16-5ポリマーフロンティア21
高機能ゲル・タフポリマーの研究最前線 -高分子らしさの追求と次世代につなげる夢- |
趣旨 |
ソフトマテリアルは、今や、化学、繊維、食品、化粧品、医療、自動車といった幅広い分野に活躍の場を広げています。ソフトマテリアルの代表格である「ゲル」の世界では,刺激・環境に迅速に応答するもの、ゴムのような弾性力を有するもの、自己修復機能を持つもの、電気を通すもの、柔らかいのに強靭なもの、動くものなど、従来の常識を覆すような機能性材料が続々と開発されています。ゲルのみならず高分子らしさが顕著に現れるソフトマテリアル「しなやかなタフポリマー」に関わる研究で発見された魅力を最先端材料創製につなげる試みをご紹介いただきます。 |
主催 |
高分子学会 行事委員会 |
協賛 |
日本化学会(予定)他 |
開催日 |
2017年01月23日 10:20〜17:30 |
開催場所 |
東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール
東京都目黒区大岡山2-12-1
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交通 |
東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約1分 |
プログラム |
講演順が変更になりました。 変更前 <10:20-11:20> 1.しなやかなタフポリマーの実現を目指して (東京大学大学院)伊藤 耕三 <11:20-12:10> 2.医用応用を目指したハイドロゲルの基礎研究 (東京大学大学院)酒井 崇匡 <12:10-12:30> −名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場− <13:30-14:20> 3.動的共有結合を利用した自己修復性・力学応答性高分子材料 (東京工業大学)大塚 英幸
上記、講演順が下記に変更となります。ご承知おきください。
<10:20-11:10> 1.動的共有結合を利用した自己修復性・力学応答性高分子材料(東京工業大学)大塚 英幸 平衡系の共有結合を利用することで、高分子の分子鎖交換や切断された分子鎖の再結合を実現できる。本講演では、動的共有結合化学を利用した自己修復性・力学応答性高分子材料の設計について、最近の研究成果を紹介する。 <11:10-12:00> 2.医用応用を目指したハイドロゲルの基礎研究(東京大学大学院)酒井 崇匡 ハイドロゲルを生体内で用いるためには、ハイドロゲルの生体内におけるライフサイクル全体を考慮する必要がある。そのためには、様々な物性を独立に制御することが可能な系を作製することが重要となる。本発表では、その様な系を実現するための方法論について議論する。 <12:00-12:20> −名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場− <13:20-14:20> 3.しなやかなタフポリマーの実現を目指して(東京大学大学院)伊藤 耕三 内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)伊藤プログラムでは、しなやかでタフなポリマーの実現を目指して、我が国を代表する産業とアカデミアが密接に連携した研究開発を行なっている。その成果を紹介するとともに、ImPACTという新しい国家プロジェクトの仕組みについても解説する。 <14:20-15:10> 4.巨視的に配向した無機ナノシートを内包するヒドロゲルの構造と物性(理化学研究所)石田 康博 酸化チタンナノシートの水分散液に強磁場を印加した後、分散液をゲル化することにより、ユニークな機械的特性・変形特性・光学特性を示すヒドロゲルを開発した。その物性の起源、ならびによりタフな材料を得るための指針について概説する。 <15:10-15:30> −名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場− <15:30-16:20> 5.超分子構造を導入したタフポリマーによるポリマー高性能化(東レ)小林 定之 ポリマー材料に、分子結合部がスライド可能な超分子構造を組み込むことで、加えられた力を分子レベルで分散させ、硬さ、強さを保ちつつ、衝撃を受けても壊れにくい新材料が得られる。ポリマー材料におけるタフ化の実例を基に、その発現機構に迫る。 <16:20-17:10> 6.導電性粘着ゲル(テクノゲル)の特徴と用途事例(積水化成品工業)羽鳥 貴顕 テクノゲルは粘着性と導電性を併せ持つハイドロゲルである。これらの特徴を制御することで、医療・ヘルスケアをはじめ様々な用途の材料として展開してきた。本発表ではテクノゲルを使った用途事例について紹介する。 <17:10−17:30> −名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場− |
受付期間 |
2016年10月05日〜2017年01月20日 |
参加要領 |
参加要領 1) 定員100名
2) 参加費 @企業21,600円 A大学・官公庁10,800円 B学生1,080円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シニア会員3,240円 年会費制会員※1)の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。 a) 会社17,280円 b) 大学・官公庁8,640円 ※1)詳細はhttp://main.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.html をご覧下さい。
3) 申込方法 本サイトよりお申込み下さい。随時、参加証と請求書を送付いたします。
4) 参加費の支払い 請求書到着後1月末日までにお願いします。 銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。 振込先銀行:三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 公益社団法人高分子学会 郵便振替:00110-6-111688 公益社団法人高分子学会
5) 本講演会につきまして、キャンセルを3日前までの午前中とさせて頂きます。 あらかじめ、ご了承ください。
6) その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
申込先 公益社団法人高分子学会 16-5ポリマーフロンティア21係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3770 FAX 03-5540-3737 |