1999年8月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

August


ゲルワークショップ イン 賢島

主題=基礎科学としての高分子ゲル
<趣旨>フローリー,ストックマイヤーらの研究に端を発する高分子ゲルの研究もおよそ半世紀が過ぎ,さらなる発展が期待されます.新しい世紀を迎えるにあたり,基礎科学の対象としての高分子ゲルの理解を深めるため本ワークショップを企画をしました.
主 催 高分子学会 高分子ゲル研究会
日 時 8月1日(日)13:00〜3日(火)12:00
会 場 大阪商工会議所 賢島研修センター プラージ(三重県志摩郡阿児町神明字寺川原764-165 TEL05994-3-2300 交通:近鉄特急大阪から2時間15分,京都から2時間40分,名古屋から2時間:鵜方駅下車,タクシーで5分,または賢島駅下車,タクシーで3分,徒歩15分)
プログラム
第1日=8月1日
<13:00〜16:00>セッション1:ゲル化現象 1
  1. ゲル化の理論(福井大工)飛田英孝
  2. ゲルの相転移とダイナミクス(名大院工)土井正男
  3. アクチンゲル:ゲル化機構とその力学および浸透圧応答(京大院理)伊藤忠直
<16:00〜17:00>セッション2:ゲル化現象 2
  1. ゲル化と光散乱(群馬大工)窪田健馴[/li>
<19:00〜21:00>
  1. ゲルの弾性破壊および流動破壊(酪農大)中村邦男
  2. PVCゲルのレオロジー(三菱化学)青木雄二
第2日=8月2日
<9:00〜12:00>セッション3:ゲルの構造
  1. 物理架橋ゲルの構造形成機構:ポリビニルアルコールゲルを例として(京大化研)梶 慶輔
  2. 化学架橋ゲルの階層構造とその起源(京大院工)橋本竹治
  3. ゲルの乾燥に伴う物性変化(九大工)原 一広
<13:00〜14:00>
  1. ゾル・ゲル転移と構造:ポリエチレンから澱粉へ(三重大名誉)高橋 彰
<14:00〜18:00>ポスター発表
  1. 発表内容紹介
  2. ポスター展示・発表
<18:00〜20:00>懇親会
第3日=8月3日
<9:00〜12:00>セッション4:電解質とゲル
  1. リン酸基含有高分子電解質ゲルの物性(神戸大工)加藤功一・西田 稔・°中前勝彦
  2. 高分子電解質の物性とダイナミクス(核融合科学研)田中基彦
  3. 感熱性ゲルの体積相転移と電荷の効果(九大院理)前田 悠
参加要領 1)定員60名 2)参加費(銀行振込)(1)会社15,750円 (2)大学・官公庁7,350円 (3)学生3,150円 (4)高分子ゲル研究会メンバー 無料 3)宿泊費(2泊3日の室料,食事代他を含む・参加費と共に銀行振込)(1)会社・大学・官公庁25,000円 (2)学生18,000円 4)申込締切7月5日(月)5)申込方法 申込用紙(392頁)に記入し,お申し込み下さい.宿泊予定日,ポスター題目もお知らせ下さい.参加証は順次お送りします.
申込先 高分子学会 高分子ゲル研究会係

講演・研究発表募集


第89回東海高分子研究会講演会(夏期合宿)

主題=分子設計と材料設計
<趣旨>今日,高分子は先端科学技術を担う材料としてさまざまな高機能化および高性能化がはかられています.本夏期合宿では,新しい高分子材料の開発に結びつく高分子の合成および物性の最近の展開について議論を行い,東海地区の産・官・学の会員間のコミュニケーションが円滑にできる場を提供します.第一線で活躍されている先生方の講演,ならびに参加者によるポスターセッションを企画しています.高分子科学においても分野の細分化が進みつつありますが,本講演会が高分子の周辺領域の学問分野も含めてさまざまな分野の研究者間の溝を埋める機会となるよう,皆様の積極的な参加と活発な討論を期待します.
主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会
日 時 8月6日(金)13:00〜7日(土)14:40
会 場 グリーンホテル三ケ根〔愛知県幡豆郡幡豆町三ケ根山 TEL 0563-62-4111 交通:JR東海道線三ケ根駅下車(名古屋駅から約50分),車で20分,あるいは名古屋から車で約1時間30分.また,事前にご連絡いただければJR三ケ根駅,および名鉄線東幡豆駅までホテルの送迎バスがご利用いただけます.(JR三ケ根駅から車で20分,名鉄東幡豆駅から10分)〕
プログラム
第1日=8月6日
<13:00〜13:10>
挨拶(名工大)山下啓司
<13:10〜16:15>
依頼講演
  1. リビングラジカル重合を用いた汎用高分子へのグラフト重合(名工大)山本勝宏
  2. 有機合成反応から高分子合成反応へ(名大院生命農)野村信嘉
招待講演1 液晶および結晶性ハイドロゲルの構造物性とその機能(北大院理)金子達雄
<16:30〜18:00>
参加者全員でのOHPによる自己および研究紹介
<18:30〜20:00>夕食および懇親会
<20:30〜22:00>
参加者全員でのポスターセッション(既報のものでも簡単なものでも何でも結構です.)
第2日=8月7日
<9:00〜12:00>
招待講演2 構造制御された高分子超薄膜系の創製(鹿児島大工)芹澤 武
依頼講演
  1. アリルニッケル触媒を用いるアレン類の新規リビング配位重合の開拓(名工大)高木幸治
  2. 名古屋市工業研究所の紹介と光収穫系タンパク質の二次元組織化(名市工研)飯田浩史
<13:00〜14:30>
招待講演3 PFGNMR(パルス磁場勾配NMR)法による拡散計測と得られる物質情報(東京水産大)渡部徳子
参加要領 1)定員60名 2)参加費(当日徴集,宿泊・食事・テキスト代を含む) (1)大学・官公庁・会社14,000円 (2)学生6,000円.1日だけあるいは部分的なご参加も受け付けます. 3)申込方法 氏名,勤務先,連絡先,電話番号を明記し,ハガキ,FAXまたはE-mailにてお申し込み下さい.
申込先 [464-8603]名古屋市千種区不老町 名古屋大学大学院工学研究科 物質制御工学専攻第三講座 前田勝浩 TEL 052-789-4667 Fax 052-789-3185
 e-mail: maeda@apchem.nagoya-u.ac.jp

