本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2019年6月主催行事


第96回千葉地域活動高分子研究交流講演会

主 催 高分子学会関東支部
会 期 6月4日(火)
会 場

千葉大学西千葉キャンパス工学部5号棟105号室
(千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33)

交 通

JR西千葉駅(北口)から徒歩5分

プログラム
講 演
<14:00~15:00>
座長:吉田 伸(ダウ・東レ)
(1)機械学習を活用した分子設計とその展望
(理研)隅田真人
<15:10~16:10>
座長:西野広平(デンカ)
(2)表面グラフト高分子電解質の表面特性とその応用
(工学院大)小林元康
<16:20~17:20>
座長:桑折道済(千葉大)
(3)溶融延伸法による超高分子量樹脂の高性能化・高機能化
(群馬大)上原宏樹
懇親会 17:30~19:20
 
参加要領 1)講演聴講・懇親会ともに当日受付となります。 2)参加費(税込) 高分子学会会員(所属企業が法人会員の場合も含む)・学生 無料 会員外 1,000円 3)懇親会費 一般 4,000円 学生 1,000円(当日徴収)
連絡先 千葉大学大学院工学研究院 桑折道済
TEL 043-290-3393
E-mail:kohri@faculty.chiba-u.jp


19-1高分子入門講座

主題=高分子を知らない技術者のための講座(その1)

<趣旨> 関東支部では高分子の知識を会得するために、高分子基礎講座、高分子アドバンスト講座、分析セミナー等の企画を実施していますが、昨今、大学での高分子関連の講義は減少傾向にあり、高分子にかかわる知識が必ずしも十分でないことが懸念されております。また、そもそも化学を主としていない、機械系や電気系、金属系等を専攻している人たちが技術者として部品設計、材料選定や成形加工、生産現場等で高分子に初めて触れて、高分子の知識が不足していると痛感する場面も多いかと思います。さらには、品質管理や営業・企画の現場でも、高分子の知識があるとないとでは、お互いの理解度が大きく変わってきます。そこで、このような方々を対象とし、基礎講座やアドバンスト講座よりももっとわかりやすい、入門講座を開催することとしました。この入門講座は化学をベースとしているが高分子が専門でない方々、金属や機械など異分野をベースとしており、高分子の知識をあげたい方々、物理をベースとしている方々に対し、年3回の入門講座を行うこととしております。初回は化学を学んだ方々への高分子入門講座を企画しました。講師の先生方もわかりやすい講義を準備しておりますので、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会関東支部
協 賛 色材協会 プラスチック成形加工学会 自動車技術会 電気学会 日本機械学会 バイオマテリアル学会 日本化学会 応用物理学会 化学工学会 日本分析化学会 セルロース学会 日本接着学会 日本ゴム協会(予定)
会 期 6月7日(金)
会 場

筑波大学東京キャンパス文京校舎 134講義室

交 通

丸ノ内線 茗荷谷みょうがだに駅下車「出口1」徒歩5分程度
([112-0012]東京都文京区大塚3-29-1)
下記ホームページを参照してください。
http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html

プログラム
<10:00~12:00>
1)高分子って(高分子全般について)
(東工大)渡邉順次
<13:00~14:45>
2)高分子を作る(重合)
(横国大)大山俊幸
<15:00~16:45>
3)高分子を使う(力学特性)
(東工大)久保山敬一
<16:55~17:15>
4)アンケート、関東支部主催の講座の案内
 
参加要領 1)定員 70名程度 2)参加費(税込) 会員(法人会員、協賛学会会員含む)5,000円 学生会員 3,000円 会員外 8,000円(当日徴収) ※協賛学会に所属する会員の方は高分子学会会員と同一料金といたします。 3)申込方法 関東支部のホームページより、氏名、所属、連絡先(E-mail)、会員番号、協賛学会会員の場合には学会名と会員番号を明記してお申し込みください。事前の参加申し込みは5月24日(金)です。
申込先 高分子学会関東支部 19-1高分子入門講座係
E-mail:kantoshibu@spsj.or.jp


