十志和
(信州大繊維・信州大ファイバー研)鈴木大介
9. ポリロタキサン・クレイナノ粒子混合ゲルの構造と力学物性
(東大院新領域)青木岳也・眞弓皓一・姜 嵐・前田利菜・横山英明・伊藤耕三
<13:40~14:40>[座長 眞弓皓一]
10. 生体不活性な高分子ゲルのダイナミクス
(東大物性研)呉羽拓真・林 恭平・Li Xiang・柴山充弘
11. 二本鎖DNAによって架橋された温度応答性物理ゲルの網目構造
(東大物性研)大平征史・Li Xiang
(東大院工)内藤 瑞
(東大物性研)柴山充弘
12. 分岐高分子のコイル・グロビュール転移
(IMS)末松和実
<14:40~15:40>[座長 中島 祐]
13. 自励振動ブロック共重合体が導く自律的ゾル-ゲル転移の巨視的・微視的解析
(東大院工)小野田実真
(物材機構)上木岳士
(横国大院工)玉手亮多
(東大物性研)柴山充弘
(東大院工)吉田 亮
14. 臭素酸イオンを内包した自律的な構造振動を発現するジブロック共重合体の創製
(東大院工)吉澤俊輝・小野田実真
(物材機構)上木岳士
(東大院工)秋元 文・吉田 亮
15. 感温性ゲル微粒子が形成するコロイドゲルの粘弾性特性
(京工繊大)南沙央理・山本敦史
(信州大院)渡邊拓巳
(信州大・信州大ファイバー研)鈴木大介
(京工繊大)浦山健治
<16:00~17:55>ポスターセッション
<16:00~16:30>ショートプレゼンテーション(1分/件)
P1. フッ化物イオンを用いたPOSSの動的かご組み換え反応に基づく側鎖POSS含有ポリマーのゲル化
(理研)土屋康佑
(神奈川大)岡田龍美・中野恵一郎
(帝京科学大)石田良仁
(神奈川大)高橋 明・亀山 敦
P2. 表面ナノ構造を有する温度応答性ゲルの設計とその動的表面構造変化
(関西大化学生命工)唐金滉輔・緒方健一
(東工大物質理工)中谷隆一
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文
(東工大物質理工)早川晃鏡
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)宮田隆志
P3. 4-アミノ桂皮酸誘導体を利用したポリイミドハイドロゲルの作製
(北陸先端大院環境)小林拓也・坂本茂樹・Dwivedi Sumant
(北陸先端大院環境・JST-ALCA)高田健司・金子達雄
P4. 色素オリゴマーの二重鎖形成を利用した新規刺激応答性超分子ハイドロゲルの開発
(名大院工)村山恵司・重松勇貴・浅沼浩之
P5. ABA型共重合体の自己組織化によって形成されるイオンゲルのミクロ相分離構造と物性
(横国大)橋本 慧・平澤 学・渡邉正義
P6. 粗視化MDシミュレーションを用いた環動ゲルにおける力学物性の微視的起源の解明
(東大院新領域)保田侑亮
(産総研)戸田昌利
(東大院新領域)眞弓晧一・横山英明
(産総研)森田裕史
(東大院新領域)伊藤耕三
P7. 表面半球状パターンをもつポリビニルアルコールゲルの滑り摩擦と凝着
(九大院理)竹藤春菜
(九大院理)八島慎太郎
(北大院先端生命)黒川孝幸・龔 剣萍
(九大院理)安中雅彦
P8. 均一高分子網目を有する高分子固体電解質における網目の均一性と力学特性・輸送特性の相関解明
(横国大院理工)土佐桃波・塩入僚祐・橋本 慧・小久保尚・渡邉正義
P9. ハイドロ ゲル微粒子の自己組織化挙動に与える荷電基の影響
(信州大繊維)湊 遥香・滝沢優哉
(信州大繊維・信州大ファイバー研)鈴木大介
P10. 静電複合体からなる強靭なポーラスハイドロゲルの創製とその粘着挙動
(北大院生命科学)村川航平・饒 平
(北大院先端生命・北大GI-CoREソフトマター)キングダニエル・孫 桃林・黒川孝幸・龔 剣萍
P11. ハイドロゲル微粒子の刺激応答性を活用した有機ハロゲン化合物の選択的分離
(信州大繊維)齋藤生真・西澤佑一朗
(東大物性研)呉羽拓真
(信州大繊維・信州大ファイバー研)鈴木大介
P12. セラミックスを犠牲結合部位としたハイドロゲルの高靭性化
(北大院生命科学院)田中香月
(北大院先端生命)野々山貴行
(北大院生命科学院)木山竜二・深尾一城・龔 剣萍
P13. 多様な変形モード下の低包接率ポリロタキサンゲルの大変形挙動
(京工繊院工芸)青山拓磨
(東大院新領域・物材機構)加藤和明
(東大院新領域)伊藤耕三
(京工繊院工芸)浦山健治
P14. AB型重縮合によるゲル化過程に及ぼす結合率・濃度の影響と樹状構造近似の適用可能性
