16-2接着と塗装研究会
塗膜における表面改質
趣旨 長期の耐久性をもち種々の効果を発揮する、超親水および超撥水性の機能性材料は、塗料や接着を含め様々な生活用品や衣料、また、自動車のフロントガラスやミラー、建造物の外壁や窓ガラス、医療分野など広く利用されています。最近では、ディスプレイ用機能性フィルム、太陽電池、燃料電池、といった、エレクトロニクスや新エネルギー分野への応用展開も試みられ、関心を集めております。
本研究会では各分野での超撥水・超親水材料の研究開発状況・応用展開例等についてご紹介いただき、忌憚のない意見を交換することで、今後さまざまな産業に貢献できる超撥水・超親水材料について学ぶ機会を設けました。ここから、さらなる研究開発や応用展開へのヒントが出てくれば非常に嬉しいことです。多くの皆様の参加を期待いたします。
主催 高分子学会 接着と塗装研究会
開催日 2016年11月18日 13:30〜16:50
開催場所 東京理科大学森戸記念館 第2フォーラム
新宿区神楽坂4-2-2
http://www.sut.ac.jp/info/access/kagcamp.html
Tel:03-5228-8110
交通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分
プログラム <13:30−14:30>
1)エアコン用熱交換器の親水化処理
(日本ペイント・サーフケミカルズ)水野 晃宏
自動車用、家電用エアコンの熱交換器表面処理に求められる主な機能は親水性であるが、それ以外にも要求事項がある。本発表では親水性はもとより、自動車用では耐臭気性、家電用では耐汚染性についての開発動向について報告する。
<14:40−15:40>
2)建築塗料の低汚染化技術と水性艶消し塗料への応用
(関西ペイント)井上  剛
「建築物の美観維持の観点から塗膜への低汚染性付与は重要である。低汚染機能を発現するメカニズムとそれが塗膜へ及ぼす影響について、水性艶消し塗料への応用事例と共に紹介する。
<15:50−16:50>
3)Roll to Roll製造可能な動的撥液性コーティングフィルムの設計と評価
(リンテック)廣永 麻貴
微細凹凸形状に頼らずに高い動的撥液性を示す材料として、ゾル-ゲル法を用いた有機-無機ハイブリッド材料が報告されている。我々は本技術を基に、Roll to Roll製造可能な動的撥液性コーティングフィルムを検討中である。本講演ではコート材料の設計および評価方法について報告する。

※演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
受付期間 2016年09月08日〜2016年11月17日
参加要領 1)定員60名(定員になり次第、締め切らせていただきます。)
2)参加費 @企業 3,240円
      A大学・官公庁 2,160円
      B学生 1,080円
      C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,080円
      D接着と塗装研究会メンバー 無料
3)申込方法
      当サイトからお申し込みの上、参加費を11月末日までにご送金下さい。
      参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。
4)振込先
      銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通)1126232 公益社団法人 高分子学会>
      郵便振込<00110-6-111688 公益社団法人 高分子学会>
      振込手数料は振込人にてご負担下さいますようお願いいたします。
      銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただ
      きます。

※Webでの受付は開催前日11月17日(木)午前までとさせていただきます。以降は下記宛てお問い合わせ下さい。

申込先
      高分子学会 接着と塗装研究会係
      〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
      TEL 03-5540-3771  FAX 03-5540-3737