19-1水素・燃料電池材料研究会

主題=エネルギー材料・デバイスの最新動向

<趣旨> 近年、エネルギー利用の電力化が加速しており、一次エネルギーからの電力発生・電力利用の両面においてエネルギーの効率的な利用が課題となっています。エネルギーを有効利用するための一つとして、電力を水素やメタン、アルコールなどの化学燃料に変換し、貯蔵・利用する電力-エネルギーの相互変換技術に注目が集まっており、実現のためには蓄電池や固体高分子形燃料電池、電解合成技術などのエネルギーデバイスが必要になってきます。またこれらエネルギーデバイスにおいて、電解質や触媒などのエネルギー材料は必要不可欠なものであり、さまざまな材料をもちいたエネルギーデバイスに関する技術が研究されています。
  本研究会では、蓄電技術や燃料電池技術、さらには有用な化学物質を電気化学的に合成する技術や、これらエネルギーデバイスの高性能化のための材料開発研究について本分野でご活躍されておられる講師の先生方から最新の課題をご提供いただき活発な討論を行います。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 水素・燃料電池材料研究会
会 期 6月7日(金)
会 場

首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス

交 通

①JR山手線、京浜東北線、総武線「秋葉原駅」より徒歩1分 ②つくばエクスプレス「秋葉原駅」から徒歩2分 ③東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」から徒歩5分 ④東京メトロ日比谷線「末広町駅」から徒歩5分

プログラム
<13:00~14:00>
1.空気極にPtを使用しないレドックスフロー燃料電池
(豊田中研)畑中達也
<14:00~15:00>
2.エネルギーキャリア物質の電解合成
(東工大)山中一郎
<15:10~16:10>
3.リチウムイオン電池に関するご研究(仮)
(上智大)藤田正博
<16:10~17:10>
4.イオン液体中で発現する可逆結合を利用した自己修復性ソフトマテリアル
(物材機構)玉手亮多
参加要領 1)定員 60名 2)参加資格 高分子学会 水素・燃料電池材料研究会メンバー 3)参加費 無料 4)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。受理通知メールを出力して当日受付にてご提出ください。請求書は受理通知のURLをクリックしてください。 5)その他 水素・燃料電池材料研究会メンバーでない方で参加を希望される方は、http://main.spsj.or.jp/c12/enterpdf/materials.pdf にて入会手続き後、お申し込みください。
連絡先 高分子学会 19-1水素・燃料電池材料研究会係


関東高分子若手研究会 2019 春の講演会

主題=空間制御に基づく機能性高分子合成

<趣旨> 近年、付加価値の高い機能性高分子の合成を目指し、その構造や集合状態を自在に制御する技術の開発に注目が集まっています。分子レベルから高次構造に至るまで、さまざまな階層において、分子が形成する場や空間を制御することで、これまでにない高分子材料の合成や、潜在的に有していた機能の発現が期待されます。今回は、異なるアプローチで空間制御に基づく機能性高分子合成を展開されている3名の先生方をお招きし、ご講演いただくこととしました。合成および構造解析などの基礎的な内容から機能化まで、具体的な研究例とともにご紹介いただく予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
会 期 6月8日(土)
会 場

東京大学駒場キャンパス
[153-8902]東京都目黒区駒場3丁目8-1

交 通

井の頭線 駒場東大前駅より徒歩5分
(交通詳細は東京大学ホームページ https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/map02_02.html をご覧ください)

プログラム
講演<13:00~18:00>
開催趣旨説明
1)『精密超分子重合と自己複製反応』
(理研)宮島大吾
2)『触媒空間制御による極性基含有ポリオレフィン合成』
(東大)野崎京子
3)『分子スイッチを活用する高分子合成と物性制御』
(東工大)高田十志和
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) 企業 4,000円 大学・官公庁 3,000円 学生 無料 3)懇親会費 ①企業・大学・官公庁 3,000円 ②学生 1,000円 4)申込方法 下記宛に氏名、所属、連絡先(E-mail)、懇親会出席の有無、領収書の要否(必要な場合は宛名も併記ください)を明記し、お申し込みください。事前参加申込の締切は5月24日(金)です。
申込先 理化学研究所 バイオ高分子研究チーム 曽川洋光
TEL 048-462-9629
E-mail:hiromitsu.sogawa@riken.jp
URL:https://spsj.or.jp/kenkyukai/kantowakate/


