第21回高分子エレクトロニクス研究会講座
有機エレクトロニクスの基礎、評価、プロセス、応用まで |
趣旨 |
白川、MacDiarmid、Heeger博士のノーベル賞受賞や近年の有機ELデバイスへの期待感から、有機エレクトロニクスの第二勃興期がスタートしたかのように思える。これまでの歴史の中で、有機低分子材料から、ファインカーボン材料、導電性高分子まで、数多くの魅力的な有機エレクトロニクス材料が見出され、それに適したプロセスが開発され、さらにはナノ領域まで構造制御が行われるようになった。それは同時に、未踏領域を切り開く契機となり、現在様々な応用展開が報告されるようになった。 本研究会は一度初心に立ち返り、有機エレクトロニクス全般を概観することで、有機エレクトロニクスの将来を見据え、さらに新しい発想を創造する端緒としたいと考えた。このような趣旨から、本講座は、特にこれから有機エレクトロニクスの研究・開発を企業や研究機関で行う若手研究者や学生を対象とし、この分野の基礎から理解を深め、研究開発の指針を導き出すことを目的とする。 |
主催 |
高分子学会 高分子エレクトロニクス研究会 |
協賛 |
応用物理学会、化学工学会、画像電子学会、電気学会、電気化学会、電子情報通信学会
日本印刷学会、日本化学会、(予定)
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開催日 |
2006年11月29日〜2006年11月30日 |
開催場所 |
上智大学中央図書館棟9階921会議室
千代田区紀尾井町7-1
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交通 |
JR中央線、地下鉄丸ノ内線・南北線とも「四谷駅」下車 徒歩5分 |
プログラム |
第1日=11月29日(水) <10:00〜 17:15> 10:00〜11:00 1)21世紀の基盤技術となる有機エレクトロニクス −背景、現状、展望− (阪大特任)吉野勝美 11:00〜12:00 2)共役ポリマーと液晶で奏でる高分子エレクトロニクスの「詩」 (京都大学)赤木和夫 13:00〜14:00 3)有機薄膜トランジスタにおけるチャネル電流と 変位電流の同時計測 (東工大)真島 豊 14:00〜15:00 4)TOF法による電気伝導評価と伝導の素過程 (東芝)西沢秀之 15:15〜16:15 5)インクジェット法による有機デバイスの作製 (セイコーエプソン)川瀬健夫、柄澤潤一 16:15〜17:15 6)溶液プロセスで作製する有機トランジスタとその性能 (産総研)○星野 聰、鎌田俊英
第2日=11月30日(木) <10:10〜 17:15>
10:10〜11:00 7)有機半導体のイメージセンサへの応用 (NHK技研)相原 聡 11:00〜11:50 8)有機FETの最近の動向と単一電子トランジスタ (情報通信研究機構)久保田徹 12:50〜13:40 9)有機ホログラム材料とそのメモリへの応用 (NTTフォト二クス研究所)森 裕平 13:40〜14:30 10)有機半導体の光・電子機能と応用 (信州大繊維)○市川 結、谷口彬雄 14:30〜15:20 11)有機光電変換膜を積層したCMOSイメージセンサー (富士写真フィルム)高田俊二 15:35〜16:25 12)次世代有機薄膜太陽電池の最新動向 (新日本石油)内田聡一 16:25〜17:15 13)有機サイリスタ:新しいエレクトロニクスの提案 (早稲田理工)寺崎一郎
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受付期間 |
2006年09月01日〜2006年11月27日 |
参加要領 |
1) 定員 100名 2) 参加費 企業 27,300円 大学・官公庁 9,450円 学生/ゴールド・シルバー 3,150円 (高分子エレクトロニクス研究会メンバー 会社22,050円、大学・官公庁7,350円) 3) 申込方法 下記申込用紙に記入し、FAXまたは郵送にて送付の上 参加費を12月末日までにご送金ください。 参加証、請求書(希望者のみ)を順次配布いたします。 4) 振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 (社)高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 (社)高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。 ※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
問合先 (社)高分子学会 第21回高分子エレクトロニクス研究会講座係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL03-5540-3771 FAX03-5540-3737
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