15-2接着と塗装研究会
塗料における分散技術、界面技術について |
趣旨 |
塗膜が被塗物上における意匠付与や保護機能を十分に発揮するには、塗料の主成分である樹脂特性はもとより、構成成分である顔料の特性・分散樹脂や分散剤の配合・分散手段や工程選択などの分散技術が非常に大きな要因となります。 本研究会では、顔料とその分散制御技術の分野でご活躍の先生方をお招きし、顔料の基礎から応用、具体的分散手法、評価方法等を講演していただきます。 媒体中での粒子の散在状態を制御するためのメカニズムや実例と、技術開発動向の知見が多く紹介されることから、接着剤や塗料のみならず、種々の商品開発に向けての応用展開やヒントを得る場として活用いただけたら幸いです。皆様のご参加を期待致します。 |
主催 |
高分子学会 接着と塗装研究会 |
開催日 |
2015年11月06日 13:30〜16:40 |
開催場所 |
日本ペイント株式会社本社・大阪事業所4階ホール
大阪市北大淀北2-1-2 http://www.nipponpaint.co.jp/img/abt/osaka.pdf
Tel:06-6458-1111
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交通 |
JR福島駅、阪急中津駅下車 徒歩15分 |
プログラム |
<13:30−14:30> 1)顔料分散の基礎
(日本ペイント・オートモーティブコーティングス)岩越あや子 塗料の3大役割である保護・美観・機能性付与には、顔料分散状態が大きく影響を及ぼす。本講演では、顔料と媒体の界面状態を如何に制御し、顔料の分散安定化を図るかについて、顔料の分散工程に沿って、実例を交えて解説する。 <14:30−15:30> 2)塗料におけるナノ分散技術の実際
(郷司技術士事務所)郷司 春憲 自動車用上塗り塗料など高外観の塗膜を達成するために塗料工業でも微粒子がナノ領域までナノ分散技術が求められている。微粒子がナノ領域まで分散するためのポイントとして、分散剤・分散機の利用技術について解説する。 <15:40−16:40> 3)プラスチック用酸化チタンを用いた塗料での分散改良について(石原産業)下條 正樹 酸化チタンは白色顔料として幅広い分野で使用されているが、その特性を最大限に発揮させるためには分散性が鍵となる。本講演では、プラスチック用途で分散性付与を目的に用いられる表面を疎水化した酸化チタンについて報告を行う。 ※演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。 |
受付期間 |
2015年09月18日〜2015年11月05日 |
参加要領 |
1)定員60名(定員になり次第、締め切らせていただきます。) 2)参加費 @企業 3,240円 A大学・官公庁 2,160円 B学生 1,080円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,080円 D接着と塗装研究会メンバー 無料 3)申込方法 当サイトからお申し込みの上、参加費を11月末日までにご送金下さい。 参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。 4)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通)1126232 公益社団法人 高分子学会> 郵便振込<00110-6-111688 公益社団法人 高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担下さいますようお願いいたします。 銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただ きます。
※Webでの受付は開催前日11月5日(木)午前までとさせていただきます。以降は下記宛てお問い合わせ下さい。
申込先 高分子学会 接着と塗装研究会係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3771 FAX 03-5540-3737 |