本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2019年11月主催行事


第36回医用高分子研究会講座

主題=バイオマテリアル表面の吸着・接着制御技術の研究と実用化

<趣旨> バイオマテリアルの研究において、表面物性を制御することは非常に重要である。近年ではバイオマテリアル表面の水分子の存在量や運動性を制御することで、タンパク質の吸着・非吸着や細胞の接着・非接着を制御できることがわかり、研究に留まらず製品として実用化され始めている。一方、血小板は付着しないが、選択的に特定の細胞が接着できる表面も見いだされており、バイオマテリアル表面の吸着・接着性は、より精密な制御が実現できると期待されている。さらに、抗血栓性に限らず、抗菌性や生分解吸収性を併せもつポリマー、目的細胞だけを接着させ目的以外の細胞を退ける細胞選択性を有するペプチド、体表面へ接着しつつ装用感のないウェアラブルセンサー素材など、用途に応じ、マテリアル表面をより高精度に設計するニーズが高まっている。本講座では、大学の研究者に加え、企業からも広く話題提供いただき、基礎研究から実用化までのバイオマテリアル表面設計の最近の進歩と、持続可能な安全・安心・快適な社会の実現に向け、医工連携や産学官連携を見据えた討議を充実させる一助になることを願い企画しました。医学と工学の境界領域を志向する学生、化学者・工学者、臨床医、企業、専門領域外の方を含め、積極的なご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 医用高分子研究会
協 賛 化学工学会 日本化学会 日本人工臓器学会 日本農芸化学会 応用物理学会 日本DDS学会 日本バイオマテリアル学会 日本薬学会 日本再生医療学会(予定)
日 時 11月8日(金)10:00~17:30
会 場

東京理科大学 神楽坂キャンパス一号館17階大会議室(東京都新宿区神楽坂1-3)

交 通

JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車徒歩10分
http://www.tus.ac.jp/info/campus/kagurazaka.html参照

プログラム
<10:00~10:05>開会挨拶
<10:05~10:55>
1)フッ素系合成高分子による低タンパク質吸着表面設計
(AGC)小口亮平
<10:55~11:45>
2)生分解性や抗菌性を併せ持つ生体親和性ポリマー
(東大院工)福島和樹
<11:45~12:35>
3)ノンファウリング技術の開発と医療材への実用化
(東レ)林 昭浩
<13:50~14:40>
4)再生促進型表面設計を目指した細胞選択的ペプチド
(名大院創薬)加藤竜司
<14:40~15:30>
5)生体適合性高分子を用いたフレキシブル脳活動計測システムの研究開発と脳神経科学/工学への応用
(阪大産研)関谷 毅
<15:45~16:35>
6)リコンビナントペプチドRCPを用いた医療用アプリケーション
(富士フイルム)我妻昭彦
<16:35~17:25>
7)医療機器開発と高分子材料
(テルモ)千野直孝
<17:25~17:30>閉会挨拶
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) 企業 14,300円 大学・官公庁 5,500円 学生 2,200円 名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 2,200円 医用高分子研究会メンバー 企業 11,000円 大学・官公庁 4,400円 3)申込方法 会員Mypageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みののち、参加費を11月末日までにご送金ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会>※振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。 5)受付 受理通知メールを出力して当日受付でご提示ください。※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 第36回医用高分子研究会講座係


超分子研究会・精密ネットワークポリマー研究会 第3回合同講座

主題=Network PolymerとSupramoleculesが織りなす接着の世界~分子間相互作用とネットワーク構造に基づく接着機能の構築~

<趣旨> 現在の私たちの生活において接着剤は欠かすことのできない材料です。ホームセンターなどで購入できる瞬間接着剤から、電子材料や自動車、航空機向けの工業用接着剤、さらには医療用接着剤まで多種多様な接着剤がさまざまな用途で使われています。その接着剤の成分は主として物理的および化学的に架橋した高分子材料であり、それらが被着体界面とのさまざまな相互作用を介することで接着機能が発現しています。そのような観点から、接着剤はまさにネットワークポリマーと超分子化学の両面から成り立っている材料といって過言ではないと思います。以上の背景から、超分子研究会と精密ネットワークポリマー研究会がタッグを組み、接着をキーワードにその高機能化や材料解析などを研究されている5名の講師の方に、最新の研究成果についてお話しいただく合同講座を企画いたしました。本講座で各専門分野の研究者間の交流を通じて新しい接着材料・技術が生まれることを期待しております。
主 催 高分子学会超分子研究会 高分子学会精密ネットワークポリマー研究会
日 時 11月8日(金)10:00~17:05 
講師を囲む交流会 17:10~18:40
会 場

