17-4ポリマーフロンティア21
将来のディスプレイデバイスと高分子材料 |
趣旨 |
最近、ディスプレイは「身につける」「窓を活用する」「空間で立体視する、触感を得る」等、従来のテレビやスマートフォンの様な用途とは異なるアプリケーションへの展開が期待されています。このような期待に応えるべく、軽量で加工しやすく、様々な機能を付与しやすい高分子を駆使したディスプレイが提案されています。本企画では将来のディスプレイデバイスにつながる高分子材料の最先端の研究についてご紹介いただきます。 |
主催 |
高分子学会 行事委員会 |
協賛 |
応用物理学会他 |
開催日 |
2017年10月24日 10:20〜17:20 |
開催場所 |
東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール
目黒区大岡山2-12-1
Tel:03-5734-3737
|
交通 |
東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約1分 |
プログラム |
<10:20−11:10> 1.将来の立体表示技術:光線再生か波面再生か? (東農工大)高木 康博 スーパーハイビジョン後に立体テレビ放送の実用化が予定されている。将来の立体表示方式として、光線を再生するライトフィールドや超多眼などの光線再生型と、光の波面を再生するホログラフィーである波面再生型のふたつが研究されている。それぞれの原理と違いについて説明する。 <11:10−12:00> 2.ナノ構造制御による光学フィルムの高機能化(反射防止から透明スクリーンまで) (JXTGエネルギー)西村 涼 フィルムの光学特性は、材料の分子構造や配向状態と不可分とされているが、光の波長サイズのナノ構造を導入することによりバルク材料にはない光学特性が発現する。弊社で開発している透明スクリーン等いくつかの応用事例を紹介する。 <12:00−12:20> −名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場− <13:20−14:10> 3.フレキシブル液晶ディスプレイの超柔軟化技術 (東北大)藤掛英夫、石鍋隆宏、柴田陽生 プラスチック基板を活用したフレキシブルディスプレイは、電子ディスプレイの自由度を飛躍的に拡大する。特に液晶方式は、大面積パネル作製や動作の安定性確保に有利であり、本講演ではその研究開発動向と超柔軟化技術を解説する。 <14:10−15:00> 4.円偏光発光する高分子の開発 (北大)中野 環 発光性残基とキラル基を併せ持つ種々の高分子を合成し、高分子構造の工夫により円偏光発光が実現することを見出した。加えて、円偏光をキラル源として、円偏光発光性高分子を調製することにも成功している。 <15:00−15:20> −名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場− <15:20−16:10> 5.触質感発現のメカニズムとコントロール (山形大院)野々村 美宗 モノの手触りは皮膚内に存在する触覚受容器によって検知される。本講演ではヒトがモノの触質感をセンシングするメカニズムを紹介するとともに、これをコントロールし、化粧品・医療・自動車用樹脂材料に応用した技術を紹介する。 <16:10−17:00> 6.メタロ超分子ポリマーを用いたエレクトロクロミック表示デバイス (物材研)樋口 昌芳 メタロ超分子ポリマーは、金属イオンと有機配位子が交互に繋がった構造を有する超分子型ポリマーである。本講演では、メタロ超分子ポリマーの優れたエレクトロクロミック特性と、それを用いた表示デバイスについて紹介する。 <17:00−17:20> −名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場−
|
受付期間 |
2017年06月19日〜2017年10月23日 |
参加要領 |
1) 定員100名 2) 参加費 @企業21,600円 A大学・官公庁10,800円 B学生1,080円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シニア会員3,240円 年会費制会員※1)の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。 a) 会社17,280円 b) 大学・官公庁8,640円 ※1)詳細はhttp://main.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.html をご覧下さい。 3) 申込方法 本サイトよりお申込み下さい。随時、参加証と請求書を送付いたします。
4) 参加費の支払い 請求書到着後10月末日までにお願いします。 銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。 振込先銀行:三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 シヤ)コウブンシガツカイ 郵便振替:00110-6-111688 シャ)コウブンシガツカイ
5) 本講演会につきまして、キャンセルを3日前までの午前中とさせて頂きます。 あらかじめ、ご了承ください。
|