(東大院工)吉川祐紀
(東大院工)作道直幸
(東大院工)酒井崇匡
P15. 液晶性多糖の界面分割現象における蒸発速度の寄与
(北陸先端大院環境)山下美樹・桶葭興資・金子達雄
P16. イオン含有ハイドロゲル中の水の構造とダイナミクス
(名大院理工)廣部誠也・深澤倫子
P17. ブロック共重合体/金属塩からなるハイブリッドエラストマーの調製
(名大院工)石割千尋・梶田貴都・野呂篤史・松下裕秀
P18. DNA四重鎖ゲルの自己修復能に関する精密評価
(関西大化学生命工)山口尚斗・田中静磨・大矢裕一・葛谷明紀
P19. 局所IPN形成によるDNA四重鎖ゲルの長寿命化
(関西大化学生命工)寺上佳奈・田中静磨・大矢裕一・葛谷明紀
P20. 導電性ポリマーと温度応答性ゲルの接着制御によるフォトサーマルアクチュエータの作製
(阪市大院理)中村 萌
(阪大院工)麻生隆彬
(阪市大院理)東海林竜也・坪井泰之
(阪大院工)宇山 浩
P21. 同位体顕微鏡観察による高靭性ゲル内への骨再生進展の評価
(北大院生命科学)鈴木裕貴
(北大院先端生命・北大GI-CoRE)野々山貴行
(北大院医学・北大GI-CoRE)王 磊・津田真寿美
(北大院生命科学)木山竜二
(北大GI-CoRE・八木整形外科)安田和則
(北大院先端生命・北大GI-CoRE)龔 剣萍
P22. ポルフィリンを有する四分岐状ゾル-ゲル相転移ポリマーの創製と細胞培養基材への応用
(関西大化学生命工)井手綾香
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文・宮田隆志
P23. 刺激応答性リンクル薄膜を用いたハイドロゲルの接着制御
(阪大院工)加藤雅俊・麻生隆彬・宇山 浩
P24. 運動制御可能な温度応答性分子モーターの創製
(関西大化学生命工)高橋菜保
(北大院総化)栢野健太郎・齋藤あい
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文
(北大院総化・北大院理)角五 彰
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)宮田隆志
P25. ペプチド設計に基づく微小管への分子内包と物性解析
(鳥取大院工)稲葉 央・山本昂久・松浦和則
(鳥取大農)岩崎 崇
(北大院理)Arif Md. Rashedul Kabir・角五 彰・佐田和己
P26. スワーム型ロボットによる物質輸送の時空間制御
(北大院総化)栢野健太郎
(北大院理)ケア ジャキア・コビル アリフ
(北大院理・北大院総化)佐田和己・角五 彰
(関西大化学生命工)葛谷明紀
P27. コアシェルタイプのイオン交換型樹脂の開発とそれを用いた糖質等の溶離挙動(第32報)
(女子栄養大)三友俊一・根岸由紀子
(東大生研)務台俊樹
(城西大薬)井上 裕
P28. 表面にグラフト構造を施した自励振動ゲルの調製および運動機能評価
(東大院)古澤麻実
(POSTECH)金 娟秀
(東大院)松川 滉・秋元 文・吉田 亮
P29. 巨大自己配向ドメインを示す粘土ナノシート液晶物理ゲル
(福岡工大工)加藤利喜・宮元展義
<18:00~19:30>懇親会(東京工業大学生協 第一食堂)
第2日=1月17日(木)
<9:30~10:30>[座長 増田 造]
16. 変形誘起重合反応による「鍛えると成長する」ダブルネットワークゲル
(北大院先端生命・北大GI-CoRE)中島 祐
(北大院生命科学)松田昂大・難波 遼
(北大院先端生命・北大GI-CoRE)龔 剣萍
17. 水素結合を利用した自己修復性ミセル型イオンゲルの創製と高分子ゲル電解質への応用
(横国大院工)玉手亮多・橋本 慧・堀井辰衛
(東大物性研)李 响・柴山充弘
(横国大院工)渡邉正義
18. 高濃度で微粒子を充填した刺激応答性複合ゲルの弾塑性と粘着性制御
(阪大院工)山本達也・麻生隆彬・宇山 浩
<10:30~11:30>[座長 桶葭興資]
19. 液晶性繊維状ウイルスを素材としたゲル膜の調製とその分離機能の評価
(東工大物質・JSTさきがけ)澤田敏樹
(東工大物質)猪俣晴彦・芹澤 武
20. 自律応答型脂質デバイスの創製:温度応答型カチオン性くし形共重合体/ペプチド複合体による生体膜形態操作
(東工大生命)増田 造・落合拓郎・嶋田直彦・丸山 厚
21. 構造転移を示す分子認識ポリペプチドゲルの結合能制御
(関西大化学生命工)金澤正晃・松本和也