第60回茨城地区活動講演会

主題=π共役高分子の創り方、機能の創り方

主 催 高分子学会関東支部
会 期 6月14日(金)
会 場

住友化学 筑波地区研究所
(茨城県つくば市北原6)

交 通

①つくばセンターより弊社シャトルバス利用 30分(13:00発)(一般交通広場内 企業バス乗り場A)タクシー利用 20分 ②研究学園駅より、つくバス利用 40分(12:45発)(S01で作岡シャトルバスに乗車、「北部工業団地中央」バス停で下車、徒歩5分) ③お車 谷田部IC、土浦北ICから30分

プログラム
見学<13:30~14:00>
受付後 1Fショールーム自由見学
 
講演<14:00~17:10>
1)被覆型有機電子素子の合成と応用
(東大)寺尾 潤
2)直接的アリール化重縮合:簡便で環境に優しい高分子半導体合成法の開発
(筑波大)神原貴樹
3)共役系高分子を用いた塗布型有機ELディスプレイ材料の開発
(住友化学)津幡義昭
4)精密重合と定量的な末端官能基化を基盤とする新しい集積型光機能材料の創製
(首都大)野村琴広
懇親会<17:30~19:00>
 
参加要領 1)定員 60名 2)参加費 ①会員・法人会員企業社員・学生 無料 ②非会員 1,000円(税込) 3)懇親会費 ①一般 4,000円 ②学生 1,000円(当日お支払い) 4)申込方法 氏名、勤務先、連絡先、種別(個人会員、法人会員、学生、非会員の別)、懇親会出欠を明記のうえ、E-mailまたはFAXでお申し込みください。 5)申込締切 6月7日(金)
申込先 住友化学 先端材料開発研究所 吉川栄二
FAX 029-864-4748
E-mail:yoshikawae@sc.sumitomo-chem.co.jp


第24回高分子計算機科学研究会講座

主題=高分子材料のための最新シミュレーション法

<趣旨> 高分子材料開発にコンピュータシミュレーションを適用する場合、高分子が有するマルチスケール特性を考慮して、現象を発現するスケールに適した手法を選択する必要がある。たとえば、分子構造レベルで剛性を高めている場合にはnmスケールを扱う分子動力学法が適しているが、複合材料など複数成分の混合物の場合には、フィラーや繊維の分散構造などのμmスケールを扱う連続体描像の有限要素法が適している。つまり、各スケールのシミュレーション手法の特徴や事例をある程度理解しておかないと、自身の研究・開発テーマに対して不適切な手法を選択してしまう恐れがある。しかしながらシミュレーション技術は細分化してきており、それぞれの技術は異なる学会で取り扱われるケースも多く、効率的な学習が難しい事情もある。
  そこで今回の講座では、高分子材料開発に用いられる各スケールのシミュレーション手法の基礎やその応用事例を、各々の分野の第一線で活躍する講師陣に解説いただく予定である。分子レベルのシミュレーションから、樹脂流動中のフィラー分散、複合材料の各種特性など、扱う対象は多岐にわたる。これまでシミュレーションを経験している計算機科学者はもとより、これからシミュレーションを始めたい研究者、技術者の方々が、最新の情報を得られる内容になっている。多くの方々の参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 高分子計算機科学研究会
会 期 6月18日(火)
会 場

東京工業大学大岡山キャンパス 東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール

交 通

東急目黒線・大井町線「大岡山」下車 徒歩1分

プログラム
<10:20~10:30> 開会の挨拶
(高分子計算機科学研究会運営委員長・京大)谷口貴志
<10:30~11:30>
1.金属の局所格子不安定性解析および高分子MDシミュレーションの研究紹介
(岐阜大)屋代如月
<11:30~12:30>
2.代表体積要素モデルを用いた複合材料の特性評価シミュレーション
(富山県立大)真田和昭
<13:40~14:40>
3.溶融混練シミュレーションによる高分子材料のフィラー分散評価
(九大)梶原稔尚
<14:55~15:55>
4.複合材料のマルチスケール非弾性シミュレーション
(筑波大)松田哲也
<15:55~16:55>
5.ナノ構造材料の粗視化分子動力学シミュレーション
(関東学院大)柳生裕聖
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業 14,040円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤計算機科学研究会メンバー(企業 10,800円 大学・官公庁 4,320円 学生 2,160円) 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。
連絡先 高分子学会 高分子計算機科学研究会係


