2006年度有機ELシンポジウム
有機EL素子の最前線 |
趣旨 |
97年に小型の有機ELの実用化が始まり、約9年経ちました。当初はモノカラーのパッシブ型でしたが、エリアカラー、フルカラーへと進化し、現在ではTFT基板を用いたアクティブ型も一部実用化が始まりました。パネルに関しては、今後さらに大型化、高性能化して大型薄型テレビへの応用や、白色有機ELの照明への応用も期待されています。材料開発も進み、今では10万時間を越える寿命も報告されはじめました。真空蒸着で成膜する低分子系と塗布により成膜する高分子系に大別できますが、素子特性は低分子系が一歩リードする状況が続いています。 本シンポジウムでは、主に海外でご活躍の講師をお招きし、材料からデバイスまで、各分野の状況や将来展望について講演いただきます。低分子系では、実用化が広がる蛍光材料の現状、今後の発展が期待されるリン光材料の開発状況、高分子系では材料開発の現状から、最近開発された高性能化手法など、幅広いトピックスをカバーし、今後の研究活動の動機付け、方向付けの一助となることを目的として企画しました。 多数のご参加をお待ちしています。 |
主催 |
高分子学会 有機EL研究会 |
開催日 |
2006年10月20日 10:00〜17:00 |
開催場所 |
タワーホール船堀(江戸川区総合区民ホール) 5F 小ホール
東京都江戸川区船堀4-1-1 http://www.towerhall.jp/
Tel:03-5676-2211
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交通 |
都営新宿線「船堀駅」下車1分 |
プログラム |
<10:00 - 10:45> 1) Recent Progress in OLEDs (Yamagata University)Junji Kido <10:45 - 11:30> 2) Recent Progress in Polymer LEDs (Cambridge Display Technology)Jeremy Burroughes <13:00 - 13:45> 3) Approach to Explore Carrier Injection at Organic-Metal Interfaces: Displacement Current Measurement and Photoelectron Yield Spectroscopy (Chiba University)Hisao Ishii <13:45 - 14:30> 4) Blue Phosphorescent Materials for OLEDs (BASF)Peter Erk <14:30 - 15:15> 5) High Power Efficiency OLEDs with p-i-n Structure (Technical University of Dresden)Karl Leo <15:30 - 16:15> 6) Charge Transport Polymers for OLEDs (University of Washington)Alex Jen <16:15 - 17:00> 7) High Efficiency Polymer LEDs (UCLA)Yang Yang |
受付期間 |
2006年08月02日〜2006年10月19日 |
参加要領 |
1)定員280名 2)参加費 @企業 13,650円 A大学・官公庁 5,250円 B学生・ゴールド・シルバー 2,100円 C有機EL研究会メンバー a)企業 10,500円,b)大学・官公庁 4,200円 3)申込方法 Webでお申し込み後、参加費を10月末日までにご送金下さい。 参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。 4)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 (社)高分子学会> 郵便振込<00110-6-111688 (社)高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担下さいますようお願いいたします。 銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。
問合せ先 (社)高分子学会 2006有機ELシンポジウム係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3771 FAX 03-5540-3737
※Webでのお申し込みは10月19日(木)午前までとさせていただきます。以降は上記宛お問い合わせ下さい。 |