医用高分子研究会・高分子ゲル研究会 合同講座
医用材料としてのゲル 〜基礎から実用まで〜
趣旨 ウェットでソフトな次世代マテリアルとして様々な機能性高分子ゲルが研究され、医療に応用する動きも活発化しています。求める性能の実現には、理論に基づく設計が不可欠です。性能達成から、さらにそれを実用化するには、認可や普及、製造や流通の管理などの高いハードルをクリアしなくてはなりません。実際、その実用化の例が多くないのが現状です。
そこで今回の研究会講座は、初めての試みとして、高分子ゲル研究会と医用高分子研究会の共同で開催、基礎研究及び応用・実用化それぞれの第一線でご活躍される方々をお招きしてお話を伺います。力学特性、拡散特性、構造形成・解析などに関するわかりやすいチュートリアルから、新しいゲル材料の医療応用、おなじみの商品の製品化における課題解決の事例紹介まで、研究推進、新規企画に役立つヒント満載です。学部学生・大学院生からプロの研究者・エンジニアまで、多数のご参加をお待ちしております。

主催 高分子学会  医用高分子研究会 高分子ゲル研究会
開催日 2017年11月09日 10:20〜19:00
開催場所 東京工業大学蔵前会館ロイアルブルーホール
目黒区大岡山2−12−1

交通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車 徒歩1分
(http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/access/index.html参照)
プログラム 10:20〜10:25 開会挨拶

10:25〜11:05 1)ゲルの基礎:ゲルとゾルのレオロジー
                  (名古屋大)増渕 雄一

11:05〜11:45 2)ゲルの基礎:構造と物性
                  (山形大院理工)古川 英光

11:45〜12:25 3)ゲルの基礎:透過と拡散の制御
                  (東大院工)吉田  亮

13:25〜13:50 4)ゲル材料の医療応用の現状
                  (関西大化学生命工)柿木佐知朗

13:50〜14:30 5)Tetra-PEGゲルの医療応用
                  (東大院工)酒井 崇匡

14:30〜15:10 6)新しい創傷被覆材「プラスモイスト®」の開発と製品化
                  (瑞光)倉田 修平

15:15〜15:55 7)ゲルで喉を守る「らくらく服薬ゼリー」の開発と新規市場開拓
                  (龍角散)福居 篤子

15:55〜16:35 8)ナノゲルの医療応用
                  (京都大院工)秋吉 一成

16:35〜17:15 9)in situ ゲル化による組織修復と再生
                  (九大名誉)松田 武久

17:15〜17:20 開会挨拶

17:30〜18:50 ミキサー

受付期間 2017年06月23日〜2017年11月08日
参加要領 1) 定員 100名 
2) 参加費(税込) 企業 14,040円  大学・官公庁 5,400円  学生 2,160円
     名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シ二ア会員 2,160円
     (医用高分子研究会/高分子ゲル研究会メンバー
          企業10,800円、大学・官公庁4,320円)
3) ミキサー費(税込) 1,000円
4) 申込方法 WEBにてお申込の上、参加費を11月末日までにご送金ください。
      参加証、請求書(希望者のみ)を順次配布いたします。
5) 振込先
  銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普)1126232 公益社団法人高分子学会>
  郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会>
  振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。

  ※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

問合先 高分子学会 医用高分子研究会・高分子ゲル研究会 合同講座係
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
TEL03-5540-3771 FAX03-5540-3737