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文・宮田隆志
<11:30~12:30>[座長 澤田敏樹]
22. 中性子反射率法によるコンタクトレンズ用ゲル素材の表面構造解析
(メニコン・名工大)伊藤恵利
(メニコン)小原章裕・松下 良
(名工大院)山本勝宏
23. コラーゲンゲルのin situ表面修飾による空間的細胞配置システム
(慶應大院薬)西本泰平
(東大院工)松川 滉
(慶應大院薬)長瀬健一・金澤秀子
(東大院工)秋元 文・吉田 亮
24. しなやかな半立体ハイドロゲル構造体を用いた新規細胞培養系の開発
(産総研創薬基盤・筑波大院グローバル)露久保淳
(産総研創薬基盤)須丸公雄
(産総研創薬基盤・筑波大院グローバル)金森敏幸
<13:30~14:30>[座長 玉手亮多]
25. 空気中での温度応答性ゲルの新応用-吸湿&放水ゲル
(シャープ)崎川伸基
(関西大化学生命工)松本和也
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)宮田隆志
26. 宙吊り高分子ゲル構造デバイスの作製とマイクロマシン応用
(農工大院工)英 祐輝・生田 昂・前橋兼三
27. シリカ微粒子複合による発色エラストマーの調製とその力学物性
(名大院工)三輪英二・渡邉健太・竹岡敬和・関 隆広
(京工繊大院工芸)浦山健治
<14:30~15:50>[座長 小門憲太]
28. 標的分子を認識して自律開閉する分子応答性マイクロゲルバルブの調製
(関西大化学生命工)平山真優・石田瑞希
(農工大院工)庄司 観
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文
(農工大院工)川野竜司
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)宮田隆志
29. Silk fibroin/phenylboronic acid semi-interpenetrating network hydrogels integrated with microneedles patch for glucose-responsive insulin delivery
(神奈川県産技研・東医歯大)陳 思淵
(東医歯大)松本裕子・諸岡由桂
(名大)越智 梢・田中 都
(東医歯大)宮原裕二
(名大)菅波孝祥
(東医歯大・神奈川県産技研)松元 亮
30. マイクロ流路内における微粒子の移動位置制御
(信州大繊維)大浦 舜・渡邊拓巳・湊 遥香
(信州大繊維・信州大ファイバー研)鈴木大介
31. X線回折法を用いた高分子ハイドロゲルの構造解析
(明大院理工)加藤謙一・猶原 諒・深澤倫子
<15:50~16:50>[座長 麻生隆彬]
32. モノマー構造および配列が親水性/疎水性共重合ゲルの温度応答性に与える効果
(滋賀県大院工)西佐小大貴
(滋賀県大工)伊田翔平・金岡鐘局
33. 幅広い温度領域で一定の力学物性を示すハイドロゲルの創製
(北大院生命科学)藤岡慶伍
(北大院先端生命・GI-CoRE)野々山貴行・Guo Honglei
(GI-CoRE)Guo Hui
(北大院先端生命・GI-CoRE)中島 祐・黒川孝幸・龔 剣萍
34. ハイドロゲル微粒子の水中基板上における動的挙動の可視化
(信州大繊維)松井秀介
(名大理)内橋貴之
(信州大繊維・信州大ファイバー研)鈴木大介
<16:50~17:50>[座長 秋元 文]
35. 構造の制御されたハイドロゲルにおける水分子の拡散挙動
(東大院工)藤藪岳志
(東大物性研)Li Xiang
(東大院工)酒井崇匡
36. 臨界クラスターのダイナミックス
(東大物性研)乗富貴子・Li Xiang
(東大院工)酒井祟匡
(東大物性研)柴山充弘
37. インジェクタブルゲルとしてのDNA四重鎖ゲル
(関西大)葛谷明紀
<17:50~18:05>表彰式・閉会の辞
参加要領 1)定員 200名 2)参加費 ①企業・大学・官公庁 7,560円 ②高分子ゲル研究会メンバー 5,400円 ③学生 3,240円 ④名誉・終身・ゴールド・シニア会員 3,240円 3)懇親会費 3,000円 4)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費を1月末日までにご送金ください。当日のお支払いはご遠慮ください。
連絡先 高分子学会 高分子ゲル研究会係


