第24回医用高分子研究会講座
先端メディカルポリマーに求められる機能 |
趣旨 |
医用高分子研究は、先端医療機器や新規薬剤の実現を目指し、人工臓器、医療用デバイス、ドラッグデリバリーシステムなどの多岐にわたる分野において展開されてきました。高度に階層的でかつ相補的な生体反応を克服しながら、それぞれの医療機能を発現していくには、機器や薬剤の開発時点での創意工夫だけではなく、素材そのものに由来する処々の課題を克服することが要求されており、科学的探究と社会貢献の両面から、現時点においても、多くの研究者による挑戦が続いています。こうした、先端医療におけるパラダイムシフトの鍵を握っている医用高分子によるブレークスルーを展開するためには、科学的視点で見た高分子設計のロジックから応用的視点から見た医療機能のパフォーマンスまでを十分に俯瞰した上で、新たな機軸のもとで研究を推進することが不可欠です。また、改めて高分子側あるいは生体側から見た医用高分子における基礎を正しく理解し、その上で最新の研究動向について把握する必要があります。産官学を問わず、広く医用高分子研究に従事している方々や日頃から医用高分子に高い関心を持っている方々にご参加頂き、明日の医用高分子研究を先導する叡智を養って頂くことを願っています。 |
主催 |
高分子学会 医用高分子研究会 |
協賛 |
日本化学会 日本人工臓器学会 日本農芸化学会 日本バイオマテリアル学会
日本薬学会(協賛依頼中)
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開催日 |
2006年11月20日〜2006年11月21日 |
開催場所 |
東京大学 山上会館 大会議室
文京区本郷7-3-1
Tel:03-3818-3008
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交通 |
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html参照 |
プログラム |
第1日=11月20日(月) <10:00〜 17:20> 「メディカルポリマーの機能T」
はじめに
10:00〜11:00 1) 表面の機能T:生物学的 (理化学研究所) 伊藤嘉浩 11:00〜12:00 2) 集合・分解の機能T:ナノゲル (東京医科歯科大学) 秋吉一成 13:10〜14:10 3) 表面の機能U:物理化学的 (東京医科歯科大学) 岸田晶夫 14:10〜15:10 4) 集合・分解の機能U:生分解性高分子 (国立循環器病センター研究所) 山岡哲二 15:20〜16:20 5) 複合化T:金属材料と高分子 (東京医科歯科大学) 塙 隆夫 16:20〜17:20 6) バルクの機能T:ゲル (関西大学) 宮田隆志
第2日=11月21日(火) <9:30〜 16:50>「メディカルポリマーの機能U」
9:30〜10:30 7) 形状の機能T:三次元・微粒子 (慶應義塾大学) 藤本啓二 10:30〜11:30 8) 形状の機能U:二次元平面 (東京理科大学) 大塚英典 12:40〜13:40 9) 形状の機能V:ナノファイバー (物材研生体センター) 小林尚俊 13:40〜14:40 10) 複合化U:セラミクスと高分子 ‐骨組織修復材料の現状と展望 (名古屋大学) 大槻主悦 14:50〜15:50 11) バルクの機能U:物質透過性 (首都大学東京) 川上浩良 15:50〜16:50 12) バルクの機能V:刺激応答性 (東京理科大学) 菊池明彦
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受付期間 |
2006年09月01日〜2006年11月16日 |
参加要領 |
1) 定員 100名 2) 参加費 企業 27,300円 大学・官公庁 9,450円 学生/ゴールド・シルバー 3,150円 (医用高分子研究会メンバー 企業22,050円、大学・官公庁7,350円) 3) 申込方法 学会HPよりお申込いただき、参加費を11月末日までにご送金ください。 参加証、請求書(希望者のみ)を順次配布いたします。 4) 振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 (社)高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 (社)高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。
※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
問合先 高分子学会 第24回医用高分子研究会講座係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL03-5540-3771 FAX03-5540-3737 |