15-1高分子と水・分離に関する研究会および2015年度界面動電現象研究会
不均一な高分子・コロイド界面の物性と凝集 |
趣旨 |
ミクロな界面や分子の状態からマクロな系の性質を予測することは、コロイド界面科学やレオロジーなどの中心的課題です。この課題は生体、材料、環境など多くの問題と関わっています。コロイド粒子の凝集はその理解において鍵となる現象ですが、コロイド界面科学では古典的なDLVO理論を中心に扱われています。一方、界面に高分子が関わると、高分子コンフォメーションの立体的な性質や分子鎖の化学的性質に起因する疎水性、親水性、さらには特異的な化学反応の因子が加わります。実務的には後者の理解と把握は重要で界面のキャラクタリゼーションとして様々な測定手法も検討されています。高分子と水・分離に関する研究会では界面動電現象研究会と共催し、これらの問題について様々な視点から整理し、研究の到達点と今後の動向と展望について勉強する機会を設けることにしました。
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主催 |
高分子と水・分離に関する研究会 共 催 界面動電現象研究会、筑波大学リサーチユニット生物資源コロイド工学、筑波大学 |
開催日 |
2016年03月11日 09:50〜17:30 |
開催場所 |
筑波大学東京キャンパス文京校舎134
文京区大塚3-29-1
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交通 |
地下鉄丸の内線茗荷谷駅下車徒歩5分 |
プログラム |
大島広行先生が、Khwarizmi International Awardの授賞式参加のため 当日にご参加いただけなくなりました。 大島先生の講演資料を、筑波大の足立泰久先生に代講いただきます。
< 9:50〜10:00> 開会挨拶 (界面動電現象研究会)足立 泰久 <10:00〜11:00> 1)DLVO理論とその発展:ハード界面からソフト界面へ (東理大名誉)大島 広行 <11:00〜12:00> 2)ゼータ電位からコロイドの凝集分散を考える:有効性と限界 (筑波大生命環境)小林 幹佳 <13:00〜14:00> 3)感温性高分子の相分離に伴うゼータ電位発生と親水性高分子添加効果 (東工大院理工)佐藤 満 <14:00〜15:00> 4)ポリイオンコンプレックスの凝集 (筑波大生命環境)小川 和義 <15:00〜16:00> 5)誘電緩和法による水溶性高分子が示す水和数の温度依存性 (農工大院農)四方 俊幸 <16:00〜17:00> 6)セラミックス粒子濃厚分散系における高分子および溶媒分子の動的挙動とコロイド振動電流(CVI) (武田コロイドテクノコンサルティング)武田 真一
<17:00〜17:30> 総合討論
閉会挨拶 (高分子と水・分離に関する研究会)松川 真吾
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受付期間 |
2015年10月20日〜2016年03月10日 |
参加要領 |
1) 定員 110名 2) 参加費 @企業 5,400円 A大学・官公庁 3,240円 B学生 2,160円 C名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 2,160円 D高分子と水・分離に関する研究会メンバー 無料 E筑波大学在籍者(職員及び学生) 無料 3) 申込方法 WEBにてお申込の上、参加費を3月11日までにご送金ください。 参加証、請求書(希望者のみ)を順次配布いたします。 筑波大学在籍者は、研究会メンバーの大学個人もしくは学生個人を選択し 通信欄に「筑波大学在籍」と記載してください。 4) 振込先 銀行振込 <東京三菱UFJ銀行 銀座支店(普通) 1126232 公益社団法人 高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人 高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。
※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
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