19-1高分子ナノテクノロジー研究会

主題=コンピューターを利用したアロイ・ブレンド・コンポジットの開発

<趣旨> コンピューターの著しい性能向上や解析ソフトウェアの開発により、計算化学によるシミュレーション、マテリアルズインフォマティクス(MI)による解析、さらには人工知能(AI)による課題解決など、コンピューターの利用が材料開発を含む多くの領域で広がっています。高分子材料の開発においては、その特性や挙動を把握するために、高分子特有の構造多様性を考慮する必要があるのみならず、狙った特性を達成するには、ポリマーアロイ・ブレンドやコンポジットなどの複合化技術を駆使することも求められ、要求の高度化や複雑化に対応するためにも、コンピューターの活用範囲の拡大が期待されています。本企画では、ポリマーアロイ・ブレンド・コンポジットの分野におけるコンピューターの利用について、導入に必要な基礎、最新の技術動向や開発トピックスを紹介していただきます。
主 催 高分子学会 高分子ナノテクノロジー研究会
協 賛 日本化学会、応用物理学会、情報処理学会、日本コンピュータ化学会、化学工学会、繊維学会、日本ゴム協会(予定)
会 期 6月24日(月)10:30~16:50
会 場

産業技術総合研究所 臨海副都心センター別館会議室(11階)
([135-0064]東京都江東区青海2-4-7
http://www.aist.go.jp/waterfront/

交 通

新交通ゆりかもめ「テレコムセンター」下車徒歩3分
りんかい線「東京テレポート」下車徒歩15分

プログラム
<10:30~12:30>
1)アロイ・ブレンド・コンポジットのコンピューターシミュレーションの基礎
(産総研)森田裕史
<13:30~14:30>
2)企業におけるマテリアルズインフォマティックスの現状
(旭化成)内 幸彦
<14:35~15:35>
3)アロイ・ブレンドの設計における分子シミュレーションの活用(仮題)
(東レ)山本 海
<15:50~16:50>
4)シミュレーションを利用したゴムコンポジットの材料設計
(防衛大)萩田克美
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤高分子ナノテクノロジー研究会メンバー無料 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。受理通知メールを出力して当日受付にてご提出ください。請求書は受理通知のURLをクリックしてください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 19-1高分子ナノテクノロジー研究会係


19-1高分子基礎物性研究会

主題=精密重合・精密構造解析の新展開

<趣旨> 分子レベルから、ナノ、メゾスケールまで異なる空間スケールにおける高分子構造解析技術が著しく発展しています。精密重合技術の進展とも重なり、緻密に設計された高分子から期待される凝集構造・会合状態の理解、また、構造情報からの分子設計へのフィードバックが、複合材料やデバイスの高度化に大きく貢献しています。本研究会では、精密重合、精密構造解析を駆使する分野でご活躍の先生方をお招きし、分子設計からさまざまな階層における構造を中心に解説していただきます。高分子の設計と構造について関心のある方々のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 高分子基礎物性研究会
会 期 6月25日(火)
会 場

名古屋大学東山キャンパス ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー3F ベンチャーホール
(名古屋市千種区不老町B2-4 TEL 052-789-5447)

交 通

名古屋市営地下鉄 名古屋大学駅下車 徒歩約5分

プログラム
<10:30~11:20>
1.高分子コンポジットの粒子の分散・凝集状態とバルク粘弾性特性
(三重大院工)鳥飼直也
<11:20~12:10>
2.無希釈条件下での閉環反応による環状ビニルポリマーの設計と立体化学
(名工大院工)高須昭則
<13:30~14:20>
3.ガラス状物質の粘弾性効果による延伸誘起密度揺らぎ
(京大化研)竹中幹人
<14:20~15:10>
4.分子構造設計に基づく高分子ミクロ相分離構造の創出と微細加工
(東工大物質)早川晃鏡
<15:30~16:20>
5.新分子設計法が生む複合高分子の新周期・準周期構造
(名大院工)松下裕秀
参加要領 1)定員 50名 2)参加費(税込) ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤高分子基礎物性研究会メンバー 無料 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費用を6月末日までにご送金ください。参加費は、お振込みをお願いいたします。
連絡先 高分子学会 19-1高分子基礎物性研究会係


