高分子学会では,高分子年次大会,討論会の活性化を目指して,さまざまな新企画を実施しております。高分子討論会では,討論会参加の意義をさらに高め,充実させる企画として,「フォーカスセッション」を開催します。産業界からの支援企業を募り,高分子の科学技術において今注目されるポイントにフォーカスしたテーマ のもと,約2 時間という短時間で濃厚かつハイレベルな講演ならびに特典を提供していただくことにしました。 第60回高分子討論会では,株式会社クラレ,社団法人新化学技術推進協会のご協力により,以下のような魅力的なテーマでセ ッションを開催していただきます。当該分野の研究開発に興味をおもちの討論会参加者は,最新最先端の情報が得られるこのフォーカスセッションにぜひお越しください。

[日     時]
9月28日(水) 12:00-14:05 株式会社クラレ
9月29日(木) 12:00-14:05 社団法人新化学技術推進協会

[会     場]  岡山大学 津島キャンパス 一般教育棟 4階 A41

[参 加 資 格]  第60回高分子討論会参加者

[参  加  費]  無料

[参 加 特 典]
事前参加登録者には、開催団体からの特典があります。
先着100名にランチボックスを提供します。数に限りがありますので、お早めにお申込みください。
  


[参加登録方法]
事前の参加登録は、7月1日(金)から9月5日(月)までWEBにて受付けます
第60回高分子討論会の参加登録後に、こちら(7/1open!)からお申込みださい。
 事前に登録された方には,予約登録確認書をE-mail で送付しますので,プリントアウトしてご持参いただき,フォーカスセッション会場受付にてご提示ください。フォーカスセッションの受付開始は,プログラム開始30分前の予定です。
 開催当日も会場に余裕がある限り参加を受付けますので,当日参加をご希望の方はフォーカスセッション会場前の受付においでください。ただし,当日参加の方には参加特典はご用意できません。要旨集も準備数限りとなりますのでご了承ください。



機能性高分子がもたらす未来
−ブロックコポリマー材料の新展開・最先端−
supported by  株式会社クラレ
 高分子材料をはじめとする科学技術の進歩により、私たちの生活は豊かにそして快適に なってきています。今、高分子化学の先端領域では技術のさらなる高度化・複合化が進行 しています。そして、それらは近い将来、地球温暖化・環境破壊・高齢化問題など人類が 直面する課題の解決への道筋を示す一助となるものと大いに期待しています。  本セッションでは、精密な構造制御と機能実現の観点から「ブロックコポリマー」を取り上 げます。本領域に第一線で取り組んでおられる方々から最先端の研究状況について ご紹介いただき、またブロックコポリマーの用途展開動向についてご紹介申し上げます。 皆様がブロックコポリマーひいては高分子材料の将来展開について思いを馳せていただ ける場にできればと考えます。多数の方のご来場をお待ちしております。
1. 日 時: 9月28日(水)12:00-14:05
2. プログラム:
総合司会 (株)クラレ つくば研究センター  須郷 望
12 : 00-12 : 05
(1)開会のご挨拶 ((株)クラレ 取締役 執行役員 新事業開発本部長)山下 節生
12 : 05-12 : 35
(2)ブロック共重合体の配向自己組織化によるナノマテリアルの創製
(京都大学大学院 工学研究科)竹中 幹人
12 : 35-13 : 05
(3)自己組織化による有機薄膜太陽電池のナノ構造制御
(東京大学大学院 工学系研究科)但馬 敬介
13 : 05-13 : 35
(4)ブロックコポリマーを用いた燃料電池向け電解質膜
((株)クラレ つくば研究センター)小野 友裕
13 : 35-14 : 05
(5)リビングアニオン重合によるアクリル系ブロックコポリマーの合成と用途
((株)クラレ クラリティ事業推進部)浜田 健一

持続可能社会の実現を推進する高分子の科学と技術
supported by  社団法人新化学技術推進協会
 グリーン・サステイナブルケミストリー ネットワーク(GSCN)は、人と環境にやさしい化学と化学技術を 通じて持続可能な社会を実現する活動の普及を推進しています。持続可能社会の実現のためには、 特に、高分子の科学と技術の果たす役割は大きく、本セッションでは、産業界における高分子分野の GSC推進の最近の優れた事例を紹介し、皆様とともに持続可能社会を考えていきたいと思います。  昼食も御用意しておりますので、多数の方々の御来場をお待ちしております。
*http://www.gscn.net
1. 日 時: 9月29日(木)12 : 00〜14 : 05
2. プログラム:
総合司会 (社)新化学技術推進協会 牛窪 孝
12 : 00-12 : 05
(1)開会のご挨拶 ((社)新化学技術推進協会 事業部長)奥田 潤
12 : 05-12 : 35
(2)家電リサイクルにおける『循環型モノづくり』の実践
(パナソニック(株) 環境本部  資源・化学物質グループ)安尾 典之
12 : 35-13 : 05
(3)水の浄化技術と高分子凝集剤
(ダイヤニトリックス(株) ポリマー開発センター)森 康治
13 : 05-13 : 35
(4)植物由来エンジニアリングプラスチックポリアミド11および
  ポリアミド11系エラストマーの用途展開
(アルケマ(株) 京都テクニカルセンター)宮保 淳
13 : 35-14 : 05
(5)廃プラスチックの処理と再資源化
((社)プラスチック処理促進協会 広報部)神谷 卓司

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第60回高分子討論会