第53回高分子学会北海道支部研究発表会

主 催 高分子学会北海道支部
会 期 1月24日(木)
会 場

千歳科学技術大学本部棟(千歳市美々758-65)

交 通

R千歳駅および南千歳駅から千歳科学技術大学行きの無料シャトルバスで15~20分(時刻表https://www.chitose.ac.jp/info/access.html#minamichitose

発表形式・発表時間 口頭またはポスター発表。口頭発表は、発表12分、質疑応答3分(予定)。
発表申込方法 支部ホームページ(https://spsj.or.jp/branch/hokkaido/event-03/index.php)掲載の発表申込テンプレートに必要事項を記入し、予稿原稿とともにE-mailに添付してお申し込みください。予稿原稿はA4判1枚で作成してください。Wordファイルと、PDFに変換したものを両方お送りください。印刷物はモノクロとなります。
高分子学会学生会員による優れた発表に対し、優秀講演賞・ポスター賞を授与いたします。審査を希望する場合は、高分子学会会員番号を必ず記入してください(入会申込中の方はその旨記入のこと)。
研究発表申込および
予稿原稿締切
2018年12月21日(金)
参加登録・参加費

参加費:学生無料、一般 1,000円
懇親会費:(事前申込)学生 1,000円、一般 2,500円 (当日)学生 1,500円、一般 3,000円 支部ホームページ掲載の申込書に必要事項を記入し、E-mailに添付してお申し込みください。研究室単位でお申し込みいただけますと大変助かります。

事前申込締切 2019年1月11日(金)(これ以後の懇親会申込は、当日料金となる場合がございます)
プログラム
<10:00~17:30>口頭・ポスター発表
<18:00~19:30>懇親会
【特別講演】
「糖鎖と環境」
(地球環境科学研究院 物質機能科学部門 生体物質科学分野 特任教授)坂入信夫
詳細は、支部ホームページをご覧ください。
連絡先 千歳科学技術大学理工学部 平井悠司
E-mail: polycist@photon.chitose.ac.jp
TEL 0123-27-6068


