高分子科学史年表(1839-1854)

高分子科学史年表(1839-1854)

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西暦

日本

世界

科学技術一般

社会一般

西暦

科学

技術

科学

技術

1839

 

 

(仏)A. Payen:木材から繊維素を精製,分離,“Cellulose"と命名

(米)C. Goodyear:硫黄による熱加硫を発見,1844年に特許取得

 

(清)英国と阿片戦争(〜1842)

1839

(日)蛮社の獄

1841

     

(米)C. Goodyear:布入りゴムの特許取得,その後米国のゴム工業が飛躍的に発展

 

(日)天保の改革(〜1843)

1841

1842

   

(英)W. Brockedon:生ゴムの硫黄による変化に対し"Vulcanisation"という言葉を使用

(英)T.W. Hancock:ラテックスによるゴム製品の製造法を開発

(独)J.R. Mayer: 熱力学第一法則を発表

(清)英国と南京条約締結,香港割譲

1842

1843

     

(英)T.W. Hancock:軟質から硬質(エボナイト)に至る各種の加硫ゴムの作製に成功,さらに硫黄のほか各種配合剤を混和する広範囲な加硫法を発明(英国特許取得)

   

1843

1844

   

(英)J. Mercer:アルカリとセルロースとのいわゆる“マーセル化反応”を見出す

     

1844

1845

 

 

(独)A.W. Hofmann:コールタール中からベンゼンを分離,また"Styroloxyd" (1836)の組成はStyrolと同じであることを確認,“Metastyrol"と命名

(英)R.W. Thomson:空気入りタイヤの原型"aerial wheel"の特許出願

 

 

1845

(英)R. Brooman:押出プロセスの特許取得,製造プロセスとしての最初の押出機開発

(英)H. Bewley(Gutta Percha 社):上記押出機を改良してshellac, gutta percha のパイプ製造

(瑞西)C.F.Schonbein:木綿を硝酸・硫酸で処理する硝酸セルロースの工業的製法開発

1846

 

 

 

(英)A. Parkes:塩化硫黄による冷加硫およびさらし粉溶液中で煮沸する屑ゴムの再生法を発明

(独)H. Helmholtz: エネルギー保存則を定式化

 

1846

(英)T.W. Hancock:ゴムを型に入れて製品をつくる方法を考案

1847

 

 

 

(英)J.J. Cravan:初の海底電線用銅線被覆(グッタペルカ・ラム押出機使用)を開発,1851年英仏海峡に初の海底電線敷設

 

 

1847

(米)J.J. Sturgiss:ダイキャストマシン(手動)の特許取得

1850

       

(独)R. Clausius: 熱力学第二法則を発表

 

1850

1851

・川本幸民:“気海観瀾広義”を著わす

 

 

(米)C. Goodyear:エボナイトの特許取得(電気絶縁用)

(仏)J.B.L. Foucault: 振子により地球自転を証明

(英)Londonで第1回万国博覧会開催

1851

(英)F.S. Achen; (仏)G. Le Grey:硝酸セルロースで写真湿式膜板開発

1852

   

(英)E. Frankland:原子価の概念を提出

     

1852

1853

       

(日)江川太郎左衛門:韮山に洋式反射炉着工(完成は1857)

(日)米提督 M. C. Perry 黒船4隻を率いて浦賀に来航

1853

1854

 

・M.C. Perryが将軍に献上した品目に,電信機に付属してゴム被覆電線の名がある

     

(日)下田にて日米和親条約締結

1854

更新日 2000/10/01

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