楽しい科学教室

主題=サイエンスの研究現場から
主 催 高分子学会
協 賛 高分子学会中国・四国支部 鳥取大学工学部
後 援 鳥取県教育委員会
日 時 8月7日(土)13:00〜17:00
会 場 鳥取県立県民文化会館(鳥取市尚徳町101-5)
対 象 中学・高等学校の生徒,保護者,教師,および一般市民
演示実験と講話
  1. 光る!色を出す−エレクトロ,フォトルミネッセンス材料(鳥取大工)小林洋志
  2. 色変化−フォトクロミック材料(鳥取大工)木地実夫
  3. イオンの運び屋−固体電解質や高分子電解質(鳥取大工)江坂享男
  4. カニの甲羅からとれる環境に優しい材料−キチン・キトサン(鳥取大工)重政好弘
  5. 酵素は働きもの(鳥取大工)和泉好計
(なお,本事業は平成11年度文部省科学研究費補助金「研究成果公開促進費」研究成果公開発表(B)により開催します)
参加要領 1)定員60名 2)参加費 無料 3)申込方法 往復はがきに氏名,年齢,住所,電話番号,学校,学年,または勤務先を明記しお申し込み下さい.4)申込締切 7月30日(金)
申込先 [680-8552]鳥取市湖山町南4-101 鳥取大学工学部物質工学科 木地実夫 TEL0857-31-5259 Fax 0857-31-0881

14th Summer University in Hokkaido/北海道支部若手の会 ジョイントセミナー

主題=新しい高分子による構造・機能制御
主 催 高分子学会北海道支部 北海道支部若手の会
日 時 8月7日(土)
会 場 青らん荘(札幌市南区定山渓温泉西3-75 TEL 011-598-2101)
プログラム
講師(予定)
(関西大工)大矢裕一,(北大院理)Jianping Gong,(北大院理)山田久里子,(理研)中村史夫ほか
懇親会 7日夕方開催予定
[プログラム詳細は下記にお問い合わせ下さい]
参加要領 1)参加費(宿泊費,懇親会費,要旨集代含む) (1)一般8,000円 (2)学生3,500円 2)申込方法 氏名,勤務先,連絡先,電話番号を明記の上,ハガキまたはE-mailでお申し込み下さい.3)申込締切 定員(50名)になり次代コ/td>
申込先 [060-0810]札幌市北区北12条西6丁目 北海道大学電子科学研究所 分子認識素子研究分野 西川雄大 TEL 011-706-3665 Fax 011-706-4974
e-mail:tnishi@poly.es.hokudai.ac.jp