第90回武蔵野地区高分子懇話会

主題=高分子の生体への適応

<趣旨> 生体は、我々自身を含む最も身近な高分子体です。近年、生体適合というキーワードで産官学にてさまざまな研究や事業開発がなされており、21世紀の最も活性の高い研究分野の一つということができます。生体に関連する高分子の研究開発範囲は大変広いと考えられ、人工器官から食物に至るまでをその範囲に含めてみました。本研究会は、非常に身近な人工器官である眼鏡レンズと、第2の脳とも言われている腸に注目した機能性食品をそれぞれ開発されている先生方にご講演をいただき、生体分野における高分子のさらなる活用や、その期待について考察する時間とさせていただければと思います。
主 催 高分子学会関東支部
会 期 6月26日(水)
会 場

帝人 東京研究センター 第2会議室 (東京都日野市旭が丘4-3-2)

交 通

中央線「豊田」駅北口から、京王バス「平山工業団地循環」に乗車、「平山工業団地」下車 徒歩3分
https://www.teijin.co.jp/about/group-japan/branch-structural-analysis/map.html

プログラム
講演会<13:30~17:00>
 
<13:30>開演
<13:50~14:50>
講演1:眼鏡レンズ用高分子材料について
(HOYA)渡邊 強
<14:50~15:05>休憩
 
<15:05~16:05>
講演2:帝人における“食べる繊維”の開発-腸内フローラに着目した食物繊維の展開-
(帝人)三好孝則
<16:05~16:15>見学班分け、移動
 
<16:15~17:00>帝人100周年記念ホール、構造解析センターのご見学
 
懇親会<17:10~18:30>
 
参加要領 1)定員 60名 2)講演会+見学会 参加費 無料 3)懇親会参加費(税込) 一般 3,000円 学生 1,000円(当日徴収) 4)申込方法 ①氏名、②所属、③電話番号、④E-mailアドレス、⑤懇親会参加の有無を明記のうえ、6月14日(金)までにE-mailで下記連絡先へお申し込みください。
連絡先 第90回武蔵野地区高分子懇話会 佐藤和彦
E-mail:ka.satou@teijin.co.jp


19-1フォトニクスポリマー研究会

主題=高機能透明フィルムと通信・ディスプレイ技術の最先端

<趣旨> 昨今の情報技術の発展と広がりに呼応しながら、それを支える新たなディスプレイ技術、通信技術は新規素材の開発・高機能化とともに常に進化しています。
  今回は、フォトニクスポリマーと異素材との融合による、誘電性、ハイバリア性といった機能発現に始まり、光インターコネクトシステムを含むデバイスへの応用、さらには極小発光素子を用いた空中ディスプレイ技術といった最近注目の幅広いテーマの中から、最前線の研究を進めておられる先生方をお招きしてご講演いただきます。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 フォトニクスポリマー研究会
協 賛 応用物理学会 日本化学会 プラスチック成形加工学会
会 期 6月27日(木)
会 場

慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎シンポジウムスペース
(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1)
https://www.keio.ac.jp/ja/maps/hiyoshi.html 参照

交 通

東急東横線 日吉駅下車(徒歩1分)
※日吉駅に特急は停まりません。

プログラム
<13:00~16:30>
1)ポリマーブラシを利用したディスプレイ材料の創製~高誘電率透明ポリマーフィルムと新規液晶表示モード
(東工大物質)戸木田雅利
2)透明ハイバリア粘土フィルム
(産総研)蛯名武雄
3)シリコン/ポリマー光インターコネクトモジュール~シリコンフォトニクスの高機能化に向けて
(宇都宮大工)杉原興浩
4)空中ディスプレイ向けの飛び回るLED“Luciola”
(東大生産研)高宮 真
参加要領 1)定員 60名 2)参加費(税込) ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 1,080円 ④終身・名誉・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,080円 ⑤フォトニクスポリマー研究会メンバー 無料 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費は6月末までにご送金ください。
連絡先 高分子学会 19‐1フォトニクスポリマー研究会係