18-1高分子表面研究会

主題=「無機化合物と高分子の接点」-柔らかい高分子で堅い無機物を利用する-

<趣旨> 堅い金属ナノクラスターや無機ナノ粒子は、光半導体や量子物性材料として重要な物質群と位置づけられます。このような堅いナノ微粒子を柔らかい高分子で保護することで、サイズや表面形態・構造制御を行い、すでに各種の物性応用に用いられています。しかし、最近ではこのような微粒子の制御にとどまらず、生物と同じようにバルクの無機化合物の成長を制御しようとする試みが知られてきました。たとえば海底の熱水噴出口に存在するある種の生物では、表皮に硫化鉄の鎧をまとった鱗をもつことが知られています。生体中での無機物の成長過程は、まさに高分子と切り離して考えることはできません。本研究会では、無機化合物と高分子の接点と称して、高分子によるナノ微粒子の物性制御のほか、高分子によるバルクの無機化合物の成長制御や無機化合物による高分子鎖の制御、無機高分子と有機分子との複合材料について研究を行っている先生をお招きして、無機化合物と高分子の界面について注目し、多方面から解説していただきます。多数のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 高分子化学表面研究会
協 賛 日本化学会 日本表面科学会 錯体化学会 応用物理学会(予定)
会 期 1月25日(金)
会 場

東京理科大学森戸記念館 第1フォーラム

交 通

JR総武線、地下鉄有楽町線・東西線・南北線 飯田橋駅下車 徒歩10分、都営地下鉄大江戸線 牛込神楽坂駅 徒歩10分

プログラム
<9:55~10:00>開会の挨拶
<10:00~10:50>
1. 「高分子/無機材料界面の構造と分子運動」
(静岡大学)田坂 茂
<11:00~11:50>
2. 「カーボンナノブラシの材料特性と用途展開」
(日本電気)弓削亮太
<12:00~13:00> 昼食
<13:00~14:00>
3. 「バイオミネラリゼーションに倣いそれを超える無機/有機融合材料の創製」
(東京大学大学院)加藤隆史
<14:10~15:00>
4. 「錯体ナノ空間で高分子を制御する」
(東京大学大学院)植村卓史
<15:10~16:00>
5. 「有機・無機ハイブリッドフォトニックデバイスを目指した材料開発」
(東京理科大学)古海誓一
<16:10~17:00>
6. 「シロキサン-有機ハイブリッドのナノ構造制御と機能化」
(早稲田大学)下嶋 敦
<17:00~17:25>質問コーナー
<17:25~17:30>閉会の挨拶
<17:30~18:30>意見交換会
参加要領 1)定員 80名 2)参加費(税込) ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 2,160円 ④名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 2,160円 ⑤高分子表面研究会メンバー 無料 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費を1月末までにご送金ください。申込受付後、参加証と請求書(希望者のみ)を順次送付いたします。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会>
※振込手数料は申込者にてご負担くださいますようお願いいたします。銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書とさせていただきます。
※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 18-1高分子表面研究会係


18-2超分子研究会

主題=機能性高分子での電荷のやり取り:ナノメータースケールの構造制御

<趣旨> 電子デバイス、蓄電・発電デバイス、表示デバイスなど、機能性高分子材料の応用はますます拡大しつつあります。そのようなデバイスにおいて重要なのは電荷のやり取りです。高分子材料が高度な機能を発揮するためには、電荷のやり取りを円滑に行い、必要な部位に電荷を輸送し、電界を発生させる必要があります。そのためには、機能性部位の凝集構造をナノメータースケールで制御し、分子の機能を高分子中で適切に集積する必要があります。今回の超分子研究会では、電荷のやり取りとナノ構造制御をキーワードに、高プロトン伝導性高分子、バイポーラー電気化学、電気化学機能を有する高分子材料、機能性ソフトマターのナノ構造制御について、優れた研究成果を発表されている先生方から最新の研究成果をご講演いただきます。
主 催 高分子学会超分子研究会
協 賛 (予定)日本化学会、日本液晶学会、応用物理学会有機分子・バイオエレクトロニクス分科会
会 期 1月25日(金)
会 場

中央大学 後楽園キャンパス 3号館3階 3300室(東京都文京区春日1-13-27)

