ポリマーフロンティア21

 

 

2005年度 年会費制のご案内



ポリマーフロンティア21



新しい材料、技術、試験法、加工法などに関して具体的なテーマを取り上げ、その可能性を探るセミナー形式の講座です。


2005年度 ポリマーフロンティア21

行 事 名(主 題、趣 旨)

開催日

開催場所


2005-1. ポリマーフロンティア21


2005.4.22(金)


東京大学
山上会館

(東京)

 ナノバイオ
−微細加工・表面とバイオへの応用−

 半導体産業で発展した微細加工技術は、現在、バイオ分野でさらなる発展を始めています。また、細胞やタンパク質などの生体成分はナノレベルの界面物性を識別し、応答します。そこで今回は微細加工、あるいは材料物性を制御しナノレベルでの分子認識やバイオデバイスの作製・応用を進めている先生方から最新のトピックスを交えてご講演いただきます。


2005-2. ポリマーフロンティア21


2005.6.3(金)


東京工業大学
百年記念館

(東京)

 エネルギー関連材料の開発最前線

 環境負荷・温暖化ガス削減、自立分散型さらには水素社会への移行など、エネルギーをとりまく状況は大きく変化していきます。そのなかで、新しいエネルギーデバイスの開発が進められており、そのために必要な材料開発の必要性も高まっています。今回の講演では、デバイスや周辺技術開発の最前線から、材料開発への期待を解説していただきます。


2005-3. ポリマーフロンティア21


2005.9.9(金)


東京工業大学
百年記念館

(東京)

 光を操る高分子・光が操る高分子
−次世代材料の可能性を探る−

 光機能性高分子は、構造の多様性と成型の任意性や軽量性・フレキシブル性・安全性等の特徴からガラスに代わる光学材料として大いに成長し、IT革命を支えるこれら高機能ポリマー材料は日本企業の独壇場となっています。今後さらに伸長を続ける光機能性高分子の次世代を支える基礎研究と応用について、光を操る高分子だけでなく光によって操られる高分子の側面から、最新の研究・開発成果をご紹介いただきます。


2005-4. ポリマーフロンティア21


2005.11.11(金)


東京工業大学
百年記念館

(東京)

 高分子材料の極限性能を探る

 プラスチックやゴムなどの高分子材料は既に身の回りの品々に多数使われています。近年では高分子材料の諸特性を極限まで高めて新たな用途に展開すべく、その分子設計や材料開発が活発になされています。高分子材料が到達できる機械的強度、耐熱性、電気特性、光学特性などの諸特性に関して、最新の研究成果を基に極限性能発現の考え方、現状での到達特性およびその応用例紹介を通じて高分子材料の持つ可能性を探ります。


2005-5. ポリマーフロンティア21


2006.1.16(月)


東京工業大学
百年記念館

(東京)

 微粒子合成の新たな流れと応用展開

 高分子工業で広く応用されてきたポリマー微粒子は、コア・シェル化やハイブリッド化により高機能化・高付加価値化が着実に図られてきました。さらに最近では、機能性粒子の医療分野への応用や粒子の規則的配列によるフォトニック結晶や構造色色材などへの展開も脚光を浴びてきています。今回は微粒子合成・機能化の新たな流れと、ますます多様化する応用展開の現状と可能性について、第一線の研究者からご紹介いただきます。


2005-6. ポリマーフロンティア21


2006.3.17(金)


東京工業大学
百年記念館

(東京)

 進化するエコマテリアル
−環境調和型高分子の最新開発動向−

 地球規模で進む環境破壊に歯止めをかけ、かつ継続的経済発展の足元を支えてくれるエコマテリアルの開発が加速してきている。環境にやさしい材料は、21世紀循環型社会の主役を担う Environment Conscious & Recyclable な高機能材料へと進化し、最近では意外な分野での新しい応用展開に驚かされることも多い。グリーンプラスチック、環境ナノ材料、バイオマスエネルギー関連など、環境調和型高分子開発の最前線から、最新技術の紹介と近未来の動向について解説いただく。