第9回東海ミニシンポジウム

主題=超臨界流体の利用
<趣旨>超臨界流体は,液体のように物を溶かしやすく,気体のように分子の動きが速く,しかも液滴を生成しないために浸透性が良いという特徴をもっています.この性質を利用して,コーヒー豆から脱カフェインやホップ抽出などが実用化されています.最近では反応や材料製造などの溶媒としても注目され,活発な研究開発が行われています.高分子学会東海支部では高分子を中心として材料に関する最新のトピックスをとりあげ,会員相互の親睦と少人数での活発な討論を目的として,ミニシンポジウムを企画し好評を得てまいりました.今回のミニシンポジウムは,超臨界流体を利用した材料研究の第一線で活躍しておられる研究者を招き,講演および参加者との討論を通じて将来の夢や期待を考える場として企画いたしました.
主 催 高分子学会東海支部
日 時 8月27日(金)
会 場 豊田中央研究所 厚生センターアクタスBホール(愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41-1 TEL0561-63-6627 交通:(1)JR名古屋駅から地下鉄東山線「藤ケ丘駅行」で藤ケ丘駅下車(約25分).藤ケ丘から名鉄バス「長久手車庫行」で長久手車庫下車(約15分).徒歩2分.藤が丘からタクシーで約10分.(2)自家用車でお越しの方は,申込時にご連絡下さい(20台まで駐車場を用意いたします)
プログラム
<10:00〜12:30>
  1. 超臨界流体の利用技術概況(東北大)新井邦夫
  2. 超臨界流体を利用した高分子の発泡技術(広島大)桝岡弘勝
<13:30〜17:00>
  1. バイオマス利用への応用(資源環境研)小木知子
  2. 有機合成および分解(物質研)佐古 猛
  3. 有機・無機複合体合成への応用(豊田中研)福嶋喜章
参加要領 1)定員90名(先着順) 2)参加費(予稿集代含む) (1)会員6,000円,(2)学生2,000円 3)昼食代1,500円(会場周辺には一般食堂がありません.昼食を希望される方はお申し込み下さい.) 4)申込方法 氏名,年齢,勤務先,住所,電話,FAX,会員番号,専門分野と昼食の要否ならびに駐車場の要否を明記し,FAXでお申し込み下さい.参加費および昼食代(希望者のみ)は銀行振込(さくら銀行名古屋支店 普通口座5557774高分子学会東海支部)でお支払い下さい.5)申込締切 8月6日(金)
申込先 [460-0008]名古屋市中区栄2-17-22 中部科学技術センター内 高分子学会東海支部 TEL052-231-3070 Fax 052-204-1469
連絡先 [480-1192]愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道 (株)豊田中央研究所 高橋秀郎 TEL0561-63-3090 Fax 0561-63-5441

第18回無機高分子研究討論会

<趣旨>先端技術によって開発されている新素材や優れた機能を有する複合材料には,無機高分子から構成されているものが多く,今後ますます無機高分子とそれを構成成分とする高性能および高機能材料開発が注目されることは明らかです.このような状況下において,学術研究討論会を企画し,幅広い領域を占める無機高分子の基礎から応用に関する研究成果の発表と情報交換の場を設けました.
主 催 高分子学会 無機高分子研究会
協 賛 (予定)日本化学会 日本セラミックス協会 繊維学会 日本ゴム協会 色材協会 日本粘土学会 耐火物技術協会
日 時 11月11日(木),12日(金)10:00〜17:00
会 場 東京理科大学1号館17F記念講堂(東京都新宿区神楽坂1-3)
討論主題
  1. 特定テーマ[有機-無機ハイブリッドの新展開]

有機-無機ハイブリッドは有機成分と無機成分が分子オーダーで組み合わさって調製される新規な材料であり,有機化合物と無機化合物の特長を兼ね備えた機能性材料として注目されている.今回の討論会では“無機高分子としての有機-無機ハイブリッド”に関して,有機-無機ハイブリッドの調製や機能性付与および機能発現の新手法を中心とする最近の進歩を討論する.

  1. 一般テーマ

(1)含ケイ素ポリマー (2)含リンポリマー (3)セラミックスおよびセラミックスプレカーサー (4)ゾル-ゲル関連化学 (5)無機・有機ハイブリッド材料 (6)ヘテロ元素含有オリゴマーおよびポリマー (7)機能性無機物質(各種顔料,充填剤,電子材料,難燃材,吸着・イオン交換体,触媒など)(8)金属元素含有の高分子材料 (9)その他

研究発表申込締切 7月8日(木)
  1. 形式:口頭発表のみ,既発表内容を含んでもよい.
  2. 時間:a)特定テーマ20分(発表15分,討論5分)b)一般テーマ15分(発表10分,討論5分)3)メディア:OHPのみ 4)申込方法:(1)題目 (2)セッション(特定テーマ/一般テーマ)(3)一般テーマの主題番号 (4)要旨(100字程度)(5)所属・研究者名(発表者に○印)(6)連絡先(所在地・電話・FAX)(7)申込者(氏名・会員番号)を明記し,メールまたはFAXでお申し込み下さい.
なお,プログラム編成は運営委員会にご一任下さい.
要旨原稿締切 10月14日(木)
A4判用紙2枚に(1)目的 (2)方法 (3)結果の順にまとめご送付下さい.
<招待講演:特定テーマで2件,それ以外に1〜2件を予定します>
懇親会 11日(木)研究発表終了後,東京理科大学1号館17階大会議室
申込先 高分子学会 第18回無機高分子研究討論会係 e-mail: ohnishi@spsj.or.jp Fax 03-5540-3737