第57回医用高分子研究会
ナノバイオのための核酸・タンパク質・細胞操作
趣旨 ナノバイオ時代を迎えて治療や診断に革新的な進展が期待されている。ナノバイオの発展には生体の機能の効率的利用が欠かせない。そのためには核酸・タンパク質などの生体分子や細胞の機能を損なうことなく、利用目的にあわせて巧みに操作・改変する方法論が必要となる。さらには、それらとともに用いられる医用材料にも、生体成分が充分に機能発現する場の提供や、生体成分に不足する機能を補填する工夫が求められる。本研究会では、ナノバイオへの展開を目指し核酸、タンパク質および細胞の操作に関与している研究者を講師に迎え、個々の研究領域の最先端について研究者自身の最新の研究成果も含めてお話を伺う。さらに新しい治療や診断デバイスを構築するために求められる医用材料とその設計法について議論する場を設ける。若手研究者、大学院生、企業研究者各位にとって、当該領域の基礎的知見から最新動向までを得られる機会である。
主催 高分子学会 医用高分子研究会
協賛 日本化学会・日本人工臓器学会・日本薬学会 ・日本バイオマテリアル学会・日本DDS学会(予定)
開催日 2007年03月07日 10:20〜16:55
開催場所 東京工業大学百年記念館フェライト会議室
東京都目黒区大岡山2-12-1

Tel:03-5734-3331
交通 東急目黒線または東急大井町線 「大岡山駅」下車、徒歩約1分  (http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayama-campus-j.html 参照)
プログラム 講演順が一部変更になりました
10:20〜11:05 1. 核酸を操るバイオマテリアル設計
          (九州大学先導物質化学研究所)丸山 厚
11:05〜11:50 2. 細胞機能制御を目指した自己組織化材料の設計
          (北海道大学電子科学研究所)田中 賢
12:50〜13:35 3. 遺伝子工学によるバイオマテリアルの合理的設計
          (京都大学再生医科学研究所)加藤功一
13:35〜14:20 4. 人工タンパク質を用いたナノマテリアル構築
          ((財)癌研究会 癌研究所)芝 清隆
14:20〜15:05 5. 多目的RNAナノセンサー・モジュレーターの開発
          (東京大学医科学研究所)中村義一
15:20〜16:05 6. 生細胞を用いた人工臓器・組織を製品化するテクノロジー
          (ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング)畠 賢一郎
16:05〜16:50 7. ナノバイオデバイスの設計と応用
          (北陸先端科学技術大学院大学)民谷栄一

受付期間 2007年01月01日〜2007年03月06日
参加要領 1) 定員 60名 
2) 参加費 企業 5,250円、大学・官公庁 3,150円、学生・ゴールドシルバー2,100円
      医用高分子研究会メンバー 無料
3) 申込方法 WEBからお申込の後、参加費を3月末日までにご送金ください。
       参加証、請求書(希望者のみ)を順次配布いたします。
4) 振込先  
    銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 (社)高分子学会>
    郵便振替<00110-6-111688 (社)高分子学会>
    振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。

※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。