14-6ポリマーフロンティア21
次世代ものづくり技術としての自己組織化・自己修復高分子材料の
最前線 -生物と高分子が示す多様性の接点
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趣旨 |
高分子の相互作用を利用した自己修復や自己組織化技術に注目が集まっています。高分子がもつ多様性を示したものであり、生物多様性とも深く関係しています。生物多様性にはイノベーションにつながる数多くのヒントがかくされており、バイオミメティクスとして世界的な広がりを見せています。新たな学問領域の開拓のみならず、次世代微細加工技術、新機能材料創製、環境・エネルギー問題につながる革新的作製工程の創出など、ものづくり技術のブレークスルーとしても今後の動向が非常に気になるところです。高分子と生物が示す多様性に関連した最先端の研究・技術動向をご講演いただきます。 |
主催 |
高分子学会 行事委員会 |
協賛 |
日本化学会(予定) |
開催日 |
2015年03月13日 10:20〜17:10 |
開催場所 |
東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール
東京都目黒区大岡山2-12-1
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交通 |
東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約1分 |
プログラム |
プログラム(講演順)が変更になりました。 下記、(大阪大学大学院)原田 明先生と(高分子学会)平坂 雅男様の講演が変更となります。
変更前 <10:20-11:20> 1.分子認識による巨視的自己組織化と自己修復 -(大阪大学大学院)原田 明 <15:30-16:20> 5.バイオミメティクスの産業応用(高分子学会)平坂 雅男 詳しくは、下記最新プログラムをご参照ください。 最新プログラム <10:20-11:10> 1.バイオミメティクスの産業応用(高分子学会)平坂 雅男 バイオミメティクスの産業応用に関しては、欧州で活発な動きをみせている。講演では、ドイツやフランスの最近の動向や、バイオミメティクスの国際標準化について紹介する。また、日本における産業化推進の新たな動きについても報告する。 <11:10-12:00> 2.マイクロ流体デバイス技術を使ったモノづくり(東京大学生産技術研究所)竹内 昌治 マイクロ流体デバイス技術は、微小な溶液を使った合成や分析などに応用されているが、生体分子やハイドロゲルなどのソフトな材料を用いるモノづくりへの展開も注目されている。本講演では、この技術を駆使して作ったセンサや生体構造を創薬や医療、環境分野などへ応用する研究例について紹介する。 <12:00-12:20> −名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場− <13:30-14:20> 3.高分子の自己組織化を利用したナノ加工とデバイス応用(東芝)浅川 鋼児 これまでデバイスはトップダウンのリソグラフィで作製されてきたが、要求サイズの微細化とコスト削減から、困難度が上がってきている。このため、高分子の自己組織化を利用したナノ加工が注目されている。この手法の原理とデバイスへの応用を紹介する。 <14:20-15:10> 4.自己組織化を利用した微細構造の生産技術とその応用について(富士フイルム)山崎 英数 水滴の自己組織化を利用して、ハニカム状微細構造を有する高分子フィルムを単一工程で生産できる技術を実用化した。この実用化のポイントとその応用について紹介させていただき、環境にやさしいものづくりの今後の展望について意見交換させていただきたい。 <15:10-15:30> −名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場− <15:30-16:20> 5.分子認識による巨視的自己組織化と自己修復 -(大阪大学大学院)原田 明 最近、自己修復について多大な関心が寄せられている。これは資源やエネルギー、安全安心の問題と深くかかわっている。本講演では分子認識を通した巨視的な自己組織化の発見から自己修復材料の開発を例にとり解説する。 <16:20-17:10> 6.自己組織化を利用した薄膜材料開発事例のご紹介(日本曹達)熊澤 和久 日本曹達では、分子の自己組織化を利用することで、従来では実現困難な構造や機能を発現できる薄膜材料を開発している。本講演では、それらの開発事例について紹介する。 |
受付期間 |
2014年12月17日〜2015年03月12日 |
参加要領 |
参加要領 1) 定員100名
2) 参加費 @企業21,600円 A大学・官公庁10,800円 B学生1,080円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シニア会員3,240円 年会費制会員※1)の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。 a) 会社17,280円 b) 大学・官公庁8,640円 ※1)詳細はhttp://main.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.html をご覧下さい。
3) 申込方法 本サイトよりお申込み下さい。随時、参加証と請求書を送付いたします。
4) 参加費の支払い 請求書到着後9月末日までにお願いします。 銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。 振込先銀行:三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 公益社団法人高分子学会 郵便振替:00110-6-111688 公益社団法人高分子学会
5) その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
申込先 公益社団法人高分子学会 14-6ポリマーフロンティア21係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3770 FAX 03-5540-3737
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