早稲田大学 西早稲田キャンパス55号館N棟1階 大会議室
東京都新宿区大久保3-4-1

交 通

JR山手線・西武新宿線「高田馬場」駅 徒歩20分
東京メトロ副都心線「西早稲田」駅 出口3 徒歩1分

プログラム
<10:00~10:20>開会の挨拶および趣旨説明
<10:20~11:20>
機能性高分子ナノシートの生体組織接着特性ならびにバイオエレクトロニクス基材への応用
(早大)武岡真司
<11:30~12:30>
光で剥がせるライトメルト液晶接着材料の最新展開
(京大)齊藤尚平
<12:30~13:40>休憩
<13:40~14:40>
高強度接着のための結晶性高分子の界面領域制御
(神戸大)松本拓也
<14:50~15:50>
ポリマーブラシの分子間相互作用と分子鎖混合に基づく接着機構
(工学院大)小林元康
<16:00~17:00>
強靭化エポキシ樹脂の架橋密度と耐疲労性
(兵庫県立大)岸 肇
<17:00~17:05>閉会の挨拶
<17:10~18:40>講師を囲む交流会
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業 11,000円 ②大学・官公庁 4,400円 ③学生 2,200円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,200円 ⑤超分子研究会・精密ネットワークポリマー研究会メンバー a)企業 7,700円 b)大学・官公庁 3,300円 3)交流会費 1,000円 4)申込方法 会員Mypageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みのうえ、参加費を11月末日までにご送金ください。 5)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会>振込み手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。 6)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 超分子研究会・精密ネットワークポリマー研究会合同講座係


2nd G’L’owing Polymer Symposium in KANTO(GPS-K 2019)

<趣旨> ポリマーをグローバルに語り尽くす新企画〈2nd G’L’owing Polymer Symposium in KANTO〉を開催します(https://sites.google.com/nano-imaging.org/gps-k2019/)。本シンポジウム中のすべての企画が英語で行われます。研究発表だけでなく、基調講演、最先端研究者や若手新進気鋭の研究者による招待講演を行います。また、企業研究者による企業R&Dを紹介するブースや企業R&D紹介プレゼンで企業がどのように研究開発を進めているかという最先端を知ることができます。国内外の留学生や外国人博士研究員だけでなく、まさに世界で活躍する日本人研究者へのスタートとして、日本人の学生、博士研究員やスタッフの方々の発表を期待しております。アカデミック、企業研究者、産学官どなたもウェルカムです。今回、すべての口頭発表を対象として、参加者全員によるweb投票(smart phoneで投票できます)で、優秀発表者に対してPresentation Awardの表彰を行います。
 グローバルなポリマーワールドが皆さんを待っています。
 ぜひ奮ってご参加ください。
主 催 高分子学会関東支部
共 催 高分子学会関東支部関東地区若手研究会
会 期 11月30日(土)
会 場

東京理科大学葛飾キャンパス([125-8585]東京都葛飾区新宿6-3-1)

交 通

JR常磐線(東京メトロ千代田線)「金町」駅/京成金町線「京成金町」駅下車、徒歩8分

プログラム
基調講演
(名古屋大、ハルビン工程大)岡本佳男
招待講演
(三菱ケミカル)魚津吉弘
(TBM)黒木重樹
(山梨大)奥崎秀典
(東工大)芹澤 武
(東大)眞弓皓一
(東工大)佐藤浩太郎
若手講演
(東工大)石毛亮平
(東工大)石割文崇
(量研)大道正明
(産総研)冨田峻介
(東大)Li Xiang
企業R&Dブース
A0縦長1枚程度をポスターボードに掲載いただけます。また、来客対応用の椅子をご用意いたします。
参加要領 1)すべての講演は、英語での口頭発表(質疑込み15分)を予定していますが、応募者多数の際には、ポスター発表に変更していただく場合がございます。一般口頭発表の中からBest presentation awardを互選により選出し、顕彰いたします。 2)参加費(税込) 一般 6,000円(技術交流会代を含む) 学生 3,000円(技術交流会代を含む) 3)R&D出展料 18,000円 講演会を聴講される場合は、参加費(一般)が必要です。 4)申込方法 下記URLよりお申し込みください。https://sites.google.com/nano-imaging.org/gps-k2019/registration(発表申込締切 10月14日(月) 参加登録締切 11月15日(金)) 5)予稿集締切 11月1日(金)
連絡先 物質・材料研究機構 内藤昌信
E-mail: Kantoshibu@spsj.or.jp
URL:http://spsj.or.jp/branch/kanto/