第37回高分子表面研究会 基礎講座

主題=表面をつくる・みる・つかう

<趣旨> 高分子表面・界面はバルクと大きく異なる構造および物性を有しており、機能性を有する表面・界面を「つくる」こと、その化学状態や高次構造を「みる」こと、さらに複合材料設計や接着といった産業分野で「つかう」ことが非常に重要です。本講座ではそれぞれの分野の第一線でご活躍の5名の講師の方々をお招きし、理論や基礎原理から最先端技術までわかりやすく講義していただきます。また、講座修了後には講師を囲んだ質問コーナーに加え、高分子表面・界面に関心をもたれる皆様に自由に議論していただけるよう、交流会も用意しております。多数の皆様の参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 高分子表面研究会
協 賛 日本表面科学会 日本分析化学会 日本化学会
会 期 6月28日(金)
会 場

東京理科大学 森戸記念館第1フォーラム

交 通

JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩10分
都営地下鉄 牛込神楽坂駅 徒歩5分、地下鉄 神楽坂駅 徒歩5分

プログラム
<9:55~10:00>開会の挨拶
基礎講座
<10:00~11:00>
1.「表面・界面の基礎」
(阪工大)藤井秀司
表面・界面の基礎である、ぬれ、表面張力、界面張力について、それらの評価方法を含めて解説する。また、高分子表面あるいは界面における重要な現象の一つである接着・粘着現象の発現メカニズムについて概説する。
 
<11:00~12:00>
2.「高分子表面・界面の制御(つくる・つかう)」
(東工大)扇澤敏明
高分子の表面・界面を評価したうえで、それらをどのように制御し、使うかについて解説する。表面や界面で起こる現象をどのように理解し使っていくかについての基礎を紹介し、高分子表面だけでなく高分子混合系や複合材料における界面の制御方法について概説する。
 
<13:00~14:00>
3.「高分子表面・界面を見る分析・評価①:振動分光法と電子分光法」
(東レリサーチセンター)松田和大
高分子表面・界面を分光学的に見る手段として代表的な赤外分光法(FT-IR)などの振動分光法とX線光電子分光法(XPS)を中心に、実用的な各種高分子材料の分析について実例を交えながら基礎から応用までを解説する。また、これら分光法の最新の技術動向についても時間が可能な限り触れる予定である。
 
<14:00~14:05>事務局からのお知らせ
 
<14:05~15:00>
4.「高分子表面・界面を見る分析・評価②:TOF-SIMSとSPM」
(旭化成)菊間 淳
ナノメートルオーダーの極表面の評価手法の中で、面内の空間分解能にも優れる、TOF-SIMSおよびSPMという二つの手法について、基礎から実材料への応用までを述べる。近年注目されているクラスターイオンビームによる深さ方向分析や、局所ナノ物性評価の現状についても実例を交えながら解説する。
 
特別講座
<15:10~16:10>
5.「ポリマーブラシによる表面・界面制御の基礎と応用」
(京大)辻井敬亘
ポリマーブラシが担いうる、ぬれ性、微粒子分散性、特定物質の吸着・分離・輸送特性などの魅力ある表面特性について、エントロピー駆動という観点から解説するとともに、とくに、その柔軟性と超低摩擦性に由来する強靱さ(レジリエンシー)を活用したトライボロジー応用(潤滑機械システム)について紹介する。
 
<16:10~16:40>質問コーナー
 
<16:40~18:00>交流会 2F第3会議室
 
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 ①企業 14,040円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,160円 ⑤高分子表面研究会メンバー (a)10,800円 (b)4,320円 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。受理通知メールを出力して当日受付にてご提出ください。請求書は受理通知のURLをクリックしてください。参加費は、お振込みをお願いいたします。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 高分子表面研究会


第2回神奈川地区講演会

主題=神奈川県の高分子

主 催 高分子学会関東支部
会 期 6月28日(金)
会 場

東海大学 湘南校舎 17号館2階 ネクサスホール
(神奈川県平塚市北金目4丁目1-1)
https://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/shonan/

交 通

・小田急線「東海大学前」駅下車徒歩約15分、または『秦野駅行き』『下大槻団地行き』バス(約5分)で「東海大学北門」下車すぐ
・JR東海道線「平塚」駅下車『東海大学行き』または『秦野駅行き』バス(約30分)で「東海大学正門前」下車徒歩約5分

