第38回高分子と水・分離に関する研究会講座
水処理と膜分離の最先端を行く
―膜と水、評価・解析法を1日で理解―
趣旨 現在、国連をはじめとする国際的機関の指導の下に、各国の行政機関、企業、NGO等が連携をしながら、「安価で安定した水の確保」を図るための政策が強力に進められています。海水の淡水化や下水浄化は極めて重要な課題として取り上げられている中で、高分子分離膜を用いた技術はこの中枢を担っております。これまでわが国は優れた膜技術を有して参りましたが、各国の研究開発の進捗は著しく、我が国の優位性が危うくなっております。ここで日本の水処理と膜分離に対する世界に類を見ない高度は基礎科学を改めて見直し、今後の新たな出発の起点にしたいと思います。本講座では「一日でわかった」を実感していただけるように工夫いたしております。このような問題に取り組もうとする企業の開発担当者の方々だけではなくビジネスに従事されている方々、大学や研究機関の皆さま、学生諸君にご満足いただけるものと存じます。多数のご参加をお待ちしております。


主催 高分子学会 高分子と水・分離に関する研究会
協賛 応用物理学会 化学工学会 繊維学会 繊維機械学会 電気化学会 日本化学会 日本食品科学工学会 日本農芸化学会 日本生化学会 日本包装技術協会  日本機械学会 日本鉄鋼協会 日本分析化学会 日本膜学会 日本水環境学会 日本薬学会 プラスチック成形加工学会(予定)
開催日 2016年06月29日 10:00〜17:00
開催場所 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館ディジタル多目的ホール
東京都目黒区大岡山2−12−1

交通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車 徒歩3分
(http://www.titech.ac.jp/about/campus/index.html参照)
プログラム セッション1 ―最先端膜研究の現状と将来―
10:00〜11:40 1)世界の膜研究の最先端―水処理から再生エネルギーまで―
       (東工大名誉)谷岡 明彦
セッション2 ― 高分子と水の評価 ―
12:40〜13:30 2)水処理用機能材における評価分析の技術動向
       (オルガノ) 津田 晃彦
13:30〜14:20 3)イオン交換膜における水中のイオン拡散挙動の評価技術
       (旭化成)橋本 康博
14:20〜15:10 4)水が絡んでできる繊維中での剛直高分子の結晶軸の配向決定
       (東洋紡) 北河  享
セッション3 ― 分離膜の評価 ―
15:20〜16:10 5)分離膜の構造評価
       (日東分析センター)長尾 竜平
16:10〜17:00 6)各種分離機能膜の最新分析評価について
       (東レリサーチセンター)大塚 祐二
受付期間 2016年04月15日〜2016年06月28日
参加要領 1) 定員 100名
2) 参加費(税込)
  企業14,040円,大学・官公庁5,400円,学生2,160円
  名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シニア会員2,160円
  高分子と水・分離に関する研究会メンバー 企業10,800円、大学・官公庁4,320円
3) 申込方法
  Web申込の上、参加費を6月末日までにご送金ください。
  参加証、請求書(希望者のみ)を順次配布いたします。
4) 振込先
  銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 公益社団法人 高分子学会>
  郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人 高分子学会>
  ※振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。

申込先
   高分子学会 高分子と水・分離に関する研究会講座係
    〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
    電話 03−5540−3771  FAX 03−5540−3737

※Webでのお申し込みは6月28日(火)午前までとさせていただきます。
 以降は上記宛お問い合わせください。