交 通

地下鉄東京メトロ丸の内線・南北線 後楽園駅から徒歩5分
地下鉄都営大江戸線・三田線 春日駅から徒歩7分

プログラム
<13:00~16:20>
1. 組織構造を有する高分子薄膜の構造と高プロトン伝導性
(北陸先端大院マテリアル)長尾祐樹
2. バイポーラ電気化学:電位分布の制御と高分子材料への応用
(東工大物質)稲木信介
3. メゾスコピック構造を有するDNA/Ru(bpy)32+膜による交流電気化学発光の超高速応答化
(東工芸大工)常安翔太
(千葉大院)小林範久
4. 液晶自己組織化を活用するイオンのナノ配列制御と機能開拓
(物材機構)吉尾正史
参加要領 1)定員 90名 2)参加費(消費税込) ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 1,080円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,080円 ⑤超分子研究会メンバー 無料 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費を1月末日までにご送金ください。当日のお支払いはご遠慮ください。お振込をお願いいたします。
連絡先 高分子学会 超分子研究会係


第6回産学イブニングセミナー プレミアム・イブニング

<趣旨> 未来の材料開発を支える若手・中堅研究者・技術者に向けた少数参加型企画<プレミアム・イブニング>を開催します。日頃から抱えている疑問や課題に、トップランナーの先生からアドバイスが欲しい! 先端材料の開発秘話を聞きたい! 企業間の垣根を超えて、ネットワークを作りたい!など参加者が主役のセミナーです。産官学は問いません。奮ってご参加ください。
主 催 高分子学会関東支部
会 期 1月25日(金)
会 場

高分子学会事務局会議室
東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F

交 通

地下鉄有楽町線「新富町」下車7番出口から徒歩7分、地下鉄日比谷線「築地」下車3番・4番出口から徒歩5分

プログラム
<17:00~18:30>講演
フォトニクスポリマーの基礎とIoT社会への展開
(慶応大)小池康博
<18:30~19:30>
自由討論(軽食込)
参加要領 1)定員 15名 2)参加費 7,000円(講演資料・軽食込) 3)申込方法 氏名・所属・連絡先を明記し、E-mailで下記の連絡先までお申し込みください。
・参加者から事前に質問を受け付け、講師にお伝えいたします。また、質問への回答は講演に含めていただきます。
・参加者全員が質疑・討論に参加していただきます。
・講師と参加者の交流が活発になるよう、コーディネータがつきます。
(筑波大 長崎幸夫、NIMS 内藤昌信)
申込先 高分子学会関東支部
E-mail: kantoshibu@spsj.or.jp
連絡先 物質・材料研究機構 内藤昌信
E-mail: NAITO.Masanobu@nims.go.jp


第17回高分子ナノテクノロジー研究会講座

主題=電動自動車に関わるナノテクノロジー

<趣旨> 自動車産業は、燃費削減、自然環境浄化、安全性および乗り心地向上などを指向し、電動自動車の開発を進めており、そのいずれにおいてもナノテクノロジーの貢献が期待できるとされています。なかでも高分子ナノテクノロジーに関しては、国家レベルのプロジェクトが複数進められており、われわれ高分子研究者の活躍がますます重要になってきています。そこで、今回の講座では、内閣府ImPACTプロジェクトの一つとして、大きな注目を浴びている伊藤プログラムの成果を中心に、電動自動車の未来を見据えるための講座を企画しました。多くの方のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 高分子ナノテクノロジー研究会
会 期 1月31日(木)
会 場

産業技術総合研究所 臨海副都心センター別館会議室(11階)

交 通

新交通ゆりかもめ「テレコムセンター」下車徒歩3分、りんかい線「東京テレポート」下車徒歩15分

プログラム
<10:20~11:20>
1. ImPACT伊藤プログラム・コンセプトカー「I to P」の全容
(東大)伊藤耕三
<11:20~12:20>
2. 竹のようにしなやかでタフな車体構造用高靭性樹脂の開発
(東レ)高本達也
<13:30~14:30>
3. モビリティの将来ニーズに応える三井化学の取り組み
(三井化学)太田誠治
<14:30~15:30>
4. 低燃費性と高破壊強度を両立したゴム複合体の開発
(ブリヂストン)角田克彦
<15:40~16:40>
5. より薄く高強度なポリプロピレン系多孔質フィルムの開発
(三菱ケミカル)玉田源典
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 ①企業 14,040円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤高分子ナノテクノロジー研究会メンバー a)企業 10,800円 b)大・官 4,320円 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。参加費は、お振込みをお願いいたします。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行 銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 第17回高分子ナノテクノロジー研究会講座係