プログラム
<13:00~13:30>
「2次元ナノ材料としての高分子超薄膜 ~設計・物性・医工学展開~」
(東海大)岡村陽介
<13:30~14:00>
「柔軟で稠密なπ造形システム~Elastic Organic Crystals of π-Conjugated Molecules~」
(防衛大)林 正太郎
<14:00~14:30>
「カタチある共役高分子材料の構造制御と機能開拓」
(慶大)緒明佑哉
<14:45~16:00>
ポスター発表(17号館2階 ネクサスホール)
 
<16:15~16:45>
「液状ガスケットについて」
(スリーボンド)橋本卓宏
<16:45~17:15>
「古河電工の樹脂発泡技術」
(古河電気工業)伊倉幸広
<17:30~20:00> 懇談会
 
参加要領 1)定員 150名程度(先着順) 2)参加費 無料 3)申込方法 氏名、所属を記入し、E-mailにて申し込み(講演会終了後、講師を囲む懇談の場を設けます。詳細はお問い合わせください。) 4)申込締切 6月19日(水)*ポスター発表30件程度募集:ポスター発表を希望される参加者は6月7日(金)までに、参加申し込みと合わせて発表タイトル、概要(200字程度まで)をE-mailにてお送りください。折り返し採用の可否をE-mailで連絡します(先着順)。6月14日(金)までに予稿原稿(A4サイズ1~2枚、書式自由、セキュリティーロックなしPDFファイル)を送付いただきます。ポスター発表のプログラムは6月中旬に高分子学会関東支部ホームページにて公開します。
申込・連絡先 神奈川地区代表幹事
小林典仁(ソニー)
E-mail:Norihito.Kobayashi@sony.com


19-1接着と塗装研究会

主題=接着と塗装に関する最新の法規制

<趣旨> 粘接着剤や塗料業界においても化学物質に関する法規制は改正が行われ、数年前の認識と現在の状況が異なっていることがあります。また、世界的に化学物質への規制と関心が高まっている中、各国で該当する法律の改正や新規制定が行われております。
  本年度第一回目の本研究会では、3年前に開催した法規制に関する講演から変更になった部分も踏まえて、最新事情について研究会を企画しました。化学物質に関する法令に詳しい著名な3名の先生方に、最新の法規制の概要・動向についてご講演をしていただきます。国内外の法規制および対応方法をご認識いただければ非常に嬉しく思います。多くの皆様のご参加を期待いたします。
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会
会 期 6月28日(金)
会 場

東京理科大学森戸記念館 第2フォーラム
(東京都新宿区神楽坂4-2-2)

交 通

JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分
http://www.sut.ac.jp/info/access/kagcamp.html

プログラム
<13:30~14:30>
1.化審法の改正について(高分子を中心に)
(東レリサーチセンター)赤坂和知
平成30年に化審法が改正され、「特例制度の全国数量上限の見直し」と「新しい区分(特定一般化学物質)の導入」について施行されることとなった。今回はおもに高分子について、試験方法、運用ルールの改正内容、その他注意点について説明する。
 
<14:40~15:40>
2.東アジアの化学品法規制について
(日本ケミカルデータベース)和田睦夫
昨今、WSSD2020年目標「化学物質が人の健康と環境への著しい悪影響を最小化する方法で、使用、生産されることを2020年までに達成」に向けて、各国が化学品の法整備を行っている。今回は東アジア(中国、韓国、台湾)での動向について概要を説明する。
 
<15:50~16:50>
3.塗料業界における化学物質規制についての紹介(毒物及び劇物取締法)
(日本塗料工業会)梯 秀樹
塗料産業は多くの化学物質を扱っているがゆえに、関係する法律も多く、一つ一つの物質ごとに必要な規制を順守することは当然のことである。最近では改正が頻繁に行われている毒物及び劇物取締法(毒劇法)をメインに紹介する。
  同業他社の方は遠慮いただく場合もございますので、あらかじめご了承ください。 
参加要領 1)定員 60名 2)参加費(税込) ①企業 3,240円 ②大学・官公庁 2,160円 ③学生 1,080円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,080円(接着と塗装研究会メンバー 無料) 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費用を6月末日までにご送金ください。参加費は、お振込みをお願いいたします。
連絡先 高分子学会 19-1接着と塗装研究会係