07-3ポリマーフロンティア21
ゲル・イノベーション |
趣旨 |
ゲルは、食品、吸水材、芳香剤、ソフトコンタクトレンズなどに広く用いられている古くから知られた身近な材料です。ところが近年、電気を通すゲル、動くゲル、刺激に応答するゲルなど、従来の常識を覆すような高機能ゲル材料が精緻な分子設計により次々と生み出され注目を集めています。このような新しいゲル材料とそのサイエンス、これらが拓く電子材料や医療材料などへの応用についての最新の動向を第一線の研究・開発者の方々に紹介いただきます。 |
主催 |
高分子学会 行事委員会 |
協賛 |
(予定)日本化学会 |
開催日 |
2007年09月07日 10:20〜17:30 |
開催場所 |
東京工業大学百年記念館フェライト会議室
東京都目黒区大岡山2-12-1
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交通 |
東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約1分
http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayama-campus-j.html
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プログラム |
<10:20〜11:20> 1.総論:ゲルの新しい機能性材料としての展開 (東京大学大学院工学系研究科)吉田亮 近年のゲルサイエンスの進展に伴う新しいゲルの機能創出に関する研究(運動、物質輸送・放出、情報変換・伝達、分子認識機能など)を総括する。
<11:20〜12:20> 2.ゲルの構造と相転移転移現象 (東京大学物性研究所)柴山充弘 ゲルの膨潤・収縮挙動、体積相転移、変形挙動などはゲルの網目構造や高分子と溶媒との相互作用などと密接に関係している。そこで、こうしたゲルの特徴的な巨視的物性を、ゲルの構造解析から得られた知見をもとに微視的観点から説明する。
<13:20〜14:20> 3.高分子とイオン液体からなる溶液およびゲルの性質 (横浜国立大学大学院工学研究院)渡邉正義 イオン液体というイオンだけから成る液体が新しい溶媒として注目されている。本講演では、高分子の溶媒としてのイオン液体さらにこれを担持したゲルの基礎的性質と新材料としての展開を展望する。 <14:20〜15:20> 4.高分子ゲルの階層的構造制御による機能化 (名古屋大学大学院工学研究科)竹岡敬和 近年、高分子ゲルなどのソフトマテリアルに"自己配列""自己集合""パターン形成"といった自己組織化現象を融合することにより構築される高機能マテリアルが次世代の先端技術として注目されつつあります。今回は、高分子ゲルへの階層構造導入による機能化についてお話し致します。
<15:30〜16:30> 5.バイオマテリアルとしての刺激応答性ポリマー・ゲル (鹿児島大学大学院理工学研究科)青柳隆夫 刺激応答性材料の応用例として多いのはドラッグデリバリーシステムや再生医学をはじめとするバイオ領域での有効利用である。本講演では刺激応答性高分子の応答挙動の詳細な解析も含めて、バイオマテリアルとしての応用例を概説したい。
<16:30〜17:30> 6.高分子ミクロゲルの開発と化粧品への応用 (資生堂)曽我部敦 化粧品の使用感触を支配する因子として、増粘剤は非常に重要な原料である。我々はミクロゲルが使用感触に優れていることを見出し、化粧品用増粘剤として最適な構造の高分子ミクロゲルを開発した事例を紹介する。
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受付期間 |
2007年06月15日〜2007年09月05日 |
参加要領 |
1) 定員100名 2) 参加費 @企業21,000円 A大学・官公庁10,500円 B学生・ゴールド・シルバー3,150円 年会費制会員の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。 a) 会社16,800円 b) 大学・官公庁8,400円 3) 申込方法 WEBにてお申込ください。随時、参加証と請求書を送付いたします。 4) 参加費の支払い 請求書到着後9月末日までにお願いします。 銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。 振込先銀行:三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 社団法人高分子学会 郵便振込:00110-6-111688 社団法人高分子学会 5) その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
申 込 先 (社)高分子学会 07-3ポリマーフロンティア21係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3770 FAX 03-5540-3737
※Webでのお申し込みは9月6日(木)午前までとさせていただきます。 以降は上記宛お問い合わせ下さい。
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